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バドミントン男子の桃田、田児らが闇カジノで賭博

2016.04.22 Vol.665

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン男子で日本代表入りが確実視されていた世界ランク4位の桃田賢斗選手(21)と、2012年のロンドン五輪で日本代表だった田児賢一選手(26)=ともにNTT東日本=が東京都墨田区の違法な闇カジノ店=平成27年3月に警視庁が摘発、閉店=に出入りしていたことが7日報道された。
 NTT東日本はマレーシアでの国際大会に出場中の2人を急きょ帰国させ、事情を聴いたところ、2人は「闇カジノ店で賭博をした」と認めた。また、聴取では複数のバドミントン部員も闇カジノ店に行ったことを認めたという。

 2人は8日、会見に臨んだ。桃田は違法であることは知りつつ、「自分もスポーツマンで、やっぱり勝負の世界で生きている以上、ギャンブルに興味があり、抜けられない自分がいた」と、違法行為にはまった理由を自らの競技と絡めて説明した。

 桃田ら後輩たちを「遊び感覚」で闇カジノに誘ったと、会見で説明した田児は「自分が止める立場、責任があるが、後輩を巻き込んでしまった」と、桃田の隣りで涙を流し、「自分はいかなる処分も受ける覚悟でいるが、桃田は日本のバドミントンにとって宝のような選手。桃田にもう一度チャンスを与えてください」桃田の救済を訴えた。

 日本バドミントン協会は10日、緊急理事会を開き、桃田の日本代表の強化指定を外し、無期限の試合出場停止処分を科した。田児は無期限の協会登録抹消となった。桃田選手より1段階厳しく、永久追放を意味する除名の次に重い処分。

 8日にはNTT東日本の社内調査で新たに6選手が闇カジノ店に出入りしていたことが発覚。11日には桃田、田児の両選手が違法な闇スロット店にも出入りし賭博行為をしていたことも11日、新たに判明した。

サッカーW杯アジア最終予選とリオ五輪の組み合わせ決定

2016.04.22 Vol.665

 

 サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が12日、クアラルンプールで行われ、日本は豪州、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、タイとのB組に入った。

 最終予選は12チームが2組に分かれ、ホーム&アウェー方式で戦い、各組2位までが本大会出場権を獲得。各組の3位同士が戦い勝ったチームが北中米カリブ海4位との大陸間プレーオフに回る。

 組み合わせ抽選の結果を目にしたハリルホジッチ監督は「簡単な試合は一つもない」と語った。
 日本は9月1日にホームでUAEと初戦を迎え、2017年9月5日のサウジアラビア戦まで10試合を戦う。
 UAEとは昨年のアジア杯の準々決勝で、圧倒的に攻めながら1点しか奪えず、PK戦で敗れている。2次予選初戦のシンガポール戦のようなことがないように祈るばかりだ。

 また14日はリオデジャネイロ五輪サッカーの男女1次リーグ組み合わせ抽選がリオデジャネイロのマラカナン競技場で行われ、日本男子はナイジェリア、コロンビア、スウェーデンとのB組に入った。各組2位までが準々決勝に進む。

 体格が大きいスウェーデン、身体能力が高いナイジェリア、技術に優れたコロンビアと難敵ぞろいのグループとなったが、手倉森監督は15日、「強豪ぞろいで、一番過酷な世界大会。成長しながら進まないとメダルにこぎつけることができない」と話し「本大会出場を危ぶまれたチーム。期待値ゼロから興奮のるつぼにしていきたい」と意欲を見せた。

修斗がUFC FIGHT PASSで世界配信決定

2016.04.20 Vol.664

「UFC FIGHT PASS配信会見」が20日、都内で開かれ、4月23日に開催されるプロフェッショナル修斗公式戦MOBSTYLES Presents「 FIGHT&MOSH」千葉・舞浜アンフィシアター大会からUFC FIGHT PASS(UFCファイトパス)でのライブ配信が始まることが発表された。
 UFC FIGHT PASSは月額9.99ドル(契約日数にて価格が変動)でUFC FIGHT NIGHTをはじめとした世界各国で行われる格闘技イベントのライブ配信や過去のUFCやWEC、PRIDE等の試合動画がPC、タブレットPC、スマートフォンなどで視聴できる会員制動画サイト。
 日本円にして月額約1000円という安価なことから格闘技ファンの間では人気のサイトだ。
 会見の冒頭、舞浜大会の主催者で修斗公式戦を多く主催するサステインの坂本一弘代表が挨拶。
「1年以上の交渉の末、実現しました。総合格闘技を(世界で)一番最初に始めたのが(修斗の創始者で)私の先生である佐山サトル。佐山サトルがMMAを始めなければ今のような状況はなかったかどうかは分かりませんが、少なくとも私はここに立っていることはなかった。誰がMMAを作ったのかということを説明させていただいて、そういうことをUFCの方々にしっかり理解していただいたうえでこういう流れになりました。MMAの中で一番長い歴史を持つ修斗の映像がファイトパスに流れることは歴史を掘り起こす、見直すという意味でも非常に画期的なことだと思います」と経緯を説明。そして「私の先生である佐山サトルが作ったMMAを世界中に広めてくれたUFCには感謝したい」とも話した。

今秋から「RIZIN無差別級トーナメント」開催。シウバが参戦

2016.04.19 Vol.664

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の二夜明け会見が19日、都内で開催され、9月下旬と12月31日にさいたまスーパーアリーナで大会を開催し、そこで8選手による「RIZIN無差別級トーナメント」を行うことを発表。出場選手の一人としてシウバが決定したことが合わせて発表された。
 シウバは「世界中の“シウバに勝てる”と思っている選手たち全員にチャンスを与えたかったので無差別級を提案した。このイベントが世界で最もアグレッシブなルールを持っている。このルールなら私は誰とでも戦える。参加する選手はよく準備してこないといけない。なぜなら私は対戦する全選手の頭を踏みつけますから、そのつもりで来てください」と早くもやる気まんまんだった。

『RIZIN.1』デビュー戦勝利の村田に高田本部長が際どいアドバイス

2016.04.19 Vol.664

『RIZIN.1』(4月17日、愛知・日本ガイシホール)の二夜明け会見が19日、都内で開催され、出場した桜庭和志、ヴァンダレイ・シウバらが登壇。大会について振り返った。
 デビュー戦で判定勝ちを収めた村田夏南子については、冒頭の総括の中で高田延彦統括本部長は「100%に近い形で試合を支配していた。動きが男性のもの。女性特有の体幹のブレがない。男子の試合を見ているようだった。目標はロンダ・ラウジーというが、デビュー戦を見る限り、年間4~5試合やって自分を磨き上げれば、4~5年先にはロンダを越える可能性はある。ただそのためには時間の使い方が大事。お酒はほどほどに。タバコは吸わない。変な男にだまされない。カジノに手を出さない。本気であそこを目指すならば、今日からのすべての時間をこの競技に費やす。それくらいの思いがあれば五輪にもUFCに上がっているんじゃないかと思う」と話した。
 それを受けた村田は「5分3R戦えたのは大きな経験となった。これから練習をしっかりやって、生活は自分がどこを目指してやっているのかを常に考えて、しっかり切り替えて行動していきたい。デビュー戦ということで力が入りすぎて腕がパンパンになってしまってレスリングの試合よりきつかった。でも楽しかった」と話した。
 グラップリングダブルバウトに出場した所英男は「今回はグラップリングダブルバウトということで、絶対にありえないマッチメークをしていただきました。本当に夢見心地で過ごしました。桜庭さんと一緒に練習させていただきリングで一緒に戦えたことや、シウバ選手には自分の存在を知っていただいたこと、田村選手とは回転体のような試合ができたことは凄く幸せに感じています。また桜庭さんと組んでダブルバウトがしたいです」と振り返り、「今回戦う予定になっていたクロン・グレイシー選手とぜひ年内に試合ができればと思っています」とクロン戦の実現を訴えた。
 榊原信行実行委員長は「クロンから了解はもらっていたが、ヒジの怪我で流れてしまった」としたうえで、「順当にいけば、9月に所vsクロンをセットアップしていきたい。5カ月あるので間に合うと思っている」と語った。

4・17『RIZIN.1』プロハースカが藤田に圧勝 女子レス村田は悔しい判定勝ち

2016.04.18 Vol.664

 昨年末に開催された『RIZIN』のナンバーシリーズの第1弾となる『RIZIN.1』が4月17日、愛知・日本ガイシホールで開催された。
 メーンではイリー・プロハースカが藤田和之と対戦。1R3分18秒、TKOで勝利を収めた。プロハースカは昨年行われた100kgトーナメントで準優勝し、この日出場したテオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフとともに“RIZIN三銃士”と称されるヘビー級期待の新星。藤田は言わずと知れた日本総合格闘技界のヘビー級を支えてきた存在。23歳vs45歳という世代の威信をかけた戦いでもあった。
 蹴りで牽制するプロハースカに対し、タックルで臨む藤田。足をつかむものの、テイクダウンには至らない。しかしプロハースカの右ハイキックを交わすと藤田はバックを取ってパンチの連打。かつての藤田だったら試合はここで秒殺決着だったかもしれない。
 しかしプロハースカはこのピンチにも動じず冷静に立ち上がる。そしてプレッシャーをかけて藤田をコーナーに追い詰めると左ジャブ、右ストレート。崩れ落ちる藤田に返しの左フックも決めダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

5年ぶり復活の「KIRIN CUP SOCCER」日本は初戦でブルガリアと対戦

2016.04.13 Vol.664

 日本サッカー協会が13日、都内で会見を開き、5年ぶりに開催される「KIRIN CUP SOCCER 2016」(6月3日、愛知・豊田スタジアム/6月7日、大阪・市立吹田サッカースタジアム)の開催概要を発表した。
 今回はトーナメント方式で行われ、3日に準決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ代表vsデンマーク代表、日本代表vsブルガリア代表が行われ、7日に3位決定戦と決勝。日本はデンマーク代表とボスニア・テルツェゴビナ代表のどちらかと対戦。残る2チームが対戦する。
 会見には田島幸三会長、技術委員(強化)の霜田正浩氏、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が登壇。

 冒頭、田島会長が「KIRIN CUPの歴史をひもとくと1978年にその1回目となるジャパンカップがスタート。私事ですが、1980年のジャパンカップには私自身も選手として出場しています。私たちの時代は世界のチームと戦う機会が本当に少ない時期。そんなときこの大会は代表の強化に欠かせない大会でした」とその歴史を振り返った。

 続いて霜田委員が「最終予選の前になるべく強い相手と戦いたいという監督の希望があり、今回このKIRIN CUPが復活し、ヨーロッパの強豪国を呼ぶことができた。ここで日本代表が採取予選に向けてどれくらいの戦いができるのかというチャレンジの大会になると思う」と今回の大会の意義を説明した。

 ハリルホジッチ監督は「重要な大会。最終予選のいい準備になる。この3チームはもしかしたらロシアで対戦することになるかもしれない、私たちよりも強くて経験がある。しかし私は2試合勝つことにトライする」と話し、この3チームについて「ボスニアは私の母国で現在FIFAランク20位の強豪。何人かの選手はかなりハイレベル。デンマークはパワーのあるチーム。7~8人が190センチ以上の選手。空中戦はかなり強い。何人かの選手はヨーロッパのビッグクラブでプレーしている。ブルガリアはここ5試合、日本に対して4勝1分け。1週間ほど前、世界で5~6位に入る強豪のポルトガルに1-0で勝利している。難しい時期もあったが今は若手が台頭し野心のあるチームに生まれ変わっている」と話した。

【格闘家イケメンファイル Vol.46】軽量級のレジェンド 寺戸 伸近(てらど のぶちか)

2016.04.11 Vol.664

 この連載2回目の登場となる寺戸伸近。約1年前のインタビューでは、同年4月に開催の「K-1 WORLD GP 2015〜 -55kg初代王座決定トーナメント〜」への意気込みを語った。そして今回、第5代Krush-55㎏王者のベルトを引っ提げ再び登場。

「2015年の4月に行われた『K-1 WORLD GP 2015〜 -55kg初代王座決定トーナメント〜』は準決勝で負けてしまい、その後休養していました。昔はこの階級はほとんど選手がいなかったが、トーナメントでは日本人4人が準決勝に進んだ。それを見て、ずいぶん選手が増えて、層も厚くなってきたなと思いました」

 約1年の休養を経て、Krush-55㎏のベルトをかけた試合に挑戦者として出場。

「試合が決まったのが去年の12月ごろ。堀尾選手が1回目の防衛戦に勝った後ぐらいでした。防衛した時点で、なんとなく自分とやることになるんじゃないかって思っていたので、話が来たときは、やっぱりなって。昔はそんなに目立つ選手でもなかったし、倒す選手というイメージはなかったのですが、最近ではほとんどKOで勝っていたので、すごいなと思っていました。でも僕は挑戦者ですから、全力で勝ちたいなという気持ちで挑みました」

 数々のベルトを手にしながらなぜかKrushには縁がなかった寺戸。

「Krushが始まった時からずっと出ているので、欲しいなという気持ちは持ち続けていた。でも本当に縁がなかったので、ちょっとあきらめかけていた時もありました。でもこうやってタイトルマッチをやることになり、これはやっぱり俺がとらなきゃいけないんだなと。ここできた縁を引き寄せないでどうする。選手はいっぱいいるのに、その中で自分にタイトルマッチの話がきたんだから、ここしかないと思いました」

 試合前のインタビューでは、もし負けたら進退についても考えなければならないと発言。引退覚悟だったのか。

「まあ、そうですね。実は去年のK-1の準決勝で負けてから11カ月間試合をしなかったのも、負けたことで糸が切れたというか、モチベーションを保つのが難しくなって…。負けたら本当に一からのスタートなので、歳も歳だし一度切れた糸をつなぐのが難しいんです。今回はうまく作り直せたけど、今度負けたらうまくつなげられるかどうか分からない。ですから、負けたら引退も覚悟かなと思っていました」

 そしてタイトルマッチ。ベテランの試合運びで堀尾を翻弄。

「今回は作戦をしっかり立てて、ほぼその通りの試合運びになりました。相手は飛び膝が得意なので、それをもらわないように常に距離感を意識していたので、堀尾選手は嫌だったと思います。また、常に冷静でいられたので、2Rにはどんどん上げてくることを想定していましたし、1回ダウンを奪った後は、死に物狂いでくるのが分かりましたから、そこも冷静にしのいだ感じですね。パンチが見えていたら多分倒れないので、全部見切って。それが経験値なのかもしれません。僕も試合でそういう失敗をしてきていますし、倒せると思ったら自分が倒れていたとかも。そういうのを思い出したり、セコンドの声もよく聞こえていたので、かなり冷静に、自分が組み立てた展開で試合をすることができました」

 次はチャンピオンとして挑戦者を迎え撃つ。

「久しぶりの挑戦者で、あらためて挑戦者ってこんな気持ちだったんだっていうのを思い出しました。しかしチャンピオンになって、今度は守るほうです。守るほうがプレッシャーはあると思うけど、守り過ぎて変な試合はできない。チャンピオンらしい試合をしながら、ベルトをきっちり守っていきたいと思います。今回の試合で、改めてたくさんの人の応援やサポートが身に染みてありがたいと思いました。昨年結婚して、嫁さんだけじゃなく、そのご両親にもサポートしてもらったし、もちろんジムの仲間や友達、ファンにも。そういうことにもっともっと感謝をし、それにこたえられるような試合をしていきたいと思っています」

元K-1 WORLD MAX日本トーナメント準優勝の山本優弥が引退式

2016.04.11 Vol.664

 K-1 WORLD MAX、Krushなどで活躍し、2月に引退を表明した山本優弥の引退セレモニーが4月10日に東京・後楽園ホールで開催された「Krush.65」(4月10日、東京・後楽園ホール)で行われた。
「叫ぶ大和魂 卒業式」と銘打たれたこの日のセレモニー。山本は試合用のガウンで入場し四方に深々と頭を下げると、その場で短いシャドーを見せる。
 そして牧平圭太、城戸康裕、山内佑太郎、佐藤嘉洋といったライバルたちが駆けつけ花束を渡した。
 山本は挨拶で「このリングから話をさせてもらうのは最後だと思うんですが、みなさんにお礼を言う前に、リングはは血のにじむような努力をして、試合をするために上がる場所。マイクを持てるのも勝者、選ばれた人間だけです。試合もできないくせに、やめてしまうのに、ここから物を言うのを許してください。このリングに大きい男2人が入ったら凄く狭いんです。僕はいつも試合前は緊張しないよう、上がった時も緊張しないように何も考えないようにしましたが、相手が目の前に来たら凄い怖かったです」と涙ぐんだ。

4・10「Krush.65」中島が-70kg王座陥落 KANAが第2代女子王座獲得

2016.04.11 Vol.664

 立ち技格闘技「Krush.65」(4月10日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「Krush-70kgタイトルマッチ」で王者・中島弘貴が挑戦者ジョーダン・ピケオーに3R判定で敗れ、2度目の防衛に失敗した。ピケオーは第4代王者となった。

 1Rからプレッシャーをかけ前に出て左ロー、右ストレートに飛びヒザと多彩な攻撃を見せるピケオーに対し、中島もローキックにボディーブローを効かせ、中盤には右フックでぐらつかせるなど一歩もひかない戦いを見せる。しかし徐々にパワーで勝るピケオーが押し込み始め、ラウンド終了間際に中島をコーナーに追い込むと左ストレートを振り抜きダウンを奪う。
 2Rもピケオーの猛攻が続くが、中島もハイキックを放つなどダメージは小さい様子。しかしピケオーの手数が多く、なかなか突破口を見いだせない。やや攻め疲れた部分もあったピケオーだったが、3R開始前にピケオーのセコンドがマウスピースの装着に手間取りなかなかゴングが鳴らず、ここでピケオーが蘇生。中島も必死の反撃を見せたが、やはりここでもピケオーが優位に試合を進め、30-28、30-26、30-26と圧倒して判定勝ちを収めた。

アフガニスタン戦は岡崎が先制ゴールで5−0圧勝

2016.04.10 Vol.664

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選のアフガニスタン戦が24日、埼玉スタジアムで行われ、日本が5−0で勝利を収めた。

 本田、香川といった主力が23日に合流。コンディションも鑑みてこの日は控え組が先発に名を連ね、4−4−2というフォーメーションも試された。

 前半、圧倒的に攻め込むもののなかなかゴールが決まらず、なんとなくシンガポール戦の悪夢が頭をよぎり出すが、終了間際の43分、岡崎が清武からのパスをゴール前で受けるや反転して相手DFを置き去りにすると左足で見事なシュートを決め、この嫌なムードを振り払った。

 後半に入ると15分に清武が金崎からの縦パスを左足で押し込み、代表では2012年11月以来のゴール。この日は1得点2アシストと、長く代表のトップ下に君臨する香川を脅かす動きを見せた。終始、ゴールへの貪欲な姿勢を見せ続けていた金崎も後半22分に相手GK、DFと競り合い体ごとゴールを決めるなど結果を残した。またハリルホジッチ監督体制で初めて招集されたハーフナーも後半27分から出場。金崎のゴールはハーフナーのポストプレーから生まれており、こちらも少ないチャンスの中でしっかり存在感をアピールした。

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