“農業を楽しもう!”そんなファーミングの精神に賛同し、一緒に活動してくれている著名人にファーミング体験の感想や今後の展望を聞いてみた。
東京ライフカテゴリーの記事一覧
トゥインクル28日開始
大井発
東京シティ競馬は9日、2011年度の取り組みとナイト競馬「トゥインクルレース」(3月28日スタート)の新キャンペーンキャラクターを発表した。「トゥインクルレース」が今年25周年を迎えるにあたり選ばれたのは、芸暦25年の伊藤敦史と3月8日に25歳になった渡部豪太。2人とも競馬はほぼ未経験。伊藤は会見前日に大井競馬場を訪れて初挑戦したといい、「競馬新聞が読めるようになって感動した」と興奮気味だった。
日本の農業を元気にしよう!NPO法人農家のこせがれネットワーク 宮治勇輔
農業を楽しむ「Farming(ファーミング)」を提唱し、さまざまな取り組みを行っているファーミングプロジェクト。月に1回、千葉県市原市「Farming Garden in 生命の森リゾート」内で体験農業イベントを行うほか、都心の小学校で子どもたちに野菜の栽培と収穫を体験させるファームルームなどの活動を行ってきた。今後は、企業、自治体、団体、プロ、アマ、個人で活動している人々を結びファーミングのネットワークを構築していきたいと考える。それぞれの立場で日本の農業について考え、行動を起こしている人たちに話を聞き、ファーミングネットワークへの道を探る。
日本にサングラス革命
六本木発
サングラス専門ショップ「spectre J!NS(スペクトル ジンズ)」の1号店が10日、六本木ヒルズにオープンした。人気アイウエアブランド「JINS」の新業態で、健康と美容にこだわったサングラスを提供する。同社は、有害紫外線は角膜炎や白内障などを引き起こす原因のひとつになるとし、「サングラスをかけていない人がいないぐらいにしたい」と意気込んだ。9日に開かれた発表会には、森泉も出席した。価格帯は3990〜9900円。
ランウェイにレトロな春が来た
「プレップ」もチェックしたいスタイル。ジャケットとミニスカートやショートパンツの組み合わせも目立った。写真は、GIRLS' DOORSのショー
史上最大級のファッションフェスタ「第12回 TOKYO GIRLS COLLECTION 2011 S/S(TGC)」が5日、国立代々木競技場第一体育館で開催された。佐々木希や土屋アンナら人気モデルやタレントたちが最新のファッションで身を包んでウオーク。のべ2万3000人がその一挙手一投足に熱い視線を送った。
TGCは、誰でも気軽に手に取って着て楽しめるリアルクローズの最新傾向が分かることで人気を集めるイベント。国内外のハイファッションブランドが参加するコレクションと同じように、春夏と秋冬の年2回開催されており、通算12回目を数える。
今回のコレクションでは、今年の春夏シーズンのトレンドを凝縮、ランウェイはカラフルで華やかな雰囲気で包まれた。目立ったのは、花柄、エスニック柄などプリントを用いたワンピースやドレス。リゾートにピッタリな大振りな柄から、定番の小花柄など、参加ブランドそれぞれがオリジナリティーに富んだ最新作を披露した。
今シーズンのキーワードとして挙げられる「レトロ」や「クラシック」なアイテムも登場。ふんわりした女性らしいラインが印象的なトップスやハイウエストのショートパンツ、ボウタイなどを取り入れたデザインも目立った。なかには、映画『アメリカン・グラフィティ』から飛び出たようなポップなものもあり、にぎやかなステージ演出もあって会場を沸かせた。
さらに、人気ブランドが、沖縄の伝統的な衣服「かりゆし」のブランドとコラボレーションしたステージもあり、観客の熱い視線を集めていた。
TGCは、初めての開催から徐々に規模を拡大し、東京の年間イベントとして定着。現在では、沖縄や名古屋など地方でも展開している。さらに5月7日には、中国・北京での開催も決定しており、イベントが掲げる「日本から世界へ発信する」のスローガンもいよいよ本格化してきた。それに先立って今回のTGCでは、グーグルとコラボレーションしてショーの様子をYouTubeで世界にネット生中継する試みも行い、好評を博した。
覇気がない、混迷を極めるといった、世界が見る日本のパブリックイメージを、パワフルな東京のリアルクローズが吹き飛ばしてくれそうだ。
写真は左から、JILLSTUART、L.D.S.、 chesty、CECIL McBEE
スマートフォンで本格サウンドが楽しめる「Bose MIE2 mobile headset」
ボーズは、Androidケータイなどのスマートフォンに収められた音楽や動画を高音質かつ快適な装着感で楽しめる、スマートフォン専用モバイルインイヤーヘッドセットを4月下旬に発売する。独自のテクノロジーで、これまでにない迫力に満ちたサウンドを再生。長時間のリスニング時でも心地よい装着感を提供する新開発のウィング型シリコン製イヤーチップを採用し、優れた安定性を実現、快適なスマートフォンライフを提供する。ボーズ公式直販サイトで先行販売中。
「Bose MIE2 mobile headset」 【価格】1万5750円(税込) 【ボーズ・オンラインストア】TEL:0120-002-009/URL:www.bose.co.jp/mh
東京マラソン・東京大マラソン祭り2011 AKB48・秋元才加、完走果たす!
先月27日、「東京がひとつになる日。」――東京マラソン、東京大マラソン祭りが開催され、コース沿道を中心に150万人以上がこの日を楽しんだ。
今大会で、開催以前から注目を集めていたのがチャリティーランナーだ。2月25日までの集計で、寄付総額は7184万5000円、694人が出走した。当日スタート前には、チャリティーランナーの代表30名へ、寄付金支援先団体と都知事からお礼と激励の言葉を贈るセレモニーを実施。石原都知事はお礼の言葉とともに「日本にはチャリティーの文化がないが、これを突破口にして広まってくれれば」と話した(写真)。
マラソンレースでは、日本人1位に輝いた市民ランナー、川内優輝選手(埼玉陸協)が話題をさらったが、沿道で繰り広げられる「東京大マラソン祭り」では、例年通り28会場の応援イベントのほか、いくつかの新しい取り組みが実施されていた。
ひとつは屋形船による応援者の無料搬送だ(主催:屋形船東京都協同組合)。午前中から浅草橋駅周辺で無料搬送のチラシを配布。およそ1時間間隔で8便が浅草橋からビッグサイトへと渡る。船内では、リバーガイドボランティアのスタッフが船内のテレビでマラソンの展開を見ながら川やコースの見所などを解説。無料でソフトドリンクもふるまわれたほか、お弁当の販売などもあり、大人も子どもも大満足の船旅だった。
もうひとつは、フィニッシュ近くの防災公園で開催されたスポーツ体験イベントだ。同公園は、親子で走る「ファミリーラン」のスタート地点にもなった。そのファミリーランスタートの前に同イベントを開催。これは、パドルテニス、ローラースポーツ(ブレイブボード、ローラースケート)、グラウンドゴルフ、サッカー、ティーボールの5種を無料で体験できるというもの。各エリアには、各スポーツを担当する団体の指導員が付き、初体験する子どもたちに基本から優しく指導。団体側としては「競技を知ってもらう良い機会」(団体関係者)。一方の参加者にとっても「子どもと楽しめるいい機会だし、子どもが興味を持てば新しく何かを始めるきっかけにもなる。あれもこれもやりたくて楽しい」と好評だった。参加者からは「もっといろいろな競技を」「都内で分散開催してほしい」「もっと積極的に案内を」と熱心な要望の声が上がっていた。
「東京がひとつになる日。」。この日は、東京マラソン・東京大マラソン祭りをきっかけに、東京を舞台に“積極的に何かをする日”へと成熟しようとしているのかもしれない。来年は一体どんな1日になるのか。それを作り上げるのは東京にいるあなた自身だ。
KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2011
3月5日から22日まで、新宿のコニカミノルタプラザ(ギャラリーB・C)で「KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2011」の作品展が開催される。同アワードは「アートの視点で環境活動(エコ)を促進すること」をテーマに、「ビジュアルアーツ部門」「プロダクト&コミュニケーション部門」の2部門で募集。200件を超す応募作品から選ばれた40点を展示。21日(月・祝)には最終審査でグランプリも決定する。
日本で一番長く愛されているジャムブランド
明治屋の『マイジャム』誕生100年を記念し『「あの朝から、100年。」キャンペーン』が実施される。クイズに応えて応募すると抽選で「マイジャム果実実感ジャム詰め合わせ(4個)」&「特製マイジャムスパチュラ」が当たる。『マイジャム』は1911年に誕生し、日本の朝食時のパン食文化を牽引してきた歴史あるジャムブランド。キャンペーンを記念し、マイジャム果実実感ジャム詰め合わせ(3個)を読者10名にプレゼント(係名:「マイジャム」)。
『「あの朝から、100年。」キャンペーン』 【応募期間】3月15日(火)〜5月31日(火) 【問い合わせ】明治屋お客様相談室 TEL:0120-565-580 【URL】http://www.meidi-ya.co.jp/
Farmingな人々
モデル・長谷川理恵さん
長谷川理恵(はせがわ・りえ)
1993年、読者モデルとして『Can Cam』に登場以来、『Oggi』等ファッション誌の人気モデルとして活躍。2000年よりホノルルマラソンに参加。「健康」と「美」に関してリーダー的存在。
“農業を楽しもう!”そんなファーミングの精神に賛同し、一緒に活動してくれている著名人にファーミング体験の感想や今後の展望を聞いてみた。
「ファーミングプロジェクト」で、畑に行って土を触ったり、野菜を掘ったり、香りを嗅いだりしていると、自然からのエネルギーをたくさんもらえて元気になります。実際に農作業を体験してみて、とても大変な作業だということが分かりましたし、日本の農家の方々を尊敬するとともに、私なりに農業に携わる方々を応援していきたいという気持ちになりました。ファーミング体験をしてからは、日常生活の中でも農業関連のニュースや情報が気になるようにもなりましたね。
トマトやブロッコリー、ニンジンなど色の濃い野菜が好きなんですが、ファーミング体験で土の中からニンジンを掘り出した時にものすごいニンジンの香りが立ちのぼったのを覚えています。収穫したての野菜ってこんなに濃い香りがするんだって、すごく驚きました。今度はイタリア野菜や果物、ズッキーニとかいちじくとかにもチャレンジしてみたいです。ビタミンカラーは見ているだけで元気になるので、もっとカラフルな野菜を作って、ファーミングのことをいろいろな人に広めていけたらと思っています。
今は野菜を育てていますが、お米を作って日本酒作りにも挑戦したい! 今春には私がプロデュースする美と健康がテーマのカフェ&エクササイズスペース「R's berry」がオープンする予定なので、そこにオリジナルの“R's berry farm”ブランドのものを置くのもいいですよね。野菜のことだけじゃなくて、ファーミングにも、もっと目を向けてほしいと思います。自分で作る楽しみは格別です。
2002年に取得したベジタブル&フルーツマイスターの『ジュニアマイスター』の資格を生かし、リエズファームを開き農学に携わったり、ベジフルティーチャーとして小学校に出向き、食の大切さを伝えたりする活動をしている。また現在、ストレッチのインストラクターの資格を取るために勉強中。2010年9月30日には初のビジネス書となる「朝リーディング」がダイヤモンド社から刊行。今春には本人がプロデュースする美と健康がテーマのカフェ&エクササイズスペース「R's berry」がオープン予定。
日本の農業を元気にしよう!
Farming Project 特別連載 vol.1
企業
カゴメ株式会社 佐野泰三
office 48 芝幸太郎
農業を楽しむ「Farming(ファーミング)」を提唱し、さまざまな取り組みを行っているファーミングプロジェクト。月に1回、千葉県市原市「Farming Garden in 生命の森リゾート」内で体験農業イベントを行うほか、都心の小学校で子どもたちに野菜の栽培と収穫を体験させるファームルームなどの活動を行ってきた。今後は、企業、自治体、団体、プロ、アマ、個人で活動している人々を結びファーミングのネットワークを構築していきたいと考える。そこで今週からそれぞれの立場で日本の農業について考え、行動を起こしている人たちに話を聞き、ファーミングネットワークへの道を探る。
佐野泰三(さの・たいぞう)
1973年カゴメ株式会社に入社。カゴメUSA 社長を経て、2008年から常務執行役員農業資源担当として、国内野菜農業の活性化と日本の農業の海外展開に挑んでいる。
農家とともに原料の安定的な調達を実現
カゴメといえばすぐに浮かぶのが野菜ジュースやトマトを使った製品。食品メーカーとして、農家・農業とどのように関わってきたのだろうか。また今後ファーミングプロジェクトと連携してやっていきたいこととは。常務執行役員佐野氏に話を聞いた。
「カゴメの基本コンセプトは"良い原料×良い技術=価値ある商品"です。良い原料を安定的に仕入れることができなければ、良い商品は作れませんので、原料の安定的な調達というのは企業の根幹をなしています。ですからトマトについては、品種から栽培方法までこだわって、農家の方と一緒にやってきたという歴史的背景があります。しかし、最近では農家の高齢化が進むなどの問題も出てきたので、技術面を含め、いろいろな面でサポートをしながら、継続的な農業ができるような支援をすることも必要になってくると思います。ただ、第三者的な立場で言ってもリアリティーがないので、農業の難しさなど自らが体感し、同じ立ち位置に立って、協議しながら次の展開を考えていこうと思っています。
ファーミングプロジェクトには、可能な限りご協力したいと思っています。例えば、カゴメが食育支援活動の一環として実施している小学校向けのトマトの苗プレゼントに、ファームルームもご参加いただくとか...。これまでに、ファーミングプロジェクトが築いたネットワークを使い都心に発信基地を作ってはどうでしょう。企業、個人、プロ、アマ、NPO、自治体が自由に情報を発信できるプラットフォーム。企業のCSRやメセナを効率よく発信できて、ひとつの企業に負荷がかからない場所があれば、結構集まるんじゃないかな。そういうのが実現したら、積極的に応援、いえ参加させていただきます(笑)」
芝幸太郎(しば・こうたろう)
office48代表取締役社長。森林によるCO2吸収プロジェクト「僕と地球を繋ぐ森」代表。高知県観光特使も務める。地球温暖化防止のため、間伐による森林再生を故郷高知県の森で実施。東京タワーとコラボレーションし、間伐材を使ったグッズの制作・販売をするなど、都心からの発信も行う。
地方の取り組みを東京から世界に発信
office48の芝社長は、AKB48のメンバーが所属する芸能事務所の社長であり、「僕と地球を繋ぐ森」の代表である。森林保護活動を通じ伝えたいこと、ファーミングプロジェクトに賛同した経緯などについて語る。
「故郷の高知県が協働の森づくり事業を推進していて、それを中央から発信することで、地方の取り組みを全国に広めたいと思ったのがプロジェクトをスタートしたきっかけです。昔は山と川しかない所だと思っていたのですが、実はその山が人間が生きて行く上で、すごく必要なものだと都会に住んでいて、改めて認識しました。森は地球温暖化の防止や生態系の保護など、命を繋ぎます。ですから、僕たちもその思いを繋ぎ、将来の子どもたちに、この素晴らしい財産を繋いでいく。そういう思いで取り組んでいます。山の下には田んぼや畑、その下には川や海が繋がっている。ファーミングプロジェクトもそういう意味で、山や森林を守る活動から一番近いところにあると思い参加させていただいてます。うちの会社に所属するAKB48のメンバーを参加させているのは、世の中にメッセージを発信するタレントは、きちんと自分の五感で感じたものをメッセージとして発信することが大切だと思うから。それができるとこれからの仕事にもさらに生かされるんじゃないかと期待しているからです。
今後は、例えば東京の都心にファーミングのアンテナショップみたいなものができたら、AKB48が作った野菜を売ったり、彼女たちのレシピで作ったカレーを提供したりするのも面白いですね。そういう場所がなくてもITとコラボしてAKB48米を通販で販売するとか、AKB48のメンバーと田植え体験なんかもいいかも知れない。東京から発信するっていうことで世界に広がるし、知ってもらう、体験してもらうっていうのが、一番大切で大変なところですから」