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世界王者のチャド・コリンズが麻火佑太郎に1RKO勝ち。「12月のトーナメントは集大成。勝ちたい」【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)で今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が3試合行われた。
 
 トーナメント出場が内定しているRISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)は麻火佑太郎(PHOENIX)と対戦し、1RでKO勝ちを収めた。
 
 1R、オーソドックスの構えのコリンズとサウスポーの麻火。コリンズが強烈なプレッシャーで麻火を下がらせる。麻火は回って回避。麻火のローにコリンズがパンチを合わせる。麻火は左ミドル、右フック、右ロー。コリンズは右ストレート。麻火は正面に立たないように動いてからパンチを放つ。しかしコリンズは圧を強め麻火にロープを背負わせるの右ミドル、右ボディー。そして右ハイでダウンを奪う。立ち上がった麻火にコリンズはなおも詰めて左右のボディーを連打。麻火も手を出すがコリンズの勢いは止まらない。最後は右ストレートで2度目のダウンを奪い、コリンズがKO勝ちを収めた。

志朗が田丸辰との緊迫感あふれる心理戦を制し初防衛「これで胸を張ってRISE世界チャンピオンと言えます」【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)のメインイベントで「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」が行われ、王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)が田丸辰(TRY HARD GYM)を相手に初防衛戦に臨んだ。試合は緊張感のある心理戦を繰り広げた末に3-0の判定で志朗が勝利を収め、初防衛に成功した。
 
 2人は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)のメインイベントで今回同様、志朗に田丸が挑戦する形で対戦したのだが、1R終盤に起きたバッティングで志朗が鼻骨を骨折。2R開始直後にドクターチェックが入り、試合続行不可能という裁定が下され、試合はノーコンテストに終わった。その後、ともに早い時期での再戦をアピール。今回の対戦が実現した。

那須川龍心がジョンミンを返り討ちのKO勝ち。「しっかりKOするのは次のタイトルマッチまで」と来るべく王座挑戦に弾み【RISE】

2024.09.08 Vol.Web Original
 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)で那須川龍心(TEAM TEPPEN)がスーパーフライ級(-53kg)のキックボクシングルールでシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)と対戦した。試合は2Rで那須川がKO勝ちを収め、来るべくRISEフライ級王者・数島大陸とのタイトル戦に向けて弾みをつけた。
 
 那須川とジョンミンは昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦し、那須川が2RでTKO勝ちを収めている。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。那須川が飛び込んで左フック。圧をかける那須川がワンツーもジョンミンはカウンターを合わせに行く。ジョンミンはワンツーも那須川がかわす。那須川のミドルにパンチを合わせるジョンミン。ジョンミンはバックブローも那須川がかわす。那須川もバックブロー。那須川はヒザをボディーに突き立てると効かされたジョンミン。那須川はなおも追撃の左ボディーでダウンを奪う。立ち上がったジョンミンをコーナーに詰めると左ボディーの連打で2つ目のダウンを奪う。

中野椋太が「ぬるい試合はしない。隣の奴とは違うんで」と白鳥大珠をばっさり。白鳥は「明日は相手が違う」と困惑【RISE】

2024.09.07 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が9月7日、都内で開催された。
 
 今大会では今年12月に開催が予定されている「GLORY×RISE世界トーナメント」の査定マッチとなるスーパーライト級(-65kg)の試合が3試合行われるのだが、全6選手が規定体重をクリア。計量後には6選手がそろっての会見が行われ、RISEウェルター級王者・中野椋太(誠至会)の発言に白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が困惑する場面があった。
 
 2人は直接対戦するわけではなく白鳥はファーパヤップ・GRABS(タイ/GRABS)と、中野はイ・ソンヒョン(韓国/RAON)と対戦する。
 
 すでにトーナメント出場が内定している白鳥は「明日は査定試合があり、もちろん比べられると思う。でも僕は気にせず自分らしく。誰が見てもトーナメントには白鳥がいて間違いないなと思われる試合を見せたい。今、格闘技界は悪い流れというか暗い話題に目が行きがちだが、明日は素晴らしい試合がたくさん並んでいるので、こっちに話題を持っていく流れは必要なので、そんな試合を見せたいと思っている」と語る。

挑戦者の田丸辰が「志朗選手がベルトを持っていてもパッとしない」とこき下ろすも志朗は淡々「KOできる確率は100%に近い」【RISE】

2024.09.07 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が9月7日、都内で開催された。
 
 メインイベントで行われる「RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で対戦する王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)は55.00kg、挑戦者の田丸辰(TRY HARD GYM)は54.95kgで規定体重をクリアした。
 
 2人は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)のメインイベントで今回同様、志朗に田丸が挑戦する形で対戦したのだが、1R終盤に起きたバッティングで志朗が鼻骨を骨折。2R開始直後にドクターチェックが入り、試合続行不可能という裁定が下され、試合はノーコンテストに終わった。その後、ともに早い時期での再戦をアピール。今回の対戦が実現した。
 
 計量後に行われた会見の冒頭、田丸は「明日は3月の続きができると思うと楽しみ。期待してくれるとうれしい」、志朗は「明日は3月の続きではないが、5Rかからないで、自分が世界王者というところを見せる」とそれぞれ語った。

那須川龍心が大晦日のRIZINでMMAで勝利したシン・ジョンミンとキックルールで再戦「気を抜かず1Rから倒しに行く」【RISE】

2024.09.07 Vol.Web Original
「RISE WORLD SERIES 2024 YOKOHAMA」(9月8日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が9月7日、都内で開催された。
 
 今大会では昨年大晦日のRIZINでMMAルールで対戦した那須川龍心(TEAM TEPPEN)とシン・ジョンミン(韓国/オーサムマルチジム)がスーパーフライ級(-53kg)のキックボクシングルールで対戦する。那須川は52.95kg、ジョンミンは52.55kgで計量をクリアした。
 
 計量後に行われた会見でジョンミンが「前回はRIZINで対決して負けたが、今回、RISEで機会をもらったので頑張って必ず勝つ。(那須川は)前回のフェイスオフより強くなったという印象を受けた。お互いにケガをすることなく無事に試合を終わらせたい」、那須川は「RIZINで勝ったが、気を抜かず1Rから倒しに行く。(ジョンミンは)手足が長いという印象。すごく優しそうな顔をしていると思った」とそれぞれ語った。
 
 今回はキックボクシングルールでの試合になるのだが、ジョンミンは「私は那須川選手に有利なルールだとは思っていない。フェアな立ち技の試合になると思っている」と自信を見せると那須川は「特に思うことはないが、しっかりぶっ飛ばします」と返した。

武尊の復帰戦の相手がONEで2戦2KO勝ちの19歳タン・ジンに変更【ONE】

2024.09.06 Vol.Web Original
 ONE Championshipが9月6日、「ONE Friday Fights 81」(9月27日、タイ・ルンピニースタジアム)で復帰戦に臨むK-1 WORLD GP 3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)の対戦相手がタン・ジン(ミャンマー/Taw Win Ayeyar Club)に変更となることを発表した。
 
 武尊は1月28日のONE日本大会「ONE 165: Superlek vs. Takeru」(東京・有明アリーナ)で行われた「ONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者スーパーレック・キアトモー9(タイ/Kiatmoo9 Gym)に挑戦するも判定負け。その際に腿と腕の筋断裂、ヒザの骨折などのけがを負い、治療のため長期欠場。7月31日に行われた会見でONE期待の新世代ファイター、ブラック・パンサー(タイ)と対戦することが発表されていた。
 
 ジンは今年2月のONEデビュー戦でジャイシン・シットナヨックパンサック(タイ)に2RでTKO勝ち。続く8月のタイ・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)戦でも1RKO勝ちを収めている。24歳のブラック・パンサーより5歳も若い19歳のファイター。

対抗戦で古木誠也がHOOST CUPの國本真義と王者対決。“削り”の國本に古木は「打ち合いになれば自分が倒せる」【KNOCK OUT】

2024.09.06 Vol.Web Original
 KNOCK OUTが9月6日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。
 
 KNOCK OUTとHOOST CUPの対抗戦が行われ、KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者の古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)がスーパーファイトでHOOST CUP日本バンタム級王者の國本真義(MEIBUKAI)と対戦する。
 
 古木は8月の後楽園大会でサンティアゴ・ペルシバル(アルゼンチン)と対戦。1、2Rを優勢に進めたものの、3Rにペルシバルの左ハイキックで右まぶたをカットし、ドクターストップでのTKO負けの危機となるも、そこから一気にラッシュをかけ、初の国際戦でKO勝ちを収めた。
 
 國本はREBELSに参戦経験があるもののKNOCKOUTは今回が初参戦。今年5月にJOHSEIを破り、HOOST CUP日本バンタム級王座を獲得している。

K-1から参戦の美伶の「変なことして盛り上げんなや」にぱんちゃん璃奈は「K-1の女子って全然話題になってない」とお返し【KNOCK OUT】

2024.09.06 Vol.Web Original
 KNOCK OUTが9月6日、都内で「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、東京・後楽園ホール)の追加カード発表会見を開催した。
 
 KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級とKNOCK OUT-BLACK女子アトム級の元王者であるぱんちゃん璃奈(フリー)がK-1グループからの刺客・美伶(WARRIOR OSAKA)と対戦する。
 
 ぱんちゃんは今年3月の「K-1 WORLD MAX」でK-1初参戦を果たし、RISEの平岡琴と対戦し2-0の判定勝ちを収めるも、5月の「巌流島バーチャルファイト」でルシア・アプデルガリムに0-2の判定でプロ初黒星。再起戦となった6月のKNOCKOUTのビッグイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」ではアイリン・ゴンザレスと対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。しかし「2連敗したら引退しないといけないと思った」と不退転の決意を持っての試合だったこともあり、試合内容はやや消化不良なものとなっていた。

“農耕民族”手塚裕之が“戦闘民族”トンガのイシ・フィティケフと対戦。タイトル戦アピールへ「判定でもいい。勝ちに徹する」

2024.09.06 Vol.Web Original

「ONE 168: Denver」(9月6日=日本時間7日、米コロラド州デンバー/Ball Arena)に出場する手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。“ジャパニーズ・ビースト”の異名を持つ手塚は現在、ONEで5連勝中。アメリカでの大会には初出場となる。ここ3戦はタイのルンピニースタジアムのリングを舞台に戦ってきたが、今回は慣れ親しんだケージでの試合。タイトルショットを目指すうえでの負けられない一戦となる今回、ニュージーランドで生まれ、オーストラリアで育ったトンガ人であるイシ・フィティケフ(オーストラリア/トンガ)と対戦する。

ドーピング検査で平本蓮と朝倉未来は陰性。榊原CEOは騒動を受けドーピングに関するルールの抜本的見直しと強化を宣言【RIZIN】

2024.09.05 Vol. Web Original
 RIZINが9月5日、都内で会見を開き、「超RIZIN.3」(7月28日)のメインイベントで行われた朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)vs 平本蓮(剛毅會)におけるドーピング検査の結果を発表した。
 
 会見には榊原信行CEOとRIZIN医療部の諌山和男医療部長、川口慶医療部副部長、金成道医療部副部長の医師3人が出席した。
 
 冒頭、榊原信行CEOが「まずRIZINの2015年の旗揚げ以来、どういうルール、考え方のもとにドーピング検査を行ってきたか説明します。我々は旗揚げ当初からRIZINという舞台が公平で公明正大で選手たちが正々堂々と戦ってもらう。そこに禁止薬物の存在があってはいけないという考え方の中で厳しい検査基準をクリアしてもらうというドーピング検査を導入してきた。当日のタイトル戦に臨む両選手の尿を試合当日に採取して、その採取した尿をWADAの検査基準をクリアしている検査機関に送り、その結果が陰性なのか陽性なのか。そこが試合が最終的に成立するか不成立になるかを決定するというルールを定めて、9年間、全タイトル戦でやってきた。今回もラストマンスタンディングベルトをかけたタイトル戦、両選手の尿検査を同じ基準の中で同じルールの中でやらせてもらってきた」と説明。そのうえで「両選手、陰性という結果が返ってきました」と報告した。
 
 続いて、諌山医師がRIZINの医療体制とドーピング検査における体制について説明。その中で「ドーピング部は医療部の管轄下ではあるが、ドーピング部のドクターの権限は独立。ドーピング部の医師の判断で当日の選手をランダムに抽出して検査を行っている」などと語った。
 
 そして当日のドーピングチェックとメディカルチェックの流れを語る中で「この度、検査結果を主催者が隠微・捏造するのでは?という見方をする方がいるようです。医療部のドクターは選手の健康、生命を第一に考える主催者とは独立した部門であります。もし主催者側が捏造するようなことがあれば、結果を最初に知る私たちは医療倫理、アンチドーピングポリシー、公平性、スポーツマンシップにのっとり、告白することになります。加えてSMRTLが二度と検査を引き受けてくれなくなることや、この機関から告発されることもあるでしょう。SNSでの心無い投稿に我々ドクター陣も心を痛めている。2015年、RIZIN創設以来、医療部はレフェリー、ジャッジ、競技部の方々と共に競技に関しては中立を貫く独立な立場で選手を支えているいることを最後にお伝えいたします」と訴えた。

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