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伊澤星花がわずか64秒でロペスに一本勝ち。海外の強豪との対戦を希望し11・4アゼルバイジャン大会にも興味【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で王者・伊澤星花(Roys GYM)が挑戦者にクレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)を迎え2度目の防衛戦に臨み、わずか64秒で一本勝ちを収めた。

 1R、ロペスがローキックを放っていくと伊澤がタックル。がぶるロペスだが、伊澤はテイクダウンに成功。上のポジションをキープすると首を取る。ロペスが立ち上がりコーナーに押し込むが伊澤はそのままフロントチョークで絞め上げるとロペスがたまらずタップし、伊澤が一本勝ちを収めた。

 伊澤は2021年大晦日のRIZINデビュー戦で当時、王者だった浜崎朱加を破る大金星を挙げると、翌年4月には王座をかけたダイレクトリマッチで勝利を収め王座を獲得。7月から始まった「スーパーアトム級トーナメント」も制し、名実ともにRIZINスーパーアトム級の頂点に立っている。

緊急出場のサトシが無念のTKO負け。GP準決勝進出のパトリッキーは「誰であろうと破壊する」【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「Bellatorライト級グランプリ」の1回戦でパトリッキー・ピットブル(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ)vs ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)が対戦し、パトリッキーが3R49秒でTKO勝ちを収めた。

 この1回戦は当初はパトリッキーとAJ・マッキーが対戦の予定だったのだが、AJが健康上の理由で欠場となったことからサトシが急きょ参戦となった。大会1週間前のオファーという緊急事態であったことから他のトーナメント参加選手の了承を取ったうえで試合は73.0kgの契約体重で行われた。

 1R、ともにオーソドックススタイル。圧をかけるのはパトリッキー。パトリッキーが右カーフ。パトリッキーが前に出たところにサトシが足にタックルもパトリッキーは抜いて脱出。パトリッキーは圧をかけてワンツー。サトシはバックステップ。サトシは虚を突いた飛びヒザを見せる。パトリッキーが圧をかけてケージを背負わせ右カーフ。なおもパンチもサトシもパンチを出して回る。パトリッキーが飛び込むもそこにローを合わせるサトシ。パトリッキーは左ハイもサトシがガード。パトリッキーが圧をかけバックスピンキックから右ストレート。

約3年7カ月ぶりに日本でファイトの渡辺華奈が際どい判定勝ち。Bellator女子フライ級王座獲りへ再スタート【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で現在、Bellatorを主戦場としている渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)が約3年7カ月ぶりとなる日本での試合でヴィタ・アルテイガ(アメリカ/COMBAT FITNESS)と対戦した。

 現在、渡辺は女子フライ級の3位、アルテイガは7位と上位ランカー同士の対戦となったが、渡辺が3-0の判定で勝利を収めた。

 渡辺は2021年4月からBellatorに参戦し、ここまで4戦2勝2敗。前戦となった4月のイリマ=レイ・マクファーレン戦は際どい判定となり、1-2で惜しくも敗れており、出直しの一戦だった。

 1R、渡辺はすぐに組み付くとケージに押し込む。プッシュしたアルテイガ。スタンドで打撃の攻防。渡辺はサウスポー、アルテイガはオーソドックス。圧をかける渡辺にアルテイガの右フックが渡辺にヒット。それでも渡辺は前に出ると組み付いてケージに押し込み、背に乗ろうとするがアルテイガがしぎ、再び打撃の攻防。すぐに渡辺が組み付いて押し込む。アルテイガは細かいパンチを返す。渡辺は離れてもすぐに組み付く。しかしアルテイガの左右のパンチが渡辺の顔面をとらえる。組み付いた渡辺がケージに押し込むがなかなかテイクダウンできず、離れるとアルテイガがパンチを的確に当てていく。残り30秒を切って渡辺が組んでから足をかけてヒザをつかせるとバックからパンチを連打。

右目負傷でドクターストップの神龍誠に会場から「やれよ」の声。対戦相手の堀口恭司は「見えないのであればやるべきじゃない」【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた「Bellatorフライ級タイトルマッチ」は1Rに堀口恭司(アメリカントップチーム)の左手の指がアイポークとなり神龍誠(神龍ワールドジム)が右目を負傷し1R25秒で無効試合となった。

 試合後の会見にサングラスをかけて臨んだ神龍は「ちょっと、やってしまったなというか。続けなくちゃプロじゃないなと思いました」と語った。これは「目が見えなくて、これで続行してもと思って“見えないです”と言ったが、ブーイングを聞いて、“とんでもない判断をしたな”と。プロとして戦わないといけなかったなと思う」という思いから。またノーコンテストと決まった後に「“やれよ”とか聞こえて、気持ちが戻って“やります”と言ったが手遅れだった。“もう変えられない”と言われた」とリング上で起こっていた出来事を明かした。

 もっとも、その右目については「ずっとぼやぼやしていて。右目が見えないところがある感じだった。角膜が傷ついていて、これから病院に行く。ちょっとずつ視界が良くなっているが、試合の時は見えなかった」と試合続行は不可能な状況だった。

 Bellatorのスコット・コーカー代表が再戦を組む意向であることについては「日本でやりたいですかね。日本のファンが日本人最強対決を楽しみにしていたと思うので、もう一度組まれるように頑張りたい」と語った。

堀口恭司のアイポークで神龍誠がドクターストップ。Bellatorのコーカー代表は再戦の意向【超RIZIN.2】

2023.07.30 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で、新設された「Bellatorフライ級王座」をかけて堀口恭司(アメリカントップチーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)が対戦し、1R開始早々のアクシデントによりわずか25秒でノーコンテストとなった。

 1R、オーソドックスの堀口、サウスポーの神龍。堀口が右ハイ。続けて堀口が左のパンチから右のパンチを狙った際に、その左手の指が神龍の右目に入り、一時中断。神龍の右まぶたは赤くはれ、ドクターのチェックが入る。神龍の右目の視力回復のために時間を取ったが回復せず、試合はここで幕引きとなった。

 堀口は2018~2019年にかけてRIZINバンタム級とBellatorバンタム級において史上初の2団体同時制覇という偉業を成し遂げた。その後、ケガのため長期欠場となり王座を返上。復帰戦となった2020年大晦日で朝倉海を破り王座を奪還した。その後、Bellatorに本格参戦し、セルジオ・ペティスとのタイトル戦、再起戦のパトリック・ミックス戦とキャリア初の連敗を喫したものの、RIZINで金太郎に勝利を収め復活を果たすと、昨年大晦日のRIZINとBellatorの対抗戦ではBellator代表としてフライ級で扇久保博正と対戦し勝利を収めた。今回は初代フライ級王座獲得へ満を持しての参戦だった。

 神龍は2019年6月に史上最年少の18歳でDEEPフライ級王者に就くと、その後、BELLATOR JAPAN、RIZIN、DEEPで無敵の快進撃を続け、現在10連勝中。その間にはDEEPフライ級王座を統一。また2022年11月にはアメリカで行われたCFFCフライ級王座決定戦で勝利を収め、同王座を獲得している。今回は世代交代をかけての一戦だった。

 この試合についてBellatorのスコット・コーカー代表は「近いうちに再戦を組みたい」と語った。

“伏兵”上福ゆきが「東京プリンセスカップ」準決勝に進出し、辰巳リカと対戦【東京女子プロレス】

2023.07.30 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月29日、東京・後楽園ホールで「第10回東京プリンセスカップ」準々決勝を開催した。“伏兵”ともいえる上福ゆきが昨年の準優勝者・渡辺未詩を下し、ベスト4進出を決めた。上福は準決勝(8月12日、後楽園)でインターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳リカと対戦する。

 例年、上福は「トーナメントはイヤ」などと公言しているが、その実、IP王座も巻いた実力者。過去のトーナメントでは強豪と当たることが多く、初戦敗退してきたが、開幕前の会見で「今年は真剣に挑もうと思ってます」と発言するなどヤル気満々。1回戦では角田奈穂を破ってベスト8入りした。

「今年は優勝」と口にしていた渡辺と対峙した上福は握手するとみせかけ、エルボーを叩き込む気合を見せた。戦場が場外に転じると、ビッグブーツ、ストンピング、さらに渡辺を鉄柱にぶつける。リングに戻り、渡辺が豪快なボディースラムを連発するも、上福はドロップキックで応戦。さらに、卍固めで締め上げ、雪崩式ブレーンバスターから、チョップの乱れ打ち。渡辺はダブルハンマーの連打で反撃。そしてティアドロップを狙うも、切り返した上福はその場でフェイマサー。続けて、走り込んでのフェイマサーを叩き込んで3カウントを奪った。

 初めてベスト4に入った上福は「周りが“渡辺未詩勝つじゃん。で、誰が決勝かな?”みたいなこと言ってるプチアンチみたいなのがいて。ちょっと違うなって。ゆきのことを応援してくれてる人もいるし、親せきも応援してるわけだし。未詩ちゃんにどうこうというか、負けるだろうって言った人がうざかったんで。トーナメントはイヤなんだけど、どう生きるかって感じで。今後、どう生きるか考えます」とコメント。

SKE48荒井優希が「東京プリンセスカップ」初のベスト4進出。「3年目なんで山下実優さんは怖くない。倒します」【東京女子プロレス】

2023.07.30 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが7月29日、東京・後楽園ホールで「第10回東京プリンセスカップ」準々決勝を開催した。SKE48荒井優希が遠藤有栖を破り、初のベスト4進出を決めた。荒井は準決勝(8月12日、後楽園)で同団体の“エース”山下実優と対戦が決まり、意気込んだ。

 荒井は一昨年は1回戦負け、昨年は2回戦で乃蒼ヒカリに敗退を喫している。3回目の出場となった今年、1回戦では乃蒼にリベンジを果たしベスト8入り。準々決勝では同年デビューの遠藤と激突した。

 遠藤の執ようなキャメルクラッチに苦しんだ荒井だが、なんとか耐えてエルボーのラリーに発展。フルネルソンバスターからのFinally(カカト落とし)は阻止されるも、すかさず新人賞を叩き込む。さらに荒井はFinallyを繰り出して3カウントを奪取した。

 準決勝進出を決めた荒井は「一番キャリアが近くて、練習以外でも仲良くしてる有栖ちゃんと、初めてシングルマッチで。ずっとやりたいと思ってたから、すごくうれしいし、勝てたことが自信になりました。1回戦、2回戦での自信を持って、自分らしさに自信を持って、次挑んでいきたい」と笑み。

前から後ろから!サバテロがマゴメドフに殺気に満ちた視線【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 BELLATORパートの第2試合で戦うマゴメド・マゴメドフ(ロシア/DAGESTAN FIGHTER CLUB)とダニー・サバテロ(アメリカ/アメリカントップチーム)が計量から激しい火花を散らした。

 計量はマゴメドフが61.68kg、サバテロが61.46kgでそれぞれクリア。フォトセッションでのフェイストゥフェイスでは関係者が引きはがすまでにらみ合いを続けた。

 しかしこれだけでは終わらないのがサバテロ。最後に行われた全選手によるフォトセッションでは他の選手が左右に視線を向ける間もひたすら前列に立つマゴメドフを背後からにらみつけていた。

2度目の防衛戦の伊澤星花「女子格闘技の面白さをお見せしたい」【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。
 
 第6試合で行われる「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」で対戦する伊澤星花(Roys GYM)は48.60kg、クレア・ロペス(フランス/Great Britain Top Team)は48.90kgでともに規定体重をクリアした。

 ロペスは「本当に日本に戻って来れてうれしい。3カ月前からこの試合に向けてしっかり集中して準備してきました。ですので、いい試合をお見せします。決して退屈はさせません。楽しみにしていてください」、伊澤は「このような素敵な試合に出ることができて本当にうれしいです。ありがとうございます。明日は女子格闘技の面白さをお見せしたいと思います」とそれぞれ決意を述べた。

 ロペスはRIZINデビュー戦となった今年4月の「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」でRENAにヒザ十字固めで一本勝ちを収め、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。ちなみにRENAが自らタップしたのはこの試合が初めてだった。

 伊澤は2021年大晦日のRIZINデビュー戦で当時、王者だった浜崎朱加を破る大金星を挙げると、翌年4月には王座をかけたダイレクトリマッチで勝利を収め王座を獲得。7月から始まった「スーパーアトム級トーナメント」も制し、名実ともにRIZINスーパーアトム級の頂点に立った。今回は2度目の防衛戦になる。

3週間前のオファーで緊急出場の扇久保博正「必ず勝ちます」【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 第7試合で行われる「RIZINバンタム級タイトルマッチ」で対戦するフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)は60.40kg、扇久保博正(パラエストラ松戸)は60.85kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後、扇久保は「明日は必ず勝ちます。応援してください」、アーチュレッタは「バンタム級の王座決定戦ということでしっかりと勝ってこのベルトを持ち帰りたいと思っています。対戦を受けてくれた扇久保選手に本当に感謝します。いい試合を見せますので皆さん、応援してください」と語った。

 このタイトル戦は当初、アーチュレッタと朝倉海の間で行われる予定だったが、朝倉が練習中に左膝内側側副靭帯損傷のケガを負い、全治6週間の診断を受けドクターストップとなったため欠場。代わって扇久保が出場することになった。

 アーチュレッタは28日に行われた前々日インタビューでは朝倉を「口だけで特別扱いを受けてチャンスを得てきた。ケガをしても出てくるくらいでなければいけない。直前で逃げたので弱虫だとも思っている」などとこき下ろしていた。

 扇久保は前々日インタビューでは「やり切る。すべてを出し切る」とすがすがしい表情を見せた。この日も規定体重をクリアし、3週間前のオファーではあったが、心身ともにきっちりと作り上げてきた印象だった。

朝倉未来とケラモフが揃って王座獲りを宣言。未来はKO勝ちを約束【超RIZIN.2】

2023.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月29日、埼玉のさいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナで開催された。

 メインイベントのRIZINパート第8試合で行われるRIZINフェザー級タイトルマッチで対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)は66.00kg、ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)は65.80kgでともに規定体重をクリアした。

 計量後、ケラモフは「チャンピオンベルトは私のものです。どうぞ見に来てください。期待してください」、朝倉は「調子いです。明日、KOします。チャンピオンになります」とそれぞれ王座獲りを宣言した。

 ケラモフはRIZIN2戦目で当時、王者だった斎藤裕に判定負けを喫したものの、ここまで5戦4勝1敗。金原正徳がその強さを認め「戦いたい」と名指しした強豪。

 朝倉はMMAでは現在3連勝中。前戦では元王者の牛久絢太郎にも勝利を収めている。次期挑戦者に決定しているクレベル・コイケへのリベンジマッチを実現させるためには王座獲得は必須となる。

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