SearchSearch

サッカーW杯の出場枠32→48へ拡大 アジア枠も増へ

2017.01.20 Vol.683

 国際サッカー連盟(FIFA)が10日、ワールドカップ(W杯)2026年大会の出場チーム数を48に拡大することを決めた。13チームの参加で始まった大会は、現行の32からさらに膨らむことになった。

 昨年2月の選挙を経て就任したインファンティノ会長は、W杯出場チーム数を現行の32から40に増やす公約を掲げて支持を集めていた。

 出場枠の拡大によってサッカーの普及は進み、スポンサー、放映権料の拡大も望めることから収益などの面で恩恵をもたらすとみられる。

 その一方、実力差の拡大による試合の質の低下が懸念される。

 ドイツ代表のレーウ監督は、出場枠が16から24になった昨夏の欧州選手権も踏まえ「大会の価値を下げる。良いアイデアとは思えない」とドイツ紙に答えた。

 また試合数増加による開催地負担の拡大などが懸念される。48チームによる新方式では、3チーム16組による1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。決勝までの全試合数は80に上り、32チームの現行方式で行われる全64試合を大きく上回ることになる。予選が3チームで行われ、うち2チームが決勝トーナメントに進むため、最終戦などは当該チーム同士が共謀する可能性もゼロではない。試合日程の有利不利という問題もある。

 出場枠の拡大に伴い、アジアの出場枠も現行の「4.5」から増える見通し。関係者によると、アジア・サッカー連盟(AFC)は2,5増の7枠を要望しているが、「6,5」説や「8,5」説も飛び交っている。2018年ロシア大会で、6大会連続出場を狙う日本は常連国に近い。増枠でアジア代表の座をつかめる可能性はより高まることとなる。

 国際サッカー連盟(FIFA)理事で日本協会の田嶋会長は12日、出場枠拡大について、「出やすくなることは日本にとってありがたいこと」と歓迎の意向を示した。

【K-1】ファンが選ぶK-1ベストバウト第1位は大雅vs功也。武尊vs小澤は2位。その差は…

2017.01.20 Vol.683

 2016年のK-1は5大会開催され、全大会で超満員の観衆を集めた。2015年に引き続き『ファンが選ぶ「2016 K-1ベストバウト」』を募集。第1位には9月に行われたスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント・決勝戦「大雅vs卜部功也」(写真)が選ばれた。この対戦は4月の日本代表決定トーナメントでも行われているが、そちらはランク外。初対戦でもあり、大雅が下剋上を果たすという衝撃の試合ではあったが、再戦の功也の1RKO勝ちのインパクトが上回った格好だ。大雅については弘嵩戦、山本真弘戦と計3試合がベスト10入りしており、昨年の充実ぶりがうかがえる。

 今やK-1の顔となった武尊は小澤海斗との2試合を含む3試合がベスト10入りしたが、小澤との再戦は第2位にとどまった。これは第1位の試合に比べ、勝敗への興味がやや薄かったことが原因か。

 K-1ファンは常にどちらが勝つか分からないスリリングな試合を望んでいる。そして予想を裏切る結果を出した選手に大きな声援を送る。

 それは山崎秀晃がK-1初参戦のゴンナパー・ウィラサクレックに敗れた試合が上位に選ばれていることでも明らか。

 武尊は?55kgでは敵なし状態だった。ゆえに「挑戦する試合をしていきたい」という思いでフェザー級に転向した。今年は武尊を脅かす選手の誕生を期待したい。

 2017年は2月25日の「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?初代ライト級王座決定トーナメント?」から開幕する。トーナメントはもちろんスーパーファイトでも日菜太vs松倉などサバイバルな要素も強いカードが並んでいる。

Krush 女子王座はKANA敗れ、ヘウヘスが第3代王者に

2017.01.16 Vol.682

「Krush.72」(1月15日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントで2つのタイトルマッチが行われた。

 Krush初の女子での最終試合となった「Krush女子タイトルマッチ」では王者KANAにオランダのメロニー・ヘウヘスが挑戦。
 ヘウヘスが3R3-0の判定で勝利を収め、第3代王者となった。

 1R開始早々から積極的に仕掛けるヘウヘスはまだエンジンのかかっていないKANAから左ストレートでダウンを奪う。

 フラッシュ気味のダウンとあって、ダメージの浅いKANAも反撃。ラウンド終盤にバックブローでダウンを奪い返すが劣勢は否めない。
 2Rに入ってもヘウヘスの勢いは衰えず。しかしKANAも呼応し、激しい打ち合いを展開する。

 そして勝負の行方は第3Rに。やや疲れが見え始めたヘウヘスだったが、KANAの猛攻を受けてもしっかり打ち返し、ポイントを与えない。
 延長かと思われたラウンド終盤、ヘウヘスが右のロングフックでこの日2度目のダウンを奪う。立ち上がったKANAだったが、残り30秒ではダウンを奪い返すことができず、ヘウヘスが勝利を収めた。

3・3「Krush. 74」から-60kg次期挑戦者決定トーナメント開催

2017.01.11 Vol.682

 立ち技格闘技「Krush. 74」(3月3日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが10日、発表された。
 この大会から「Krush -60kg次期挑戦者決定トーナメント」が開催されることとなった。
 1回戦4試合は①明戸仁志vs横山巧、②大沢文也vs稲石竜弥、③闘士vs原田ヨシキ、④島野浩太朗vs“DYNAMITE”高橋佑太の組み合わせで行われ、5月大会で①vs②、③vs④で準決勝、7月大会で決勝が行われる。優勝者は10月大会での王座挑戦が予定される。
 -60kgは現在、王座決定トーナメントの1回戦が終了。2月大会で2回戦、4月大会で準決勝、5月大会で決勝が行われ王者が決定する。
 今回の次期挑戦者決定トーナメントの開催について、宮田充Krushプロデューサーは「-60kgはKrushの中でも最激戦区なのは間違いない。チャンピオンが決まったと同時に、チャンピオンも追われる立場になる。そういったストーリーも同時進行してもいい。10、12月の1回戦は接戦もあった。過酷なトーナメントにエントリーしてくれた選手たちにはいずれチャンスは生まれると思っていたが、それが早くなったということ。また新たな敵と戦って3つ勝てば挑戦者に、4連勝すればチャンピオンになれる。そこで目が輝いてくれれば」と話した。
 当初は王座決定トーナメントの1回戦で敗れた8選手に参戦のオファーをかけたが、コンディションの問題などで加藤港と松野祐貴が参戦を見送り、新たに闘士と横山が追加され行われることとなった。

1・25 WRESTLE-1「新春喧嘩祭り」で稲葉大樹vs大谷晋二郎

2017.01.09 Vol.682

 WRESTLE-1の土肥孝司&熊ゴローのプロデュースによる「新春喧嘩祭り」(1月25日、東京・新宿FACE)の全対戦カードが決定。8日のWRESTLE-1後楽園大会で発表された。

 稲葉大樹がZERO1の大谷伸晋二郎とシングルマッチで対戦する。2人はWRESTLE-1とZERO1の対抗戦が行われていた時期に2度対戦。当時、まだまだキャリアの浅い稲葉だったが、大谷相手に善戦しその後の大きな飛躍のきっかけとなった。

 WRESTLE-1王者にも輝いた稲葉が成長の跡を見せるか、もしくは大谷がまだまだ高い山となって稲葉の前に立ちはだかるのか…。注目度の高い一戦となる。

 土肥と熊ゴローは大日本プロレスの関本大介、岡林裕二組と対戦。その他も全戦WRESTLE-1の若手軍である「NEW ERA」が他団体勢と対戦するカードとなっている。

 WRESTLE-1内ではなかなか結果が出せていないNEW ERAだが、この大会で果たして浮上のきっかけをつかむことができるのか…。

2017年はボクシングも熱い!井上vsロマゴン、村田の世界挑戦実現に期待

2017.01.09 Vol.682

年末恒例のボクシングの世界戦。2016年は30日には2つ、31日には5つの世界戦が行われた。

 なかでも大きなインパクトを残したのが30日に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座を防衛した井上尚弥。井上は元世界ボクシング協会(WBA)王者の河野公平を挑戦者に迎え、6回1分1秒、TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。井上は1Rから河野を圧倒。6R、逆転を狙い前に出てきた河野にカウンターの左フックを決めダウンを奪う。打たれ強さに定評のある河野はなんとか立ち上がったが、井上は連打で畳み掛け、フィニッシュした。強打ゆえに拳を痛め、練習に打ち込みすぎるあまり腰痛を患うなど、2016年は不本意なファイトが続いた井上だったが、完璧なKOで締めくくった。2017年には、世界4階級制覇王者のローマン・ゴンザレスとの対戦が期待されている。

 同大会ではロンドン五輪金メダリストの村田諒太が「世界前哨戦」と位置付けられた一戦でブルーノ・サンドバルに3回2分53秒、KO勝ち。こちらはついに世界挑戦が現実のものとなりそうだ。

 31日には長く“大晦日の顔”ともいえる活躍を続けてきた前スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦でスーパー王者のジェスレル・コラレスと対戦。

 昨年4月に対戦し、プロ初黒星を喫した相手との再戦となったが、1?2の判定で敗れた。

 内山は判定については「妥当かな」と語り、敗戦には「これが僕の実力」と受け止めた。現在37歳で、同じ相手に2度続けて敗れたことから進退に注目が集まったが、「勝ち以外考えていなかったので、まだ決めていない。ゆっくり休みます」と明言しなかった。

1・8「WRESTLE-1」河野が2度目の防衛 イケメンは膝負傷で欠場へ

2017.01.09 Vol.682

 プロレスリング「WRESTLE-1」の2017年第1弾大会となる「WRESTLE-1 TOUR 2017 SUNRISE」が8日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メーンで行われた「WRESTLE-1チャンピオンシップ」は王者・河野真幸が征矢学を14分38秒、ランニングニーアタックからの片エビ固めで破り2回目の防衛を果たした。

 WRESTLE-1のリングで昨秋から巻き起こった世代間抗争だったが、地力の違いを見せる河野は稲葉大樹、黒潮“イケメン”二郎を破り、この日の挑戦者はベテラン軍に属する征矢。

 稲葉、イケメンは河野に対してスピード、テクニックで対抗したが、征矢はパワーで真っ向勝負に臨み、ヘビー級らしいド迫力の肉弾戦が繰り広げられた。
 タックル合戦からチョップ合戦。征矢は滞空時間の長いブレーンバスター、デスバレーボムといった得意技で河野を追い込むが、河野は随所でバリエーション豊富なヒザ蹴りを見せ、徐々にペースを握る。エプロンでの攻防でビッグブーツからニーリフト、そしてチョークスラムというフルコースをなんとかしのいだ征矢はセコンドについたGET WILDの大森隆男に「力借りるぜ!」と叫び大森の得意技であるアックスギロチンドライバーを放ち勝負をかけるが、ここでも河野がニーリフトで形勢を逆転。最後はダイビングニーからランニングニーアタックで征矢から3カウントを奪った。

 WRESTLE-1では昨年から旗揚げ時からの選手の離脱が続く。
 それを踏まえた河野は試合後のマイクで「WRESTLE-1、始まって、3年半経って、去年もいっぱい辞めて、旗揚げ当時のメンバー変わっちゃったけど、2017年、一発目のタイトルマッチで征矢、お前とできてよかったよ。ありがとう」と征矢にエールを送ると、征矢も「俺も河野さんとシングルマッチをやって肌で感じるものがあった。俺はWRESTLE-1の旗揚げに居たメンバーじゃないかもしれない。途中から来た一選手かもしれない。でもこうして、たくさんのWRESTLE-1に初期からいたメンバーがいなくなって、残された俺たちがどうにかしなきゃ始まんないでしょ」と応えた。
 そして河野は「辞めた奴らと離れてった奴らが、このリングが羨ましい、辞めなきゃ良かったと思わせるぐらいがんばります」と続けた。

格闘家イケメンファイル Vol.64 壊しのベビーフェイス 武居由樹(たけい・よしき)

2017.01.09 Vol.682

 昨年の12月、後楽園ホールで行われたKrush.71で、見事初防衛を果たした武居由樹。リング上では鋭い目つきで相手を追い詰めるハードパンチャーだが、その素顔は今年20歳になったばかりの気持ちの優しい青年。格闘技を始めたきっかけは…。

「小学校の高学年から足立区の竹ノ塚に住んでいるんですけど、その頃ちょっと悪い子で(笑)。それで母親が、10歳の時、僕をキックボクシングジムに入れました。最初は全然好きじゃなくて…。もともと運動もそんなに好きじゃなかったんです。みんなでやる体育とかは好きでしたが、一人で黙々と走ったりとか、筋トレをやったりとかが面白くなくて。だからやる気も起きないし練習もサボってばかり。でもそのジムの会長さんが、家まで来て無理やり家から僕を引っ張り出した(笑)。それでなんとか続けてこられました」

 最初は嫌々通っていたジムだが、だんだんと格闘技にのめり込んでいく。

「中学生になってジュニアの大会に出るようになり、そこで優勝とかできるようになってから、好きになりました。その頃は“俺ってもしかして強いんじゃないか?”って勘違いが入っていましたね、今思うと(笑)」

 しかし、すぐに挫折を味わうことに。

「プロデビューした後、2連敗したんです。それでちょっと、もしかして向いてないんじゃないかと。去年の初め頃だったんですけど、負けた西京選手も佐野選手も1個下なんです。年下の選手だから余計へこんじゃって、もう1回やって負けたら本当に辞めちゃおうとまで考えていました。でも、階級を下げたら、どんどん勝てるようになり、いつの間にか辞めるのを忘れていました(笑)」

 そして、ついに初代Krush-53㎏王者になった。

「小学校4年生から始めて、10年目だったので、やっとチャンピオンになれたか…という思いでした。僕の通っていたジムは結構厳しくて、遊んじゃいけないとか制約も多く、しかも毎日練習があったので、ほんと“やっと”という感じですね。でもジュニアの頃から毎日練習してきたというのが自信につながり、それが強みになっていると思います」

 そして初防衛戦。相手は1度対戦し勝っている隆聖選手。しかし、1Rにダウンを奪われてしまう。

「周りの応援もすごくプレッシャーでしたし、防衛しなきゃというのも大きかった。もちろん、その試合でメインイベントを任されたという責任もありました。なんだかんだいろいろ重なり緊張していたのかも知れません。相手は、以前対戦し勝った選手だったので、普通にやれば勝てるだろうという甘さもあった。1Rでダウンを取られ、ずっとダメージがあり、インターバルでやっと抜けたという感じでした。2Rは最低でも相手からダウンを取らなきゃと内心焦っていましたが3Rは、開き直って夢中で倒しにいきました。相手は、しっかりトレーニングしてきたのが分かりましたし、何より気持ちが強いと感じた。でも3Rで何とか倒し、防衛することができて良かったです」

 試合後のマイクパフォーマンスでは、K-1参戦も直訴。

「やはり格闘技、キックボクシングをやっている以上、K-1は憧れの舞台です。実は1回、K-1のリングに立ったことがあるんですが、会場に飲み込まれちゃって…。そこで西京選手に負けてしまって、全然いい思い出がない。だからもう1回、あのリングに立って、今度はK-1の世界チャンピオンのベルトを取りたいと思っています。Krushのベルトはもちろんすごく大事なので2本持ちたい。そして誰も僕に勝てないんじゃないかって言われるような絶対王者になりたいんです」

 貪欲にベルトを取りに行くと語る武居。嫌々始めた格闘技でここまで来るとは想像もしていなかった。

「あの頃は本当に将来の夢とかまったくなくて、悪さばかりしていた。そういう意味では格闘技がなければ、自分はどうなっていたか…。心から格闘技に出会えて良かったと思っています。格闘技は努力次第で強くなれるし、上に行けるスポーツ。礼儀や言葉遣いも覚えられるので、反抗期の少年におススメです(笑)。僕は小柄なほうですが、どんな相手だろうと真っ向勝負で倒しに行くのが自分のスタイル。そういう試合をお見せしますので、ぜひ1度会場に来て下さい」

KIDを追いかけアーセンに追われる男 所英男 インタビュー

2017.01.06 Vol.682

一夜明け会見で榊原信行RIZIN実行委員長から乾杯の音頭のご指名を受けたのは所英男。それは31日の山本アーセン戦で大きなインパクトを残す勝利をあげたからにほかならない。会見後にその所に緊急インタビュー。

【RIZIN】川尻がクロンに壮絶一本負け ミルコがGP優勝

2017.01.06 Vol.682

 

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」が12月29、31日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された。

 無差別級トーナメントの提唱者で参戦予定だったヴァンダレイ・シウバが交通事故の後遺症で欠場、もうひとつの目玉だった元UFCファイター、シェイン・カーウィンが家庭の事情で欠場。そして木村“フィリップ”ミノルの対戦相手だったチャールズ“クレイジー・ホース”ベネットがビザが下りず来日不能でカードが消滅とアクシデントも多々あったが、リング上は熱い戦いが繰り広げられた。

 自らの意思でUFCを離れ、日本の格闘技界のためにRIZINへの参戦を決めた川尻達也はクロン・グレイシーに2R2分4秒、リアネイキッドチョークで敗れた。最後は口から血を流しながらの壮絶な一本負けだった。
 川尻は「自分を変えたい。みんなの期待に応えたい」という思いと、踏みつけといった日本流の戦い方にこだわり墓穴を掘った格好。試合後の会見で自信喪失した姿を見せたが、榊原信行RIZIN実行委員長が「明日からすぐに練習しろと言いたい」と言うように、日本の格闘技界にはまだまだ欠かせない人材。今後の巻き返しに期待したい。

 トーナメントはミルコ・クロコップがキング・モー、バルト、アミール・アルアックバリというバラエティーに富んだ顔ぶれを3連続KOで下し、優勝した。キャリアの違いを見せつけた格好となった。

 2日間を通じて目に付いたのはベテランファイターと女子選手の頑張り。

 北岡悟はダロン・クルックシャンクのシビアな打撃に顔面を血で染めながら、ワンチャンスを生かしフロントチョークで一本勝ち。「格闘技っぽいこと」のほうに向いているファンの首根っこをつかんでこっちを向かせるファイトを見せた。所英男は山本アーセンに総合格闘技の奥深さをまざまざと見せつけた。

箱根駅伝で青学大が3年連続の総合優勝&大学3冠

2017.01.06 Vol.682

「東京〜箱根間往復大学駅伝」の復路が3日、行われ青山学院大学が11時間4分10秒で3年連続3度目の総合優勝を果たした。青学大は出雲全日本選抜、全日本も制しており、大学3冠も達成した。

 青学大は往路(2日)で2区までで2位に甘んじたが、トップの神奈川大と38秒差でスタートした3区の秋山が13キロすぎでトップに躍り出ると、そのまま軽快に差を広げ、後続に1分22秒のリードを作ってタスキをつないだ。秋山は2年連続の区間賞を獲得した。

 5区の貞永が区間8位で差を詰められたものの、2位の早稲田に33秒差をつけて3年連続の往路優勝を飾った。
 迎えた復路(3日)は3年生の主力である田村と下田を7、8区に投入。ここで一気に勝負を決める作戦だったが、田村が7区15キロ付近で体が動かなくなってしまうアクシデントに見舞われる。4日前に体調を崩していたという田村はレース中、脱水のような症状に。1キロ3分25秒前後までペースが落ち、3分近く広げていた2位・早大との差を1分21秒まで詰められてしまった。

 しかし続く下田が自己記録タイとなる区間歴代3位の1時間4分21秒で8区21.4キロを駆け抜け、早大の追撃をシャットアウト。チームの勝利を決定づけた。

 2位でスタートした早大は復路スタートした6区で、初の箱根路に挑んだ石田が足の裏から出血する誤算もあり、7区の走者にタスキを渡す際には2分以上の差をつけられてしまった。9区では東洋大に抜かれ、結局3位に終わった。

 2位の東洋大は往路の1区で服部が4位と出遅れ。復路で9区の野村が区間賞を獲得するなど順位を2つ上げたが、優勝争いに一度も絡むことなく終わった。

 10位までに与えられる来年のシード権争いでは、往路12位の法政、13位の日体大、15位の東海大がそれぞれ8、7、10位に入り、シード権獲得。上武大、創価大、日大が順位を落とした。

Copyrighted Image