SearchSearch

“サクラづくし”のカフェオープン!

2012.03.26 Vol.546

2011年 東京タワーイメージガール AKB48小林香菜

ph_tokyo0200.jpg

 街を歩いているとマスクをしている人が大勢います。風邪もまだまだ流行っているみたいですけど、本格的に花粉症シーズンが始まったみたいですね。みなさんは大丈夫ですか?

 今年は 春の訪れがゆっくりですが、東京タワーでは、お花見気分が楽しめるオープンテラスカフェが期間限定で営業しています。

 会場では、ドイツから直輸入した樽生ビールに桜のリキュールを加えたオリジナルのビアカクテル「サクラビア」をはじめ、桜をイメージしたカクテルドリンクが楽しめます。そして、私が大好きなスイーツも桜テイスト満載。フルーツやマシュマロをストロベリーチョコレートでコーティングした「サクラチョコスイーツ」は、見た目もかわいくて、とってもおいしいので女の子にオススメです。またドイツ直輸入のソーセージを使った「オリジナルホットドッグ」は、プレーンのほか、カリー、チーズ、チリの4種類。素材やソースにもこだわっていて、絶品です。

ph_tokyo0201.jpg

サクラビア(800円)、サクラチョコスイーツ・マシュマロ(300円)、ホットドッグ・カリー(600円)。(写真上から時計回りに)

 東京タワーの近くには、芝公園や増上寺など桜の名所があるので、お花見を楽しんだあとに、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

 最後に私、小林香菜は、今月で東京タワーのイメージガールを卒業することになりました。1年間、四季折々の表情を見せてくれる東京タワーでお仕事ができてすごく楽しかったです。クリスマスの点灯式で、私が押したスイッチで、イルミネーションが点灯して、すごく感動したこととか、思い出がいっぱいです。今度はプライベートで夏に訪れて、オープンエアの空間で東京タワーを眺めながら食事を楽しみたいな。東京タワーと小林香菜をこれからもよろしくお願いします!


DJをやった思い出深いClub333で記念撮影!

「Tokyo Tower Sakura Cafe 桜カフェ」 【期間】4月8日(日)まで 【開催時間】12~22時 ※小雨営業、荒天中止 【場所】東京タワー1階正面玄関前 【入場料】無料 【問い合わせ】TEL:03-5408-7415(9時30分~18時30分、土日祝除く)

ph_tokyo0202.jpg

代々木公園がパキスタンに! 今週末「パキスタン・バザール」

2012.03.23 Vol.545
 パキスタンを見て、踊って、食べて? 音楽やパフォーマンス、キュートやイケメン、おいしい食べ物など、パキスタンのカルチャーを体感できるイベント「パキスタン・バザール 2012」が、3月24、25日の2日間、代々木公園イベント広場で開催される。

 会場には、パキスタンフードのブースが並ぶほか、ステージでは、パキスタンアーティストによる音楽ライブやパフォーマンス、さらには「Mr.ハンサム・パキスタン」コンテストや、パキスタンの結婚式とファッションショーなどのステージパフォーマンスも。スペシャルゲストとして、タケカワユキヒデやアントニオ猪木も登場する。

 また、若手日本人研究者による最新パキスタン事情についてのトークや、「私の夫はパキスタン人」と題し、日本人妻たちが繰り広げるトークセッションもある。

 イベントは、今年、日本とパキスタンの国交60周年を迎えるのを記念して行われるもの。両日とも10時~19時30日まで。詳細は、パキスタン大使館イベントページ(http://www.pakistanembassyjapan.com/pakistanbazzar.html)で。

全国のタワーキャラが集結 江戸博でサミット

2012.03.22 Vol.545
ph_web07.jpg
 東京タワーのノッポンブラザーズや大阪・通天閣のビリケンなど、全国各地13組のタワーマスコットが集結するイベント「全国タワーマスコットサミット"G13"」の開幕式が22日、東京の江戸東京博物館で開かれた。神戸ポートタワーのキャプテンタワー君と、ノッポンブラザーズの兄を除く、12のマスコットが登場し、身振り手振りで意気込みを伝えた。

 イベントは、現在、同博物館で開催中の『東京スカイツリー完成記念特別展「ザ・タワー ~都市と塔のものがたり~」』の一環として行われるもので、期間中の土日にマスコットが館内を練り歩いたり、記念撮影に応じる。同展覧会のPR隊、えどはくタワーズも登場し、パフォーマンスを披露する。

 3月24日、25日、31日と、4月1日の4日間の毎日11時、13時、15時にイベントが行われる。

テーマは「震災復興」。東京国際アニメフェア開幕

2012.03.22 Vol.545
ph_web08.jpg
  世界最大級のアニメの祭典「東京国際アニメフェア2012」が、22日、東京ビッグサイトで開幕した。25日まで、約200の国内外の企業や大使館、自治体がブースを出し、アニメ作品や関連商品をPR。海外からは、中国を始め、韓国、タイのアジアの国々を始め、欧米、中東などからも参加があり、国際色豊かなイベントになっている。

 昨年は東日本大震災の影響で開催が見送られたため、2年ぶりの開催。今回は、「震災復興」をメインテーマにしており、会場では特別展示も。手書きのメッセージを寄せるコーナーもあり、訪れた人が応援メッセージを書き記していた。開催期間中にはチャリティーオークションなども行われる。

 22、23日は商談のためのビジネスデー。24、25日はパブリックデーで、誰でも参加できる。パブリックデーには、人気声優などが出演するトークショーや、ラジオの公開収録などさまざまなステージイベントも行われる。 当日券は、大人1000円、中高生500円。

 詳細は、公式ウェブサイト(http://www.tokyoanime.jp/


すみだ水族館 in 東京スカイツリータウンは「育み、返す」

2012.03.20 Vol.545
ph_web03.jpg
 5月22日に東京スカイツリータウンにオープンするすみだ水族館について、オリックス不動産株式会社と東武鉄道株式会社が19日、都内で記者説明会を開き、施設や展示の概要について説明した。“いのちのゆりかご~水 そのはぐくみ~”をテーマに、大小64の水槽を配置し、400種1万点の展示で準備を進めていることを明らかにした。

 すみだ水族館は、東京スカイツリーのふもとの東京スカイツリータウンのソラマチ、5階と6階にオープン。展示は7つのパートに分けて行われ、水を取り巻く自然の景色を水槽に凝縮する「水のきらめき~自然水景~」、クラゲに焦点を当てた「ゆりかごの連なり Part1 水の記憶~クラゲ~」、小さな生き物たちを展示する「ゆりかごの連なり Part2 小さな仲間たち~アクアギャラリ~」、美しいサンゴ礁とそこに集まるいきものたちを展示する「光と水のはぐくみ~サンゴ礁~」、東京湾と伊豆諸島から小笠原諸島までの島々の総称・東京初頭に住むいきもとたちの姿を展示する「つながるいのち~東京湾・東京諸島~」、東京諸島の海を再現する「いのちのゆりかご・水の恵み~東京大水槽~」、国内最大級の屋内開放プール型水槽による展示「水といのちの戯れ~ペンギン・オットセイ~」で構成される。

 独自の視点で展示が構成されているなかで、おもしろいのは「育み、返す」試み。沖縄のサンゴの苗を育てて沖縄に返す、小笠原の海で生まれた小さなウミガメを育て小笠原の海に返す計画をしている。

 また、水族館のスタッフをコミュニケーターと位置付け、来館者と積極的にコミュニケーションを図っていくほか、バックヤードツアーを企画するなど、より距離が近い水族館を目指す。

 水族館内だけでなく、近くの隅田川へ出かけるなどイベントや体験プログラムも充実させていくという。

 5月22日にオープン。詳細は、ウェブサイト(http://www.sumida-aquarium.com/)で。


乗って愛でる今年のサクラ

2012.03.19 Vol.545

ようやく春の気配が感じられるようになってきた。それと同時に、お花見気分も高まってきて……。桜の楽しみ方はさまざまあるけれど、お勧めは船や電車で“乗って見る”。今年の桜、あなたはどう見る?

視点を変えて―目黒川お花見クルーズが人気

ph_tokyo0100.jpg

 目黒川の桜を川から見られる「目黒川お花見クルーズ」が人気だ。目黒川のお花見クルーズのパイオニア、株式会社ジールは2007年にトライアル運航をスタート。2009年に本格的にサービスが始まり、これまでに4300名超がクルーズを堪能した。

 株式会社ジールはさまざまなプランを用意。なかでも気軽に参加できるのが乗合コース(最大乗船人数40人程度、所要時間約60分)。自社の天王洲ヤマツピア桟橋を出発し、目黒川水門、大崎、五反田を通過して、目黒雅叙園あたりまで遡って、天王洲に戻る。天王洲から五反田の目黒川では、咲きどきが異なる種類が植えられているため、長期間桜を楽しめるのも目黒川クルーズの良さだという。また、団体で船をチャーターする夜桜クルーズも人気で、会社や仕事仲間などで楽しむ姿も見られるという。

 今年は昨年の秋から団体の予約が入り始め、乗船者は5000名超となる見込み。現在は、日程により、乗合コースも貸し切りの夜桜クルーズも予約可能だ。

 予約し前もって振り込むと、料金は大人2000円、小人(4~12歳)1000円。当日支払いはそれぞれ500円増し。詳細は、同社のウェブサイト(http://www.zeal.ne.jp/)で。


ph_tokyo0101.jpg

都電に乗ってお花見散策

 昭和レトロな雰囲気がただよう都電荒川線は、早稲田から三ノ輪橋間を1時間弱で走る路面電車。その沿線には、神田川や飛鳥山など桜並木が美しいお花見の名所がいくつも点在する。

 そんな都電荒川線早稲田駅にあるリーガロイヤルホテル東京では、都電荒川線の1日乗車券とお花見弁当、周辺のお花見スポットが載った「おさんぽ探検マップ」などの特典がついた人気の宿泊プランを今年も期間限定で販売。

 沿線の桜の名所を都電荒川線に揺られながらゆっくりと散策する贅沢な旅が堪能できる。桜の名所をのんびり楽しみたい人におすすめ。

都電花散歩2012
【期間】4月15日(日)まで 【料金】1泊1室4名利用時、1名平日料金1万円~ 【予約・問い合わせ】リーガロイヤルホテル東京TEL:03-5285-1122(宿泊予約)


家飲みも外飲みも春らしく“桜”のお酒

ph_tokyo0102.jpg

「咲いた咲いた桜が咲いた」
口あたりのよい、弱酸性の焼酎リキュール。アルカリ水(お湯)を注ぐと美しい“さくら色”に変身! (350ml 850円 720ml 1500円 長崎大島醸造株式会社)

ph_tokyo0103.jpg

「春、満開『桜 カクテル』フェア」
女性にも飲みやすい桜をテーマにしたカクテル4種(各1470円・サ別)を、スカイラウンジ・オルフェウスとメインバー・ロイヤルスコッツにて用意。 (~4月15日 ロイヤルパークホテル)

ph_tokyo0104.jpg

「カフェ・ド・パリ ブラン・ド・フルーツ 桜の香り」
控えめな甘さと酸味が楽しめる桜フレーバーのフランス産スパークリングワイン。イラストレーター・YOCOによる春らしいスペシャルパッケージもお花見の季節の女子会にぴったり! (オープン価格 ペルノ・リカール・ジャパン)

ph_tokyo0105.jpg

「4つのBARで味わう桜のカクテル」
ホテルのチーフバーテンダー・小森谷弘がプロデュースした桜をイメージしたカクテル4種をザ・メイン ロビィ階・Bar Capriなどホテルの4つのバーで提供。 (~4月27日 ホテルニューオータニ)


ph_tokyo0106.jpg

撮影/前川彰一

奇跡の桜にパワーをもらおう!

 J‐POWER御母衣ダム建設のため、ダム湖の畔へ大移植された樹齢450余年の巨桜。それから半世紀、今でも堂々と咲き誇る奇跡の「荘川桜」の姿は圧巻。写真からも桜の美しさやパワーが伝わる、こんなお花見もおすすめ。

荘川桜写真展~世紀の大移植から半世紀を生きる桜の肖像~
【会場】J-POWER本店1Fロビー 【期間】3月30日(金)まで(土日祝は休館) 【時間】9~17時30分 【入場料】無料 【URL】http://www.jpower.co.jp


世界中に東京タワーの魅力をPR

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0300.jpg

 2012年のミス・インターナショナル日本代表で、日本の観光親善大使を務める吉松育美が、初代東京タワーアンバサダーに就任、2月29日に任命式が行われた。スポーツが得意で、今年の東京マラソンも完走したという吉松は、「初代アンバサダーとして活動できることは、とても光栄です。世界中の人が日本のシンボル東京タワーに足を運んでもらえるように、PRしていきたい」と決意表明。また、東京タワーの思い出と今後の意気込みを聞かれると「18歳で鳥栖から上京してきて、悩んでいた時、東京タワーの展望台から夜景を見て、自分の悩みがちっぽけに思えて泣いたことがあります」と明かし、スポーツが好きなので、スポーツイベントを企画したい」と抱負を語った。

 3月10日の「KIZUNA NIPPON〜絆日本」の点灯式が、アンバサダーとしての初仕事になった。


被災地は今どうなっているのか?

2012.03.12 Vol.544

緊急特集

東日本大震災から1年がたった。発生当初は震災のさまざまな情報があふれかえっていたが、今では東電の福島第1原発事故による放射能問題が主で、被災地のニュースはぐっと減ってしまった。被災地は今、本当のところどうなっているのか? ボランティアの数が激減したという報道もあるが果たして…。震災発生当初から現地入りしボランティア活動を続けている「笑顔311」(http://egao311.info/)代表の大矢中子さん(写真)に生の声を聞いた。

ph_tokyo0400.jpg

被災地をメディアでつなぐ

「笑顔311」という団体は被災地をメディアでつなぐことを目的に設立されたプロジェクト。東京で「被災地以外の人々はなにができるのか?」をともに考える(第1フェーズ)、被災地をベースに、情報発信とネットワークの形成(第2フェーズ)、現地の人による主体的な情報発信を実現(第3フェーズ)というビジョンを掲げ活動している。今では東京から『 starters』、仙台から『IF I AM』という2本の番組を配信している。大矢さんはそもそもなぜこの活動を始めようと思ったんでしょうか?

「私のお茶の先生が仙台の方で毎月1回お茶会のために仙台には通っていたこともあり、知人が多かったんです。最終的には知り合いの無事は確認できたんですが、その後どういうふうに生活しているのかとかは全然実態が分からないので凄く不安というか、大変だろうなと察するばかりでなんにもできないでいたんです。でも私たちはもともとUstreamを使って番組を制作していたので、そういったメディアを使えばもっと現地の情報ってよく伝わってくるのに、もっと使えないかなって思ったのがきっかけです。3月19日の時点で有志の仲間たちを集めて、“震災後の情報発信をUstreamのようなライブメディアを使ってやりたいんだけれども、みなさん協力してくれませんか”っていう、キックオフミーティングを秋葉原のデジタルハリウッドさんの大学院の教室を借りてやって、3月24日に第1回目の『 starters』を始めました。この番組では“ボランティアに行くにはどうしたらいいか”といった内容の情報を発信しました」

 最初は東京から。現地に行ったのは?

「私はその放送が終わって27日に現地に行きました。東京と同時に仙台でも“こういうことをやりたいんです”と声をかけていたので、仙台でも震災から1カ月後の4月11日に『IF I AM』の第1回目の配信を始めることができました」

 番組内容は?

「最初は現地の情報ではなくて、この辺にボランティアが足りないとか、ここではどういう物資を欲しがっているといったボランティア情報でした。今ではボランティア情報ではなくて、ボランティアをしている活動団体や行ってきた人、震災の復興関連の仕事をしている人の活動報告や、“こういう活動をしたいのでこういう方来て下さい” “こういう人が欲しい、こういうイベントやるので来てください”といった告知の場になっています。今では、仙台と東京から番組を2本やる以外に、“自分たちの地域の情報をご自身の手で発信してください”ということをお願いしているんです。そのための技術提供と機材の提供をしています。私は今は岩手に行ってそういう呼びかけをして回っています。宮城はたくさんボランティアが入っているので、情報がたくさん東京にも入る。福島はみなさん関心が高いので、情報過多なところがあるんですけど、岩手は遠いので、ホントに少ないんです。これから復興に10年20年かかると思うんですが、マスメディアが10年20年追ってくれるわけではないので、自分たちの力で発信する力を今からつけておいてください。それを継続的に発信できる仕組みを一緒に育てていきましょうということなんです」

個性を生かしたやり方で

 これからはボランティアのあり方も変わってくる。 「何をしたらいいでしょう?というふうに来るのはそろそろやめたほうがいいな、とは思っています。私は今回の震災は、自分たちが持っている個性をもっとも発揮できる場所なんだなって思いました。例えばライターとか編集者という特技を持っている人が、“この特技を持って震災復興のボランティアをしたいんだ”と言えば、やることはたくさんあるんです。例えば地元の商店街に仮設商店街が新しくできた。そこの広報誌を作ろうと思っても、地元の人にはなかなかできないんです。“じゃあ僕が1週間行ってそれを作ってあげます”となれば、それは凄いボランティアです。自分の持っている特技を生かしに来て下さい。あと今までは人がたくさん来てくれたのに減ってしまって寂しい思いをしている人はたくさんいます。お年寄りとおしゃべりをしてくれる人、子どもと遊んでくれる人はありがたがられているし、必要な人材です。メンタルケアも含めてのソフト系の人材が望まれているようですね」

 大矢さんの言葉にはメディアの人間として考えさせられることがたくさんあった。ちなみに大矢さんは昨年9月までは、ほぼ東北に行きっぱなし。10月以降やっと月の半分くらいは東京に戻ってこられるようになったという。この取材の後も、東北に向かった。

(本紙・本吉英人)


復興のシンボル フラガールの笑顔咲く

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0500.jpg

 福島県いわき市は、震災の被害に加え、原発事故による風評被害にも見舞われ、それが復興への道を困難にしている。

 そんな中、復興のシンボルとして立ち上がったのが、映画「フラガール」でも有名になったスパリゾートハワイアンズのフラガールたち。もともとフラガールは、常磐炭鉱閉山による地域の危機を、観光による町おこしで再生しようと立ち上がり結成。結成時には、PRのため全国巡業も行った。

 今回の震災でも、そんなフラガール精神を継承すべく、いち早く避難所などを訪問。さらに、46年ぶりに全国を巡業する「フラガール全国きずなキャラバン」をスタートさせた。全国の人に笑顔を届けるため、福島の人ががんばっていることを伝えるため、そして風評被害を払拭するため。いろいろな思いを込めたステージは、見に来たお客さんに大きな感動を与えた。

 そんなフラガールたちが、全国巡業を終え、フィナーレの舞台いわき市に戻ってきたのが昨年10月。現在は10月から部分営業を開始、今年2月には全館営業を再開したスパリゾートハワイアンズ「きづなリゾート」で元気に踊っている。

 まだまだ海沿いの町には、瓦礫の山が手つかずで残っているところも多い。いわき市の観光業関係者は言う。「自立なくして、復興はない。だからみなさん、福島に観光に来て下さい。そこで食事をして、タクシーに乗って、お土産を買って下さい。そうやって、仕事に対してお金を払って下さることが、復興への手助けになるのです」。復興のシンボル、フラガールの笑顔に会いに、今度の旅行は福島県に行ってみない?

ph_tokyo0501.jpg

新ホテルもオープン

 東日本大震災から11カ月ぶりに全館営業を再開したスパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)に、新ホテル「モノリス・タワー」が開業した。  最大の特長は、13時のチェックインから11時のチェックアウトまでの22時間ステイ。  居間と寝室が分けられた「客室」、エンタメ性のある「温泉」、そして独創性のある食事「フレンチポリネシアンバイキング」が22時間ステイをより快適にしてくれる。館内全体に再現されたハワイの空気感と半露天風呂のスパも楽しい。

東京予約センター TEL:03-5623-1651(平日9時30分〜18時30分、土曜9時30分〜12時30分、日祝休み)
現地予約センター TEL:0246-43-2644(全日9時30分〜18時30分)


気軽に立ち寄れるエキナカ復興支援イベント

 東北方面につながる「東京駅」と「上野駅」で復興支援イベントが行われている。東京駅では、レストランゾーン、エキナカ商業施設の7施設で「ニッポンおいしいフェア〜岩手復興応援編Vol.2〜」を開催。岩手県の7つの食材を使用したオリジナルメニューが施設内計65のレストラン・ショップで楽しめる。

 上野駅では、JR東日本上野構内のecute上野3階「rezepet design&store」内で「福興ショーケース」を実施。日本全国のキラリと光る物産をプランニングする「未来の物産」が、岩手、宮城、福島の物づくりを応援、ちいさな物産フェアを開催中。岩手県浅沼醤油店の「エゴマ醤油」など、6ブランド30アイテムが並ぶ。

「ニッポンおいしいフェア〜岩手復興応援編Vol.2〜」 【期間】3月16日(金)まで 【問い合わせ】TEL:03-5299-2209 【URL】http://www.tokyoinfo.com/
「福興ショーケース」 【期間】3月18日(日)まで 【URL】http://www.mirai-bussan.com/


うまたせしました!!  TCKのトゥインクルレースが3月26日開幕

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0100.jpg

 東京の夜の風物詩としてすっかりおなじみとなった東京シティ競馬(TCK)のナイター競馬「トゥインクルレース」が今年は3月26日から始まる。

 昨年が25周年のメモリアルイヤーだったトゥインクルレース。開催直前に起こった東日本大震災で開催の中止があったり、節電ナイターを余儀なくされたりと、大きな影響を受けながらも例年並みの観客を集めた。

 今年は「ジブン、発見、トゥインクル。DISCOVER★TCK」をキャッチフレーズに、多くの企画が用意されている。

 まずは毎年話題を集めるイルミネーション。メーンとなる内馬場は「ピンボール」をテーマに「トゥインクルジャックポット」と名づけられた。その名の通り実際にボールがはじかれる演出もあり、例年以上にど派手なイルミネーションとなっている。

 キャンペーンキャラクターを務めるのは、もともと競馬好きでトゥインクルレースにもお忍びで足を運ぶこともあるという女優の香里奈。香里奈オススメのB級グルメやスイーツを集めた「香里奈 横丁」なるエリアも誕生。新たな名物となりそうだ。

 レースに目を向けると、トゥインクル期間中には18の重賞レースが開催される。

 なかでも南関東最強3歳馬決定戦となる東京ダービー(S�T・6月6日)、JRA所属馬も参戦する春のグランプリレース帝王賞(Jpn�T・6月27日)、羽田盃、東京ダービーと続いた南関東クラシック三冠レースの最後で、これまたJRA所属馬も参戦するジャパンダートダービー(Jpn�T・7月11日)といったところは多くの観客も集まり、競馬の醍醐味を堪能させてくれるはず。

 会社の帰りにビール片手に仲間と競馬――今年も夏場のリフレッシュにはオススメのスポットだ。


ボートショー2012「マリンレジャーの楽しさ実感して」

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0200.jpg

 マリンレジャーやスポーツのメーカーが一堂に会するイベント「ジャパンインターナショナル ボートショー 2012」が3月1〜4日に、パシフィコ横浜をメーン会場として開催された。会場ではモーターボートやヨットなど最新のマリン製品が展示されたほか、トークショーなどさまざまな催しが行われた。

 ヤマハ発動機の木村隆昭専務執行役員は1日、会場で会見し、小型ボートの需要やマリンクラブ・シースタイルの会員数が拡大していることに触れ、「手軽に楽しめるマリンレジャーを提案して行きたい」と話した。

 マリンクラブ・シースタイルは、全国140カ所のマリーナで手軽な料金でボート遊びを楽しめるシステム。今後、レンタルボートのラインアップにAR190が追加される。


Copyrighted Image