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小学生が「住み続けられる未来の大阪」についてディスカッション

2023.09.25 Vol.web original

 

 毎年9月末、国連総会と同時期に呼びかけられるSDGs週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク。今年は9月15日から24日)に合わせ、小学生がSDGsの観点から「住み続けられる未来の大阪」をテーマにディスカッションを行う『国連を支える世界こども未来会議 in OSAKA』が24日、大阪にて開催。小学4年~6年生約40名が参加し、持続可能な都市づくりのアイデアを出し合った。

『国連を支える世界こども未来会議』は、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタートしたBEYOND2020NEXT FOROMから創出され、世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合う「ピースコミュニケーション」の場として毎年開催している。国内エリア展開の一つである大阪での開催は昨年に続き2回目。

 冒頭、主催・一般財団法人ピースコミュニケーション財団 代表理事の一木広治氏は「私たちは今年、NYの国連本部に、世界の子どもたちから寄せられた平和実現のためのアイデアを届けると共に、毎年届けることを申し入れてきました。2025年に大阪で開催される大阪・関西万博でも、この会議を開催する予定です。未来の大阪について知恵を出し合っていろいろなアイデアを考えてみてください」とあいさつ。

 審査員を務める中山泰秀氏(国連を支える世界こども未来会議国会議員サポーターズクラブ幹事、元防衛副大臣兼内閣府副大臣)は「子どもの時の、既成概念にとらわれないアイデアを大人になっても忘れないでほしい。誰からも邪魔されない皆さんの素直なアイデアをピースコミュニケーションのために生かしていただけたら」。

 山形浩一氏(朝日放送グループホールディングス株式会社 取締役執行役員)も「皆さん、目がいいですね。真剣な目と柔らかい頭で出してくれるアイデアを楽しみにしてます」、和田由美氏(関西テレビ株式会社 経営戦略本部コーポレート局長)は「審査員ということで緊張していますが皆さんの発表を楽しみにしています」、久保田雅則氏(大阪大学大学院国際公共政策研究科 特任講師)は「今の大阪もかなり住みやすい街だと思っていますが、この大阪をもっとより良い街にしていくアイデアを皆さんが教えてくれるとのことで大変楽しみにしています」、山口将志氏(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員)は「今日は皆さんにSDGsの観点からアイデアを出していただきますが、私も一緒に勉強させていただきたいと思っています」と、審査員一同も子どもたちの発想に期待を寄せた。

地元の小学生が「未来の浜松市」をテーマに白熱ディスカッション〈国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU〉

2023.08.09 Vol.Web Orignal


 世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議 in HAMAMATSU」が6日、静岡県浜松市で行われた。将来の浜松市の姿やそのために自分たちが明日から始められることなどについてアイデアを出し合うワークショップ型のイベントで、浜松市内の小学校4~6年生約20名が参加、SDGs(持続可能な開発目標)を達成する視点から「住み続けられる未来の浜松市」をテーマに熱くディスカッションした。

 この日のイベントは認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパンの潮崎真惟子事務局長による世界を取り巻く現状やフェアトレードについての講義でスタート。 その後、潮崎事務局長はグループに入って子どもたちのディスカッションを見守った。

 子どもたちは5つのグループに分かれて約4時間をかけてテーマについて考えた。普段は別々の小学校に通う子どもたち同士で1つのテーブルを囲んで話し合った。

 最初は学校や企業でもチームワークづくりに活用されている『わたしたちのウェルビーイングカード』を使って「自分の幸せにとって大事なもの」を発表しながら自己紹介。カードにはウェルビーイング(その人らしくいきいきと生きるあり方や心地よい状態)を実現するため必要なことが記載されており、子どもたちは「熱中」「挑戦」「生命・自然」といった自分自身の幸せにつながる言葉が書かれたカードを選んで挨拶。「しあわせには『生命・自然』が必要です。人がいないと始まりません」「私のしあわせに必要なのは『熱中』です。なぜなら“推し”がいるからです」など、各テーブルで笑顔もこぼれ、盛り上がった。

 自己紹介のあとは本題「住み続けられる未来の浜松市」について意見をぶつけ合った。

ずっと住み続けたい沖縄って? 沖縄の子どもたちがディスカッション アイデアまとめ提案 〈国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA〉

2023.07.28 Vol.Web Original

 世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える“ピースコミュニケーション”の場「国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA」が26日、沖縄・沖縄市の沖縄アリーナで開催された。会議には沖縄市内外の小学4~6年生の児童約30名が参加し、SDGs(持続可能な開発目標)を達成する視点を含めて、「住み続けられる未来の沖縄」について真剣に考えディスカッションし、これからの沖縄があるべき姿やそのために明日から始める行動などを提案した。

 小学生たちは6つのグループに分かれ大人たちのサポートを受けながらテーマに取り組んだ。ワークショップは二部制でプレゼンテーションを含めて約3時間。最初に学校や企業でもチームワークづくりに活用されているという『わたしたちのウェルビーイングカード』を使って、自己紹介をしながら「自分の幸せにとって大事なもの」を発表してウォームアップ。全18種類あるカードにはウェルビーイング(その人らしくいきいきと生きるあり方や心地よい状態)を実現するため必要なことが記載されており、児童たちは「挑戦」「思いやり」「応援」「感謝」「自分らしくいること」など思い思いの自分の幸せにつながる言葉を選んでトーク。そのなかで「どんな時に思いやりが必要だと思うか」など問いかけられながらコミュニケーションを膨らませた。

ランダムにグループ分けされた子どもたち。心臓の動きを手のひらの上で感じることができる「心臓ピクニック」の体験で距離をぐっと縮まる

この日のテーマ「住み続けられる未来の沖縄」についても、同様にカードを使いながらアイデアをぶつけあった。いま自分たちが住んでいる沖縄が未来に向けてどう変化していったらいいのか、どんなふうになったらより住み続けたくなるのかを考えながらディスカッションした。「ごみ拾いをして環境をもっときれいにしていくべきだと思います。それによって沖縄に来る人が増えるはずだから」といった観光が重要な資源である沖縄ならでは自然に対する考え方や、「決まりを守ることが大切だと思います。沖縄は交通事故が少ない県。これを増やさないように続けていったほうがいい」など、沖縄の現状を踏まえた意見が活発に飛び交った。

 最終的にはグループの答えとして1枚のカードを選んで意見をまとめて発表。「挑戦」「協調」、そして「生命・自然」を選んで、手分けして文字やイラストを盛り込んで発表用のパネルを作り、マイクをリレーしながら発表。なかなかカードを1つに絞り切れないなかで、6チーム中4チームが、自然や環境を守ることを選んで発表。ごみを拾った分量に合わせてレストランや水族館で使える割引券を発行するといったアイデアもあった。

国連本部でキッズアンバサダーが「第3回国連を支える世界こども未来会議のアイデアブック」を提出

2023.07.22 Vol.Web Original

 一般財団法人ピースコミュニケーション財団が7月19日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部DDRで「国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~(The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations ~Project Launch Event in New York~)」を行った。

 国連を支える世界こども未来会議は、世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、2019年に東京オリンピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタート。以降、毎年開催し2022年度からは国内各地でも開催。現在は、こども家庭庁・外務省・東京都が後援し、2023年2月には国連からタイトルの認定を受けている。

中山泰秀元外務副大臣が国連本部で開催の「国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント~」にメッセージ

2023.07.17 Vol.Web Original

 一般財団法人ピースコミュニケーション財団が7月19日(現地時間)、米ニューヨークの国連本部DDRにて「国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~(The Children’s Conference of the Future in Support of the United Nations ~Project Launch Event in New York~)」を行う。

 国連を支える世界こども未来会議は、世界のこどもたちが集まり、SDGsを軸に平和で豊かな世界について語り合うピースコミュニケーションの場として、2019年に東京オリン ピック・パラリンピック公認プログラムとしてスタート。以降、毎年開催し2022年度からは国内各地でも開催。現在は、こども家庭庁・外務省・東京都が後援し、2023年2月には 国連からタイトルの認定を受けている。

 今回の国連本部でのイベントは2部制で行われ、第1部の「国連本部セレモニー」では、グテーレス事務総長への親書と、キッズアンバサダーより3月に開催した「第3回国連を支える世界こども未来会議」の議論の結論をまとめたアイデアブックを国連本部に提出。国連本部内「Children’s Corridor」にてツアーも実施予定となっている。

 第2部の「国連を支える世界こども未来会議~プロジェクト発表イベント in New York~」では、プロジェクト発表とサムライギタリストMIYAVIによるライブパフォーマンスが行われる。プロジェクトの概要、来年度以降の展望を発表するとともに、本プロジェクト へ協賛している日本電信電話株式会社が、ニューヨークの会場にいるキッズアンバサダ―と日本にいるキッズアンバサダーをオンラインでつなぎ、遠くにいる人の鼓動を光と振動 で感じる遠隔触感コミュニケーション体験を実践。また、キッズアンバサダー3名が「第3回国連を支える世界こども未来会議」で考えた平和実現に向けたアイデアを発表する予定となっている。

 プロジェクト発表後のMIYAVIによるライブパフォーマンスでは『Shape Of Futureプロ ジェクト』と題したこどもたちの未来に向けた「声」を集めるプロジェクトをもとに MIYAVIが楽曲プロデュースで制作した国連を支える世界こども未来会議のテーマソングも初披露される。

池袋本町小学校で「アントレプレナーシップ」出前授業 “給食” テーマにグループワーク

2023.07.13 Vol.Web Original

 豊島区SDGs未来都市推進課が主催する「豊島区 出前授業」が7日、豊島区立池袋本町小学校にて6年生136名を対象に行われ、早稲田大学グローバル科学知融合研究所の朝日透所長と同研究所メンバーが登壇した。

MA55IVE THE RAMPAGEのライブやキングスのバスケ教室も!『国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA』が7月開催

2023.07.12 Vol.Web original

『国連を支える世界こども未来会議 in OKINAWA』が7月26日、沖縄アリーナのメインアリーナにて開催される。

 本イベントは全3部構成となっており、第1部のワークショップでは、SDGsのテーマを軸に「沖縄をより住み続けられるまちにするにはどうしたらよいか」について、こどもたちがグループに分かれてディスカッションを行い、アイデアを発表。グランプリ受賞者は令和6年3月に東京都庁大会議場で開催される『第4回国連を支える世界こども未来会議』に、沖縄代表としてアイデアを発表予定。審査員には島尻安伊子(衆議院議員、元内閣府特命担当大臣)、白木享(琉球ゴールデンキングス代表取締役社長)、神谷健太(THE RAMPAGE/MA55IVE THE RAMPAGE)、一木広治(一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事)が参加する予定。

 第2部では、琉球ゴールデンキングスによるバスケ教室とEXPG沖縄のインストラクターによるダンス教室を開催。夢に対する興味を持つきっかけづくりやモチベーションの向上を目指す。

MIYAVIが国連を支える世界こども未来会議のテーマソングを制作 未来の夢を語るこどもたちの声を募集

2023.05.11 Vol.Web Original

「国連を支える世界こども未来会議」を主催する一般財団法人ピースコミュニケーション財団では「Shape of Futureプロジェクト」と題したプロジェクトを5月1日から行っている。

 同財団では未来の主役を担う世界中のこどもたちに「なりたい将来像」や「生きたい世界」について自らの言葉で語ってもらい、その声を社会に発信したいと考え、このプロジェクトでこどもたちからの「声」を募集している。

 今回集まった声はFMラジオでのOAや、ピースコミュニケーションプロジェクトのテーマソングとして、サムライギタリストのMIYAVIプロデュースのもと、7月にニューヨークの国連本部で開催されるハイレベル政治フォーラムに合わせて行うプロジェクト発表イベントで披露される予定となっている。

「声」は5月31日まで募集。対象年齢は9~12歳となっている。応募等の詳細は財団HP( https://peace-communication.or.jp/ )から。

 このプロジェクトの開催にあたりMIYAVIは「子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのための未来予想図。
 このプロジェクトに関わらせていただくようになって、どれくらいになるでしょうか。
 子どもたちのイマジネーションを聞いていると、この世界の全てを、彼ら、彼女らに委ねてみるとどれだけ楽しく愉快なものになるだろうと思わされます。
 しがらみや現実的なことを先にかんがえずに、自分も子どものころ何も恐れず夢をみていた感触を思い出しながら、キッズたちと思いっきり未来をロックしたいと思います。」とのコメントを寄せている。

 一般財団法人ピースコミュニケーション財団は内閣府認証事業のBEYOND 2020 NEXT FORUMから創出されたSDGsピースコミュニケーションプロジェクトを継続化することを目的に設立されたもの。「未来のこどもたちのために、今私たちができることを」という理念のもと、外務省、国連及び各機関、各国駐日大使館とも連携し、 次世代のこどもたちのために未来の課題であるSDGsをコミュニケーションによる解決を目指し、さまざまなプロジェクトに取り組み、2021年には「こども未来国連会議」をスタート。この「こども未来国連会議」は2023年2月からは「国連を支える世界こども未来会議」に名称を変更するとともに国連本部よりタイトルの認定を受けて展開している。

子どもたちの視点は社会課題解決の種「国連を支える世界こども未来会議」

2023.04.22 Vol.web original

 

 2020年以降の日本の活性化をテーマに世代や業界を越えて有識者らが集う「BEYOND 2020 NEXT FORUM」が「BEYOND 2020 NEXT FORUM −SDGsピースコミュニケーション−」を開催した。

「BEYOND 2020 NEXT FORUM」では、2020年以降の日本の活性化を目的に、ダイバーシティ、イノベーション、スタートアップ、エンターテインメントなどのテーマのもとで、各界、各世代で活躍中の有識者で構成されるメンバーが中心となって、2019年3月にスタート。その後、内閣府の「beyond2020プログラム」認証事業となり、2020年9月から外務省の後援、2022年8月より継続的な活動を目的に設立された一般財団法人ピースコミュニケーション財団と共催で、SDGsと次世代人材育成をテーマとする「SDGsピースコミュニケーション」を新たな主題として掲げ、さまざまなフォーラムを実施している。

 フォーラム第3部では「国連を支える世界こども未来会議」をテーマに、ファシリテーター・堀潤氏(ジャーナリスト)、パネラー・一木広治氏(一般財団法人ピースコミュニケーション財団代表理事)、西川なずな氏(早稲田大学社会科学部2年/ Beyond 2020 NEXT PROJECT 学生メンバー)がトークセッションを行った。

 冒頭、一木氏は〈世界こども未来会議〉について「我々はこれまで〈こども未来国連会議〉という名称で、世界の子どもたちが集まり、SDGsを軸として平和で豊かな世界について表現し語り合う“ピースコミュニケーションの場”を広げる活動を行ってきました。そして昨年、NYの国連本部を訪問時、レターを提出しリーガルチェックを経て新たに〈The Children’s Conference of the Future In Supported the United Nations(世界こども未来会議)〉という名称で、行っていくことになりました」と解説。

 堀氏は「“こどもが国連を支える”という意味合いであることが素晴らしいですね」と言うと、一木氏も「子どもが主役の活動であるということが伝わる名称となったと思います」。

 世界こども未来会議は今後も各地で開催予定。一木氏は「2025年にはSDGsが大きなテーマの一つとなる大阪・関西万博で、こども達が夏休みの8月に開催を検討中です。日本の8月は広島・長崎に原爆が投下された月でもあります。そこで世界のこども達がピースコミュニケーションの発信をしてもらいます。また、今年は、プロジェクトのボードメンバーでもあるアーティストのMIYAVIさんにテーマソングの製作を依頼し、それをNYの国連本部で発表できたらと外務省や国際連合日本政府代表部と協議をして計画を進めています」と語った。

 過去の同イベントにサポートとして参加した西川氏も「子どもたちは大人が普段気づかないような視点で、社会を変えていくための改善の種をたくさん提示してくれると感じました」と“主役”となったときの子どもたちが見せる力に未来を感じていた。

 また、実際にNYで国連の担当者と会談した西川氏は「その方も、国連が身近なものととらえられていないことに危機感を持っていらっしゃった。その中で、世代を超えて世界を変える力は小さな声にもある、それがこの会議の良さだということをおっしゃっており、私も国連を支えるイベントとして意義のある活動だと改めて感じました」と語っていた。

 

【TOKYO HEADLINE《ACADEMY》チャンネル】

https://youtu.be/G5trrDkOIok

 

平和を実現するためにどうする? 国内外の子どもたちが膝を突き合せ考える〈国連を支える世界こども未来会議〉

2023.03.22 Vol.Web Original


 世界の子どもたちが集まって平和で豊かな世界について考える「第3回 国連を支える世界こども未来会議(The Children’s Conference of the Future
in Support of the United Nations)」が19日、有明のミニチュアテーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」で開催された。会議には国内外から14カ国約60名の子どもたちが参加し、10のグループに分かれ、平和や平和へのアプローチについてそれぞれの考えを交換したり、音楽ライブを楽しんだりして、交流した。

 会議は、SDGsや社会問題を「知る」=グループワーク、未来について「考える」=グループワークとディスカッション、そして考えや思いを「伝える」=発表で構成。この日は、「SDG ゴール 16. 平和と公正をすべての人に~平和な世界をつくるためには~」がテーマで、ジャーナリストの堀潤氏が自身の取材を通して伝える平和の講義を聞き、グループワーク。平和を実現するために必要なことは何かと考え、最終的にグループの考えをまとめて発表した。

堀潤「平和は寛容であること。もっと知ろうというアクションを」こども記者育成ワークショップを開催

2022.12.12 Vol.Web Original

 コミュニケーションによって未来の平和な社会づくりを目指す「SDGs ピースコミュニケーションproject」は10日、東京・有明の世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパーク「スモールワールズ TOKYO」で「こども記者育成ワークショップ」を開催した。

 今年8月に行われたワークショップの最新版で、日本語を母国語としない子どもたちが対象。今回もジャーナリストで同プロジェクトの ボードメンバーである堀潤氏が講師を務め、子どもたちと一緒に「平和」をテーマに考え、対話した。

 約90分のワークショップ。子どもたちは堀氏と対話しながらリサーチやインタビューの基本的な知識や考え方、視点の大切さを学ぶ。堀氏はスライドや写真を見せたり、クイズを出したりしながら、持論である「大きな主語と小さな主語」について説明、ステレオタイプに囚われてしまう危うさについても自身の経験を踏まえて話した。また、「大きな主語と小さな主語」を用いてオピニオン(意見)とファクト(事実)の違いについても話し、「小さな主語」と「事実」の大事さを説いた。

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