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大雅不出場でvs武尊戦消滅【3・21 K-1】

2018.02.03 Vol.Web Original

宮田氏「TRYHARD GYMから不当な要求。関係を継続することはできないと判断」
 K-1実行委員会が2月3日、都内で緊急会見を開き、「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ メインアリーナ)で武尊と「スーパー・フェザー級タイトルマッチ」を行う予定だった大雅(TRYHARD GYM)が出場しないことを発表した。大雅のタイトルは剥奪される。

 会見で宮田充K-1プロデューサーが「昨年末にTRYHARD GYMによる契約違反があった。その時は話し合いの末、一度は改善の機会を与え合意の上で契約関係を継続することとなった。しかし今年になって契約事項の一方的な破棄を含む不当な要求があった。さらにこの要求が通らない場合には試合に出場しないという主張があった。法令や契約を遵守してコンプライアンスを徹底するというのが当社の立場。TRYHARD GYMによる契約無視の強引な手法は看過することはできない。これによってやむを得ず、試合に出場しないという主張を受けて、我々としても関係を継続することはできないという判断に至った」と経緯を説明した。また「本日の会見に至るまではTRYHARD GYM代表の河部儀信氏、代表代行を務める河部弘也氏に対して話し合いを申し込んだが、面談、電話ともに拒否されている状況」とし「今後については弁護士と相談ししかるべき措置を取る」という。

Krusu.85のゴンナパーvs瑠輝也戦も消滅
 これに伴い、「Krush.85」(2月12日、東京・後楽園ホール)で行われる予定だったゴンナパー・ウィラサクレックvs瑠輝也の「Krush-63kg王座次期挑戦者決定戦」も取りやめとなる。また「Bigbang」(2月18日、東京・ディファ有明)に出場予定だったTRYHARD GYMの安保璃紅、松倉信太郎の出場も取りやめとなる。

 ゴンナパーの対戦相手については宮田氏は「あと9日しかないが、なんとか対戦相手を用意したい」。3月21日の武尊の対戦相手については「変更になる。近日発表したい。この大会には武尊選手は必ず出場する」と話した。

宮田氏「大雅選手の真意は分かりかねる」
 ここ数日、大雅選手についてはツイッターなどSNS上で不穏な発言があったのだが、宮田氏は「直接、大雅選手と話しているわけではないので、この件が彼にどのように伝わっているのかは分からない。彼の真意は分かりかねる」と話した。

 また大雅vs武尊戦は12月上旬にカード発表が行われているのだが、宮田氏は「合意の上、マッチメイクをして発表している。会見で大雅選手も武尊選手も前向きな発言をしている。見切り発車で発表したものではない」とし、今年になって状況が大きく変わったことを示唆した。

 なおK-1の3月大会では「大雅応援シート」も発売されていたのだが、今回の不出場につき払い戻しに応じるという。詳細は後日発表される。

2018年度K-1 JAPAN GROUP ラウンドガールオーディション開催

2018.02.01 Vol.web Original

 K-1、Krush、KHAOS のラウンドガールオーディションが1日、都内の会場で行われた。新生K-1が盛り上がりを見せている中、今回は過去最高の応募があり、書類選考を通過した約70名が参加した。

桜庭和志の新グラップリング大会「QUINTET」4・11両国で開催

2018.02.01 Vol.Web Original

5人1チーム。柔道などでおなじみの「抜き試合」で開催
 総合格闘家でプロレスラーの桜庭和志が立ち上げる新しいグラップリングイベント「QUINTET」の開催発表会見が2月1日、都内で開催された。

「QUINTET」は5人1チームで戦うグラップリングの団体戦。それも日本の武道では伝統的な試合形式である「抜き試合」。いわゆる勝ち抜き戦で行われる。

 ルールは1チーム5人。無差別級だが5人の総体重は430kg以内。勝敗は絞め・関節技での一本のみで決着、決着がつかない場合は判定はなしで引き分けとなる。1試合は10分1本勝負、ただし体重差が20kg以上ある場合は5分1本勝負。選手はラッシュガード着用が義務付けられる。5人が戦い終わり、勝敗がつかない場合は延長代表戦を行う――というのが基本的なもの。

 観客に伝わりにくいこと、「力の加減で簡単にヒザが壊れてしまう。トーナメントでやるつもりなので怪我の防止も考慮した」(桜庭)ことからヒールホールドは禁止。アグレッシブな展開を目指しクロスガードも禁止とした。ただクロスガードについては「そういうテクニックもあるのでやってもいいが、時間制限を設けることも考えている」(桜庭)とまだ流動的なよう。

 桜庭はこのイベントの運営にあたり株式会社ラバーランドを設立し、自ら代表取締役に就任した。

 会見の冒頭、桜庭は「今後はグラップリングのイベントを柱にアマチュアの育成にも力を入れ、世界のスポーツ界の発展に少しでも寄与できればと思っています。今年は日本でも大会を皮切りに3回のイベントを予定しています。今のところ、グラップリングのイベントの人気の高いロンドンとアメリカを予定。アマチュアの大会も準備中で日本全国、世界各国でQUINTETの競技スタイルが広がっていくことを目指しています」と話した。

五輪オフィシャルショップが期間限定でオープン 平昌日本選手団応援グッズも

2018.02.01 Vol.Web Original

 2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会のグッズを販売する「東京 2020 オフィシャルショップ」が銀座と渋谷に登場した。平昌 2018 冬季大会の開催に合わせ、期間限定でのオープン。

 31日、東急プラザ銀座6階のキリコラウンジに登場した銀座ショップで行われたメディア発表会には、元フリースタイルスキー・モーグル代表の上村愛子さんと、パラアイスホッケー日本代表の上原大祐選手が出席。MCは、スポーツコメンテーターでオリンピアンの八木沼純子が務めた。

 レプリカのアウタ―ジャケットを着用した上原選手は「着心地いいですよ。包まれているような感じで私のために作られたようでフィット感がありますね。これを着て応援していただけると、フィールドから日本の応援団が分かるので、我々にとってもパワーが湧きます」と、コメント。

 上村さんも「私も、上原さんと同じように、オレンジがすごく大好きなんです。元気がでるすごい明るい色で。平昌にはタンブラーを持っていこうと思います」と、話した。

競技より面白い?浅田舞と森末慎二が2度目のコンビで五輪番組

2018.01.30 Vol.Web Original

J:COMが「平昌オリンピック2018」を放送
 J:COMが1月30日、都内で会見を開き、自らが運営するコミュニティチャンネル「J:COM テレビ」で放送する「平昌オリンピック2018」の競技種目を発表した。

「アイスホッケー」「カーリング」「バイアスロン」「ボブスレー」「スケルトン」「リュージュ」の6競技を毎日21時から生中継と録画を交え合計55時間にわたって放送する。競技だけではなくルールの解説なども交えた放送となるという。

 J:COMはケーブルテレビで、J:COMネットワークに接続済みの世帯であれば無料で視聴が可能。現在、札幌、仙台、関東、関西、九州の1391万世帯で視聴が可能となっている。

「J:COMだから観られるオリンピックがある」をキーメッセージに掲げての放送となるのだが、平昌オリンピックから新たに採用されるカーリングの「ミックスダブルス」、アイスホッケー男子の「OAR vsアメリカ」といった注目度の高いカードも放送される。OARは「ロシアからのオリンピック選手」。

AKBとアンガールズがパラスポーツ体験「選手の技術はすごい」

2018.01.29 Vol.Web Original

  パラスポーツ競技やパラアスリートの魅力を体感できるイベント「BEYOND STADIUM」が28日、青山学院記念館で開催された。イベントには、約600人が参加。AKB48チーム8のメンバーや、スポーツジャーナリストの中西哲生、お笑いコンビのアンガールズとともに、「ボッチャ」「5人制サッカー(ブラインドサッカー)」を観戦、応援した。チーム8とアンガールズはそれぞれ競技も体験した。

皇治「自分が言ったことを実現するのが男前。だから俺はかっこいい」【格闘家イケメンファイル Vol.84】

2018.01.29 Vol.702

 2017年6月のK-1の会見では、王者・大雅に挑発的な言動で乱闘騒ぎを起こした皇治。

「いや、あれは俺がひどいこと言ったみたいになってますけど、勘違いなんです。俺は“坊ちゃん”って呼んだだけなのに、向こうが“殺す”とか言ってきた(笑)。でもファンが楽しんで盛り上がってくれたからいいかな。みんな会見の仕方が分かってないんですよ。頑張りますとか、減量がうまくできたとかどうでもいいわ(笑)」とテンポのいい喋りで笑わせる。

 見た目、やんちゃ系だが実際は…。

「ちょっとだけ(笑)。舐められるのが嫌だったんです。こいつらにどうやったら俺が一番強いことを分からせる事ができるか考えたら、格闘技で世界一になることだって思った。小学生の時の日記には、K-1ファイターになる、世界チャンピオンになるって書いてたんですけど、その夢は叶えた。自分が言ったことを実現するのが男前だって思っているので、やっぱ俺ってかっこいいなって(笑)」

 本格的に格闘技をやる前は意外な経歴を持つ。

「父親が格闘技好きで、小さいころから空手や日本拳法をやっていて、15歳からキックボクシングを始めました。でも戦うのはあまり好きじゃなかった。むしろサッカーのほうが得意で、小学校、中学校とセレッソのユースに所属していました。中学でサッカーをやめたのは、チームプレーは合わないなと思ったから。中学3年の全国大会で俺は3点入れたのに、4点入れられて負けて、それは全部チームメートのせいだと思った。その時に、人のせいにするのはあかん、一人の世界で勝負しようと思って格闘技にいったんです」

 喧嘩は負けなし、空手でも日本一になるなど、自信満々でキックボクシングのジムを訪れた。

「完全にお山の大将で、俺を倒せるやつなんていないだろうって本気で思っていたんです。そのノリでキックボクシングジムに行ったら、高3のプロのやつにボッコボコにされて(笑)。もうすっごく悔しくて、その日は全然眠れなかった。で、次の日もう一度お願いしますっていったら、根性あるやんみたいになって、そこからがスタートでした」

ストロー級王者・猿田がフライ級でも完勝【1・28 修斗】

2018.01.29 Vol.Web Original

田丸は復帰戦でKO負け

 2018年最初の「プロフェッショナル修斗公式戦」(1月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでフライ級世界4位の田丸匠が約10カ月ぶりの復帰戦に臨んだが、ライリー・ドゥトロに1R3分40秒、KO負けを喫した。

 田丸は立ち上がり、ドゥトロのキックをキャッチしテイクダウンに成功するなど順調な滑り出しに見えたが、ドゥトロの右フックを食らってダウン。ドゥトロのパウンドの連打を一度はしのいだものの、ドゥトロが追い打ちのパウンド、ヒジ打ちを落とし続けるとレフェリーが試合を止めた。

 田丸は一昨年、元世界王者の漆谷康宏を破るなど頭角を現し、現王者の扇久保博正に対戦を迫るなど、次世代のエースとして大きな期待がかけられた。昨年6月には元DEEP、パンクラス王者の前田吉朗との対戦が決まっていたのだが、直前に接触事故に遭い欠場。今回が仕切り直しの一戦だった。

祖根が環太平洋バンタム級王座獲得。2017年MVPで世界王者の佐藤が齊藤に完敗【1・28 修斗】

2018.01.29 Vol.Web Original

魚井はいつものフルスイングファイトを展開
 プロフェッショナル修斗の2018年最初の公式戦が1月28日、東京・後楽園ホールで開催された。

 メインで行われた「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」で魚井フルスイングと祖根寿麻が対戦。2-0の判定で祖根が勝利を収め新チャンピオンに輝いた。

 魚井はその名の通り、フルスイングのパンチで現在6連勝を記録。この日もチャンピオンシップだからといってよそ行きの試合をすることはなく左右のフックをフルスイングで繰り出していく。

 1R序盤、ともに距離を探り合う中、魚井が飛び込んで左右左とフックを放つと祖根はダウン。一気に勝負をかけた魚井だったが、祖根はすぐに立ち上がるや足を使って距離を取り、危機を回避。今度は祖根が組み付き左足にタックルを仕掛けると、魚井は片足立ちの状態で左右のパンチを繰り出すなど破天荒な攻撃で観客の度肝を抜く。

1.27「Krush.84」-70㎏王者ピケオー「ダウンをとられてスイッチが入った」

2018.01.28 Vol.web Original

 1月27日(土)後楽園ホール(東京・後楽園)で行われた「Krush.84」の一夜明け記者会見が都内の会場で開催された。

 セミファイナルで元王者の中島弘貴と対戦し、判定で勝利した神保克哉は、試合前の会見で「テーマは“オヤジ狩り”」と発言したことに対し「狩りきれなかった部分があったので、そこは反省点です」と言い「攻撃も耐えられる範囲だったので、今思うと倒せてたんじゃないかな」と振り返った。その上で「海外の選手ともどんどん戦っていきたいので、オファーがきたらうれしい。そののちにピケオーも倒したいですね」と現在-70㎏のベルトを持っているピケオーを意識したコメント。同席した宮田プロデューサーは「-70㎏は欧米や中国から試合オファーがくる階級なので、そういうところで経験させるのはすごくいいことだと思う。どんどん売り込んでいきたい選手の一人になった。パスポート持ってるの? ビジュアルもインパクトのある写真をもっと撮りましょう」と外国人選手との試合を積極的に受けることを約束した。

3.10「Krush.86」-65kg次期挑戦者決定トーナメントの組み合わせ決定!

2018.01.28 Vol.web Original

 3月10日(土)に後楽園ホール(東京・後楽園)で開催される「Krush.86」の追加対戦カード発表が28日、都内の会場で行われた。

 -65㎏王者・中澤純への挑戦権をかけた次期挑戦者決定トーナメントは、中村広輝 VS FUMIYA、篠原悠人 VS 細越貴己に決定。勝者が5月の大会で決勝に挑み、挑戦者が決定する。会見に出席した4選手が意気込みを語った。

中村「トーナメントに選んでいただき、光栄に思う。誰とやっても勝てる用意はしている。左右田戦以降火がついて、ベルトをとることしか考えていないので、てっぺんを目指して頑張ります。Krushには1回しか参戦してなくて、顔知られてないので、この試合でてっぺんをとってチャンピオンになり、自分の存在を知ってもらおうと思います」

FUMIYA「デビューして1年目でトーナメントに出られると思っていなかったので、うれしいです。(対戦相手の中村は)テクニックがすごいと思う。キャリアもすごく上ですし。でもここで勝って決勝ではKHAOSでKOされた篠原選手と戦いたい。借りを返したいです」

篠原「相手は誰でもいいと思っていた。やることは変わらないので。決勝で勝って、一度負けている中澤選手にリベンジしたいです。(対戦相手の細越は)名前も知らなかった。昨日の試合で初めて見て、手数が多い選手かなと。正直あまり大したことないと思いました。トーナメントに参戦するのはこれで2回目。最後だと思って死に物狂いでやるだけです」

細越「昨日試合を終えたばかりでホッとしています。でも次が決まったので、それに向けて頑張るだけです。僕は弱くて、格闘技を始めました。今は自信がなかったり立ち止まったりしてる人たちに、細越が頑張ってるなら自分にも出来ると思ってもらいたい。チャンスをいただいたので、優勝してそういう人達に希望と勇気を与えたいです」

お互いに牽制し合いながらも、それぞれの個性がでたコメントで、勝利への執念をみせた。

また、-63kgの稲石竜弥 VS “バズーカ”巧樹ほか、4試合の追加カードも発表された。

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