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アルペン大回転 一本勝負【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2025.03.05 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

“霊長類最強”吉田沙保里が“世界最強の男”目指す武尊に贈る言葉は「最後は気持ち」【ONE172】

2025.03.04 Vol.Web Original

 女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里が3月4日、「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で天下分け目の大一番に臨むK-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)にメッセージを贈った。

 武尊は今大会で前ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)と対戦する。この日は公開練習が行われ、2年前から親交があるという吉田が激励に訪れ、武尊の私物のバッグに「最後は気持ち」という言葉をしたためた。

 吉田はこの言葉の意味について「私もちゃんと練習をして、自分の自信に替えて戦いに行っていたが、最後、マットに上がる時は強い気持ちを持っていないとダメ。ここまでやってきたけど、マットに上がった時に“大丈夫かな?”とか不安な気持ちとかネガティブになると負けてしまうので“ここに何しに来たんだ?”ということを考え“私は金メダルを獲りに来た”“何連覇しに来た”という強い気持ちでマットに上がっていた。最後は“ここまで来たんだから、後は自分の持っているものをすべて出し切ろう”という気持ちでやってきたので、それをタケちゃんに贈らせてもらった」と自身の経験から説明。武尊は「僕にピッタリの言葉をありがとうございます」と感謝の言葉を返した。

ロッタン戦を前にした武尊が公開練習「最高傑作といえるような試合で必ず勝ちたい。リミッターが2~3個外れた試合ができると思っている」【ONE172】

2025.03.04 Vol.Web Original

 ONE Championship「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するK-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)が3月4日、都内にある自身のジム「team Vasileus Gym」で公開練習を行った。

 武尊は今大会のメインイベントで前ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)と対戦する。

 武尊は1分間のシャドーの後に2分間のミット打ちを行い、切れがあり重いワンツーの右ストレート、ロー、ミドル、そしてパンチのコンビネーション、バックスピンキックとさまざまな動きを見せ、順調に仕上がっていることをうかがわせた。

 公開練習の前に武尊は「日本のトップファイターが集まった大会。その相手がONEのトップファイターたち。日本vs世界の図式の大会。ここで日本人の強さを世界に見せつけられればまた格闘技の中心が日本に戻って来るんじゃないかと思うので、その意味でも大事な大会。僕がメインで、大将なので勝ってしっかり締めたい。ロッタンもタフな選手。打ち合いも強いし技術もある。ディフェンスもうまい。トータルで強い選手だが、勝つための練習をしてきた。ずっと戦いたかった選手でもあるし。僕の現役生活の中でも最高傑作といえるような試合で必ず勝ちたい」などとこの試合に向けての意気込みを口にした。

平本蓮が右肩を手術し欠場。朝倉未来の出場は未確定も榊原CEOは「チャンスはピンチの形をして現れる」と開催に向けて前向き【THE MATCH 2】

2025.03.03 Vol.Web Original

 RIZINが3月3日、オンラインで会見を開き「THE MATCH 2」(5月4日、東京・東京ドーム)で行われる予定だった平本蓮(剛毅會)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の再戦が中止となったことを発表した。この日の会見は当初は2月27日に開く予定だったのだが、直前になって中止となっていた。

 同大会については昨年大晦日に開催を発表。昨年7月28日の「超RIZIN.3」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で戦った2人の再戦を行う予定だった。

 会見の冒頭、榊原信行CEOは「朝倉未来vs平本蓮の再戦は中止とさせていただく。平本蓮選手のケガによって、5月4日に朝倉未来との試合に臨むのは不可能という結論に達した」と平本がケガにより欠場することを報告。その症状は右肩の「外傷性肩関節不安定症」で2月下旬に手術を行い全治6カ月という重傷。

 平本から連絡を受けたRIZINがオフィシャルドクターで日本における肩とヒジの権威である菅谷啓之医師に診断してもらった結果「とてもではないがこの状態はすぐに手術すべき」という診断が下ったという。

 榊原氏は「5月4日に平本蓮との再戦ということで復活すると決めた朝倉未来にもこの状況を伝えた。未来ともいろいろな話をここまでもしてきたし、これからもしていきたい。平本がケガで戦えないという状況の中で、朝倉未来が相手が変わって、この日を復活の日として気持ちを作って、RIZINのリングに戻って来るかどうか。その思いをこの数日の中で未来としっかり向き合って、相談して決めてもらいたいと思っている」と朝倉の出場については現段階で確定していないことを明かしたうえで「僕としては何が何でも未来に東京ドームのリングに上がってほしい、上げたいと思う。そんな簡単な話ではないと思うが、未来の鬼気迫る、殺気だった戦いを待ちわびている多くのファンもいると思うので、僕は一人のプロモーターとして5月4日に朝倉未来の復活祭をプロデュースさせてほしいと思っている。未来にもその思いは伝えるが、最後は朝倉未来がどう決めるか」と続けた。

メインは武尊vsロッタン、セミは野杁正明の暫定世界王者決定戦。火付け役の第1試合は龍聖【ONE172】

2025.03.03 Vol.Web Original
 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合順が3月3日、発表された。
 
 メインイベント(第14試合)はONEフライ級キックボクシングランキング2位でK-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)と、前ONEムエタイ世界フライ級王者でONEフライ級キックボクシングランキング1位のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)のスーパーファイト(3分5R)となる。
 
 コメインの第13試合ではONEフェザー級キックボクシング暫定世界王者決定戦(3分5R)で、タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/ONEフェザー級ムエタイ世界王者)と野杁正明(team VASILEUS)が対戦する。
 
 第9試合からこのコメインまでタイトル戦が5試合ラインアップ。第9試合では「女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界タイトルマッチ(3分5R)」でKANA(フリー)がペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)に挑戦、第11試合では若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)がアドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)と「フライ級(−61.2kg)MMA世界王座決定戦(5分5R)」で対戦する。
 
 大会の火付け役となる第1試合には龍聖(Team KNOCK OUT)が登場。キャッチウェイト 132lbs(−59.87kg)キックボクシング(3分3R)でスリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ/Bravery Gym/Por Yenying)と対戦する。
 
 また試合開始時間が17時から16時に変更となる事も合わせて発表された。なお今大会はU-NEXTで国内独占ライブ配信される。

青学大の原晋監督が子どもたちに「青トレ」指導。「どのスポーツも原点は走ることなので、走ることを楽しんで」とメッセージ

2025.03.01 Vol.Web Original

 東京都生活文化スポーツ局が3月1日、東京・武蔵野市にある武蔵野陸上競技場で「TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室 レッツ青トレ!ランニング教室with青学駅伝部」を開催した。

 今年は東京で「東京2025世界陸上」と「東京2025デフリンピック」という2つの国際スポーツの祭典が開催されるのだが、両大会で活躍するアスリートたちと触れ合い一緒にスポーツを楽しむことで、聞こえる・聞こえないにかかわらず子供たちに両大会のいろいろな魅力に触れてもらうことを目的としたもの。また、みんなで体を動かしながら、仲間と協力し合う楽しさを感じてもらうことで、新しい発見やチャレンジへの意欲につなげてもらうことも目指している。

 イベントには今年1月の箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学の原晋監督、青学駅伝部の若林宏樹、村上直弥、佐藤愛斗、白石将隆、デフ陸上の岡田海緒、ランニングモデル・タレントの志村美希がゲストとして参加。

 原監督は冒頭の挨拶で「意外とイケメンじゃないでしょうか? 3月8日に58歳になります。誕生プレゼントはいつでもお待ちしておりますので」と観客席の父母に向かってジョークを飛ばし場を和ませ、子どもたちには「生徒の皆さん、こんにちは。原ですよ、知っていますか? 箱根駅伝見てくれましたか? 今日は皆さんに会えてうれしいです。楽しみましょう」と呼びかけた。

 イベントではまずは世界陸上とデフリンピックについて子どもたちに説明。デフリンピックについては岡田が自ら「デフリンピックは聞こえない人、聞こえにくい人が出場する大会。今年は100周年の記念の大切な大会。それが東京で開催される。しかも無料で観戦できます。私も陸上競技に出場します。ぜひ皆さん、見に来てください」などとPRした。

青学大の原晋監督が東京マラソン出場の太田蒼生に「せこいレースはしてほしくない」。優勝したら「世界3周」のご褒美を約束

2025.03.01 Vol.Web Original

 青山学院大学陸上競技部の原晋監督が3月1日、「東京マラソン2025」(3月2日)に出場する4年生の太田蒼生、そして明日の結果次第では9月の「東京2025世界陸上」のマラソン代表に選出される可能性が高い同大学OBの吉田祐也(GMOインターネットグループ)にエールを贈った。

 原監督はこの日、都内で行われた「TOKYO FORWARD 2025 子供スポーツ体験教室 レッツ青トレ!ランニング教室with青学駅伝部」に参加。

 その後に行われた取材で原監督は「お陰様で、青学の在校生、卒業生が世界陸上に向けての予選会のレースで好記録を連発している。昨年の福岡国際マラソンの吉田祐也、別府大分毎日マラソンの若林宏樹、大阪マラソンの黒田朝日と3連発で好記録を連発しているが、太田については2月の退寮式をもって青学のチームから離れている。GMOインターネットグループでプロランナーとしてやっているので状況は把握していない。でも彼は魔法のかかった走りをすると思うので、ぜひ先頭争いに絡んで、結果がどうであれ、次の五輪に向けてのスタートの一つにしてほしいと期待している」と語った。そして「勝負関係なく、東京マラソンで世界ナンバーワンの選手と戦ってほしい。それで実力差を感じることもあるかもしれないが。それは彼の成長の礎の一歩となるはずなので、その先にある五輪への第一歩のスタートにしてもらいたい。せこいレースはしてほしくない。失敗してもいいから思い切ったレースをしてほしい」と檄を飛ばした。

 初マラソンでも教え子たちが好記録を連発していることについては「正しいメソッドでやれば必ず成果は出る。正しくないことをいくらやってもいい結果にはつながらない。正しいメソッドが青山学園にはあるということを証明している」と胸を張った。

試合当日に56歳になる船木誠勝が最後のタイトル戦に向けて並々ならぬ決意「年齢からくる焦りも感じた。やるからには勝つ」【SSPW】

2025.02.28 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務める「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」(SSPW)が2月28日、都内で3月13日に開催される今年最初の後楽園ホール大会に関する会見を開いた。

 メインイベントでスーパー・タイガー(ストロングスタイルプロレス)の持つレジェンド王座に挑戦する船木誠勝(フリー)が最後のタイトル戦になるかもしれない今回の試合に向けての並々ならぬ決意を表明した。

 船木は2015年にスーパーを破っての初戴冠から2017年までに3回王座を獲得。スーパーは2017年に船木から王座奪還後、藤田和之、真霜拳號に敗れ、2度陥落を経験するも昨年12月に村上和成を破り5度目の王座戴冠を果たし、今回が初防衛戦となる。

 船木は「10年前の2015年にフリーになって、初めてリアルジャパンプロレスリングに出場し、スーパー・タイガー選手が持つタイトルに挑戦した。そこから2年後の2017年にもう一度タイトル戦をやり、獲られてしまい、そこからもう8年が経った。あっという間に時が過ぎてしまった。3月13日は自分の56回目の誕生日。年齢からくる焦りも感じた。60歳であれば団体側が挑戦させてくれなくなるのではないかと思ったので、今回は最後のタイトル戦だと思い、自分から立候補した。やるからには勝ちます。何かアクシデントがあったら分からないが、やるからには勝ちます。勝ちたいと思います」と年齢的に最後のチャンスと覚悟を決めてのタイトル戦に臨む決意を述べた。

船木誠勝が「西村さんはお酒が好きで、その時の心地よい時間がいい思い出として残っている」と西村修さんを偲ぶ

2025.02.28 Vol.Web Original

 プロレスラーの船木誠勝(フリー)が2月28日、この日、訃報が届いたプロレスラーで文京区議会議員としても活動した西村修さんを偲んだ。

 船木は「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.33-THE 20th ANNIVERSARY YEAR-」(3月13日、東京・後楽園ホール)の会見に登壇。会見では西村さんについて「自分とはかぶっていないが、新日本プロレスの後輩。初めて会ったのは2010年以降の全日本プロレスの時。西村選手が政治家になるまでの2~3年だったと思う。一緒にツアーを回って、試合も何度か組んだりやったりした。試合が終わってみんなで食事をしたりしたが、その時に西村選手はすごくお酒が好きで、お酒を飲みながら自分と(鈴木)健想選手、曙さん、浜さんと5人で結構一緒に行動していた時期があった。その時の心地よい時間がいい思い出として残っている」と西村さんと過ごした時間を振り返った。

 そして「最近、何人も自分の先輩とかが亡くなってきている。本当に人生は早い。やれる時にやっておかないといつどうなるか分からないと思う。そういう意味では西村選手が亡くなったのは残念だが、みんないずれ亡くなるので、そこは仕方ないと思いながら、自分も残りの人生を頑張って、楽しい思い出を残して、死にます」と語った。

 船木は今大会の当日に56歳となるのだが、年齢的に最後になるかもしれないとの覚悟を決めてタイトル戦に臨む。

前日に参戦嘆願書持参の大仁田厚と雷神矢口の参戦が電撃決定。間下隼人が「俺がやるしかない」と名乗り【SSPW】

2025.02.28 Vol.Web Original

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務める「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.33-THE 20th ANNIVERSARY YEAR-」(3月13日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が2月28日、都内で行われた。

 会見中に大仁田厚のタッグパートナーである雷神矢口が現れ、大仁田と自身の参戦を要求。間下隼人が対戦相手に名乗りを挙げ、対戦が決まった。

 会見の前日には大仁田が同団体の事務所に今大会への参戦嘆願書を持参し平井丈雅代表に参戦を直訴。しかし団体の主宰である佐山サトルが闘病中であることから返答については保留となったため、矢口が出向いて平井氏に返答を迫る形となった。

 会見の途中に「平井代表、お久しぶりです。雷神矢口です」と紳士的に現れた矢口は「昨日の大仁田選手からの嘆願書の答えが出ていないということで、答えを聞きに来ました。まだ決めてないならマスコミさんの前で決定してください。今を生きているわけだから。人生はそんなに長くない。今を生きるファンの皆さんが望むような決断をパッと出してくれよ」と直球でアピール。

レオナ・ペタスのK-1反乱軍(仮)に松山勇汰が合流。2人の王座決定トーナメント出場決定を勝手に宣言。最後は木村ミノルも会見に登場【K-1】

2025.02.27 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が2月27日、都内で行われたK-1の会見の終盤を乗っ取り「K-1反乱軍(仮)」の新メンバーと改めて今回の蜂起においての理念を語った。

 この日の会見については宮田充プロデューサーが「会見をやりたいと聞いていた。止めると、またこの間みたいにがちゃがちゃしちゃうんで、僕の判断で30分やるからと内容は聞かずに任せていた」という理由で会見の後半30分をレオナに渡したことで実現。それまで司会を務めていたスタッフも一歩引き、レオナの仕切りで行われた。

 レオナは開口一番「思っていたより反響があった。いろいろな人が僕を支持してくれた。あの時は感情的になっていたが、結果としていい感じだったと実感している」と2月9日でのアクションとここまでの取り巻く状況を明かした。

 そして「いろいろな人が支持してくれるのは“K-1最高、キックボクシング最強”というのを今のK-1では見ることができないから。僕はそういうK-1を作って見せていきたいと思っている。宮田プロデューサーがポンコツなので、あいつを引きずり降ろさないと無理なんじゃないかと思う。なので宮田プロデューサーを引きずり下ろしたいと思っている。あの時に“不満がある選手は集合して”と言ったが、試合を干されたりマッチメイクで潰されたりというリスクはある。それでも20~30人の選手が勇気をもって声をかけてくれた。今日は1人だけ来てもらっている選手がいる」と呼び込んだのは松山勇汰(ALONZA ABLAZE)。松山はかつてレオナがいるTHE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYOに所属し、今はALONZA ABLAZEに移籍している。

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