「UFC Fight Night: Holloway vs. Korean Zombie」(8月26日、シンガポール・インドアスタジアム)に出場する中村倫也(日本/フリー)のコメントが8月23日、U-NEXTを通じて届いた。中村は今回がUFC初参戦でファーニー・ガルシア(米国)とバンタム級5分3Rで対戦する。
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宮田プロデューサーが「年内に後楽園ホールを超満員にする。できなかったら坊主になる」と気炎【Krush】
「Krush.153」(9月29日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が8月23日、都内で開催された。
8日にK-1グループに電撃復帰し、Krushプロデューサーに就任した宮田充氏がこの日の会見から登場し「年内に後楽園ホールを超満員にする」と気炎を揚げた。
この日はKrushスーパー・フェザー級王者の中島千博(POWER OF DREAM)が髙橋直樹(若獅子会館)を挑戦者に迎えての2度目の防衛戦など5試合が発表されたのだが、最後に宮田氏が「今年のKrushは9月大会が終わると、10月21日土曜日、11月25日土曜日、12月17日日曜日に後楽園ホール大会が決まっている。先日、X(旧ツイッター)で“Krushの後楽園大会を1年以内に超満員にできれば”ということをつぶやかせてもらったが、訂正して年内に必ず超満員にしたいと思っている。できなかったら年末に坊主になる。それくらいの気合でいく」と断言した。
宮田氏は「Krushは型ができつつある中で、ここ2~3年はコロナ禍もあり、なかなか思い切ったマッチメイクや勝負ができなかったのかなと感じている。多くのファイターがいて、どうにでもできるが“Krushはこうだ”というものができすぎているなというのがある」などと現在のKrushの状況を分析したうえで「そういうものを壊していくのもKrushかなと思っている。メインイベントにタイトル戦があって、セミファイナルにこの辺の選手を入れて、第1試合にこの辺の選手を入れてというものからぶっ壊したいと思っている。手始めは10月21日。11月、12月と3大会あるが少なくとも3通りのKrushをやる。“こういうやり方があるんだ”“こんなKrushが見られるんだ。それだったらチケットを買って見に行こう”と思ってもらえるような“これを見ておかないといけないな”と思ってもらえるような興行をやる。裏付けはないが取りあえずアドバルーンを上げて、つじつまを合わせるように頑張っていく。年内のKrushをしっかりやれば2024年のKrushも明るいと思う」などと斬新なマッチメイクと企画で勝負する姿勢を見せた。
またこの日の会見では「Krush.152」(8月27日、東京・後楽園ホール)で宮田氏との写真撮影会が行われることが発表された。17時~17時10分にリングサイドで行われる。チケットを持っている人は誰でも参加できる。宮田氏は「僕のファンはおじさんや、やんちゃなお兄さんが多いんですが、ぜひ女性ファンの方が来てくれるとうれしいです」とアピールした。
中島千博が髙橋直樹を挑戦者に迎え2度目の防衛戦。「このベルトを持っていれば自然ともう一つのベルトに行けると思う」【Krush】
「Krush.153」(9月29日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が8月23日、都内で開催され、Krushスーパー・フェザー級王者の中島千博(POWER OF DREAM)が髙橋直樹(若獅子会館)を挑戦者に迎え2度目の防衛戦に臨むことが発表された。
中島は昨年1月に行われた「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で友尊、横山朋哉を下して王座を獲得。6月に行われた「THE MATCH 2022」ではシュートボクシング(SB)の笠原友希に判定負けを喫するも、12月のKrushで西元也史を相手に初防衛戦に臨み、判定勝ちで王座を防衛。今年6月にはK-1初参戦を果たし韓国のハン・ギョンミンにKO勝ちを収めている。
髙橋は2019年からK-1グループに参戦するがフェザー級では勝ったり負けたりの戦績。昨年5月からスーパー・フェザー級に階級を上げるや4戦4勝(2KO)と一気に浮上。4勝の中には中島が下した友尊、西元も含まれ、今回のタイトル挑戦を実現させた。
今回がK-1グループでのタイトル初挑戦となる髙橋なのだが「タイトル戦はうれしいが、タイトル戦ということを気にせず今回も楽しんでやっていこうかなと思っている」とあえてリラックスして試合に臨むことを口にした。
挑戦者・将軍岡本の「前みたいにけちょんけちょんにする」に王者・間下隼人「成長を証明する」【ストロングスタイルプロレス】
「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.25」(8月31日、東京・後楽園ホール)の会見が8月22日に都内で開催され、メインで行われる「レジェンド選手権試合」で対戦する王者・間下隼人と挑戦者の将軍岡本が静かに火花を散らした。
当初、今大会では関根“シュレック”秀樹が間下に挑戦の予定だったが練習中のケガ(右膝外側側副靭帯損傷、大腿骨剥離骨折、前十字靱帯損傷)で欠場となったことから将軍岡本が挑戦することとなった。
2人は2021年4月に「UWAアジアパシフィックヘビー級タイトルマッチ」で対戦し、将軍岡本が勝利を収め、間下が王座から陥落している。この日、将軍岡本は「今回、チャンピオンに挑戦することになりました。急きょ関根さんの欠場ということで挑戦することになったんですが、正直、自分のことを軽く見ているのかな?というところもあるので、そこを吹き飛ばすように。今のチャンピオンがどれほど成長したかは知らないので、前みたいにけちょんけちょんにしたいと思っています」と挑戦者ではあるものの“返り討ち”を宣言。
対する間下は「急きょ対戦相手が変わり、新たな挑戦者として将軍岡本選手。私にとってはまたとない機会だと思っています。数年前に違うベルトで負けているので、数年の成長を将軍岡本選手だけでなく、見に来てくださったお客さんにも証明できればと思っています。今は8月31日のチャンピオンシップしか見えてない。しっかりと将軍岡本選手を倒したい」とリベンジを誓った。
トーナメント準決勝に向けタイガー・クイーンが「優勝あるのみ」【ストロングスタイルプロレス】
「ストロングスタイルプロレス(SSPW)女子タッグ初代王座争奪トーナメント」
「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」が8月22日、都内で会見を開いた。「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.25」(8月31日、東京・後楽園ホール)で行われる「ストロングスタイルプロレス(SSPW)女子タッグ初代王座争奪トーナメント」に出場するタイガー・クイーンが「優勝あるのみ」と短いながらも決意にあふれるコメントを残した。
タイガー・クイーンは7月に行われた大阪大会で彩羽匠に3カウントを奪われ、シングル10戦目にして初黒星。タッグではパートナーが敗れることはあったが、自身が敗れたことはなく、デビュー以来初の屈辱を味わった。今回はそこからの再起戦となる。
今大会ではトーナメントの準決勝2試合が行われ、この日は各チームの代表が会見に出席した。
準決勝の第1試合はジャガー横田、薮下めぐみ組vs高瀬みゆき、本間多恵組。本間は「私は高瀬みゆきと組んで大先輩であるジャガー選手と薮下選手に挑ませていただくんですが、今回、8月31日、8月ラストの日ということで後楽園ホールに大きな花火を上げさせていただいて、12月7日の決勝戦で、いい意味で皆さんを裏切って私と高瀬が初代王者になるところを見せたい」と番狂わせを狙う。これに女子部門を統括する立場でもあるジャガーは「初代王座を獲るためにタイガー・クイーンがやる気になっていると思うが、それを阻止するのが他の3組。みんな頑張ってくれると思う」と語る一方で「もちろん初代のベルトを巻くのは私たちだと思っているので、心して挑んでくださいと思っています」と1選手として初代王座へのこだわりを見せた。
「初代タイガーマスク NFTプロジェクト」が始動。8月30日に「Generative NFT」を2555枚限定で発売
初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰する「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」が8月22日、都内で会見を開き「初代タイガーマスク NFTプロジェクト」の始動を発表した。
同プロジェクトはプロレス界をNFTプロジェクトで盛り上げていくことを目標に株式会社初代タイガーマスクSSPW、Web3対応型メディアギルド「DAAAMO(ダーモ)」、人気NFTプロジェクト「桃源郷」が3社間パートナーシップを組んで発足したもの。
M-1グランプリ2002年王者で昭和プロレス大好き芸人のますだおかだの増田英彦がアドバイザーに就任。初代タイガーマスク専属マスククリエイターの中村之洋氏がNFTデザインを全面監修している。
今年6月10日には“第0弾”として「初代タイガーマスク Genesis Pass NFT」を555枚限定、1枚0.03ETH(日本円で当時、約7500円)で販売し45秒で完売した。今回はマスク、コスチューム、目、手、アクセサリー、背景、色などさまざまなパーツを組み合わせて無数の組み合わせを作る「ジェネラティブ」という技術を使った「初代タイガーマスク Generative NFT」を8月30日に2555枚限定、1枚0.04ETHで発売する。
今後は3Dバージョン、他キャラクターとのコラボバージョン、デフォルメキャラバージョンといったさまざまな初代タイガーマスクのNFTの展開が予定されているという。
佐々木大輔が“迷える”上野勇希に完勝。「次は8・27後楽園でMAO、いつでも誘ってやる!」【DDT】
DDTプロレスが8月20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でのビッグマッチ「大阪ベイブルーススペシャル2023」を開催した。ダムネーションT.Aの“カリスマ”佐々木大輔がサウナカミーナの上野勇希とのシングル戦で完勝し、27日の後楽園ホール大会で一騎打ちを行うMAOにも悪魔のささやきをつぶやいた。
事の発端は7月23日、両国国技館でのKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)と上野のシングル戦だった。サウナカミーナの同志だったTAKESHITAが米AEWでヒールに転向したことで「気持ちを確かめたい」と一騎打ちに臨んだ上野だったが惨敗。試合後のバックステージでは、TAKESHITAが佐々木と握手を交わし共闘を宣言。同30日の後楽園ではダムネーションT.A&TAKESHITAとサウナカミーナが6人タッグマッチで対戦するも、TAKESHITAとサウナカミーナの亀裂が明らかになった。そして、9月9日、大田区総合体育館でのTAKESHITA&佐々木vs上野&MAOの一戦が組まれた。
大仁田組に敗れた坂口&岡谷はアジアタッグ挑戦権を得られず。9・18名古屋での秋山&鼓太郎の挑戦が急浮上【DDT】
DDTプロレスが8月20日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でのビッグマッチ「大阪ベイブルーススペシャル2023」を開催した。“伝説の名レスラー”荒鷲こと坂口征二氏の長男・坂口征夫と岡谷英樹が大仁田厚組に敗れて、アジアタッグ王座への挑戦権を得られなかった。だが、9月18日、名古屋国際会議場イベントホールで秋山準と鈴木鼓太郎のバーニング・コンビによるチャレンジが急浮上した。
7月1日、横浜ラジアントホールで坂口が「それはオヤジが持ってたベルト。挑戦させてくれ」とアピール。王者組のヨシ・タツが「まず電流爆破をやってみてから」と反応し、この日の大阪大会での大仁田、ヨシ・タツ、小嶋斗偉組vs坂口、岡谷、高尾蒼馬組の電流爆破バット&ボード6人タッグデスマッチが組まれた。坂口組が勝てば、9・18名古屋で大仁田&ヨシ・タツが持つアジアタッグ王座に挑む挑戦権が得られる。
バスケットボールW杯が沖縄で開催。渡邊雄太、富樫勇樹と河村勇輝の“Wユウキ”に注目
「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」(W杯)の開幕が8月25日に迫って来た。メディアで取り上げられる機会も増え、注目度も高まる中、開催準備に向け奔走してきた「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」日本組織委員会の中村彰久事務局長に話を聞いた。
海人が無念の判定負けで世界王座獲得ならず。ベスタティに距離を制されいつもの戦いができず【GLORY】
「GLORY 87」(現地時間8月19日、オランダ・ロッテルダム/アホイアリーナ)のセミファイナルで行われた「GLORY世界ライト級(70kg)タイトルマッチ」でSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)が王者ティジャニ・ベスタティ(モロッコ)に挑戦するも0-5の判定で敗れた。大会の模様はU-NEXTにて生配信された。
シュートボクシングのSB世界スーパーウェルター級のほかにKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級、RISEミドル級王座を保持する海人は計量時同様、「SHOOTO BOXING、RISE、KNOCK OUT」と胸にプリントされた黒地のTシャツで、ベスタティは自らデザインしたという白をベースとした衣装で入場。
試合は一つのラウンドに3つのダウン、または1試合に4つのダウンでTKOとなるルールで行われた。
大石真翔がKANONとの前哨対決を制す「この調子でタッグタイトル戦、余裕で勝ってやる!」【DDT】
DDTプロレスが8月19日、東京・蒲田の大田区産業プラザPiO小展示ホールで「高尾蒼馬地元凱旋! 夏休みの思い出2023 TOUR in OTA-KU」を開催した。KO-Dタッグ王者の大石真翔(パートナーは火野裕士)が9月9日、東京・大田区総合体育館で王座を争う挑戦者のKANON(パートナーは藤田ミノル)とのシングルでの前哨戦を制し、防衛に自信を深めた。
大石はK-DOJO、KANONはJUST TAP OUT(JTO)出身で、同じ師匠(TAKAみちのく)を持つ間柄。試合形式は、ジャスト・ノーフォール・ノーロープマッチ。ロープを外した状態で戦い、3カウントフォール決着はなし。それ以外は、通常と同じルールだ。
ヒール同士の対戦だったが、意外にもクリーンに握手で開戦。じっくりしたグラウンドレスリングの攻防となり、大石はフジヤマ・ニーロックでKANONの足を攻め立てた。戦場が場外に転じると、大石はイスを利して、KANONの首と足を固定する拷問技。返したKANONはコブラツイストで絞め上げた。KANONがリングに戻ろうとすると、大石が足にキックを見舞ってリングインし、まんまとリングアウト勝ちを収めた。