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3・4「K-1」代々木大会にRISE王者・上原が電撃参戦

2016.01.22 Vol.659

 2015年は新生K-1にとって大きな意味を持った1年だった。4回開催された代々木第二体育館大会はいずれも超満員。9月には格闘技の聖地である後楽園ホールにも進出した。武尊をはじめとしたK-1ファイターのメディアへの出演も相次ぎ、一般層への認知も高まり、10月にはテレビ東京で待望の地上波レギュラー番組がスタートと今年は大ブレイクが予想される。

 それもこれも出し惜しみしないカード編成にあるのは間違いない。そんなK-1の2016年最初の大会となる「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜−65kg日本代表決定トーナメント〜」(東京・代々木競技場第二体育館)が3月4日に開催される。ここでも話題豊富なカードをラインアップ。

 まずは−65kgの日本一を決めるワンデイトーナメント。10日に組み合わせが発表され、各選手も臨戦態勢が整ってきた。
 組み合わせは①野杁正明vs木村“フィリップ”ミノル、②寺崎直樹vs HIROYA、③左右田泰臣vs山崎秀晃、④久保優太vs NOMAN。①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝を行う。

 ファンの支持の高い野杁vs木村、HIROYAにとってはリベンジとなる寺崎戦など、それぞれ見どころの多い組み合わせとなっている。

 スーパーファイトには卜部弘嵩、ゲーオ・ウィラサクレックという2人の王者の出場が発表されていたのだが、19日に行われた会見で新たに、第2代RISEヘビー級、初代RISEライトヘビー級王者の上原誠(写真右)と元J-NETWORKスーパーウェルター級、元J- NETWORKミドル級王者でRISE、ビッグバンで活躍してきた廣野祐の参戦が発表された。

 上原は現在、日本のヘビー級で最強といってもおかしくない選手。RISEの中心選手とあって電撃参戦のインパクトは大きい。廣野は−70kgスーパーファイトで小鉄と対戦。「(−70kg王者の)グレゴリアンを倒せる数少ない可能性のある日本人が僕だと思う」と世界王者にターゲットを定めた。

 今後も2人のようなサプライズ参戦が実現するのか…。今年もK-1から目が離せない。

KEY WORD で見るニュース 2016.1.8〜2016.1.21

2016.01.22 Vol.659

訪日客
 石井啓一国土交通相は19日、平成27年の訪日外国人旅行者数が過去最多の約1974万人(推計)だったと発表した。前年(約1341万人)と比べ47.1%の大幅増となり、大阪万博が開催された昭和45年以来45年ぶりに、日本人の出国者数を訪日外国人数が上回った。27年の訪日者数を国・地域別にみると、米国が初めて100万人を超えたほか、韓国は400万人、台湾も300万人の大台をそれぞれ突破した。伸びが最も大きかったのは中国で、前年比約2.1倍の499万人。同時に明らかにした同年の訪日外国人旅行消費額も前年比71%増え過去最高の3兆4771億円に上った。

スキーバス転落
 長野県軽井沢町の国道18号碓氷バイパスの入山峠付近で15日午前1時55分ごろ、スキー客39人を乗せほぼ満員状態の大型バスがガードレールを突き破り道路脇の斜面に転落、大破した。運転手2人を含む計15人が死亡した。
 16日には、バス運行会社「イーエスピー」が道路運送法に基づく省令で義務付けられた運転手2人への点呼を行っていなかったことや、所定の基準を下回る金額で今回のバスツアーを受注していたことが判明。また運転手に対して作成する「運行指示書」にルートを記載していなかったことが発覚するなど、ずさんな業務の様子があらわとなった。

センター試験
 大学入試センター試験が16〜17日に全国で行われた。全日程が終了した17日、大学入試センターはカンニングペーパー使用など不正行為が2日間に青森、東京、静岡、栃木、滋賀の5都県の会場で計7件あり、関わった受験生男女7人を全科目受験無効処分としたと発表した。不正行為の発表は今回が初めて。同センターによると、不正行為の内訳は、カンニングペーパー使用2件▽定規使用2件▽試験時間中の問題冊子室外持ち出し1件▽スマートフォン使用1件▽試験終了後の消しゴム使用1件−の計7件。

ヘイト条例
 ヘイトスピーチ(憎悪表現)と呼ばれる人種差別的な街宣活動の抑止策を定めた全国初の条例案が15日夜、大阪市議会で自民党以外の賛成多数によって可決、成立した。条例は、ヘイトスピーチを、特定の人種もしくは民族の個人や集団を社会から排除し、憎悪や差別意識をあおる目的で侮蔑や誹謗中傷するもの−などと定義。問題行為を認定する審査会の設置や、問題行為を行った団体名を公表することが柱で、罰則はない。大阪市外で行われたものであっても、市内の関係者に影響があれば適用するとした。

みのりフーズ
 カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」からの産業廃棄物である冷凍の「ビーフカツ」を横流しした麺類製造業者。廃棄カツは産業廃棄物処理業者「ダイコー」が横流しする形でみのりフーズに渡り、その後いくつかの卸業者を経て小売店の店頭に並んでいた。みのりフーズからは賞味期限切れの製品を中心に108品目が見つかったが、製品の多くが卸業者などに正規商品として販売されたとみられている。

帝国の慰安婦
 慰安婦問題に関する韓国の学術書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦の名誉を傷つけたとして名誉毀損罪で在宅起訴された朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授の初公判が20日、ソウル東部地裁で開かれた。
「帝国の慰安婦」をめぐっては、元慰安婦らが「侮辱だ」と反発し、2014年6月に刑事告訴。検察は昨年11月に朴氏を在宅起訴。朴氏は「検察側の解釈には著書の誤読、曲解があり、内容を十分に理解していない」とし、一貫して名誉毀損の意図がなかったことを主張してきた。

今週の一言 2016.1.8〜2016.1.21

2016.01.22 Vol.659

「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音「頑張っていい音楽を作っていきます」(17日、東京・代々木公園野外ステージのフリーライブで)
→そうじゃねえだろ。

 全日本卓球選手権女子シングルス準優勝の平野美宇が「(試合中の)フラッシュもそうだし、カメラの赤いランプがすごい気になって…やめてほしい」(17日、東京体育館で)
→やめろって放送で注意されてるのにやる奴ってすごい。

 自民党の小泉進次郎・農林部会長が農林中央金庫について「(貸出金残高のうち)農業の融資に回っているのは0.1%だ。だとしたら、農林中金はいらない」(13日)
→農家のためになっていないんだな。

 草彅剛「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村君がつくってくれて、今、僕らはここに立てている」(18日、「SMAP×SMAP」生放送で)
→ジャニーさん? メリーさんじゃないの?

 嵐の櫻井翔がSMAP問題について「このままの状態だとSMAPが空中分解になりかねない、という木村(拓哉)さんの言葉に後輩としてはショックを受けました」(18日、「NEWS ZERO」で)、TOKIOの国分太一が「5人で話し合っていい方向へ進もうとしているんだなと思ったが、よかったですね、とは正直言えない部分もある」(19日、「白熱ライブ ビビット」で)
→あれだけ事務所に貢献したSMAPですらこうなんだから、明日はわが身の可能性もあるよね。

 DAIGO「メディアの皆さまにひと言、言いたいのですが、僕の計画を先に発表しないで」、北川景子「(プロポーズの言葉は)“KSK”でした。(訳は)結婚してください。すごくうれしかった」(11日、結婚発表会見で)
→すさんだニュースが続く中で、数少ないいい話。

 ドジャース入団が決まった前田健太投手が「カープを優勝に導けなかったことが唯一の心残り。ここで優勝したかったし、広島で優勝パレードをしたかった。それが唯一の心残り」(11日、マツダスタジアムで記者会見)
→仕方ないか…。

ソフトバンクの工藤監督が野球殿堂入り

2016.01.22 Vol.659

 野球殿堂博物館が18日、今年の殿堂入りメンバーを発表。候補者資格1年目のソフトバンクの工藤公康監督が競技者表彰のプレーヤー表彰として選出された。候補者資格を得て最初の投票での選出は2014年の野茂英雄氏以来4人目。

 工藤氏は西武、ダイエー(現ソフトバンク)、巨人、DeNAの4球団で実働29年間プレー。224勝を挙げ、選手として11度日本一となり、昨年は監督就任1年目で日本シリーズを制覇した。

 またプレーヤー表彰として巨人で180勝を挙げた斎藤雅樹氏、エキスパート表彰として、かつて大毎などで活躍した故榎本喜八氏、アマ球界などが対象の特別表彰で山中正竹氏、故松本瀧蔵氏が選出された。

トレエン斉藤がRIP SLYMEとラップバトル!

2016.01.22 Vol.659

 コカ・コーラの新グローバル・キャンペーンのスタートにあたって、20日、六本木ヒルズの大屋根広場でPRイベントが行われた。イベントには、ワインソムリエの田崎真也、RIP SLYME、書道家の涼風花、そしてトレンディエンジェルが出席し、それぞれの得意技で、コカ・コーラのおいしさをプレゼンテーションした。

 出席者がプレゼンを行うなか、「コカ・コーラはソウルドリンク!」「ツンデレの味」など、目立たないところでチョコチョコとコメントを挟んで小さな笑いを起こしていたトレエンの斉藤司だったが、ウォールペインティングをしているRIP SLYMEに対しては、まさかのラップ対決の展開に。おもむろにマイクを握ると「俺は斉藤司。上から読んでコカ・コーラ!」とバトルを吹っ掛けた。受けて立ったRYO-Zは斉藤の自由すぎるスタイルに笑うしかなかった。

 トレエンのプレゼンは元気いっぱいの漫才。そのなかの、毎日250本髪が抜けるというハゲネタを、田崎が締めのコメントで「私も抜ける」と引用すると会場が沸いた。斉藤は「田崎さんからあのコメントを引き出せた」と満足げだった。

今週の“人” ジハーディ・ジョン

2016.01.22 Vol.659

「イスラム国」(IS)は19日にオンライン英字機関誌「ダービク」で、フリージャーナリスト後藤健二さんらを殺害した通称「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」と呼ばれた覆面姿の男の死亡を確認した。

この男は、クウェート生まれで英国籍のモハメド・エンワジ容疑者とみられている。昨年1月に殺害された後藤さんのほか、米英の人質を斬首殺害するビデオに黒装束の覆面姿で登場。ISの国際宣伝役を務めていた。

ジハーディ・ジョンについては昨年11月に米軍が無人機で攻撃。ISの掃討作戦を実施する米軍主体の有志連合のウォーレン報道官が「(殺害されたのは)かなり確実」と述べていたが、ISはこれまで確認していなかった。

肉そぼろ 作業時間15分!簡単作り置きレシピ|頼れる!常備菜シリーズ|ライフシアター(Life THEATRE)

2016.01.22 Vol.0

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第154回芥川賞・直木賞発表

2016.01.22 Vol.659

 第154回芥川賞・直木賞の選考会が19日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は滝口悠生さん(33)の『死んでいない者『(文学界12月号)と本谷有希子さん(36)の『異類婚姻譚『(群像11月号)に、直木賞は青山文平さん(67)の『つまをめとらば』(文芸春秋)に決まった。4度目の候補で芥川賞に輝いた本谷さんは石川県出身。劇団を主宰し劇作家・演出家としても活躍する。受賞作は、夫婦の顔が似てくる不思議さを奇想を交えて描いた。

東南アジアで初のISテロ

2016.01.22 Vol.659

 インドネシアの首都ジャカルタで14日、爆弾テロが相次ぎ、現場周辺では銃撃戦も起きた。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しており、東南アジアで、ISが関与したとみられるテロが起きたのは初めて。この事件で実行犯とされる4人と民間人4人が死亡した。インドネシアの警察当局は16日、現場で死亡した銃撃犯の1人について、過去のテロ事件で服役したアフィフ容疑者と特定。また、テロに関与した疑いで国内で計12人を拘束したと明らかにした。

台湾で8年ぶりの政権交代

2016.01.22 Vol.659

 台湾の総統選は16日投開票され、野党、民主進歩党の蔡英文主席(59)が、与党、中国国民党の朱立倫主席(54)ら2候補を得票率56%の大差で破り勝利した。女性総統の誕生は史上初めて。就任式は5月20日に行われ、総統選挙が直接投票制に移行した1996年以来、3度目の政権交代が実現する。

 同日行われた立法委員(国会議員に相当、定数113)選でも、民進党は現有の40議席を積み増し、過半数を確保した。
 蔡主席は同日夜の会見で、「日本との関係を非常に重視している。関係を強化し続ける」と述べ、対日関係の強化に意欲を示した。

相変わらず雪に弱い東京

2016.01.22 Vol.659

 関東甲信や東北の広範囲にわたって降った大雪で、東京都心では18日、6センチの積雪を観測した。降り積もった雪が原因でけがをした人は各地で約260人にのぼり、交通網は大きく乱れ、通勤や通学に大混乱をもたらした。東京都世田谷区の京王線千歳烏山駅では18日朝の通勤通学ラッシュ時には駅前から100メートル以上の列ができた。運行本数が通常の2〜3割程度に減少したため駅構内がごったがえし、安全確保のため実施された入場制限は昼過ぎまで続いた。

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