SearchSearch

12・31RIZIN 山本美憂とアーセンともに腕十字で一本負け

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
 9月大会に続き母子での参戦となった山本美憂と山本アーセンは奇しくもともに腕十字固めで一本負けを喫するという結果となった。

 先に登場した美憂はアメリカのKOTC王者アンディ・ウインと対戦。課題とされた打撃への対策も抜かりなく、得意のタックルでテイクダウンを奪ったものの、もうひとつの課題だった“上になってからの攻撃”で決めきれず、逆に下からの腕十字で右腕をとらえられる。ラウンド終盤でタップせずしのぐ美憂だったが、レフェリーがストップ。1R4分41秒、腕十字固めで敗れ、総合格闘技2連敗となった。

12・31RIZIN 川尻がクロンに敗れる

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
ワンマッチで行われた川尻達也vsクロン・グレイシー戦は2R2分4秒、クロンがリアネイキッドチョークで勝利を収めた。

 川尻は1Rからクリンチアッパー、ボディーブロー、クロンが組みついてはボディーへのヒザで押し込む。打撃で分が悪いとみたクロンは組みついてグラウンドに引き込むと下から川尻をコントロール。ロープ際で腕十字を決めるが、体がエプロンに出てしまい決めきれず、川尻が脱出。しかしクロンはすぐにバックをキープし、スリーパー。川尻も残り時間をしのぎ切り、ゴングに救われる。

 2Rもクロンはすぐにグラウンドに引き込むが、川尻はしのぎ、離れるとキックから踏みつけへ。しかしその足をつかまれクロンにバックを奪われる。クロンの腕を取りなんとか防御する川尻だったが、クロンががっちりスリーパーに捕らえる。最後はこらえる川尻の口から一筋の血が流れ落ち、無念のタップという壮絶な結末となった。

 試合後、クロンは「川尻選手はビッグネームだし、パンチも強いし、経験値も豊富だし、絶対にギブアップもしないし、相手として不足はないと思っていた」と話した。

 一方の川尻は「クロンはリングで向き合った時に不気味でした。ヘビみたいだった。引き込んできたのは想定内。相手を押さえ込んでコツコツいってもいいがそれだと今までの俺と何も変わらないと思ったし、とにかくクロンという最高のグレイシー相手に自分を変えて挑んだ結果がこうなりました。俺よりクロンのほうが強かった。踏みつけに組みついてきたところを、足を抜いてサッカーボールキックする練習はしていたのだが、足が抜けなかった。無理にあんなことする必要はないのかもしれないけど、それでも自分を変えたかったし、みんなの期待にこたえたかったし、みんなの笑顔見たかったけど、結局たくさんの人にお世話になって日本に帰ってこれて、なんの力にもなれなった。どうすればいいのか、もうこれ以上、期待されることもないだろうし、期待を裏切るのも怖いかなっていう気持ちは今もある。試合前は、勝って、みんなに伝えたいこともあったし、4月の横浜も出るつもりだったけど…。もちろん試合はしたいしRIZINを盛り上げたいけど、俺じゃ力不足?というのもある」などと口にした。

12・31RIZIN無差別級トーナメント ミルコが3連続KOで優勝

2017.01.01 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。

 無差別級トーナメントの決勝はミルコ・クロコップvsアミール・アリアックバリで争われ、1R2分2秒、KOでミルコが勝利を収め、トーナメントを制した。

 ミルコはこの日行われた準決勝でバルトと対戦。バルトが2回戦の高阪剛戦同様、巨体を利した突っ張りでミルコをコーナーに押し込む。しかしミルコが強烈な左ひざをバルトのどてっ腹にぶちこむとバルトは悶絶して体を離し、逃亡。追いかけたミルコがダウンしたバルトに鉄槌とパウンドの連打を浴びせ、1R49秒でKO勝ち。ほぼノーダメージで決勝に進出した。

 一方のアリアックバリは準決勝でワレンティン・モルダフスキーと対戦。組みついてテイクダウンはさせるものの、極めることができずモルダフスキーの反撃を許す展開に。結局フルラウンドを戦い、2-1の判定で辛くも決勝に勝ち上がった。

RIZINトーナメント2回戦でミルコ完勝 北岡がクルックシャンクに逆転勝利

2016.12.30 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。
 無差別級トーナメントの2回戦ではミルコ・クロコップ、バルト、アミール・アリアックバリ、ワレンティン・モルダフスキーが勝利を収め、31日に行われるFinal Roundへ駒を進めた。準決勝はアリアックバリvsモルダフスキー、ミルコvsバルトで行われ、勝者がメーンで決勝を戦う。

 ミルコはこの日のメーンで昨年のグランプリ覇者キング・モーと対戦。1Rにローキックをモーにキャッチされテイクダウンを許すなど冷やりとさせられたが、ローを減らすなど即座に対処。強烈な左ハイで徐々にペースをつかむと2R、パンチからのモーのタックルを切ると体勢を入れ替え、コーナーに詰め左ボディーを3連打。崩れ落ちたモーにパウンドの連打を浴びせ、TKO勝ちした。

 

山本美憂とアーセンが練習公開 アーセン「絶対勝てる」と美憂の勝利を断言

2016.12.26 Vol.681

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でともに大晦日に出場する、山本美憂と山本アーセンが26日、都内で練習を公開した。

 1R3分で、まずはシャドーボクシングを1R、続いて2人でグラウンドのスパーリングを行った。

 ともにシャドーでは時折タックルのフェイントを織り交ぜながら軽快な動きを見せ、グラウンドではアーセンが下になって美憂が上のポジションでの動きをチェック。アーセンは下から関節を決める動きを見せるなど対所英男対策に抜かりはないよう。また「前回は上からの攻撃に反省点があった」という美憂もそれを踏まえた慎重な動きを見せた。

 練習後、アーセンは母・美憂の動きについて「別人です。やることも考え方も違う。今回は間違いなく勝てる」と太鼓判を押した。

 美憂は「2戦目なのでまだ緊張すると思う。その覚悟でリングに上がりますが、前みたいにワケが分からないという状態には多分ならないんじゃないかなって思います」と話した。

格闘家イケメンファイル Vol.63 湘南の太陽 日菜太(ひなた)

2016.12.26 Vol.681

「K-1のベルトという忘れ物を取りにいきたいんです」と、2017年2月25日に開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~」でのスーパーファイトに参戦が発表された日菜太。「他団体でいくつかベルトを取るなかで、K-1のベルトは取れていないという思いがずっとあった。K-1 WORLD MAXでベルトを取ることを目標にしていたが、自分が力をつけてきたと思ったときにK-1がなくなってしまって。その後、いろいろな所で頑張ってきたけど、どうしても取り残したっていう気持ちがあったんです。そんな気持ちを察してくれた山口代表がお願いしてくれたおかげで今回出場が実現しました。新生K-1は今盛り上がっているし、僕自身もそこに加わって、しっかり結果を残し、メジャーになりたいと思います」

 対戦相手は松倉慎太郎。

「新生K-1の初めてのリングであり、久しぶりのK-1での試合なので、相手は誰でも良かった。手を上げてくれた松倉選手は非常に若く、僕がK-1 WORLD MAXに出ている時に、K-1甲子園とかユースで戦っていた、K-1育ちの選手。すごくいい選手だと思いますが、僕にも目標とか野望があるので、ここではつまずけない。ですから何が何でも勝ちたいと思っています」

 格闘技との出会いは意外と遅い。

「小さい時に空手を習っていたんですけど、サッカーのほうが好きで、中高はサッカーしかやっていませんでした。大学もそのままサッカーをやろうと思っていましたが、高校で引退してから大学でサッカーをやるまで暇だったので、近所のキックボクシングのジムに半年ぐらいのつもりで入ったら、あれよあれよという間に今ここにいます(笑)。結局、個人競技のほうが好きだったんですね。団体競技って強いチームに入らないと勝てないんですよ。しかも監督に評価されないと試合に出ることもできない。その点個人競技は自分さえ頑張れば試合に出られるし、勝ちも負けも自己責任。それが妙に性にあっていた。身体能力やボクシング対応力は、そんなに高いほうじゃないと思います。それでも勝ってこられたのは、運とか努力じゃないでしょうか。自分で言うのもなんですけど、僕結構真面目なんですよ(笑)。練習もあまり休まないし、コツコツ積み上げてきたことが今の僕のスタイルを作り上げました」

 コツコツ磨き上げてきたキックが日菜太の武器だ。

「K-1では僕のキックを見せたいですね。僕みたいに蹴る選手は、今の新生K-1にはいないんじゃないですか。パンチの選手が多い中、僕のようなスタイルの選手は珍しいと思うので、楽しんでもらえたら。練習の8?9割ぐらいは蹴ってますから(笑)」
 セルフプロデュースも重要だと言う。

「自分で何かを切り開いていきたいという意識が常にあるんです。格闘家は個人事業主なので、これまで全部自分でスポンサーを取ってきましたし、いろいろな場所にも出て行きます。ホームページも自分で人に頼んで作ってもらいました。また、僕からチケットを買ってくれた人には、自分で作ったオリジナルグッズのプレゼントも。缶バッジとかキーホルダーとかクリアファイルとか。そういう細かい草の根活動が大事だと思うし、それをコツコツ続けてきた結果、僕の試合は大体平均で250人ぐらいは来てくれます。企業のトップの方にお会いしたら、営業マンとして雇いたいってよく言われますもん(笑)」

 2月の試合の先には大きな目標も。

「スーパー・ウェルター級初代王者の(マラット)グレゴリアンがベルトを返上したので、2代目王者のトーナメントがあるらしいんですよ。そのトーナメントに出場して、2代目王者になりたいです。そして初代王者のグレゴリアンと戦って勝って、さらにGLORYという団体のシッティチャイというタイ人王者も倒したい。シッティチャイは、グレゴリアンに3戦3勝している、多分今世界最強の選手。その彼とK-1王者の日菜太として戦って勝ちたいなと。それが実現したら、自分が世界最強と胸を張って言えると思う。そして世界最強のまま勝ち逃げします(笑)」

 K-1のリングに帰ってきた日菜太からファンへ。

「来年、2017年は多分、僕にとって最終章だと思うんです。本当に常に引退を意識して頑張る1年、2年になると思う。1年か2年かわかりませんが、どちらにしても残り何戦もできないと思っています。ですから、日菜太の格闘技人生の集大成となるこの1年、2年の試合を見逃さないでほしい。応援に来てくれた人が笑って帰ってくれるような試合をしたいといつも思っていますのでぜひ見に来て下さい」

サッカーの「クラブW杯」クリスチアーノ・ロナウド率いるレアル・マドリードが優勝も… 「鹿島、勝てるな」と日本中が思ったはず

2016.12.25 Vol.681

 サッカーの「FIFAクラブワールドカップ(W杯)2016」が12月8?18日にかけて行われた。

 開催国枠で出場したJリーグ王者の鹿島アントラーズは開幕戦の第1ラウンドから出場し、オークランド・シティ(オセアニア代表)を2?1で破ると、準々決勝のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ代表)も2?0で破り、昨年の広島に続きベスト4に進出。

 準決勝では南米代表のアトレティコ・ナシオナルとの対戦となったが、前半33分に今大会から導入されたビデオ判定でPKを獲得し先制すると、終了間際に立て続けに2得点をあげ、3?0で完勝。日本勢で初めて、アジアでも最初となる決勝に駒を進めた。

 決勝は準決勝でメキシコのクラブ・アメリカ(北中米カリブ海代表)を危なげなく退けたレアル・マドリード(欧州代表)。

 準決勝でベンゼマ、クリスチアーノ・ロナウドが得点を決めるなど、盤石な状態のレアルに対して、鹿島は中2日で3試合を戦った後のこの決勝とあって、コンディション的な劣勢は否めなかった。しかしジーコイズムが受け継がれている鹿島イレブンは相手がレアルだろうが気後れなんてまるでなし。前半終了間際に柴崎が同点ゴールを決めると、後半7分にはまたも柴崎が強烈なミドルシュートを決め逆転してみせた。その8分後にロナウドに同点のPKを決められてしまったが、その後も一進一退、いやむしろ鹿島が押し気味に試合を進め、試合は延長戦に。

 最後は力尽き延長前半に続けざまにロナウドにゴールを決められ、4?2で敗れ、準優勝に終わったが世界中に「鹿島」の名をとどろかせた戦いぶりだった。

 延長突入寸前の後半終了間際にはレアルのセルヒオ・ラモスのファールに対し、主審がカードを出す仕草を見せながら結局出さないという不可解な場面も。ここでイエローカードが出ていれば2枚目で退場となっていただけに、試合はどう転んだかは分からなかった。

 この場面について試合後、鹿島の石井監督は「試合の中でレフェリーが勇気を持てなかった場面が一つあった」と話した。

Krush.74 小澤海斗、2度目の防衛戦はユン・チー

2016.12.23 Vol.681

 Krush.73(2月18日・後楽園ホール)とKrush.74(3月3日・後楽園ホール)の対戦カードが22日、都内の会場で発表された。目玉となるのが、Krush.74に行われる-58kg王者・小澤海斗の2度目となる防衛戦のカード。今回、挑戦者として発表されたのは中国のユン・チー(中国)選手。ユンと言えば、は6月のK-1で小宮山工介に判定勝ちし、11月のK-1初代フェザー級王座決定トーナメント1回戦でも神戸翔太を KOするなど、試合をする度にインパクトを残している。さらに、トーナメントの準決勝では、武尊に負けを規したものの、強烈な印象を残した。会見に向けてユンからは「Krush.に初参戦できうれしい。小澤はとても強い選手ですが、自分が中国にベルトを持って帰ることを信じています」とコメントを寄せた。8月の名古屋大会で大岩龍矢に勝利し、初防衛に成功した小澤は「このベルトは離したくない。俺のものだし、中国人をぶっ殺して絶対に渡さない」といつもの過激発言。さらに「(ユンに勝っているところは)全部。負けるわけない。武尊にリベンジ? 俺のファンはそれを待っててくれるし、俺が勝までやり続ける。今までは負けてくよくよしていたけど、これからは前しか見ない事にした。デビューもKrushだし、思い入れは強い。-58㎏は俺が盛り上げるから、俺のファンは俺だけ見てろ。以上」とコメント。大会前から緊迫した雰囲気となった。

 また、この日はKrush.73で行われる「第5代-60㎏トーナメント」の準々決勝のカードも発表。Aブロックは、山本真弘と安保瑠紅の対戦。年齢もキャリアもかなり差のある2人だが山本は「(安保選手は)若いけど小さい時からやっているのでキャリアがある。基礎は出来ていると思います」、安保は「前回もベテラン(稲石)でうまいと思いました。とにかく前回の試合で倒しきれなかった悔しさがあるので、絶対に次は倒せる武器を作っていく」と語った。Aブロックのもう一戦は郷州征宜と渡部武。Bブロックは、佐野天馬と朝久泰央、レオナ・ペタスと覇家斗がの対戦が発表された。

 さらに、Krush.73の「第5代-65kg王座決定トーナメント」の準決勝カードも発表。中澤純と篠原悠人、小宮由紀博と松下大紀の対戦が発表された。

WBCメンバー18人を先行発表

2016.12.23 Vol.681

 来年3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のメンバー28人のうち18人が20日、先行発表された。11月の強化試合に出場した大谷(日本ハム)、坂本(巨人)、筒香(DeNA)らに加え、メンバーから漏れていた則本(楽天)や牧田(西武)の両右腕も選ばれた。

【投手】大谷翔平(日本ハム)、増井浩俊(日本ハム)、宮西尚生(日本ハム)、菅野智之(巨人)、秋吉亮(ヤクルト)、牧田和久(西武)、則本昂大(楽天)
【捕手】嶋基宏(楽天)、大野奨太(日本ハム)
【内野手】中田翔(日本ハム)、菊池涼介(広島)、坂本勇人(巨人)、山田哲人(ヤクルト)、松田宣浩(ソフトバンク)
【外野手】内川聖一(ソフトバンク)、筒香嘉智(DeNA)、秋山翔吾(西武)鈴木誠也(広島)

柔道がルール改正 有効、合わせ技一本を廃止

2016.12.23 Vol.681

 国際柔道連盟(IJF)は9日、2020年東京五輪に向けたルール改正を発表した。

 技のポイントのうち「有効」を廃止し、「技あり」と「一本」に限定。また技あり2度での「合わせ技一本」も廃止。技ありは何度取っても一本にはならない。指導は従来の4度目から3度目で反則負けとなる。

 男子の試合時間は5分から4分に短縮。終了時に指導差しかなければ時間無制限の延長を行う。

 全体的に選手にはこれまで以上の積極性が求められるルールとなった。

 新ルールは2月のグランドスラム・パリ大会から試験運用される。

 このルール改正についてIJF理事で全日本柔道連盟(全柔連)副会長の山下泰裕氏が15日、東京都内で会見し、「柔道の価値を高めるため、一本の価値を大切にするための改定だ」との見解を示した。

 国内では、来年4月の全日本選抜体重別選手権から適用される見通し。独自ルールで行われてきた体重無差別の全日本選手権と全日本女子選手権については、関係者の意見を集約して慎重に議論を進めるとした。

JリーグMVPに川崎の中村憲剛。36歳史上最年長

2016.12.23 Vol.681

 サッカーJリーグの年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」(20日、横浜アリーナ)が開かれ、川崎の中村憲剛(36)が最優秀選手賞(MVP)を受賞した。36歳でのMVPは史上最年長。これまでの記録は2013年に受賞した中村俊輔(横浜M)の35歳。

 川崎は年間勝ち点2位でチャンピオンシップクライマックスシリーズに進出したが、準決勝で鹿島に敗れ、優勝を逃した。中村はシーズン31試合9得点と活躍。また正確無比なパスと豊富な運動量で、クラブ史上最多の勝ち点72を積み重ねたチームの中心に君臨。数字以上の存在感だった。

 J1王者以外からの受賞は2013年の中村以来となる。

 中村は「多少驚きはあった。久しぶりにサッカーを楽しめたシーズン。1年の頑張りが評価された」と喜びを口にした。

Copyrighted Image