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プロ野球ついに開幕 楽天が開幕2連勝

2011.04.18 Vol.506

 東日本大震災の影響で開幕が延期されていたプロ野球が4月12日、セ・パ同時に開幕した。

 各地で6試合が行われ、被災地である仙台に本拠地を持つ楽天が6−4でロッテを破った。試合は同点で迎えた7回、選手会長の嶋が勝ち越しの3ランホームランで勝利をたぐり寄せた。嶋は4回、相手のスライディングでボールをこぼし、先制を許す失策を犯していただけに、まさに名誉挽回、意地の一発となった。

 嶋は「(東北の人々を)何とか笑顔にしたいという思いで打ちました」と被災者にエールを送った。試合を観戦した楽天の三木谷球団会長は「気持ちが入っていて良かった。東北のみなさんのためにも、いいゲームができたのではないか」と満足げにうなずいた。

 第2戦も山崎が7回に試合を決める3ランホームラン。人気選手の活躍で2連勝を飾り、東北のファンを勇気づけた。

 また1953年に本拠地制が確立して以来、初めての地方での開幕となった巨人は、宇部でヤクルトと対戦。初の開幕投手となる東野が7回途中まで2失点で踏ん張ると、後半に打線が爆発。9−2で開幕戦を飾った。


トレーニング後の着用で疲労を軽減

2011.04.18 Vol.506
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 アスリートのパフォーマンスを最大化させる“パフォーマンスアスレチックブランド”アンダーアーマーは、好評発売中の運動後専用コンプレッション『UAリチャージコンプレッション』の新ラインアップの販売を開始した。疲労感の原因は、運動後に発生する乳酸などの疲労物資を薄めるために血管から筋肉へ取り込まれる水分。その水分を着圧で抑制し、さらに血管へと押し戻すことで、筋肉のむくみを抑えるとともに筋力低下や疲労感を早期に解消する。多くのトップアスリートもその効果を実感、高い評価を与えている。2つの新製品のほか女性用の販売も開始した。

【問い合わせ】ドームカスタマーセンター TEL:0120-106-786 【URL】www.underarmour.co.jp


辰吉ら歴代・現役王者が集結 義援金募る

2011.04.18 Vol.506

 世界ボクシング評議会(WBC)のトリプル世界戦が8日、神戸ワールド記念ホールで開催された。当初は東京・両国国技館で開催の予定だったが、震災やそれに伴う計画停電の影響などで直前になって会場を変更したものの、8500人の観衆が集まった。試合はスーパーバンタム級の西岡利晃が9RKOで6度目の防衛、スーパーフェザー級の粟生隆寛が4RKOで初防衛を果たした。フェザー級の長谷川穂積は4RTKOで敗れ、初防衛はならなかった。

 なおこの日は入場口で、辰吉丈一郎、井岡一翔ら現役から歴代王者9人が東日本大震災への義援金を募った。


停電・災害対策はこれ一台

2011.04.18 Vol.506
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 今年も猛暑が予想される中、停電でも使える猛暑対策グッズが話題に。また、停電時には電灯、テレビ、ラジオも使えず、必要な情報が入ってこないという問題も。それらの問題を一台で解消してくれる、高輝度LEDライト、FMラジオ搭載の充電式多機能サーキュレーター『circ‐001』が発売された。充電式バッテリー2つを備え、扇風機は満充電で最長約12時間、LEDライトのみなら約15時間、FMラジオでは約24時間の連続使用ができる。全機能を利用しても約6時間の連続使用が可能なので、暑い夏の夜の停電や災害時にも安心だ。

【販売経路】ショップ405 ヤフーショッピング店、ショップ405 楽天店、全国販売店 【問い合わせ】TEL:045-222-2662


八百長認定された蒼国来と星風が引退届出さず

2011.04.18 Vol.506

 日本相撲協会は11日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開き、八百長問題に関与したとして中国出身の幕内蒼国来(27)とモンゴル出身の十両星風(27)に引退勧告処分を下した。蒼国来の師匠、荒汐親方(元小結大豊)と星風の師匠、尾車親方(元大関琴風)は、委員から主任に1階級降格とした。

 蒼国来は昨年夏場所11日目の元春日錦(前竹縄親方)との取組が、星風は今年初場所7日目の元千代白鵬との取組が、八百長と認定された。

 協会は1日の臨時理事会で、八百長関与が認定された親方、力士23人に引退勧告など厳罰を下しており、これで処分を受けた関与者は25人となった。特別調査委員会(座長・伊藤滋早大特命教授)は1日の処分後も蒼国来と星風を継続調査し、関与を認定した。

 引退届の提出期限は13日だったが、関与を否定している2人は提出しなかった。

 同協会では14日に臨時の理事会を開き、解雇処分を下した。放駒理事長(元大関魁傑)は13日、「従ってくれるものと思っていたが、しようがない」と話していた。


ピュアな情熱がすべての人々の心を奪う!

2011.04.18 Vol.506
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 クリスティーナー・アギレラの初主演映画『バーレスク』のブルーレイ&DVDがリリースされる。セクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のエンターテインメントクラブ「バーレスク・ラウンジ」。そこで働き始めたアリ(クリスティーナ・アギレラ)の抜群の歌唱力と突出したダンスの才能が話題となり、クラブは大盛況を極めていく…。共演は、オスカー&グラミー賞ダブル受賞で音楽界、映画界の頂点を極めたシェール。リリースを記念し、オリジナルキャミソールを読者3名にプレゼント(係名:「バーレスク」)。

【発売日】4月27日(水) 【価格】セルブルーレイ3990円/セルDVD 2980円(どちらも税込) 【問い合わせ】フロントワークス TEL:0120-502-185


サッカー南米選手権出場へ

2011.04.18 Vol.506

 日本サッカー協会は12日、一度は出場を辞退した南米選手権(7月、アルゼンチン)に当初予定通り、日本代表を派遣する方針を固めた。

 この日、東京都内で開いたJ1実行委員会で日本協会の小倉純二会長が、開催国のアルゼンチンに翻意を促された経緯などを説明。同国協会や南米連盟の後押しで、招待出場の日本にも選手の拘束力が認められることを前提に、Jリーガーの招集を最小限にとどめることで理解を求めた。


市原隼人がチャリティーコラボブーツ発売

2011.04.18 Vol.506
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 俳優・市原隼人とティンバーランドは、東日本大震災の被災地支援活動のチャリティーコラボブーツを発売する。同社は、2001年からNPO法人『緑化ネットワーク』を通じ、中国の砂漠の緑化を支援。その環境活動に共鳴した市原隼人とチャリティープロジェクトとして、2010年に同商品の開発をスタートした。しかし、3月11日に発生した東日本大震災を受け、今回のコラボブーツのチャリティー内容を変更。ブーツの売上金の20%を、NGOピースウィンズ・ジャパンを通じ寄付。被災地の復興支援活動を応援する。なお、砂漠緑化活動への支援も引き続き継続していく。

【価格】1万9950円(税込) 【問い合わせ】TEL:03-6863-5711 【URL】www.timberland.co.jp


食べて応援! 上野で福島県産品販売会

2011.04.14 Vol.505
福島県主催の「福島県産品販売会 in 上野駅」が4月16、17日の2日間、JR上野駅で開催される。福島第一原発事故とその風評被害にあえぐ福島県の農産物や畜産物を販売するもので、会津コシヒカリや福島県産の米粉を使用した米粉パンやラーメン、こんにゃく、きゅうりやたらの芽、にら、いちご、トマト、アスパラなどが販売される予定。
 会場は、JR上野駅の中央改札口ガレリア広場前。両日とも11〜17時までだが、売り切れ次第終了する。詳細はコチラ(http://blog.zennoh.or.jp/event/)まで

BATTLES、クラムボンら、フジロックが第4弾出演アーティスト発表

2011.04.14 Vol.505
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  日本の夏フェスのパイオニアであるフジロックフェスティバルが14日、第4弾出演アーティストを発表した。BATTLES、クラムボン、JAMIE XX、トクマル・シューゴなど国内外のアーティスト10組が加えられた。
 今回の発表では、耳の肥えた音楽ファンを唸らせるアーティストがラインアップされた。BATTLESはニューヨーク出身のエクスメリメンタルロックバンド。インストルメンタル、圧倒的かつ迫力のパフォーマンスで、本国アメリカだけでなく、ヨーロッパや日本でも多くの支持を集めているバンドだ。日本発のクラムボンもまた、確かなパフォーマンスと実験を繰り返すバンドとして人気を集めるバンド。トクマル・シューゴは、ファンタジックなエレクトロニカサウンドで世界から注目を集める。彼らに加えて、リトルクリーチャーズ、SAKEROCK、SOIL&“PIMP”SESSIONSなど、個性的なサウンドに注目が集まる日本のアーティストたちが追加された。また、JENNY AND JOHNNYの出演はキャンセルとなった。
 フジロックフェスティバルは、7月29〜31日まで、新潟県・苗場スキー場で開催。すでに、人気英バンドのCOLDPLAY 、ARCTIC MONKEYS、日本からはYellow Magic Orchestraらの出演が決定している。チケットなど詳細はオフィシャルサイト(http://www.fujirockfestival.com/)まで。

『芝浦ブラウザー』都会のスキマの豊かな暮らし

2011.04.14 Vol.505
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 V6の井ノ原快彦が主演する舞台『芝浦ブラウザー』が、大久保のグローブ座を笑いでいっぱいにしている。
 高層マンションが立ち並ぶ芝浦のスキマ、ぽっかりと存在するユニークな物件に暮らしている人たちがいる。川岸を不法占拠して、小屋を建てたり、階段下のスペースや土管を自分たちの部屋に作り変えて、脱サラしてサバイバル生活を送る人、DJ、ギャル、法律学生らしき人、女子中学生、そしてその住まいにはおおよそ似つかわしくない美女までが共同生活をしている。井ノ原演じる不動産会社の営業マンは、ワンクリックで空き物件を3Dで閲覧できるという画期的な自社開発システムの使い方を習っているうちに、彼らを発見、そしてあっという間に彼らの暮らしに魅せられ、営業もそっちのけで、彼らの暮らしぶりに釘付けになってしまう。
 作・演出の上田誠(ヨーロッパ企画)がつくる“ガイド”をもとに、エチュードを重ねて作り上げていくスタイルの舞台。頭からエンディングまで、アドリブか台詞か区別できないような生(なま)ぽっさがある。奇妙な共同生活を覗き見て入れる井ノ原の突っ込み、そこから生まれる笑いも、演技なのか判別に苦しむ。その雰囲気は客席にも広がって、ストーリーが進むほどにどんどん笑い声が大きくなる。
 最終的に、切ないエンディングが訪れるのだが、登場人物たちが打ちひしがれないのもすがすがしい。しっかりと根を張ることこそが人間のあるべき姿と説かれてきた時代もあったが、時代の流れに乗りながら自発的に流れていくのも“あり”なんだという、ポジティブなメッセージが伝わってくる。
 本当に豊かな暮らしは、広い占有面積やウォークインクローゼットで決まらない。要はどう暮らすか。『芝浦ブラウザー』は、当たり前かもしれないが、忘れがちなことを思い出させてくれた。
 公演は4月19日まで同所で。

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