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レズビアン&ゲイ映画祭は7日からスパイラルホール

2011.10.03 Vol.526
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オープニング作品『ロミオ』

 東京国際レズビアン&ゲイ映画祭が7日から表参道のスパイラルホールで開催される(〜10日まで)。劇場公開される機会の少ないセクシュアリティやジェンダーをテーマにした映画を上映してきた同映画祭も今年で20周年を迎える。回を重ねるごとに観客動員数もうなぎ登りで、同種の映画祭ではアジア最大規模の映画祭にまで成長した。

 かつてはセクシャルマイノリティたちが楽しむためのものという側面が強かったが、今ではひとつのカルチャーイベントとして、定着している。

 上映スケジュールなどはhttp://tokyo-lgff.org/2011/まで。


実りの秋、屋上の田んぼは大豊作!

2011.10.03 Vol.526
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 農業を楽しむことを目的とした「ファーミングプロジェクト」の一環として、都心の小学校に畑という教室を作る「ファームルーム」の活動が9月22日、千代田小学校(東京都千代田区)で行われた。同小学校では、屋上に田んぼと畑を作り、農作業の喜びや難しさ、食物に対する感謝の気持ちを学んでいる。

 6月14日には、5年生が田植えを体験、その収穫ということで、鎌を使っての稲刈りを体験した。刈り取った稲のほとんどの穂に米が実り、2年目となる屋上の田んぼは大豊作。全員が稲刈りをしたあとは、ペアになり稲の根元を結び、稲を天日で乾燥させる作業まで行った。昨年は稲刈りの後、米を乾燥させている時に鳥に食べられてしまったということもあり、今年は鳥よけのネットや鳥の模型をつるすなど、さまざまな工夫を凝らした。

 子どもたちは「大変だったけど、おもしろかった。鳥が心配で時々様子を見に来ていました。収穫したお米はおにぎりにして食べたい」と初収穫の味を楽しみにしていた。


テレビ朝日多目的スペース「umu」で期間限定「オリンパス CAFE」がオープン

2011.09.27 Vol.525
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 26日から六本木ヒルズ内テレビ朝日多目的スペース「umu」で、期間限定のスペシャルカフェ「オリンパス CAFE」がオープンしている。

 これは世界で初めて“胃カメラ”を開発した日本人研究者たちの情熱を描くテレビドラマ「光る壁画」の放映に先立ち、ドラマの雰囲気を再現したもの。

 ドラマの時代背景に合わせた1950〜60年代の世界観を再現。レトロなテーブルやイス、照明など“昭和ノスタルジー”をとことんまで追求したつくりで、昭和世代には“あのころ”を思い出させ、平成世代には、古き良き“昭和”を伝えることができる貴重な空間となっている。

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 また会場にはドラマで使用された胃カメラのレプリカや、最新の内視鏡やカプセル内視鏡などが展示。ドラマのメイキング風景を撮影した写真パネルの展示や、ドラマで主役の若き研究者役を演じる佐藤隆太や共演の加藤あい、中村俊介、萩原聖人など、出演者たちのインタビューで構成する「制作秘話」映像もカフェ内のモニターで放送されている。29日まで。

 なおドラマはテレビ朝日系で10月1日午後9時から放送される。



聴きながらランニングで脳メンテ

2011.09.27 Vol.525
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「音楽と走ろう“WALKMAN” supported by adidas」キャンペーンがスタート、ランナーたちの楽しいランニングをサポートしている。そのキックオフイベントとして、脳科学者の茂木健一郎とランニングアドバイザーの市橋有里によるトークセッションイベントが25日、永田町のアディダスランベースで行われた。

 イベントではランニングと音楽と脳の関係についてトーク。茂木は、走っているときは頭の中を空っぽにすることができるため、感情や運動、記憶などを束ねているデフォルト・ネットワークが活発になることを示めした上で、「非常に広い視野で次の可能性を検討しようとしたり、脳をスタンバイさせるんです。つまり脳のメンテナンスができる。脳だけじゃなく、心のメンテナンスにもつながる」と、ランニングが脳に与える効果を説明。さらに、「走るリズムを作れること、モチベーションをあげられる」と音楽を聴きながらのランニングを推奨した。

 1999年の世界陸上セビリア大会の銀メダリストでもある市橋もランニングと音楽の関係を歓迎。「引退してから音楽を聴いて走るようになりました。自分でリズムを作りにくくなったときはモチベーションが下がったときに聴いています。聴くことでリズムが作れるし、体調に合わせてテンポを変えられるのもいいですね」と話した。

 このイベントは、ソニーのヘッドホン一体型“ウォークマン”Wシリーズ『NWD-W263』の発売に合わせて行われているもの。アディダス ランベースでは同機の無料体験貸し出しサービスを実施している。


秋の収穫といえばやっぱりお米!

2011.09.26 Vol.525

Farming Garden in 生命の森リゾート

今回のファーミングプロジェクトは、生命の森リゾートの協力により稲刈りを行った。ほとんどの人が稲刈り未経験だが、大好きなお米の収穫とあり、にぎやかな作業となった。

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 秋晴れの4日、千葉県・長生郡長柄町でファーミングプロジェクト初の稲刈りを行った。山のふもとに広がる味庄というこの地区は、腐葉土が栄養となりいいお米ができる場所。この田んぼを育てた林さんから、稲刈りのコツを教えられ、いざチャレンジ!

 まず稲を5束前後握り、根元を鎌で切りさらにそれを5〜7束ずつ重ね、藁の上にバツになるように置く。そしてそのままの形を保ちながらその藁で根元をしっかり縛り、おだ掛けをするまでが、今回の作業だ。おだ掛けとは「おだ」という丸太で組まれたものに稲を干すこと。手間暇はかかるが、おだで米を乾燥させることで、味がグンとおいしくなるという。

 今回は子どもたちの参加が多く、年上の子どもが小さな子どもの面倒をみるなど、協力しながら作業を行っていた。稲の根元は意外に固く、刈り取るのにもコツが必要だが、慣れてくるとドンドンおだ掛けに稲が並び、作業の後半には、新たに丸太を組みおだを作るなど収穫は十分。おだにきれいに並んだ稲穂に子どもたちから歓声が上がった。

 たっぷり2時間稲刈りをしたあとは、みんなが楽しみにしているランチタイム。

 メニューは、今回の作業に合わせて、新米のおにぎりと野菜と豚の蒸し料理、鶏肉のハーブ蒸し、丸ごとパンプキンプリンなど。素材の良さをそのままに残した蒸し野菜は、特製ソースでバーニャカウダ風に。腰を曲げての稲刈りで疲れた体に野菜の栄養が行きわたり、体力も回復していくよう。収穫の喜びと主食である米作りの大変さを実感する1日となった。


秋もイベント盛りだくさん! 10月のTOKYO TOWER

2011.09.26 Vol.525

「展望の日」スペシャルイベント開催

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全日本タワー協議会公式テーマソング「Tower!」を歌うYA-KYIM

 10月1日は何の日だか知っていますか? "10=ten(テン)、1=棒"ということで「展望の日」なんです。この日は、『全日本タワー協議会』に加盟する全国20のタワーでさまざまな特典を用意、来場者にタワーの「展望」を楽しんでもらおうという日。東京タワーでは、展望台に来た先着333名に「20タワー(にじゅったわー)オリジナル付箋」をプレゼント! 10月1日は、お友達や家族を誘って、東京タワーの展望台に遊びに行こう!

 さらに、今年は同協議会が公式テーマソングを企画。ダンスユニットYA-KYIM(ヤキーム)が歌う「Tower!」が完成した。(10月1日に「着うた」配信)東京タワーに、各タワーのゆるキャラたちが何体か集まって、ヤキームと一緒に「Tower!」に合わせて踊り、初披露を盛り上げる予定だ。子どもにも楽しんで踊ってもらえる曲なので、ふるって参加しよう。

 また、10月10日は、10(ジュー)10(ジュー)という音にちなみ「お好み焼きの日」。東京タワーは、広島市と協力し、広島の観光物産PRイベント「東京タワーの麓でお好み焼きを食べよう!」を10月10日(月・祝)10時10分からスタート! お好み焼きキャラバンカー「オタフク団らん号」が登場し、キャベツなどの具材を重ねて焼いたアツアツの「広島お好み焼き」を先着1010名に無料で振る舞うほか、広島の観光物産の紹介コーナーを設置する。鉄塔と鉄板の鉄つながりでもあるこのイベントで、出来たての本場のお好み焼きを味わおう!

 そして、10月といえばハロウィン! 大展望台の1階には期間中、黒のマントやトンガリ帽子などのハロウィン衣装を無料で貸し出し、誰でも簡単に無料で"なりきり撮影"ができるハロウィン限定のイベントが開催される。東京の景色や夜景をバックに記念撮影をして、ハロウィン気分を楽しみたい。

 秋もイベントいっぱいの東京タワーへ今すぐGO!


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「東京タワーの麓で広島お好み焼きを食べよう!」

【日時】10月10日(月・祝)、10時10分〜16時 ※強雨・荒天の時は中断あるいは中止する場合があります 【場所】東京タワー1階正面玄関前 【内容】先着1010名様限定の「広島お好み焼き」(1/4片)の無料試食会

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「ハロウィン東京タワー2011〜東京上空"なりきり"ハロウィン」

【期間】10月7日(金)〜31日(月)、9〜22時 【場所】東京タワー大展望台1階(北西方面フロア) 【料金】無料 ※展望料金のみ


関東一の米どころから新米が到着!

2011.09.14 Vol.524
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 東京・銀座の茨城のアンテナショップ「黄門マルシェ」前で12日、「新米・あきたこまち」のサンプリングが行われた。

 今年で3回を迎える同イベントは、関東一の米どころとして知られる茨城県最大の早場米産地「稲敷」の米を首都圏でいち早く味わってもらおうと実施。稲敷市の田口久克市長も駆け付け、「コシヒカリ」を親に持つ稲敷産の「あきたこまち」をPRした。

 イベントでは1000袋の「新米・あきたこまち」が配られたほか、稲敷市産の野菜も販売。多くの買い物客が足を止め、ひと足早い新米を手にした。


話題の“長寿遺伝子”に着目したエイジングケアコスメ新発売

2011.09.12 Vol.524
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 エイボン・プロダクツ株式会社は1日、新製品発表会にて“長寿遺伝子”に着目した新エイジングケアライン「ミッション エクラ」シリーズを、11月17日に発売することを発表した。同シリーズは、肌本来が持つ自己修復力に注目した遺伝子系エイジングケアコスメ。肌ダメージの記憶を読みとらないというこれまでの遺伝子系エイジングケアから進化し、長寿遺伝子・サーチュインに働きかけダメージを修復する時間を十分に与えて細胞分裂をサポートするという同社新開発の「セルフRテクノロジー」が採用されている。この最新技術は、フランス・ブルターニュ地方北部にのみ生育する海藻・褐藻を使用した同社独自の複合成分「新プロサーチュインTX」によって実現した。

 発表会では、順天堂大学大学院 医学研究科 加齢制御医学講座の青木晃准教授が登壇し、サーチュインとアンチエイジングの関係について解説。青木准教授は「サーチュインは、飢餓状態となると活性化することが判明しているが現代人にとって難しく、薬やサプリメント、食品、化粧品など、カロリー制限以外でのアプローチの研究が進んでいる」と語った。


■「ミッション エクラ」シリーズ(全3品)11月17日(木)発売
「ミッション エクラ トリートメント ローション(化粧水)」200ml ボーナスサイズ9450円(税込)(※発売記念のボーナスサイズ。2011年12月販売終了。12年1月からはレギュラーサイズ150ml 7875円(税込))
「ミッション エクラ コンセントレート エッセンス(美容乳液)」30ml 1万2600円(税込)
「ミッション エクラ インテンシブ クリーム(保湿クリーム)」30g 1万500円(税込)

■ミッション エクラ 2週間 お試しセット(化粧水、美容乳液、保湿クリーム。ポーチ付き)10月27日(木)〜11月16日(水)3900円(税込) 数量限定/在庫がなくなり次第終了
http://www.jp.avon.com


注目ブランド SERENE Dept.旗艦展が神宮前にオープン

2011.09.10 Vol.523

“スタイリッシュでグローバルな感覚を持つ、メトロポリタンガールのクローゼット”をテーマとする人気ブランドSERENE Dept.(セレーヌ デプト)が9日、旗艦店を神宮前にオープンした。ベーシックかつクラシカル、それでいてキュートというデザインコンセプトの通り、スタイリッシュさに遊び心が加わったデザインが目を引く。シャツ、ニットなどの定番アイテムは1万円前後、アウターは2万円前後と、メインターゲットのF1層にうれしい価格帯。オリジナル商品のほか、インポート雑貨も取り揃えている。

 また、SERENE Dept.では異なる職業の女性たちを集めた「セントラル・パーク・ガールズ・クラブ」を立ち上げ、ブランドアンバサダーとして起用。メンバーによるプロデュース商品なども展開している。

SERENE Dept. 【URL】http://serenedept.jp


海外旅行は今がイキドキ!

2011.09.05 Vol.523

あこがれのスポットも、いつもよりランクアップの旅行も今なら狙える!

海外で円を使う分にはお得な反面、海外の人にとっては日本の物が割高となってしまう円高。そんなデメリットがあるからこそ、メリットをしっかり楽しもう。日本人ツーリストたちに人気の観光地、今こそ行きどきです!

 デメリットも大きい円高だが、メリットとなる部分はしっかり享受しておきたいもの。そのメリットの1つは、何といっても海外旅行だ。ハワイ州政府観光局の日本人渡航者情報によると、やはり震災が起こった3月以降、渡航者が減っているものの6月にかけて回復傾向にあり、さらにマーケットを見ると滞在時の消費金額は、6月の時点で前年比より2割ほど上がっているというデータが出ている。ドル安円高とあっては、ドル圏の国々が狙い目となるのは当然のこと。

 もちろん、アジア圏でもドル安の影響で円が強くなっているため、人気スポットが軒並みお得な状況だ。香港政府観光局の広報スタッフによると、震災の影響により日本からの渡航者は減っていたものの、夏から盛り返しを見せているという。その要因の1つに円高の影響もあるとみている。

 円高のデメリットを取り返すつもりで?今がお得な海外旅行を楽しんでみてはいかが。

長めステイもよし、気軽に週末旅行もよし! イキドキ・スポット

買い物もイベントも! 魅惑の香港

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(写真上・左下)11月25日から1月1日までは、「香港ウィンター・フェスタ」開催。クリスマスイルミネーションやカウントダウンの熱狂を体験しよう。
(写真上・右下)「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」
写真提供:香港政府観光局


 香港の醍醐味の1つといえばやはりグルメ。普段は手が出ない高級食材を使った料理を味わってみては。また香港は、ほとんどの商品が無税というショッピング天国。冬のセールと円高が重なればかなりお得に買い物できるはず。また、10月27〜30日は「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」が開催される。西九龍のウォーターフロントでワイン片手に香港の夜景を楽しめる。他にも、香港ならではの楽しさ満載のイベントが続々。


ドル安ハワイでお買いもの満喫

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写真提供:ハワイ州観光局

 ドル安をお得に楽しみたい今、気になるのはやはり米国圏。なかでも、1年を通してリゾート、グルメ、ショッピングを楽しめる常夏の島・ハワイは外せない。ワイキキ・ビーチ(写真左)や、アロハ・タワー・マーケットプレイス(写真右)といったショッピングスポットでおなじみのオアフ島だけでなく、カウアイ島やビッグ・アイランド(ハワイ島)、マウイ島など、その他の島々にも足を延ばしてみては。お得に、大自然とラグジュアリーなリゾートを満喫できるチャンスだ。


台北の夜市でお腹いっぱい食べても…

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 台湾ドル(元)も円に対して安値の傾向。日本からのアクセスも良く週末旅行先としても人気の台北を、より深く堪能するよい機会だ。台北は、故宮博物館など歴史的な観光地から、台北101などの現代的な観光名所まで見どころが多彩。移動しやすいエリアのなかで、さまざまな楽しみを体験できるのでフリーツアーもおススメ。士林夜市など真夜中まで開いている夜市が各所にあるのもフリーツアー組にはうれしい。リーズナブルな夜市で屋台グルメをお腹いっぱい味わえば、かなりの“お得気分”を実感できるのはず。九★(=人偏に分)、金瓜石、水◆(=さんずいに南)洞のある水金九地区で新スポットが登場し、観光にもますます便利になっているので、郊外へも足を延ばしてみては。


ランクアップでグアムを楽しむ

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 リーズナブルにビーチリゾートを満喫できるスポットとして人気のグアム。日本人の口コミで選ぶ「海外のベストビーチ20」にはグアムのイパオビーチが2位にランクインしている。ちなみにそんな美しい海岸線を走ることができるマラソン「第6回グアム ココロードレース」が10月16日に開催予定(10月3日までエントリー受け付け中)。もちろんショッピングもお忘れなく。セールを狙うか、グアム・プレミア・アウトレットなどでさらにお得にショッピングを。得をした分、いつもよりホテルや食事をランクアップさせてみては。


グルメからエンタメまで大満足のソウル

 気軽に行けて、グルメもショッピングも満喫したいなら、近場の韓国がイチオシ。首都・ソウルの明洞、仁寺洞などのショッピングエリアは日本人観光客にも大人気だ。ブランドもののショッピングだけでなく、伝統的な民芸品や食料品から日用雑貨までを売る南大門市場などで、活気を味わいながらの買い物も楽しい。秋のシーズンは「世界キムチ文化祭り」や「全州ビビンバ祭り」など韓国の食文化を楽しめるフードフェスティバルが各地で開催されるのでイベント情報もチェックしよう。


ホーチミンからハノイまでベトナムがお得!

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 南北でそれぞれ違う旅行気分が味わえるベトナム。9月以降は、南部ホーチミンがベストシーズンに入ってくる。わりと過ごしやすい気候となるので、市の各所にある市場めぐりも楽しさを増すはず。ショッピングエリアで人気のオーダーメイドものも、今が狙い目。ベトナムの通貨・ドンも日本円に対して安くなっており、スパもグルメもぐんとお得だ。また、北部のハノイなども秋が一番過ごしやすく、世界遺産のハロン湾クルーズ(写真)もこの時期が一番人気。ベトナムを南北縦断して楽しむのもよし。ワンランク上のベトナムを堪能するもよし。


首都・北京で、あこがれの紫禁城を見る

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 円高の今こそ、なかなか行けない世界的な観光地を訪れたいもの。香港や上海とは一味違う、歴史の香りが漂う北京。世界文化遺産となった世界最大の宮殿・紫禁城や、世界中から観光客が訪れる天安門広場、古き良き下町の文化を伝える故同(路地)といった観光名所は、中国ならではの悠久の時を感じさせてくれる。一方で、オリンピックを経て誕生したさまざまな新名所で現代的な中国を体験できるのも、今の北京の醍醐味だ。ちなみに10月1日は建国記念日の国慶節。この前後は帰郷者で地方の観光地が込みやすいので、都市部がオススメ。


『フェスティバル/トーキョー11』9月16日から開幕

2011.09.05 Vol.523
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宮澤賢治/夢の島から『じめん』(©片岡陽太)

 2009年から始まった東京発の舞台芸術の祭典『フェスティバル/トーキョー11』(F/T11)の開幕が迫っている。今回は9月16日から11月13日までの46日間、都内各地で開催。この間に主催作品10本、公募プログラム11本、参加作品6本の計27 本が上演される。

 4回目を迎えるF/T。今までメーン会場だった池袋の東京芸術劇場が改修中とあって、今回は既存の劇場以外の場所を活用したプログラムが多数組まれている。

 それを象徴するかのように、オープニング作品から野外公演がラインアップ。都立夢の島公園内の多目的コロシアムでの、飴屋法水の構成・演出による『じめん』とロメオ・カステルッチの構成・演出による『わたくしという現象』の2本立て公演から幕を開ける。

 この他にも興味深い野外作品が揃う。ドイツを代表する作家・演出家であるルネ・ポレシュがドイツのルール工業地帯で上演した野外劇を豊洲の空き地で上演する。2006年に『皆に伝えよソイレントグリーンは人肉だと』という作品で、センセーショナルな話題を振りまいたポレシュの作品とあって、この野外劇も大きな期待を集めている。

 また日本で野外劇といえば維新派。彼らにとっては20年ぶりの東京での野外劇となる『風景画−東京・池袋』は西武池袋本店本館と別館の間にある野外広場で上演される。都会のど真ん中に突然出現した劇場。ふだん舞台作品になじみのない人にもわくわくするシュチュエーションだ。

 もちろん"劇場"で行われる作品も国内外を問わず、見逃せない作品揃い。さらに今年はアジア全域から集まる若手アーティストの作品に対して「F/Tアワード」を授与するなど新しい試みに着手している。

 上演作品など詳細は「フェスティバル/トーキョー」オフィシャルサイト(http://festival-tokyo.jp/)から。


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