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和島大海が得意の左の蹴りで1RKO勝ち。「和島大海、まだまだこれから。もう1回ベルトを獲るために頑張る」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
 前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で再起戦に臨み、キム・ジュンファ(韓国/安養サムサン)と対戦した。試合は1RでKO勝ちを収め復活を果たした。
 
 和島は2021年12月の大阪大会で木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。ジョムトーン・ストライカージム、ジョーダン・ピケオーという強豪を相手にいずれもKOで2度の防衛を果たした。2022年に行われた「THE MATCH 2022」では第2代RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアにKO勝ち。2020年9月から8連勝でうち7KO勝ちと盤石の強さを見せていたのだが、昨年12月のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)を相手にした3度目の防衛戦でまさかのKO負けを喫し、王座陥落。再起戦となった今年3月の「−70kg世界最強決定トーナメント」の1回戦でもダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)にKO負けを喫し2連敗となっていた。

兼田将暉が斗麗に戦慄の1RKO勝ちで軍司泰斗、寺田匠との対戦をアピール「どっちともやりたい」【K-1】

2024.10.06 Vol.Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたフェザー級戦で兼田将暉(RKS顕修塾)が斗麗(WIZARDキックボクシングジム)に戦慄の1RKO勝ちを収め、トップ戦線への復帰を果たした。
 
 兼田は「K-1甲子園2017」の-60kg級で優勝を果たし、プロデビュー後もACCEL、HEAT、RKSとさまざまな団体でベルトを獲得。2022年1月から再びK-1グループに参戦するとそこから5連勝。通算でもK-1グループでの戦績を6戦6勝とし、フェザー級王者だった軍司泰斗への挑戦を再三アピール。しかし勝ったほうが王座挑戦といった意味合いを持った戦いで寺田匠に判定負けを喫し、今回が再起戦だった。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。斗麗が左カーフ、左ハイ。兼田もローを返す。パンチの打ち合い。斗麗の左ストレートが伸びる。斗麗が前に出てヒザを出そうとしたところに斗麗が左のショートフックをカウンターで打ち抜くと斗麗は前にばったりとダウン。何とか立ち上がろうとするも立ち上がることができず、兼田が戦慄のKO勝ちを収めた。

エロジマンとジャンウォンが決勝トーナメント進出。山口翔大と谷川聖哉は無念の涙【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original
 旧K-1時代から活躍するキュラソー系のオランダのヘビー級レジェンド、エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で約14年ぶりに日本のリングに上がり、健在ぶりを示した。
 
 ジマーマンは「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で山口翔大(GENESIS)と対戦し、3RでKO勝ちを収めた。
 
 旧K-1時の2008年にはWORLD GP準々決勝で極真王者のエヴェルトン・テイシェイラから勝利。“エロジマン”の愛称で人気を集めた。2012年には「IT’S SHOWTIME」でGLORY王者のリコ・ヴァーホーベンを左フックでKOした。14年ぶりにK-1へ参戦した今年6月にルーマニアで行われた「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」ではギリシャのマイク・カラマスケタスを1RKOで破り、その強さを証明。今回の参戦につながった。
 
 山口は空手をバックボーンに持ち、白蓮会館の全日本大会で5度優勝。300超の流派、団体が加盟するJFKO全日本大会では2018年と2019年に重量級を連覇。2019年には新極真会の世界大会の日本代表に選ばれ、世界の強豪とも戦っている。2022年にキックボクシングに転向し、K-1グループでは4戦4勝(2KO)の戦績を残している。

シナ・カリミアンとイストラテの遺恨決着戦は「試合結果保留」の異常事態に【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original
 元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で因縁のクラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)と「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で対戦した。試合はまたしても不透明な結果に終わり、禍根を残した。
 
 2人は昨年9月に行われた「30周年記念無差別級トーナメント」の準決勝で対戦するもカリミアンの再三の反則行為で試合は荒れ模様に。反則での減点もあり、判定でイストラテが勝利を収めた。今回は遺恨決着戦となるはずの試合だった。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるイストラテ。足を使って回り、ローを飛ばすカリミアン。カリミアンが詰めてロープを背負わせると左右のフックを浴びせる。圧をかけるイストラテ。カリミアンはロープ伝いに回るが、追ったイストラテが左フックであごを打ち抜きダウンを奪う。立ち上がったカリミアンに襲い掛かるイストラテ。左右のフックから距離が詰まりカリミアンが組み付くと、イストラテが後頭部にパンチを放ってしまい、カリミアンはアピールした後にリングに倒れ込む。カリミアンの回復を待つために一時中断。ドクターチェックが入るがカリミアンはリングに仰向けに倒れたままでゴングが鳴らされた。

「50歳の選手に勝てなければ自分はもう勝てない」と背水の陣のK-Jeeがバンナに1RKO勝ち。12月の本戦に日本人ゼロの最悪の事態を回避【K-1】

2024.10.05 Vol. Web Original
「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われた「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と旧K-1時代に活躍した“ハイパー・バトルサイボーグ”ことジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)が対戦した。
 
 試合はK-Jeeが1RでKO勝ちを収め、12月14日に東京・代々木第一体育館で行われる本戦に出場する。この試合の前まで谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、山口翔大(GENESIS)が敗れており、K-Jeeは日本の最後の砦として、日本人選手ゼロの危機を救った。
 
 K-Jeeは2020年11月にシナ・カリミアンを破り、K-1王座を獲得。しかし初防衛戦ではカリミアンにリベンジを許し王座から陥落。再起戦で愛鷹亮にKO勝ちを収めたものの、以降2022年から4連敗の泥沼にはまっていた。
 
 バンナは旧K-1時代にはピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルド、アンディ・フグらと鎬を削ったレジェンド。1995年のK-1初参戦で、いきなりWGP準優勝。2002年のK-1 WGPでも準優勝に終わり「無冠の帝王」と呼ばれることもあった。旧K-1消滅後はMMAとの二刀流で試合を行うこともあり、直近では今年6月に「KNUCKLE’S 16」でキックルールで金枝勇気と対戦し、右フックで2RKO勝ちを収め、健在ぶりを証明していた。今回は14年ぶりのK-1参戦だった。

ジェロム・レ・バンナが引退を表明「日本のファンは世界で最もいい観客だと思っている」と感謝の言葉【K-1】

2024.10.05 Vol.Web Original

 旧K-1時代に活躍し“K-1番長”“ハイパー・バトルサイボーグ”の異名を持つジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team))が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で14年ぶりのK-1参戦を果たした。

 バンナは「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」で元K-1 WORLD GPクルーザー級王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)と対戦し、1Rに右ハイキックでKO負けを喫し、試合後の会見で引退を表明した。

 バンナは「試合はあっという間に終わってしまった。自分としてはがっかりした試合だったが、見てくれた人にとっては満足してもらえるような試合だったのではないかと思う。私の試合の威厳みたいなものも示せたのではないかと思う」と振り返った。

 そして「K-Jee選手とはもっと戦いたかった。もっといい試合を見せたかったという気持ちはある。これが最後かどうかという内容になってしまった」などと語った。

 引退についての質問が飛ぶと「これで引退します」と引退を表明。MMAなどについても「終わりです」と続けた。

YA-MANが大麻取締法違反の疑いで逮捕の木村ミノル容疑者に「何やってんだよ」とあきれ顔で「もう無理じゃないですかね」【FIGHT CLUB.2】

2024.10.04 Vol.Web Original

「FIGHT CLUB.2」(10月5日、会場非公表)の前日計量が10月4日、都内で開催された。

 第5試合に出場するコントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JMボクシングジム)を除く全選手が規定体重をクリアした。

 今大会についてはメインイベントでYA-MANと対戦予定だった木村“フィリップ”ミノルが大麻取締法違反の疑いで逮捕されたことが一部メディアの報道により3日に発覚。これに伴いYA-MAN vs 木村ミノル戦が中止となった。

 計量の前にプロデューサーも務めるYA-MANがマイクを握り「昨日、報道があった通りに、木村ミノル選手が逮捕されてしまって、FIGHT CLUB.2のメインカードがなくなってしまいました。でも他の6試合は無料放送に切り替えてやることが決定したので、今回のFIGHT CLUBはいい意味でも悪い意味でもすごく注目の集まる大会となったと思う。いつもより多くの方が、格闘技を知らない人も見る可能性もあるので、今回の大会で新たなスターが生まれると思うので、皆さん、ご期待ください」と自らの試合の中止と配信がPPVから無料配信に切り替わったことを報告した。

メインに昇格の木村“ケルベロス”颯太がYA-MANに「明日、ケンカ売るから待っててな」【FIGHT CLUB.2】

2024.10.04 Vol.Web Original

「FIGHT CLUB.2」(10月5日、会場非公表)の前日計量が10月4日、都内で開催された。

 メインイベントで予定されていたYA-MAN vs 木村“フィリップ”ミノル戦が木村容疑者の逮捕により中止になったことからメインイベントに繰り上がった木村“ケルベロス”颯太(心将塾)が「リングの上でケンカ売るから待っててな」とYA-MANにアピールした。

 計量では木村は64.80kg、対戦相手のYURA(ダイアタイガージム)は64.95kgで期待体重をクリアした。

 計量後にYURAは「まさかのメインが僕たちの試合に変わったが、YA-MAN選手たちを越えられるような試合をしたい」、木村は「まず、落としてきてくれてありがとう。明日はよろしく。俺は格闘家だし、リングの上でやることをやるだけ。あと、YA-MAN、明日、リングの上でケンカ売るから待っててな」とそれぞれコメント。

DDTラストマッチの大石真翔を愛弟子しゅんまおが介錯「しつこいくらいにDDTに上がり続けてやる!」【DDT】

2024.10.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月3日、東京・新宿FACEで「God Bless DDT 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。今大会を最後にDDTを退団してフリーになる大石真翔が男色ディーノとのガンナメ・エクスプレスで、しゅんまお(MAO&勝俣瞬馬)の保持するKO-Dタッグ王座に挑むも敗退し、愛弟子に介錯される形となった。
 
 ラストマッチながら、大石組がここでタッグ王座を奪えば、DDTも大石を招へいしなければならなくなる。ベルト獲得が“通行手形”になるだけに、フリーになる大石にとっては重要な一戦となった。
 
 ガンナメはお下劣な合体技を次々に繰り出していく。ディーノがコーナーに上ると、勝俣、MAOが尻にぶち込まれる。ディーノがMAOにリバースえび反りジャンプ、大石がジャックナイフで丸め込むもフォールはできず。MAOがジャーマン、みちのくドライバーⅡとたたみかけるも、大石は返す。大石がMAOをブレーンバスターで投げるとダブルダウン。ここで大石はマイクを持つと「俺がDDTにいて、一つだけ成し遂げたことがあると言えば、てめえらが育ったことだ。最後に1個だけ、わがまま言わせてもらっていいかな。もっといろんな選手と当たりたかった。俺がDDT所属の状態で当たりたかったら、リングに上がってこい!」と発言。すると、中村圭吾、須見和馬、上野勇希、To-y、秋山準、無期限休養中の髙木三四郎、武知海青がリングに上がり、大石に攻撃した。

THE RAMPAGE武知海青がプロレス3戦目で華麗なダンスを披露「どんな会場でも100%出すのが本物のパフォーマー」【DDT】

2024.10.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月3日、東京・新宿FACEで「God Bless DDT 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGE武知海青がプロレスデビュー3戦目で華麗なダンスを披露した。
 
 武知は9・29後楽園ホールで2戦目を行ったが、師匠の大石真翔が今大会をもってDDTを退団するとあって、タッグ結成を熱望し、急きょ試合が組まれた。武知は大石と組んで、彰人&平田一喜と対戦した。
 
 まずは、武知は彰人とレスリングの攻防。平田にはスリーパー、エルボー連打、ブレーンバスターで攻め込み、チョークスラムを決めようとしたところで平田が“待った”をかけた。平田は大石への感謝の手紙を読むと、ダンスバトルを直訴。4人揃って「TOKYO GO!!」の曲に乗って踊り出した。いうまでもなくダンスは武知の“本職”とあって、本家の平田をはるかに上回るキレキレの踊りを見せた。ダンスが終わると、武知は彰人をドロップキックで排除。武知が平田に師の必殺技ミラクルエクスタシーを叩き込むと、大石が直伝トルネードクラッチで丸め込み、デビューから3連勝を飾った。

ダムネーションT.Aがシャーデンのイルシオンを抱き込みKO-D6人タッグ王座V2「とうの昔からイルシオンは俺たちのものだ!」【DDT】

2024.10.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが10月3日、東京・新宿FACEで「God Bless DDT 2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔、KANON、MJポーがシャーデンフロイデ・インターナショナルのイルシオンの裏切りアシストを得て、クリス・ブルックス&アントーニオ本多&正田壮史を下し、KO-D6人タッグ王座のV2に成功。イルシオンはダムネーションT.A入りを果たした。
 
 試合は一進一退の激しい攻防が続くなか、本多の創作昔話ごんぎつねを佐々木が阻止するも、本多が大奮闘。正田のキックが木曽大介レフェリーに誤爆してしまい昏倒。シャーデンフロイデが佐々木にトレイン攻撃。佐々木がイスを持ち出すも、シャーデンフロイデのセコンドのイルシオンが制止。正田が佐々木を捕らえ、正田のチカラKOBUムキムキを放つも、イルシオンが正田によもやのイス攻撃でカット。さらにイルシオンは正田の脳天をイスで殴打。佐々木とKANONが合体技フリーダム・コールを決めて、佐々木がカバーし、正田から3カウントを奪った。試合後もイルシオンは正田をボコボコに。
 
 佐々木は「ご紹介しましょう。ダムネーションT.A新メンバーのイルシオンです。とうの昔からイルシオンは俺たちのものだ!」とイルシオンのメンバー入りを宣言。イルシオンは「正田、おまえみたいなつまんねぇ人間と仲良しこよしできるわけないだろ」と吐き捨てた。

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