SearchSearch

世界中に東京タワーの魅力をPR

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0300.jpg

 2012年のミス・インターナショナル日本代表で、日本の観光親善大使を務める吉松育美が、初代東京タワーアンバサダーに就任、2月29日に任命式が行われた。スポーツが得意で、今年の東京マラソンも完走したという吉松は、「初代アンバサダーとして活動できることは、とても光栄です。世界中の人が日本のシンボル東京タワーに足を運んでもらえるように、PRしていきたい」と決意表明。また、東京タワーの思い出と今後の意気込みを聞かれると「18歳で鳥栖から上京してきて、悩んでいた時、東京タワーの展望台から夜景を見て、自分の悩みがちっぽけに思えて泣いたことがあります」と明かし、スポーツが好きなので、スポーツイベントを企画したい」と抱負を語った。

 3月10日の「KIZUNA NIPPON〜絆日本」の点灯式が、アンバサダーとしての初仕事になった。


被災地は今どうなっているのか?

2012.03.12 Vol.544

緊急特集

東日本大震災から1年がたった。発生当初は震災のさまざまな情報があふれかえっていたが、今では東電の福島第1原発事故による放射能問題が主で、被災地のニュースはぐっと減ってしまった。被災地は今、本当のところどうなっているのか? ボランティアの数が激減したという報道もあるが果たして…。震災発生当初から現地入りしボランティア活動を続けている「笑顔311」(http://egao311.info/)代表の大矢中子さん(写真)に生の声を聞いた。

ph_tokyo0400.jpg

被災地をメディアでつなぐ

「笑顔311」という団体は被災地をメディアでつなぐことを目的に設立されたプロジェクト。東京で「被災地以外の人々はなにができるのか?」をともに考える(第1フェーズ)、被災地をベースに、情報発信とネットワークの形成(第2フェーズ)、現地の人による主体的な情報発信を実現(第3フェーズ)というビジョンを掲げ活動している。今では東京から『 starters』、仙台から『IF I AM』という2本の番組を配信している。大矢さんはそもそもなぜこの活動を始めようと思ったんでしょうか?

「私のお茶の先生が仙台の方で毎月1回お茶会のために仙台には通っていたこともあり、知人が多かったんです。最終的には知り合いの無事は確認できたんですが、その後どういうふうに生活しているのかとかは全然実態が分からないので凄く不安というか、大変だろうなと察するばかりでなんにもできないでいたんです。でも私たちはもともとUstreamを使って番組を制作していたので、そういったメディアを使えばもっと現地の情報ってよく伝わってくるのに、もっと使えないかなって思ったのがきっかけです。3月19日の時点で有志の仲間たちを集めて、“震災後の情報発信をUstreamのようなライブメディアを使ってやりたいんだけれども、みなさん協力してくれませんか”っていう、キックオフミーティングを秋葉原のデジタルハリウッドさんの大学院の教室を借りてやって、3月24日に第1回目の『 starters』を始めました。この番組では“ボランティアに行くにはどうしたらいいか”といった内容の情報を発信しました」

 最初は東京から。現地に行ったのは?

「私はその放送が終わって27日に現地に行きました。東京と同時に仙台でも“こういうことをやりたいんです”と声をかけていたので、仙台でも震災から1カ月後の4月11日に『IF I AM』の第1回目の配信を始めることができました」

 番組内容は?

「最初は現地の情報ではなくて、この辺にボランティアが足りないとか、ここではどういう物資を欲しがっているといったボランティア情報でした。今ではボランティア情報ではなくて、ボランティアをしている活動団体や行ってきた人、震災の復興関連の仕事をしている人の活動報告や、“こういう活動をしたいのでこういう方来て下さい” “こういう人が欲しい、こういうイベントやるので来てください”といった告知の場になっています。今では、仙台と東京から番組を2本やる以外に、“自分たちの地域の情報をご自身の手で発信してください”ということをお願いしているんです。そのための技術提供と機材の提供をしています。私は今は岩手に行ってそういう呼びかけをして回っています。宮城はたくさんボランティアが入っているので、情報がたくさん東京にも入る。福島はみなさん関心が高いので、情報過多なところがあるんですけど、岩手は遠いので、ホントに少ないんです。これから復興に10年20年かかると思うんですが、マスメディアが10年20年追ってくれるわけではないので、自分たちの力で発信する力を今からつけておいてください。それを継続的に発信できる仕組みを一緒に育てていきましょうということなんです」

個性を生かしたやり方で

 これからはボランティアのあり方も変わってくる。 「何をしたらいいでしょう?というふうに来るのはそろそろやめたほうがいいな、とは思っています。私は今回の震災は、自分たちが持っている個性をもっとも発揮できる場所なんだなって思いました。例えばライターとか編集者という特技を持っている人が、“この特技を持って震災復興のボランティアをしたいんだ”と言えば、やることはたくさんあるんです。例えば地元の商店街に仮設商店街が新しくできた。そこの広報誌を作ろうと思っても、地元の人にはなかなかできないんです。“じゃあ僕が1週間行ってそれを作ってあげます”となれば、それは凄いボランティアです。自分の持っている特技を生かしに来て下さい。あと今までは人がたくさん来てくれたのに減ってしまって寂しい思いをしている人はたくさんいます。お年寄りとおしゃべりをしてくれる人、子どもと遊んでくれる人はありがたがられているし、必要な人材です。メンタルケアも含めてのソフト系の人材が望まれているようですね」

 大矢さんの言葉にはメディアの人間として考えさせられることがたくさんあった。ちなみに大矢さんは昨年9月までは、ほぼ東北に行きっぱなし。10月以降やっと月の半分くらいは東京に戻ってこられるようになったという。この取材の後も、東北に向かった。

(本紙・本吉英人)


復興のシンボル フラガールの笑顔咲く

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0500.jpg

 福島県いわき市は、震災の被害に加え、原発事故による風評被害にも見舞われ、それが復興への道を困難にしている。

 そんな中、復興のシンボルとして立ち上がったのが、映画「フラガール」でも有名になったスパリゾートハワイアンズのフラガールたち。もともとフラガールは、常磐炭鉱閉山による地域の危機を、観光による町おこしで再生しようと立ち上がり結成。結成時には、PRのため全国巡業も行った。

 今回の震災でも、そんなフラガール精神を継承すべく、いち早く避難所などを訪問。さらに、46年ぶりに全国を巡業する「フラガール全国きずなキャラバン」をスタートさせた。全国の人に笑顔を届けるため、福島の人ががんばっていることを伝えるため、そして風評被害を払拭するため。いろいろな思いを込めたステージは、見に来たお客さんに大きな感動を与えた。

 そんなフラガールたちが、全国巡業を終え、フィナーレの舞台いわき市に戻ってきたのが昨年10月。現在は10月から部分営業を開始、今年2月には全館営業を再開したスパリゾートハワイアンズ「きづなリゾート」で元気に踊っている。

 まだまだ海沿いの町には、瓦礫の山が手つかずで残っているところも多い。いわき市の観光業関係者は言う。「自立なくして、復興はない。だからみなさん、福島に観光に来て下さい。そこで食事をして、タクシーに乗って、お土産を買って下さい。そうやって、仕事に対してお金を払って下さることが、復興への手助けになるのです」。復興のシンボル、フラガールの笑顔に会いに、今度の旅行は福島県に行ってみない?

ph_tokyo0501.jpg

新ホテルもオープン

 東日本大震災から11カ月ぶりに全館営業を再開したスパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)に、新ホテル「モノリス・タワー」が開業した。  最大の特長は、13時のチェックインから11時のチェックアウトまでの22時間ステイ。  居間と寝室が分けられた「客室」、エンタメ性のある「温泉」、そして独創性のある食事「フレンチポリネシアンバイキング」が22時間ステイをより快適にしてくれる。館内全体に再現されたハワイの空気感と半露天風呂のスパも楽しい。

東京予約センター TEL:03-5623-1651(平日9時30分〜18時30分、土曜9時30分〜12時30分、日祝休み)
現地予約センター TEL:0246-43-2644(全日9時30分〜18時30分)


気軽に立ち寄れるエキナカ復興支援イベント

 東北方面につながる「東京駅」と「上野駅」で復興支援イベントが行われている。東京駅では、レストランゾーン、エキナカ商業施設の7施設で「ニッポンおいしいフェア〜岩手復興応援編Vol.2〜」を開催。岩手県の7つの食材を使用したオリジナルメニューが施設内計65のレストラン・ショップで楽しめる。

 上野駅では、JR東日本上野構内のecute上野3階「rezepet design&store」内で「福興ショーケース」を実施。日本全国のキラリと光る物産をプランニングする「未来の物産」が、岩手、宮城、福島の物づくりを応援、ちいさな物産フェアを開催中。岩手県浅沼醤油店の「エゴマ醤油」など、6ブランド30アイテムが並ぶ。

「ニッポンおいしいフェア〜岩手復興応援編Vol.2〜」 【期間】3月16日(金)まで 【問い合わせ】TEL:03-5299-2209 【URL】http://www.tokyoinfo.com/
「福興ショーケース」 【期間】3月18日(日)まで 【URL】http://www.mirai-bussan.com/


うまたせしました!!  TCKのトゥインクルレースが3月26日開幕

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0100.jpg

 東京の夜の風物詩としてすっかりおなじみとなった東京シティ競馬(TCK)のナイター競馬「トゥインクルレース」が今年は3月26日から始まる。

 昨年が25周年のメモリアルイヤーだったトゥインクルレース。開催直前に起こった東日本大震災で開催の中止があったり、節電ナイターを余儀なくされたりと、大きな影響を受けながらも例年並みの観客を集めた。

 今年は「ジブン、発見、トゥインクル。DISCOVER★TCK」をキャッチフレーズに、多くの企画が用意されている。

 まずは毎年話題を集めるイルミネーション。メーンとなる内馬場は「ピンボール」をテーマに「トゥインクルジャックポット」と名づけられた。その名の通り実際にボールがはじかれる演出もあり、例年以上にど派手なイルミネーションとなっている。

 キャンペーンキャラクターを務めるのは、もともと競馬好きでトゥインクルレースにもお忍びで足を運ぶこともあるという女優の香里奈。香里奈オススメのB級グルメやスイーツを集めた「香里奈 横丁」なるエリアも誕生。新たな名物となりそうだ。

 レースに目を向けると、トゥインクル期間中には18の重賞レースが開催される。

 なかでも南関東最強3歳馬決定戦となる東京ダービー(S�T・6月6日)、JRA所属馬も参戦する春のグランプリレース帝王賞(Jpn�T・6月27日)、羽田盃、東京ダービーと続いた南関東クラシック三冠レースの最後で、これまたJRA所属馬も参戦するジャパンダートダービー(Jpn�T・7月11日)といったところは多くの観客も集まり、競馬の醍醐味を堪能させてくれるはず。

 会社の帰りにビール片手に仲間と競馬――今年も夏場のリフレッシュにはオススメのスポットだ。


ボートショー2012「マリンレジャーの楽しさ実感して」

2012.03.12 Vol.544
ph_tokyo0200.jpg

 マリンレジャーやスポーツのメーカーが一堂に会するイベント「ジャパンインターナショナル ボートショー 2012」が3月1〜4日に、パシフィコ横浜をメーン会場として開催された。会場ではモーターボートやヨットなど最新のマリン製品が展示されたほか、トークショーなどさまざまな催しが行われた。

 ヤマハ発動機の木村隆昭専務執行役員は1日、会場で会見し、小型ボートの需要やマリンクラブ・シースタイルの会員数が拡大していることに触れ、「手軽に楽しめるマリンレジャーを提案して行きたい」と話した。

 マリンクラブ・シースタイルは、全国140カ所のマリーナで手軽な料金でボート遊びを楽しめるシステム。今後、レンタルボートのラインアップにAR190が追加される。


東京から行く“ご当地映画祭”

2012.03.05 Vol.543
ph_tokyo0100.jpg

[1]コンペ部門の審査員や作品関係者らによる、毎年恒例の集合写真撮影 [2]映画祭の応援にやってきた、夕張のご当地キャラ・メロン熊 [3]招待作品『ウルトラマンサーガ』の舞台挨拶にDAIGOが登壇。劇中で使った決めポーズ“フィニッシュ!”も披露 [4]参加者と地元の人が共に楽しむ恒例ストーブパーティー [5]昔懐かしい名画の看板が並ぶ [6]映画祭限定! シネガーまん [7]コンペ受賞監督たち [8]キャンドルアーティスト・Candle JUNEプロデュース作品が幻想的に会場を照らす [9]映画祭に来て銀世界を楽しめるのも魅力!

旅気分で楽しさ2倍!

〜「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」リポート〜

 北海道夕張市の“ご当地映画祭”として、毎年多くの観客を集めるゆうばり国際ファンタスティック映画祭が2月23日から27日まで開催された。市の財政破綻による中断から復活して5回目を迎えた今年は、その中では最高となる1万2577人が来場。例年にも増して地元の人々の映画愛と、“ゆうばりファンタ”ファンのパワーを感じる映画祭となった。1990年に始まり、22回目となる“ゆうばりファンタ”。SF映画やファンタジー、ホラーなどコアファンの多いジャンルを中心に、インディーズ系作品や若手作家の作品も上映。個性的な作品、監督を数多く紹介してきた。地元の人々と観光客、映画人との交流を楽しめるアットホームな映画祭としても人気だ。「つながろう、映画の力で。」をテーマとした今回の映画祭では、特設会場「ホワイトロックKIZUNA」を設け、東北関連の映画の上映や、フードコーナーも登場。

 今年は『僕等がいた<前篇>』などのメジャー作品が招待作品部門で上映された他、特別プログラム&イベントとして、『ゾンビアス』など井口昇監督作の特集上映など、同映画祭らしい“ゆうばりチョイス”も盛り上がりを見せた。毎年注目のオフシアター・コンペティション部門で、栄えあるグランプリを受賞したのは石原貴洋監督の『大阪外道』。審査委員特別賞とシネガーアワードを受賞したのは、キングオブコメディの今野浩喜主演、鈴木太一監督の『くそガキの告白』。今野は、急きょ設けられた男優賞も受賞した。 雪一色に包まれた夕張を、映画愛の熱気が包んだ5日間。今年も多くのリピーター予備軍を生んだはず。

夕張市長は“東京から来た”全国最年少市長!

夕張市・鈴木直道市長インタビュー

 今回、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に名誉大会長として参加した鈴木直道夕張市長は、全国最年少市長としても知られている人物。実はもともと鈴木市長は東京都の職員。2008年に、財政破綻により職員が半減していた夕張市へ東京都からの“応援”として派遣されたことが、そもそもの始まりだ。「その時も映画祭のスタッフとして働いていたんですが、まさか自分がこういう形で参加することになるとは思いませんでしたね(笑)」と市長。今回のオープニングセレモニーでは、元上司の石原慎太郎都知事から「年に1回の映画祭だけで夕張の再生は無理」と、辛口な激励メッセージが届いていたが…。「まさかあんな内容だっとは(笑)。でも確かに、夕張の場合はゼロからどころか、マイナスからのスタートなので、これまでと同じことをやっていても縮小していくだけ。枠にとらわれないチャレンジが必要だと思っています。同時に僕は、夕張には潜在能力があると思っているんです。この映画祭も今回で22回になりますが、一度財政破綻の折に無くなったのを、市民の手によって復活して5回目を迎えているんです。これはすごいことだと思うんですよ」。“つながろう、映画の力で。”が今回の映画祭のテーマだが、市長は“つながり”は夕張のキーワードだと語る。

ph_tokyo0101.jpg

「3年前の映画祭では『クローズZERO II』のコスプレで学ランを着てポップコーンを売っていました(笑)」と鈴木市長

「最初に派遣職員として夕張に来たとき、映画祭間近だったんですが、街を歩いていたら“お兄ちゃん、お腹すいてない?”と声をかけられて、そのまま一般のご家庭でご飯をごちそうになったんです。“映画祭に来たの?”“いえ、夕張市の応援に…”って(笑)。本当に人との出会いを大切にする人が多いんですよね。1960年、夕張の人口は約10万人だったんですが、50年足らずで10分の1になっている。哀しい現実ですが、一方の側面を見ると、破綻以降もふるさと納税で1億円が入ってくる。人口は10分の1になったけれど9万人の応援団が市外にいるんです」。夕張は、みんなの思いをつなぐ街、と市長。「ぜひ東京の方にも一度、この映画祭に来て頂きたいですね。夏には夕張メロンもありますし!」。


東京マラソンでAKB48の秋元才加が2年連続の完走

2012.03.05 Vol.543
ph_tokyo0200.jpg

 今年で6回目を迎えた東京マラソン(東京都庁前−東京ビッグサイト)が26日開催され、2年連続2度目の出場となったAKB48の秋元才加が5時間34分13秒で完走した。ゴールテープを切ると、出迎えた母親と抱き合って、「ほっとしました」と安堵の表情を見せた。

 20キロ地点では左ひざに痛みを覚えたが、沿道からのファンの声援に励まされ、初挑戦だった昨年の6時間50分6秒のタイムを1時間15分53秒も縮めてみせた。秋元は「1年間の自分の成長を見ることができた。タイムが縮まってうれしい」と胸を張った。

 なおこの日は2020年の東京五輪招致に向けて、さまざまなイベントが開催された。秋元も、自ら招致ロゴを身につけて応援。

 また、ゴール付近では招致PRブースも設置され、招致ロゴマーク入りのフラッグへの応援メッセージを募集。多くのメッセージにより招致に向けての熱い思いが寄せられた。


TOKYO 花マル 新スポット

2012.02.27 Vol.542

グルメ&ショッピングで一足早く春気分

ph_tokyo0100.jpg

 冬の寒さはまだ続いているけれど、東京の街には、そろそろ春の予感! 2月の終わりを迎えたこの時期、注目のお出かけスポットが続々オープンしている。

 6月に工事が終了する予定の東京駅周辺、丸の内と大手町をつなぐ「丸の内永楽ビルディング」の商業ゾーン「iiyo!!(イーヨ!!)」をはじめ、気分をアゲてくれそうなお出かけスポットが花盛り。

 さらに今年は、前々から大きな注目を集めている話題の施設が、春以降に次々とオープンする予定。「渋谷ヒカリエ」や、「東京スカイツリー」など、東京の新名所の誕生が、大きな話題を呼びそうだ。

 グルメ、ショッピング、アミューズメント…新たな出会いと発見が、東京の街を一層元気にしてくれるはず。


ph_tokyo0101.jpg

表参道ヒルズ 6周年・注目のニューショップオープン

 2月11日に開業6周年を迎えた表参道ヒルズ。25日には新たに5店舗が登場し、そのラインアップも話題に。手錠がトレードマークの「CUFFZ」のニューコンセプトストア「CUFFZ Omotesando Hills」(写真)といった超人気ブランドに加え、メンズファッションブランド「R&Co. 表参道ヒルズ」やライフスタイルセレクトショップ「Ginger Beach Inn Omotesando」といった東京初出店などを含む注目ショップがずらり。

表参道ヒルズ
【アクセス】地下鉄 表参道駅A2出口より徒歩2分 【URL】http://www.omotesandohills.com


ph_tokyo0102.jpg

丸の内永楽ビルディング・商業ゾーン「iiyo!!(イーヨ!!)」

“丸の内”と“大手町”という2つのエリアをつなぐスポットとして注目されているのが、3月2日からグランドオープンとなる丸の内永楽ビルディングの商業ゾーン「iiyo!!(イーヨ!!)」。このユニークな名前は、2つの街の結節点となる、丸の内一丁目4番地1号という住所からつけられている。iiyo!!のコンセプトは『マルノウチ リラックス〜Marunouchi Relax〜』。ビルの地下1階〜地上2階に、オンでもオフでも楽しめる26店舗が揃う。9店舗の飲食店舗からなる飲食ゾーン「イーヨ!!yokocho」では、ゾーン内店舗のメニューならどの店で食べてもOKというユニークなセルフサービスをランチタイムに実施。これならランチ仲間がそれぞれ別の店の料理を選んでも、一緒のテーブルで食べることができる。他にも海外第1号店のフレーバーティー専門店など個性豊かなショップが充実。エリア勤務でなくとも訪れたいスポットになりそう。

グランドオープン3月2日(金)※当日オープニングイベントあり
【アクセス】地下鉄 大手町駅地下直結 【URL】http://www.marunouchi.com/iiyo/


ph_tokyo0103.jpg

丸の内線東京駅 「Echika fit 東京」

 東京メトロ丸の内線東京駅に、「Echika fit 東京」がオープンした。「Echika fit 」は、東京メトロの駅構内に展開される中規模商業施設。東京は、上野に続き2つ目の施設となる。

 今回、6店舗からなる同施設のコンセプトは「TOKYO TRAVEL」。観光や出張だけではなく、通勤や移動も“旅”ととらえ、それに合わせたアイテムを取りそろえ、既存店とは違う新しい旅のスタイルを提案。また、その街にないものを補うことで、周辺地域との共生をはかり、利用者が手軽に“あったら便利”なものを手に入れられる施設づくりを目指す。

 24年度中には、銀座、そして永田町に「Echika fit 」が開業を予定。東京メトロの駅構内がぐっと便利に、そして楽しくなりそうだ。

Echika fit 東京
【アクセス】東京メトロ丸の内線東京駅構内(B1コンコース) 【店舗】itoya topdrawer/Francfranc THE POST/FOSSIL/Travel Shop Gate/LOWRYS FARM+/THE STATION STORE UNITED ARROWS LTD.


今後も東京に話題のグルメ&ショッピングスポットが続々登場!

★「渋谷ヒカリエ」
4月26日オープン予定

 渋谷駅東口の東急文化会館跡地に登場する、注目の商業施設。グルメ&ショッピングはもちろん、日本最大級のミュージカル劇場やアートギャラリーなどカルチャー面も充実。渋谷の新たなランドマークとなる注目スポットだ。
http://www.hikarie.jp

★「東京スカイツリータウン」
5月22日グランドオープン予定

 今年の新スポットとして絶対にハズせないのが東京スカイツリー。タワーはもちろんのこと、水族館やプラネタリウム、商業ゾーンの「東京ソラマチ」など、さまざまな楽しみが用意されている「東京スカイツリータウン」。東京の新たなランドマークだ。
http://www.tokyo-skytreetown.jp/

★「ダイバーシティ東京 プラザ」
4月19日グランドオープン予定

「ダイバーシティ東京」の商業施設としてオープンする「ダイバーシティ東京 プラザ」は、グルメやショッピングに加え、スポーツやカラオケなども楽しめる大型エンターテインメント施設が登場。
http://www.divercity-tokyo.com


あたたかな灯りに包まれて… 東京タワー春のイルミネーション

2012.02.27 Vol.542

2011年 東京タワーイメージガール AKB48小林香菜

ph_tokyo0200.jpg ph_tokyo0201.jpg

 まだまだ寒い日が続きますね。みなさん、風邪などひかれていませんか? 私は寒いのがすごく苦手なので、春の訪れが待ち遠しいです。もうすぐ3月...。そろそろ暖かい日が恋しい時期ですね。

 ところで、東京タワーでは、そんな春のあたたかな光をイメージしたイベントが開催中です。それが「Tokyo Warm Light 〜あたたかな光と夜景のシンフォニー〜」。大展望台1階の天井と窓側にLED電球を装飾し、ライトアップのオレンジ色と同じ"あたたかな光"をイメージした安らぎの空間で、東京の夜景が楽しめる、期間限定の室内イルミネーションなんです。2万6000個の電球を使用しているので、灯りに包まれているっていう気分になります。

 これは、毎年好評の夏季の「天の川イルミネーション」、冬季の「クリスマス・イルミネーション」に続き、今年初めて開催された新しいイルミイベントなので、東京タワーのイルミネーションファンは必見!

 また期間中は、高さ2m、幅1.5mのハート型の光るオブジェ「Tokyo Warm Heart(トーキョー ウォーム ハート)」を大展望台1階の北西方向に設置。あたたかなオレンジ色の光が、安らぎと癒しを与えてくれます。さらに、毎日16時から30分ごとに約7分間、室内イルミネーションの光が点滅し、ハート型オブジェが光の濃淡を変える「イルミネーションショー」も開催。そのオレンジ色のあたたかな光とゆっくりと色を変えるイルミネーションショーを見ていると、外は寒くても春の訪れが感じられるような、ポカポカとした気持ちになってきます。


Kana's Check

 春のイルミネーション点灯記念に、オリジナルLEDキャンドルグラス「東京タワーの光のかけら」も販売中! 伝統工芸の「江戸風鈴」の職人さんが、ひとつひとつ手作りで作っています。まるで東京タワーの光を少しおすそわけしてもらったみたい! 売上の全額は、東京タワーと友好関係にある岩手県大船渡市に寄付されるので、少しでも復興支援に協力できたらいいですね。

ph_tokyo0202.jpg

「東京タワーの光のかけら」
【個数】限定333個 【価格】2000円(税込) 【販売場所】東京タワー大展望台1階特別販売ブース 【販売日時】3月31日(土)まで。17〜21時30分※売り切れ次第終了

「Tokyo Warm Light 〜あたたかな光と夜景のシンフォニー〜」

【期間】3月31日(土)まで。16〜22時、毎日点灯 【場所】東京タワー大展望台1階 【料金】展望料金のみ 【時間限定演出】16時から毎時00分と30分に、約7分間の「イルミネーションショー」を1日12回実施(最終回は21時30分) 【公式サイト】http://tokyowarmlight.jp


楽しく走ろう! 「東京マラソン EXPO 2012」開催中

2012.02.23 Vol.541
 26日に開催される「東京マラソン2012」に先立ち、23日、東京ビッグサイトで「東京マラソン EXPO 2012」がスタートした。レース参加者はもちろん、走ることが好きな人、走ることに興味がある人にも楽しめる内容だ。

 企業などのブースでは、ランナーへの情報提供や、マップや情報誌の無料配布が行われるほか、ランニングウェアやシューズ、アクセサリーの紹介や即売会も。体脂肪率や筋肉量、基礎代謝量などを図る「体組成計測定」、お肌チェックなどもできる。ステージイベントもある。

 25日まで東京ビッグサイト西1ホール、西2ホール、アトリウムで開催。23、24日は11〜21時、25日は11〜20時まで。入場は各日終了時間の30分前まで。詳細は「東京マラソン2012」公式サイト(www.tokyo42195.org)から東京マラソン EXPO 2012のページにアクセス。

 

東京 2020五輪に名乗り テーマは「ニッポン復活」

2012.02.17 Vol.541
ph_web09.jpg

左から細井優東京都スポーツ振興局長、小倉和夫東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会事務総長、土田和歌子選手、潮田玲子選手、石原慎太郎都知事、内村航平選手、荒木田裕子東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会理事、水野正人東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会副理事長(撮影・蔦野裕)

  東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は16日、「2020年オリンピック・パラリンピック開催計画概要発表会見」を都庁で開催した。

 東京は立候補が予定される都市のなかでも一番早い2月13日に申請ファイルを提出した。

 申請ファイルはIOCの質問項目に答える形で11のキャプチャーからなるもの。大会ビジョン、競技場をはじめとした施設の環境、政府及び市民の支援といった内容で構成されている。

 今回提出されたファイルをもとに、5月13日にカナダのケベックシティで開催されるIOC理事会で、一定の条件を満たし開催能力のある都市のみを正式な立候補都市として認定。最終的には2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるIOC総会で決定する。

 他の申請都市はイスタンブール(トルコ)、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)、マドリード(スペイン)の4都市。ローマ(イタリア)は14日になって立候補を断念した。

 会見には石原慎太郎都知事、水野正人招致委員会副理事長、世界体操選手権で個人総合3連覇の偉業を達成した内村航平、バドミントンで北京五輪女子ダブルスで5位の実績を持つ潮田玲子らが登壇。

 都知事は冒頭のあいさつで「今回は高い評価を得た前回よりさらにブラッシュアップした。IOC委員から高い評価を得られるだろう。遅ればせながら国も乗り出してくれた。国民の意識も盛り上がっている。力強い招致を展開していく」と力強く宣言した。

 そして水野氏が申請ファイルの概要と今後の承知活動の予定を説明。それによると今回の招致のテーマは『ニッポン復活オリンピック ニッポン復活パラリンピック TOKYO 2020』。

 東日本大震災からの復興はもちろん、低迷気味の日本経済など諸々ひっくるめたうえで、2020年の五輪開催という目標のもと、スポーツの力で一日も早い「日本の復活」を目指すことになる。


Copyrighted Image