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TETSUYA&世界、生徒からのサプライズに感動

2015.06.06 Vol.645

 16日、足立区舎人第一小学校で行われた「夢の課外授業」に登壇したのは、EXILEのTETSUYAと世界。2人の来場を知らされていなかった生徒たちの大歓声に迎えられた2人が『Rising Sun』を披露すると、体育館はまるでライブ会場のような熱気に包まれた。プロのパフォーマーの迫力に、圧倒された面持ちの生徒たちだったが、質疑応答ににこやかに答えてくれるTETSUYA、世界のおかげで、緊張も少しずつほぐれていった様子。

 そしていよいよ実技の授業がスタート。ダンスをしながら楽しく体を動かせるEXダンス体操に、全員でチャレンジ。あこがれのEXILEが教えてくれるとあって、はにかむ子あり興奮する子あり。1年生から6年生まで、音に合わせて体を動かす楽しさを感じた様子。自信もついてきたところで、5年生、6年生がもう少し本格的なダンスレッスン&発表に挑戦。ボックスステップや、自分で考えるポーズなど、やや難易度の高い動きもこなし、『Choo Choo TRAIN』の名パートを踊りきった生徒たちに、2人も大きな拍手を送った。授業を終えて、TETSUYAと世界に生徒たちからサプライズで歌声のプレゼントが。舎人第一小学校創立30周年記念ソング『ゆうき』を歌う子供たちの姿に、TETSUYA、世界も感動しきり。

 授業を終えて「舎人第一小の生徒たちは本当に元気が良かった」と笑顔を見せた2人。小学校での授業は初めてという世界が「TETSUYAさんは本当に子どもたちに教えるのが上手。実は僕も小学生のころ、TETSUYAさんからダンスを教えてもらったことがあるんです」と振り返ると「世界が子供たちに一生懸命教える姿を見て、こうしてダンスを通してつながっていくんだなと思いました」とTETSUYAも感慨深げ。歌声のプレゼントにも、忘れられないほど感動したと2人。「『夢の課外授業』では、僕らは先生として訪問していますが、毎回子供たちから僕らが元気や刺激をもらうんですよね」と語った。

ホースセラピーで自然や生きることの素晴らしさを実感

2015.04.11 Vol.640

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。スポーツ選手、アーティストといった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。「郊外版」の授業が3月22日、「夢★大地 グリーンバレー」代表の梅木康裕さんを先生に迎え、千葉県長生郡にあるエバーグリーンホースガーデンで開催された。今回は小学生30人が参加した。

 今回の授業は、ホースセラピーを通じ、自然や生きることの素晴らしさ、コミュニケーションの大切さを実感・体験しようというもの。

 ホースセラピーは、心の問題を抱える人に対し、馬や自然とふれあうことによって心身の回復を促すもので、アニマルセラピーの一種。梅木さんはかねてからウエスタン乗用馬の育成に携わり、乗馬スタイルを越えて全国の乗馬愛好家にエンジョイライディングを啓蒙。その中で、心の問題を抱える人々に対し、ホースセラピーをメンタルヘルスの予防や回復の手段に取り入れてきた。

 乗馬体験では最初のうちは怖がったり緊張していた子どもたちだったが、予定時間の半分を過ぎた辺りから全員が笑顔に。最後はご褒美の人参をあげたり、馬と触れ合ったりと、都会ではなかなか味わえない貴重な体験となった。

堀潤氏「世の中を良くするために言葉を使ってほしい【夢の課外授業リポート】

2015.03.21 Vol.639

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。「学校訪問スタイル」の授業が3月6日、ジャーナリストの堀潤氏を先生に迎え、東京都板橋区の大乗淑徳学園淑徳小学校で開催された。今回は5〜6年生の224人が参加した。

 まずは堀氏がアナウンサーやキャスター、ジャーナリストという仕事、そして自らが主宰する「8bitNews」について説明する。

 授業は「ニュース原稿に隠れた秘密」「『意見』と『事実』を区別することでニュースが見えてくる」といったテーマの講義から。堀氏が実際にお金を落とし、それをポケットにしまう動作をした後に「先生は何をした?」と問うと、生徒から「ねこばばした」「さりげなく拾った」とさまざまな意見が飛ぶ。そんな身近な事例を挙げ、どれが事実でどれが意見なのかを分かりやすく解説した。

 続いては「伝える」ことを目的としたニュース原稿を実際にリポートする実演の授業。「アー」という発声の基本から、喋るうえでの語尾の大事さといった、やや高度なアドバイスが送られていた。

 そして最後の挨拶で堀氏は子供たちに「言葉はさまざまな文章をまとめて簡単にしているもの、だけどその本当の意味を考えてほしい。決して人や世の中を不幸にするものではなく良くするために言葉を使ってほしい」というメッセージを送った。

力士に「一日どれくらい食べますか?」【夢の課外授業リポート】

2015.03.08 Vol.638

 未来に向け、子どもに夢をあたえ「生きる力」を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。スポーツ選手、アーティストといった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。小学校を訪問する「学校訪問スタイル」の授業が2月26日、大相撲の芝田山親方(第62代横綱大乃国)を先生に迎え、大阪府茨木市立畑田小学校で開催された。今回は3〜6年生の314人が参加。

 まずは開会式で親方が「すでに夢がある人はその夢にどんどん向かってもらいたい。まだ夢を持てていない人だって、これから夢が持てると思います。今何が大事かといったら、一生懸命元気よく、病気をしない、ケガをしないで学ぶこと。そして学校では先生の言うことを、家ではお父さんお母さんの言うことをよく聞くこと。返事をちゃんとすること」と挨拶。

 そして芝田山部屋の力士、若龍勢(幕下)、大清峰(幕下)、龍勢旺(三段目)の3人が加わっての実技指導に移る。
 まずは準備運動として相撲の朝稽古のまた割りや四股などを体験。

 続いては力士同士でぶつかり稽古。その迫力を目の当たりにして、子供たちは目を白黒させる。

 そしてお待ちかね、実際に力士と相撲で対決する時間がやってきた。力士1人に子供たち4〜5人がぶつかっていく。

 3年生から順番に対決したのだが、4年生になると体も大きくなったことからか対決の質が上がったよう。後で控えている生徒の中には「ここをつかんで こう倒そう!」と作戦を立てている子の姿もあった。

 相撲を取るときは真剣な親方も土俵を割った後には、「女の子には優しいぞ!」、力士を押し出した体の大きな子には「後でスカウトするから!」「若龍勢と交代!」と笑いを誘い、会場を和ませていた。

 最後は児童からの質問コーナー。「ちゃんこ鍋って何をいれるんですか?」「一日どれくらい食べますか?」「力士になる条件は?」といった質問が飛んだ。

ホークス内川と元阪神・下柳さんが直接指導

2014.12.21 Vol.633

 21世紀の日本を担う子どもたちが大きな夢を持ち、すこやかに成長することを願い、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」(主催:二十一世紀倶楽部)。

 スポーツ選手、アーティスト、文化人といった著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝えるこのプロジェクト。小学校を訪問する「学校訪問スタイル」の授業が12月13、15の両日に山口県、福岡県、長崎県の3カ所で行われた。
 15日には福岡県福岡市立月隈小学校に今年日本一となった福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手が訪問。小学5〜6年生157人が参加した。

 内川選手はまずは教室で「夢の実現」をテーマに子供たちに話しかける。普通、教壇に立つという経験はそうあるものではなく、大概の人は緊張するものなのだが、黒板もなんなく使いこなす内川選手。父親が学校の先生だったことから、プロ野球選手のほかに「先生になる」という夢も持っていたそうで、この日は「半分、夢がかなった」とにこやかな表情を見せた。

 後半は校庭に場所を移し、全員参加のリレー、キャッチボールで体を動かし、最後は子どもたちと対戦し、場外ホームランを披露した。

大人もハイテンション

 同じ15日には長崎県長崎市立稲佐小学校を元阪神タイガースの投手、下柳剛さんが訪問。当初は5年生の2クラス54人が参加の予定だったのだが、下柳さんは見学していた6年生を見つけると「全員でやろう。青空全員教えてやる!」と呼びかけ、6年生も加わることに。青空とは前日に行われた「下柳剛ドリームカップ」という少年ソフトボール大会で敗れてしまった稲佐青空チームのこと。長崎出身の下柳さんは、かねてから長崎で同大会を開催しており、野球を通じて地元の子供たちの成長を見守っているのだ。

 最初は体育館での質問コーナー。下柳さんは返事の小さい子供に「返事は!?」と声をかけ、自然な形で挨拶の大事さ、大きな声で返事をすることの大事さを指導した。続いては校庭に場所を移して野球の指導。キャッチボールでは「きちんと相手の胸に投げること。なぜかと言うと相手が取りやすい、相手が次の動作に移りやすいから。相手のことをちゃんと考えることが大事」とここでも野球の技術ばかりではなく、相手を思いやる気持ちの大切さを子供たちに伝えた。

 最後には下柳さんと子供たちが対戦。昨年まで現役だった下柳さんの球を打てるとあって、子供たちのテンションも上がりまくり。見守る先生たちも生徒以上にハイテンションだった。

サプライズ講師にEXILE NAOTO、NAOKI &三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE 岩手県野田村で『夢の課外授業』を開催

2013.08.02 Vol.597

 著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝える「夢の課外授業」が7月27日、岩手県野田村野田村立野田中学校で開催された。今回サプライズ講師として訪問したのは、国民的ダンス&ヴォーカルグループEXILEのNAOTOとNAOKI。さらに2人もメンバーであるEXILEの想い・信念を受け継ぐダンス&ヴォーカルグループ・三代目 J Soul Brothersのメンバー全員が参加し、7名が先生となりダンスレッスンを行った。

EXILE KENCHIが母校でレッスン!『夢の課外授業』リポート

2013.02.25 Vol.584

 著名人が、夢を持って挑戦することの大切さを子どもたちに伝える「夢の課外授業」が20日、神奈川・横須賀市立鷹取中学校で開催され、同校の卒業生で国民的ダンス&ボーカルグループ・EXILEのKENCHIが先生となり、ダンスレッスンを行った。

「いつかこういうことがしたかった!」という、KENCHI。卒業以来初めて学校の敷地内に入ったとあってテンションも高めだ。この日のレッスン曲は、EXILEを代表する曲『Choo Choo TRAIN』だ。象徴的なロールダンスやリズム感が試されるボックスステップなどインストラクターによるステップのレクチャーが行われている間、KENCHIは生徒たちの間をゆっくりと歩いて回り、直接アドバイスをしたり、自ら体を動かしてやって見せたり。生徒以上に熱中する先生たちにも丁寧に指導。シャイでなかなかキメポーズを作れない生徒たちに「もっと自分を解放して楽しんで!」と、引っ張っていた。

「楽しいからダンスをやってきた」というKENCHI。「好きなことを一生懸命! それが大人になって生きてくる。あと、勉強もちょっとやっておいて」と、中学生たちにエールを贈った。

夢の課外授業郊外型スタイル〜チャリティ・キッズ・ベースボールスクール2012〜

2012.12.10 Vol.575

最年長投手として、昨年まで現役だった工藤公康が「野球を通じて人材育成を!」との思いからスタートした「チャリティ・キッズ・ベースボールスクール」(主催:二十一世紀倶楽部)が2日、明治神宮外苑室内球技場で行われた。19回目を迎えた今年は、アメリカンスクールを含む11チーム131人が参加した。(文中敬称略)

石巻市立貞山小で「夢の課外授業」開催

2012.11.19 Vol.573

 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと二十一世紀倶楽部による「夢の課外授業」が11月2日、宮城県石巻市立貞山小学校で開催された。
 今回の講師は前田亘輝さんをはじめとするTUBEメンバー(音楽)、元プロ野球選手の水野雄仁さん(野球)、元Jリーガーの水内猛さん(サッカー)。3組の講師が同時に課外授業を行うのは初めてのこと。参加するのは同校の1〜6年生の250人。
 音楽の授業では、TUBEのメンバーが『サザエさん』など、誰もが知っている曲がコードを変えるとどう聴こえるかという「コード感講座」や宿題として事前に児童に書いてもらった『夏だね』の「作詞講座」を実施した。
 水野さんの野球の授業では、児童代表が水野さんとキャッチボール。打撃では水野さんの投げる球を打つという貴重な体験も。
 サッカーの授業ではボールを使った基本練習はもちろん、「だるまさんが転んだ」の要素を取り入れたゲームや、水内さんも参加してのミニゲームを実施した。
 閉会式では全員で、東日本大震災復興応援チャリティーソングである『RESTART』を合唱。終始、子供たちの笑顔が絶えない一日だった。

夢の課外授業 ダンスを通じて被災地を元気にしたい

2012.05.28 Vol.553

 株式会社LDHと二十一世紀倶楽部が協力し、ダンスを通じて「被災地を元気に」「ダンスを用いた教育プログラムの発展を支援」するための、夢の課外授業「創る・伝えるプロジェクト」が5月7日から始まった。

 未来を担う子どもたちが大きな夢を持ち、すこやかな成長を促すことを目的とする二十一世紀倶楽部の「夢の課外授業」。2000年度から始まり、これまで全国各地で開催されてきた「夢の課外授業」の中からダンスを通じた「創る、伝えるプロジェクト」が、今年度の文部科学省「復興教育支援事業」としてスタートした。

「復興教育支援事業」とは昨年の東日本大震災を受け、被災地の「復興教育」を支援していくための事業。二十一世紀倶楽部は昨年2回に渡り、EXILEのメンバーによる「夢の課外授業」を岩手県で実施。岩手県教育委員会からの希望と文部科学省からの要望を受け、今年は「ダンスの力で日本を元気にしよう」というテーマのもと、岩手県釜石市立大平中学校で5回の授業を行うことになった。

「夢の課外授業」を世田谷区等々力小学校で開催。

2011.10.24 Vol.528

 21世紀の日本を担う子どもたちが大きな夢を持ち、すこやかに成長することを願い、2000年度より活動をスタートさせた「夢の課外授業」プロジェクト。EXILEのAKIRAとKENCHIが10月18日、世田谷区立等々力小学校に特別講師として訪問。ダンスの授業を通して大切なメッセージを伝えた。

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