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平野が中国・陳に完敗

2017.06.23 Vol.693

 卓球の荻村杯が6月14?18日の日程で東京体育館で行われた。世界選手権個人戦銅メダルの平野美宇は女子シングルス準々決勝で中国の陳夢に0?4で完敗した。

 アジア選手権では中国選手3人を破り頂点に立った平野だったが、見事にやり返された格好。「中国に追いついたかなと思ったけど、やっぱり強かった…」と話した。

 アジア選手権後、中国は平野のコピー選手を4人作るなどして研究を重ねてきた。平野は下回転のサーブに苦しみ満足な攻撃すらできなかった。「サーブレシーブもミスがないしラリーもついてこられる」。ほぼ無抵抗で苦杯をなめた。

新生K-1初のたいさま大会 アラゾフが第2代王者 野杁がゲーオ破る

2017.06.23 Vol.693

 新生K-1初のさいたまスーパーアリーナ大会となった「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN?第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント?」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)は超満員札止めの8000人の観衆を集め行われた。

 トーナメントではチンギス・アラゾフが優勝し、第2代王者となった。

 アラゾフは1回戦の中島弘貴戦から異次元の強さを発揮。左の多彩な蹴りとヒザ、そしてパンチのコンビネーションで中島に付け入るすきを与えない。最後は左の飛びヒザと左ショートアッパーで2度のダウンを奪いKO勝ち。準決勝は日本の日菜太を判定で破った、Krush王者のジョーダン・ピケオーを右フック1発で1RKOとほぼノーダメージで決勝進出。

 反対のブロックから決勝に上がったのは日本の城戸康裕。城戸は準決勝で昨年敗れたサニー・ダルベックに雪辱を果たすなど、こちらも2連続KOと絶好調の仕上がり。

 1Rからジリジリとした緊張感あふれる攻防が続く中、1R終盤にアラゾフが先制のダウンを奪う。ここまでの2試合で絶対的な強さを見せつけてきたアラゾフとあって、会場にあきらめムードが漂ったが、城戸は2Rに狙い澄ました左ストレート1発でダウンを奪い返しポイントをイーブンに戻したが、アラゾフは3Rに2度ダウンを奪い、判定ながら文句なしの勝利を収めた。

6・18 K-1 野杁がゲーオ破り王座獲得 武尊KO勝ち 小澤は西京に敗れる

2017.06.19 Vol.692

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で2大タイトルマッチが行われた。

 スーパー・ライト級はゲーオ・ウィラサクレックに野杁正明が挑戦。延長にもつれ込む熱戦の末、野杁が判定で勝利を収め、第2代王者に輝いた。

 1Rからゲーオが手数で上回る。パンチで局面を打開したい野杁だが、パンチでもゲーオが先手を取る厳しい展開。2R以降も先手を取るのはゲーオ。しかし押し込まれながらも野杁は左のローで反撃。ゲーオの右足の裏は大きく腫れ上がった。それでもキックの威力に衰えはないゲーオ。勝利を確信したゲーオが3Rを流しにかかるが、そこで野杁のポイントとなったか、3R終了後の判定は2人がドローで延長に。

 この日のゲーオは本戦中からややホールディングが目に付いた。延長でも警告を受けるなど印象が悪かったか、延長では2人が野杁を支持し、野杁が際どい判定をものにした。

6・18 K-1 アラゾフが第2代Sウェルター級王座獲得

2017.06.19 Vol.692

「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で行われたトーナメントの決勝で城戸康裕とチンギス・アラゾフが対戦。アラゾフが3-0の判定で勝利を収め、第2代王者となった。

 城戸は1回戦でイギリスのルーク・ウィーランと対戦。1Rからプレッシャーをかけてコーナーに追い詰め強烈なパンチを放つウィーランに城戸は右ローで応戦。徐々にローを効かせると今度はヒザをボディーに叩き込む。城戸は下がるウィーランを追ってなおもヒザをボディーに打ち込み、2R終了間際にダウンを奪う。3Rになってもダメージの残るウィーランに城戸は右ローで左足を破壊すると左ミドルから右フック。下がるウィーランを追いかけパンチの連打を放つとウィーランは戦意喪失しダウン。そのまま立ち上がれず、城戸がKO勝ちした。

 準決勝は廣野祐を2RTKOで下したサニー・ダルベックと対戦。昨年11月に対戦しKO負けを喫している城戸が今回は1R2分28秒、KOで勝利を収め雪辱を果たした。

 距離をとって戦う城戸は左ローから右ジャブのコンビネーションを見せると、ダルベックの右足のヒザ上に強烈な前蹴り。この一撃で右足を痛めたダルベックは右足をつけない状態に。そこにローの連打でダウンを奪うとダルベックは立ち上がることができず、城戸がほぼノーダメージで決勝に勝ち上がった。

6・16 SB 新旧エース対決は海人が鈴木に1RTKO勝ち

2017.06.17 Vol.692

 立ち技系格闘技シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2017 act.3」(6月16日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた鈴木博昭vs海人戦で海人が1R2分18秒、ドクターストップによるTKO勝ち。新旧エース対決と銘打たれた一戦を制し新時代の扉を開けた。

 実績的には大抜擢となる海人に対し、SB世界スーパーライト級王者の鈴木にとってはリスクしかないマッチメーク。しかし挑まれた以上は受けて立つのが王者の宿命。

 前日計量の会見で両者がヒジありに合意したため急きょヒジありルールに変更。これが勝負を分けた。

 鈴木は前戦で山口裕人にこのルールでKO勝ちしており「問題ない」という考えだったが、ヒジありルールは身長で上回る海人に有利に働いた。

 1R序盤、海人は左フックから鈴木のガードのすき間から右の縦ヒジを叩き込み、鈴木の額をざっくりと切り裂く。即座にドクターチェックが入り一度は続行したものの、続く攻防で再度出血。2度目のドクターチェックでストップがかかった。

 まさかの展開に鈴木はガックリとひざまずく。

是永瞳、「TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に任命

2017.06.14 Vol.692



 オスカー所属の是永瞳が6月14日、都内の会場で『TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー』の任命式に出席した。

 大分県出身の是永瞳は、昨年開催された『第一回ミス美しい20代コンテスト』でグランプリを受賞。今回、2020年に開催される東京五輪における『TOKYO2020 オリンピック空手スペシャルアンバサダー』に就任した。任命式では、全日本空手道連盟 笹川堯会長より任命証を授与。今後は同アンバサダーとして空手をPRしていく。

 小さい頃から負けず嫌いで、強くなるために空手を習い始めたという是枝。
『第1回ミス美しい20代コンテスト』時に公約としていた空手道参段を取得している。

 是枝は「ミス美しい20代コンテストの時に空手のオリンピックアンバサダーになりたいと思っていました。本当になれるとは思っていなくて、最初はピンと来なかったんですが時間の経過と今日の任命を受けて本当なんだと認識しました。多くの人に空手道を伝えたいと思います。また料理が好きなので、空手の合宿で料理などの栄養面でのサポートもしてみたいと思っています。また可能かわかりませんが、選手と一緒に練習もしてみたいです」とコメント。今後も空手を世界に広めるために積極的にPRしていくことを約束した。

9・8「Krush.80」 卜部功也が再起戦 メーンは軍司vs隆聖の-53kg王座決定戦

2017.06.14 Vol.692

 Krushが14日、都内で会見を開き「Krush.80」(9月8日、東京・後楽園ホール)の一部対戦カードと出場選手を発表した。

 今年2月に行われた「K-1 WORLD GP初代ライト級王座決定トーナメント」の1回戦でゴンナパー・ウィラサクレックと対戦し判定で敗れた卜部功也が再起戦に臨む。対戦相手は後日発表されるが海外の強豪選手が予定されている。

 功也は会見で「試合が決まってうれしい。ゴンナパー選手にハイキックでアゴを折られ、気持ちも少し折れていたんですが、K-1やKrushの試合を見ていくうちに早くリングに上がりたい、戦いたいという気持ちが強くなった。今は本当にやる気に満ちていて、とにかく暴れ回りたい」と挨拶。そしてゴンナパー戦後は「練習しようと思っても気持ちが入らなかった。1~2カ月は心が折れていた。こういうことを言うのは初めてなくらい気持ちが折れていた。でもファイターなので戦わないといけないし、男なら必ずリベンジしなければいけないと思った。アゴの状態が良くなってくると気持ちの部分も良くなってきて、心身ともに調子が良くなって練習にも身が入るようになった。今はフィジカルも強くなった。倒せる卜部功也を見せたいと思っているので期待してほしい」とこの間の苦悩と試合に向けての思いを語った。

「一度はK-1の頂点に立ったが、K-1という山はどんどん高くなっている。僕が頂点にいた場所は今では七合目くらいになっているんじゃないかと思う。どんどん山は高くなって、頂点にいたと思ったら取り残されると思ったので、やはり止まってはいけない。進まないといけない。登らなければいけないという感じ」と今の状況を見つめ、今後については「この試合に必ずKOで勝ち、またK-1のリングに上がって、今度はゴンナパーとウェイ・ルイの2人に挑戦したいと思っている。次の試合(6月大会で2人が対戦)でどちらが勝つかは正直どうでもいい。いずれ2人ともやってやろうと思っている。ゴンナパーは必ずやってやりたいですし、ウェイ・ルイとも必ずやることになると思う。どちらかに挑戦して勝って必ずチャンピオンベルトを巻きたい」と話した。

7・7SB「Girls S-cup 2017」でRENAがMMAデビュー戦の相手と再戦

2017.06.13 Vol.692

 日本シュートボクシング(SB)協会が6月13日、都内で会見を開き「Girls S-cup 2017」(7月7日、東京・TDCホール)の第1弾となる対戦カードが発表された。

 これまで同大会はトーナメントが軸となっていたのだが今回はワンマッチでの開催となる。

 SBの絶対女王RENAは2015年大晦日のRIZINで総合格闘技(MMA)デビューした際の相手であるイリアーナ・ヴァレンティーノとSBルールで対戦する。RENAの妹分でSB日本女子ミニマム級王者のMIOはハンナ・タイソンと対戦。こちらは昨年大晦日にRENAとMMAルールで戦った相手。

 RENAは前回の対戦では鮮やかな飛びつき腕十字で勝利を収めているのだが、今回の対戦について「1回やった相手にはあまり興味はわかないんですが、今回はSBルールということで前回とは違ったところを見せられると思う。前回は注目度の高い試合だったのでイリアーナ選手のことは一般の方も知っていると思う。知らない選手とやるよりみんなが知っている選手とやるほうがはるかに注目度が高くなる。そういう素晴らしい選手とGirls S-cupという注目度の高い試合で対戦させていただけるのは、シュートボクシングを広めたい私にとってはありがたい機会をいただけたと思う」と話した。

 MIOは「去年の年末にRENAちゃんと戦ったハンナ選手と戦えるということですごくワクワクしています。打撃がしっかりしている選手なので100%打ち合いになると思う。血が飛び交うような激しい試合をするので注目してほしい。(RENAは)三日月蹴りできれいに倒していたので、それ以上の勝ち方を目指して頑張りたい」と話した。

 今回のGirls S-cupは「女子格闘技を盛り上げたい」という目標のもとシュートボクシングとRIZINががっちり協力態勢を敷いて開催されるとあって、会見には榊原信行RIZIN実行委員長も登壇。榊原氏は「女子だけで興行を組むというのはRIZINにとってもいつの日か実現させたい夢ではあるが、それを9回も開催していることに敬意を表したい。RENA選手に代表される女子格闘技のさらなる未来のためにRIZINもなにか協力ができることがあればということで、今回の話となった」と経緯を話した。

 そのRIZINへの参戦についてはMIOは「ここでしっかりいい勝ち方をしてアピールしたい。私も女子格闘技を盛り上げていきたい」と話した。

 またRIZINで活躍中のギャビ・ガルシアがSB初参戦を果たすことも合わせて発表された。

7・30RIZIN 那須川vs才賀は1Rキック、2R総合のMIXルール

2017.06.12 Vol.692

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが6月12日、都内で会見を開き「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント 1st ROUND -夏の陣-」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)のスペシャルワンマッチ「那須川天心vs才賀紀左衛門」をMIXルールで行うことを発表した。

 1Rはキックボクシングルール(キックボクシンググローブ着用、ワンキャッチワンアタックまで可)、2RはMMAルール(オープンフィンガーグローブ着用)の5分×2R。インターバルは90秒で、決着が付かない場合はドローとするが、試合中にイエローカードが出た場合はその枚数の差により一方を優勢勝ちとするというもの。

 会見では榊原信行RIZIN実行委員長が「ルールを選手や試合に押し付けるのではなく、ファイター同士の決闘が一番生きるルールは何かなということを考えた。ひとつのルールに押し込んで、このルールでしかやらないというのは他のプロモーションにお任せして、RIZINは常に果し合い、決闘をテーマにその選手たちのポテンシャルや思いが一番試合で生きるルールを追求したいと思っている。那須川天心は日本の格闘技界の宝。いろいろな可能性があるので小さくまとめたくない。枠からはみ出ること上等で大きく羽ばたいてほしいしいろいろなことにチャレンジしてほしい。そんな思いのなかで、キックルールで見たいファン、総合ルールで見たいファンといろいろな声があったが、つきつめて考えると見たいのはド突き合い。この試合に限っていうと、僕は打撃が見たい。やるかやられるかの真剣で切り合うような殺気を見せてほしいし、ファンに届けたいと思ってミックスルールでやることにした。1Rはキックのルールでド突き合う。でもRIZINという舞台だからキックのルールに逃げ込むんじゃなくて、2Rは総合ルール。その中でどこまで打撃戦に持ち込めるのか。紀左衛門も総合という名のもとにグラウンドに行かず殴り合うかもしれないし、いろいろな選択肢がある。1R目が5分。5分あれば天心がキックで倒せなければ嘘だし、倒しにいくだろう。逆に紀左衛門も殴りにいくと思う。1Rで決着がつかなかったら2R目は総合ルールで5分。互いに真剣で切り合って10分戦って決着しなかったらノーサイドでいいかなと思う。ただ決着はつくと思うし、お互いにつけると思う。ファンのいろいろな思いをルールというものを先に考えずに、何が一番見たいかというところにポイントを絞って決めた自信のある、RIZINならではのこの2人ならではの、いいところ取りをしたルール。2人ともごちゃごちゃ言わず、ファンが望むなら、と受け入れてくれた」とこのルールに決まった経緯を説明した。

【格闘家イケメンファイル Vol.74】無限の速射砲 安保璃紅(あんぽ・りく)

2017.06.12 Vol.692

 関西では最強の格闘兄弟として有名だった“安保三兄弟”の末っ子璃紅。昨年から拠点を横浜に移した。

「昨年の9月に上京してきました。兄(次男の瑠輝也)と一緒に来たんですけど、最初は嫌だったんですよ。同じところでやるのが。でもよく考えたら、小さい時からお兄ちゃんと一緒にやって来て、結果を残してきたし、それが一番強くなれる方法なのかなと思って、あえて一緒のジムを選びました。ここ(TRY HARD GYM)にしたのは、HIROYA選手とか大雅選手とか、かっこよくて結果も残しているから。あとサポートとかトレーナ―の人も素晴らしいと思ったので。1人暮らしをしていますが、修行だと思って生活しています(笑)。友達もいないですし、ジムと家の往復で、今は毎日が練習です。日曜日も一応休みなんですけど、ほかの人の試合を見に行ったり、疲れを抜くため温泉に行ったりするだけ。遊びに行こうという気持ちはなく、どこかに行くとしても自分の体を休めるためだったり、体のメンテナンス、気分転換の息抜きなど、格闘技のための事をしています」

 格闘技を始めたのはやはりお兄さんの影響?

「そうですね。長男も次男も極真空手をやっていたので、流れで自分もという感じ。物心ついた時にはやっていました。遊び場が空手の大会の会場だったので(笑)。もともとは長男がブルース・リーに憧れて空手を始めたんですけど。兄たちに対してライバル意識はないですけど、お兄ちゃんが負けた大会でも僕は優勝していました。兄弟の中では、自分が一番優勝回数が多いです。負けず嫌い? 超がつく負けず嫌いです。末っ子って結構おもちゃにされるので、昔から兄たちにいじめられてきたんです。でもお父さんもお母さんも助けてくれない(笑)。わざと泣いたりしてみたんですけど、まったく助ける気配がない。そんな経験から、自分の身は自分で守るしかないなと。心の中で、絶対に見返してやるって思っていました。そういうので、めっちゃ負けん気がつきましたね」

9・18 K-1 初代ウェルター級王座決定トーナメント1回戦で久保vs木村

2017.06.11 Vol.691

 K-1実行委員会が6月11日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ウェルター級王座決定トーナメント~」(9月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)で開催される「初代ウェルター級王座決定トーナメント」の参戦選手と組み合わせを発表した。

 1回戦は①渡部太基vsモハン・ドラゴン、②山際和希vsメルシック・バダザリアン、③塚越仁志vsハン・ウェンバオ、④久保優太vs木村“フィリップ”ミノル。準決勝は①と②の勝者、③と④の勝者で行われる。リザーブファイトは後日発表される。

 激闘系のファイターが揃い、また過去に対戦経験もある選手同士の因縁もあることから冒頭、宮田充K-1プロデューサーが「大激戦、大爆発間違いなしのメンバー」と評するのもうなずけるところ。

 中でも注目は久保vs木村。2人はかつて同じジムに所属し、久保が6歳年上なことから木村が兄のように慕っていた時期もあるほど。もちろんスパーリングでグローブを交えるなど互いに切磋琢磨した間柄。

 会見では木村が「僕は17歳の時に久保選手の背中を追いかけて、あこがれの気持ちを持って東京に来た。そこで誰よりも親切に戦いというものとリングに上がったらどんな奴とでも殺し合わなければいけないということを教えてくれたのが久保選手。だから9月18日にその教えを僕が思いっきり、彼にそのまま見せてあげようと思っています。僕が誰よりも楽しみだと思っている。若いころから追いかけた選手が隣にいて試合ができるというのはすごい喜び。それをファンのみんなにも分かってもらいたい。僕は心から幸せです。ぶっ殺します」と試合に向けた決意を語る。

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