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サッカー天皇杯でセレッソ大阪が初優勝

2018.01.05 Vol.702

「第97回天皇杯サッカー」の決勝が1月1日、埼玉スタジアム2002で行われ、セレッソ大阪が延長戦の末、2−1で横浜F・マリノスを破り、セレッソ大阪としては初優勝を果たした。前身のヤンマーからは43年ぶり4回目の優勝となる。

 C大阪は1トップとしてシーズンを戦ってきたFW杉本が左足首の手術で離脱。柿谷と山村の2トップで試合に臨む。

 前半から横浜FMは両サイドが積極的に攻め上がり、7分には左サイドの下平からのアーリークロスを伊藤がゴール前抜け出し右足で決め先制する。C大阪は何度もゴール前までボールを運ぶが、堅守で勝ち上がってきた横浜FMのDFを崩せない。

 後半に入ると2分には思うようなプレーができないソウザが横浜FMのマルティノスに足をかけイエローカードをもらうなど、いまいち乗り切れないC大阪。中盤でボールを持ってもパスの出しどころがなく、シュートに持ち込んでもDFに阻まれる場面が続く。しかしそんな苦しい展開を打開したのは、ここまでも豊富な運動量でチームに貢献してきた水沼。後半20分に水沼のミドルシュートをGKがはじいたところ、DFのクリアボールが山村の足元へ。山村が落ち着いてゴールを決め同点に追いついた。

 C大阪は山口、ソーザのボランチ2人が前に出始め主導権を握ると、後半は横浜FMゴールにシュートの雨を降らせるが、ここは堅い守りにゴールを奪うことはできず、試合は延長に。延長前半4分、今度は山村が上げたクロスにGKが引っ張られてしまったところに水沼がヘッドで合わせてついに逆転に成功。延長後半の横浜FMの猛攻をしのぎきり、C大阪が勝利を収めた。

 C大阪はこれでルヴァン・カップに続き国内2冠を達成。今回の優勝でプレーオフからの出場が決まっていたAFCチャンピオンズリーグには本大会からの出場となる。

堀口「今ならデメトリアス・ジョンソンに勝てます」【RIZIN一夜明け会見】

2018.01.01 Vol.Web Original

RIZINの2018年は5月福岡大会からスタート
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見が1月1日、都内のホテルで開催され、バンタム級GP優勝の堀口恭司ら大会で勝利を収めた9選手が登壇した。

 会見では冒頭に榊原信行RIZIN実行委員長が挨拶。「昨年に比べ、会見に出席する選手の顔ぶれも世代も変わった。真珠選手は半分日本人ですが、日本人選手が並ぶのも日本を主戦場にするRIZINとしてはうれしい限り」と話した。

 また2018年の大会について「5月6日の福岡マリンメッセ、7月末、9月末、12月末に埼玉。これを柱にして、8月に名古屋か大阪、10月中旬~11月に海外で大会を開催したいと考えている。男女ともどの階級でグランプリをやるのか。それ以外でも年末に引退するミルコの相手を決める戦いも今年の一つの柱にできれば」などと2018年のプランを話した。会見後に行われた囲み取材では海外についてはアメリカ、中国といった候補をあげ、グランプリについてはヘビー級、ライト級、堀口がまたもう一つ階級を上げてフェザー級――とさまざまなプランをあげつつ、今年はあえて開催せずに、出場する選手を育成するいわゆる“ため”の期間とする考えもあることを明かした。また年末の大会については現状の29、31日の開催を31日に絞り、昨年のように音楽イベント、eスポーツのイベントの開催などさまざまなプランを示唆した。

矢地が五味から一本勝ち。ミルコはTKO勝ちで引退ロードスタート【12・31 RIZIN】

2018.01.01 Vol.Web Original

矢地が五味のフレーズもいただき「ヤッパ大晦日は判定ダメでしょ。一本勝ちじゃなきゃ」
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の31日、スペシャルワンマッチで行われた五味隆典vs矢地祐介の一戦は1R2分36秒、三角絞めで矢地が一本勝ちを収めた。

 ゴング早々にダッシュした矢地はいきなり飛び蹴り。その姿は師匠の山本“KID”徳郁が宮田和幸のアゴを砕いた一戦を思わせる。かわした五味だったが、矢地は首相撲からのヒザとパンチのラッシュで五味を追い込む。あわや秒殺かと会場が思ったところ、五味のカウンターの右フックが炸裂。ここから五味が右フックの連打から右のクリンチアッパーを連打。ダウンした矢地にパウンドを落とし続ける五味。矢地は五味の頭を抱えしのぐが五味は矢地のボディーにパンチの連打。ここで矢地は下から三角締めを狙う。しのいだ五味はまたもパウンド。食らいながらも矢地が再度三角締めにトライ。リフトして脱出を図る五味だったが、かえって深く入ってしまい、無念のタップ。矢地があこがれの存在である五味から勝利を収めた。

 試合後のマイクで矢地は「いい右をもらってしまってまだふわふわしている。あこがれの五味選手と戦えてうれしかった。小さい頃からの憧れの五味選手と一緒に戦えて、健闘を称えていただいて泣いちゃいそうです。でもまだ五味選手を越えたとは思っていない。これからも五味選手の背中を追いかけていきたい。言いたいことがあったんですが、ぶっ飛んでしまったので、ひとつだけ言わせてください。“ヤッパ大晦日は判定ダメでしょ。一本勝ちじゃなきゃ”。これから世界の選手をぶっ飛ばします」

五味は現役続行を宣言
 五味は「矢地君だからいい試合ができた。悔しいです」と話す。ここで会場から「もう一丁」の声がかかると、「はい。来年もやります」と現役続行を宣言すると会場は大きな、そしてホッとしたような歓声で包まれた。続けて会場から来年の目標を問われると「今日飲み過ぎないように頑張ります」といつもの五味節。そして改めて矢地に対して「これからRIZIN、日本の格闘技をUFC負けないように引っ張っていってください。俺も日本の格闘技のためにできることをやっていきます」と締めた。

那須川がキックトーナメント優勝。本領発揮の2連続KO勝ち【12・31 RIZIN】

2018.01.01 Vol.Web Original

那須川が飛び膝蹴りで浜本を豪快KO

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の31日、「RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」が行われた。

 1回戦第1試合は那須川天心vs浜本“キャット”雄大。

 今回のトーナメント、那須川の相手は公募で決められたのだが、浜本は日本人初のラウェイ王者の実績を引っさげ那須川の対戦相手に名乗りを上げた。

 1Rからプレッシャーをかけ浜本を追い込む那須川。浜本は下がりながらもローキック、バックブローなど反撃の糸口を探るが、那須川のパンチ、左ミドルが浜本を襲う。2Rになると那須川のプレッシャーはより強くなる。那須川は左のミドルキックから追撃の左フックで1度目のダウンを奪うと立ち上がった浜本に走りこんでの左のヒザ蹴り一閃。まともに食らった浜本は2度目のダウン。レフェリーがすぐに試合を止め、2R1分58秒、KOで那須川が決勝に駒を進めた。

浅倉カンナがRENAから失神一本勝ちで生涯初のベルト獲得【12・31 RIZIN】

2018.01.01 Vol.Web Original

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の31日、「女子スーパーアトム級トーナメント」が行われ、20歳の浅倉カンナが優勝した。

堀口恭司が決勝で石渡をKO。バンタム級トーナメント優勝【12・31 RIZIN】

2018.01.01 Vol.Web Original

バッティングでヒヤリの場面も堀口が肩固めで一本勝ち

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の31日、バンタム級トーナメントのFinal ROUNDが行われた。

 準決勝第1試合はマネル・ケイプvs堀口恭司。

 ともにガードを下げた状態で軽やかなステップで出入りし、打撃を放っていく。1Rから何度も堀口がその独特の遠い間合いからのパンチでケイプをダウンさせるが、ケイプはすぐに立ち上がり、反撃。堀口が追撃にいっても驚異のバネで跳ね上げ、すぐにスタンドに戻す。1R早々のダウンで秒殺KOかと思われたがケイプが善戦。当たればKOの危険度満点のパンチを繰り出し堀口を下がらせる場面も。しかし堀口はパンチの合間にタックルでテイクダウンを成功させるなど、実力差を見せつける。

 3R、パンチの攻防からケイプのバッティングで中断。堀口は試合後の会見で「朦朧としていた。RIZINのレフェリーが素晴らしかった」と振り返るように、それ以上の攻撃をもらうことなく堀口の回復を待って試合を再開。しかしまだ完全にはダメージから回復していなかった堀口はパンチを被弾し右目の上をカットしてしまう。パンチの攻防から「このままではまずい」と判断した堀口は残り2分、タックルでテイクダウン。グラウンドに持ち込み、マウントに移行するとコツコツとパンチを当て、最後は肩固め。ケイプがタップし、一本勝ちを収めた。

神取がギャビ戦中止に「悔しい。残念」 渡辺華奈が杉山破り堂々のエース宣言【12・29 RIZIN】

2017.12.30 Vol.Web Original

プロ2戦目ながら大抜擢

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の29日には現在大きな注目を集める女子格闘技2試合が行われた。

 第2試合で行われた杉山しずかvs渡辺華奈の一戦は3-0の判定で渡辺が勝利を収めた。

 杉山は2008年のデビュー以来、20戦15勝4敗1分の戦績を誇る、日本女子格闘技界のトップクラスのファイター。出産と育児でしばらく戦線を離れていた時期があったが、今年2月に復帰を果たし、8月にも勝利を重ね、そこで真珠・野沢オークライヤーとの対戦をアピールしていた。

 一方の渡辺は柔道四段で元全日本強化選手。12月3日に行われた「DEEP JEWELS 18」でプロ格闘家としてデビューを果たしたばかりなのだが、そこで大きなインパクトを残し、今回の大抜擢となった。

堀口、石渡が圧巻KO、大塚は逆転のフロントチョークで準決勝進出【12・29 RIZIN】

2017.12.30 Vol.Web Original

大塚がフロントネックロックで一本勝ち

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の29日、バンタム級トーナメントの2回戦4試合が行われた。

 第1試合はカリッド・タハvs大塚隆史。

 タハの強烈な右ローからスタート。早くも大塚の足が流れるほど。スイッチを繰り返し、大塚を翻弄するタハ。左ストレートで大塚を2度ぐらつかせる。大塚はパンチに合わせたタックルでテイクダウンに成功するも、タハは驚異のバネで跳ね上げ脱出。大塚は攻撃の糸口をつかみきれない。

 2Rは早々から大塚がタハのパンチに合わせてタックル。大塚が払い腰で引き倒すも体勢は不十分。逆にタハが上を取る形でグラウンドに。タハはサイドに移行し、パウンドを落としバックを取る。立ち上がった大塚だったが、タハは再度グラウンドに引きこみスリーパー狙いからパンチで大塚を削って行く。向き直って立ち上がった大塚は逆に引き倒し上を取るがゴング。

 3Rも大塚はパンチからすぐにタックルを決めテイクダウンに成功。上を取りきり、サイドに移行。そのすきをついてタハが立ち上がるが、大塚はがら空きのタハの首をギロチンチョークでとらえる。ボディーもがっちり固定しグイと締め上げるとタハがたまらずタップ。3R2分23秒、大塚がフロントネックロックで一本勝ちを収めた。

計量12キロオーバーのギャビの試合が中止に

2017.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で29日に行われる予定だったギャビ・ガルシアvs神取忍戦に関する会見が大会前に開催され、試合の中止が発表された。前日計量でギャビが12.7キロオーバーで計量をパスできず、試合の開催が注目されていた。

 会見には榊原信行RIZIN実行委員長が臨み「神取選手は体重関係なくやりたいとのことだったが、非常識な組み合わせになるとして主催者として断固として。苦渋の決断だったがきめさせてもらった」と話した。ギャビはいつも通りの減量のメニューを消化していたものの、今回はいつものように体重が落ちず、それを周囲に打ち明けることもできず計量を迎えてしまったという。31日にスライドして行う考えもあったが、ギャビの体調を考慮し、中止の判断となった。

日菜太がアラゾフへの挑戦権獲得 椿原がkrush王者破る【12・27 K-1】

2017.12.28 Vol.Web Original

「K-1 SURVIVAL WARS」(12月27日、東京・後楽園ホール)のメーンで「K-1 WORLD GP スーパー・ウェルター級次期挑戦者決定戦」が行われた。日菜太が廣野祐を2ー0の判定で破り、来年3月の「K’FESTA.1」でチンギス・アラゾフに挑戦することとなった。

 試合は左のミドル、ローといった蹴り技を得意とする日菜太と、ローから接近してパンチを放ちたい廣野の2人の中で激しい主導権争いが繰り広げられる。

 1R、日菜太は左のロー、ミドル、ハイ。そしてストレートと手数で上回る。廣野も右ローからパンチで前に出るが、日菜太のローは止まらない。2Rも日菜太のローが冴え渡るが、廣野は距離を潰すべく前へ。右のパンチが日菜太をとらえる場面もあったが、距離が詰まってしまいブレイクがかかり連打でたたみ掛けることができない。しかし接近してのパンチで日菜太にダメージを与えていく。

 ジャッジが微妙なラウンドが続くなか迎えた最終ラウンド。日菜太は変わらず左のキックで攻め立てるが、廣野はこれまで以上に強烈なプレッシャーをかけ前に出る。日菜太はプッシングで距離を作ってはキックを放つが廣野は下がらない。ラウンド終盤は日菜太もパンチで応戦。左アッパーが廣野をとらえるが、廣野も左のフックを返しところでゴング。

 判定は1人が29-29としたが、残る2人が30-29、30-28の2-0で日菜太が勝利を収めた。

 判定後、廣野は日菜太の右手を挙げ勝利を称えた。

 日菜太は「来年3月には“K-1チャンピオンの日菜太です”と言えるように死ぬほど努力します。僕の最後の挑戦を見にきてください」とアラゾフ戦の勝利を誓った。

 試合後の会見では「倒すことができなかったのは反省するポイント。ジャッジは割れたが僕の中ではフルマークで完封したつもりだった。ジャッジが割れたのは僕の攻撃が説得力がなかったということなのかと思うので、もっと誰が見てもフルマークというような試合、KOが一番いいんですけど、そういう試合をすれば良かったんじゃないかと思います」と試合を振り返った。そして「次のタイトルマッチがラストチャンスかもしれないし、そこで俺のキック人生が終わってしまうかもしれないけど、唯一取ってないのがK-1のベルト。それに向けて最大の努力をしたい」と話した。

那須川天心が鋭すぎるシャドーを披露

2017.12.27 Vol.web Original

 株式会社Cygamesは28日より、格闘家 那須川天心選手が出演するTVCM第二弾「シャドー篇」を公開中だ。

 本CMは、「最高のコンテンツを作る会社」を企業スローガンに掲げているCygamesが、常に最高を目指しているファイターである那須川選手に共感し制作されたCMの第二弾で、キックボクシング界の”神童”として注目される那須川選手が真剣なまなざしで一心不乱にシャドーをする内容だ。

 必殺技のハイキックやライトニング・レフト(稲妻の左)も動画内で披露しており、その鋭すぎる動きの数々は、もはや芸術的だ。

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