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豊島区の創立100周年文化財「自由学園明日館」がSDGsへの関心が高まるイベントを開催

2021.12.11 Vol.Web Original

 今年で創設100周年を迎える豊島区西池袋の重要文化財「自由学園明日館(じゆうがくえんみょうにちかん)」で10日、「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」両方の選定を受けている豊島区と協力し、SDGsへの市民の関心を高めることを目的としたイベント「心豊かな暮らしづくりが、ひとをつくり、明日をつくる!」を開催した。これは、豊島区が制定する「豊島区国際アート・カルチャー特命大使/SDGs特命大使」の団体特命大使である同館の自主企画事業。

 最初に開会の挨拶に立ったのは、豊島区観光協会名誉会長で同特命大使代表幹事の齋木勝好氏。「豊島区肝いりの特命大使制度が始まって5年。大使の数は約1500人と大きな集まりとなったが、SDGs未来都市の構築には市民の皆さんの力が必要。官民一体オール豊島で挑戦したい」と抱負を述べた。

 続いて登壇した自由学園の高橋和也学園長は、イベント会場となった「自由学園明日館」の歴史に触れ、「これからもこの由緒ある建物が豊島区民の文化発信に使われると嬉しい」と語った。

 挨拶の最後は高野之夫豊島区長。まずは実際に観客を入れての、いわゆるリアル開催を「久しぶりに皆さんと一堂に会することができた」と喜んだ。そして、今回の会場である重要文化財の「自由学園明日館」は豊島区の誇りとし、同館も企業大使として参加している特命大使の力を借りて「素晴らしい豊島区を作り上げたい」と誓った。

チリ議会が同性婚法案を可決<ニュースな写真>

2021.12.09 Vol.748

【NEWS HEADLINE 2021.11.5〜12.9 PHOTO OF THE MONTH】

 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

カカオ農家の児童労働からフェアトレードを考える。浜松市の子どもたちがSDGs学習

2021.12.09 Vol.Web original

 静岡県浜松市立船越小学校の6年生がリモート授業で「SDGs(持続可能な開発目標)」について学習。カカオ農家を題材に、未来の子どもたちのためにできることを考えた。

土屋鞄が革製品のリユース事業開始「つくる責任、つかう責任」

2021.11.14 Vol.747

 

 革製品の鞄や小物を製造販売する土屋鞄製造所が革製品のリユース事業をスタートした。使わなくなった自社の革製バッグを無料で引き取り、職人が修理・再販売するもの。ユーザーに使用しなくなった同社の革製バッグを店舗もしくは着払いで配送してもらい、工場で修理し、実店舗の定価の6割程度で販売する。バッグを提供すると、1回の引き取りにつき、土屋鞄で利用できる20%割引クーポンを用意する。サービスは試験運用を経たのち、体制を整えながら2022年3月を目途に通年サービスとしてスタートする。リユース品の販売は、11月19日から中目黒の実店舗で行う予定。

 同社では、新しい鞄や小物、雑貨などにリメイクして販売するアップサイクルビジネスなどを検討している。

白いTシャツはもう捨てないで ファクトリエが水平リサイクル

2021.11.13 Vol.747

 

 ファッションブランドのファクトリエは「着なくなったら糸になるサステナブルなTシャツ」を販売中。TシャツからTシャツへと循環させる日本初の水平リサイクルに挑戦している。ユーザーは、Tシャツを購入し、着なくなったら店舗に持ち込むか、店舗に送付するだけ。ブランドは集まったTシャツを工場に持ち込み、布を細かく割いて糸に戻す。そこから新しく生地を編んで、新しいTシャツに生まれ変わらせる。

 販売されている「着なくなったら糸になるサステナブルなTシャツ」そのものはハイクオリティー。価格は税込みで3960円。1000円で良質なTシャツが購入できるいま安くはない。ただ捨てる際の罪悪感、SDGs達成のために何かをしているという気分で十分ペイできそうだ。ブランドのECサイトで購入できる。

販売促進を効率化して無駄を削減!店頭マーケティングの常識を覆す「SDGs販促」とは?

2021.11.11 Vol.Web Original

 流通小売店舗におけるフィールドマーケティングサービスを行うインパクトホールディングス。同社が「販売促進の効率化、ムダの削減」 をミッションに掲げ、「SDGs販促」を推進する子会社としてimpact connect(インパクト コネクト)を立ち上げた。「SDGs販促」とはどういったサービスなのか? impact connectの佐野耕太郎代表取締役社長と、デジタルサイネージ事業を行うimpactTV(インパクトティーヴィー)の川村雄二代表取締役社長に話を聞いた。

豊島区の子どもたちが世界に発信!「SDGsフェスティバル」が開催

2021.11.08 Vol.Web original

 豊島区教育委員会主催の「SDGsフェスティバル」が8日、豊島区立芸術文化劇場で行われ、区内9校の小・中・高校生たちが、それぞれ主体となって取り組んだSDGsの活動を発表した。

「SDGsフェスティバル」は、豊島区が推進する「SDGs達成の担い手育成事業」の一環で、SDGsの取り組みを子どもたちに限らず、地域や保護者などが「自分ごと化」できるよう、各学校で行われた取り組みを広く発信することを目指したもの。区内すべての小・中学校30校が参加して行うのは23区初で、フェスティバルの様子はYouTubeでもライブ配信された。

 会に登壇した高野之夫区長は「次世代の子どもたちが自分ごととして、地域や大学、企業と連携して取り組んでこそ、未来都市が生まれ、都市の展望が開ける。区内すべての小・中学校がSDGsの第一歩を踏み出した。この第一歩こそ、明日の豊島区の大きな一歩となる」と挨拶。豊島区教育委員会学校 SDGs推進アドバイザーの阿部治氏は「SDGsは未来を担う子どもたちだけでなく、大人たちも学ぶべきもの。共に協力し合い、連携することが大きな原動力になる」と期待を寄せた。

大塚駅前で住民・周辺企業社員ら200名が街を清掃 SDGsは「自分から動く」

2021.11.05 Vol.Web original

 

 住民や地域企業の社員らによる清掃イベントが5日、豊島区・大塚駅前周辺で行われ、約200名が駅前広場や通りを歩き、清掃作業にいそしんだ。

 清掃イベント「CleanUpOtsuka(クリーンナップ大塚)」は、大塚再開発プロジェクトを手がける山口不動産の呼びかけで、周辺企業などが参加し定期的に行われている。

 活動を開始した7月は約100名だったが、この日は約200名が参加。

 この日は高野之夫豊島区長も参加。高野区長は「こんなに若い方々が参加してくださり大塚のパワーを感じます」と、街の美化運動への関心の高さをたたえ、大塚で創業して67年という小林工芸社代表取締役の丸田亨氏も「ただ単にゴミを拾うということだけでなく、参加者がコミュニケーションを取りながら、大塚の将来への思いを共有できれば」と期待。

豊島区文化栄誉賞に五輪スポーツクライミング銀メダルの野中ら4名。「としま文化の日」記念式典が開催

2021.11.01 Vol.Web original

「としま文化の日」の記念式典が1日、豊島区立芸術文化劇場で行われ、高野之夫区長らが出席。2年目となる「としま文化の日」を祝うと共に、区の文化を広く世界に発信した人を表彰する「文化栄誉賞」の表彰式が行われた。

 豊島区では2002年の区制施行70周年以降、一貫して「文化によるまちづくり」を推進。2019年には、国家的文化プロジェクト「東アジア文化都市2019豊島」の実施や、8つの劇場を備える複合商業施設「Hareza池袋」の整備をはじめ、文化を軸にしたまちづくりへ集中投資を行った。昨年には、毎年11月1日を「としま文化の日」と制定。自治体として独自の文化記念日を設けるのは豊島区が初めてとなる。

 2年目の今年は「SDGs×文化」をテーマに、区の文化や文化によるまちづくりを次世代に継承することを目的に、さまざまなイベントを開催。主に11月1〜8日までの期間、記念行事のほか、初となる吉本興業とのコラボレーションで、ミュージカルやコメディ芝居、ワークショップなど、幅広いジャンルで子どもから大人まで参加できる機会を目指す。

「すべての人に健康と福祉を」豊島区でホームレス状態の人に新型コロナワクチン集団接種

2021.10.31 Vol.Web Original

 東京23区で初めて「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」のダブル選定を受けた豊島区で30日、ホームレス状態にある人への新型コロナウイルスワクチンの集団接種が行われた。都内では台東区に続くワクチン接種の取り組みを取材した。

「Pontaの森」がミニチュアに!  SMALL WORLDS TOKYOの「SDGs ピースコミュニケーションシティ」に設置

2021.10.28 Vol.Web Original

 

 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営する株式会社ロイヤリティ マーケティングは、同社が行う豊かな環境を未来に残す「Pontaの森」プロジェクトの取り組みのひとつとして、100年後の「Pontaの森」の模型を、有明にあるミニチュアテーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」の「SDGs ピースコミュニケーションシティ」に設置する。28日に開いた「Pontaの森」誕生および「誰でも気軽なSDGs」発表会で発表した。

 同社は、2019年12月に、SDGs達成に向けて、「Green Ponta Project」を立ち上げ、アプリなどを通じて、誰でも気軽に起こせるSDGsアクションを提案して来た。プロジェクトの開始からまもなく2周年となるなかで、スタートした新たな取り組みのひとつが「Pontaの森」で、Ponta会員のネットワークを活用して、森を育む活動の輪を広げていきたい考えだ。

「Pontaの森」のプロジェクトは北海道の美幌町でスタート。未来について考え、アクションし続けることのシンボルとして、いちから森を育てる。その第一歩として今月17日にミズナラの植樹を行っている。

 始まったばかりの「Pontaの森」だが100年後にこうあってほしいという森の姿をミニチュアで表現し、「SDGs ピースコミュニケーションシティ」に設置する。森林と人々が共生し、住人や動物たちが一緒に共存共栄できるサステナブルな街がコンセプトだという。模型の設置は11月末の予定。

 

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