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石原さとみの純情

2011.04.11 Vol.505

劇団☆新感線でシェイクスピアに初挑戦!

石原さとみがシェイクスピアの四大悲劇に初挑戦する。15日に大阪で初日を迎える、劇団☆新感線の舞台『港町純情オセロ』に主人公オセロの妻役で出演する。これまでにもシェイクスピア作品を届けてきた劇団☆新感線が「オセロー」に新たな風を吹きこませた演出で、コミカルかつ切ない舞台にして届ける。「稽古が楽しいんです」という石原にインタビューした。

無理しなくてもいいんだって思ったら
自分の好きなことが見えてきたんです

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写真・蔦野裕

 サバサバしていてよく笑う、分からないことは分からないとはっきり言う。インタビューをしてみて、清楚で控えめという石原さとみのパブリックイメージは、ちょっとだけ覆された。

「去年から今年にかけて、1人でニューヨークに行ったことは自分にとって大きかったですね。以前の自分を振り返ってみると、自分がやっていることが好きじゃないといけないと思っていたし、やってることが好きなんだって勘違いしていたところもあったなあって思うんですけど、そういうんじゃないんだって。無理しなくてもいいんだって思ったら、自分の好きなことが見えてきたんですよ。それが何かって説明するのは難しいんですけど......、例えば、この間、友達と久しぶりに渋谷に買い物に行ったんです。部屋を明るくしたくて、人生で初めて布を買いに行ったんですけど、ものすごい種類のなかから自分がテンションが上がる色だとか、組み合わせを選べたんですよ! これが好き、これが気持ちいい、これにひかれる、大したことじゃないかもしれないですけれど、前は、自分はそう思わなくても、周りの人がいいよって言えば、それが一番だろうって、流されていたので」

 そうした自己改革が進行中の彼女は今、15日に初日が迫った舞台『港町純情オセロ』に取り組んでいる。稽古の様子を尋ねると、石原さとみは瞳を輝かせる。「見ているだけで楽しいんです」

 舞台『港町純情オセロ』は、劇団☆新感線の最新作で、イギリスの文豪で劇作家のウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇のひとつ『オセロー』を、劇団☆新感線らしい斬新な解釈と演出で届ける作品。設定を、戦前の日本、それも関西の港町とし、ヤクザたちの抗争を取り入れながら描く。コミカルでありながら、ちょっと切ない舞台だ。自ら「読んだ記憶があまりない」というシェイクスピアビギナーの石原も「台本が面白くてどんどん読んじゃいました」と、役者という立場を飛び越えてハマっている。

 石原が演じるのは、橋本じゅん演じるオセロが溺愛する妻・モナ。父親が病院長を勤める病院に、ヤクザの組長であるオセロが入院したときに出会い結ばれるが、オセロを純粋に愛するがゆえに、悲劇に巻き込まれてしまう。

「とても純粋な女性。私自身も、あんまり人を疑ったりしないし、信じ込みやすいタイプだし、影響されやすいんですけど、あんなに純粋にはなれないなって思いますね。さっきのニューヨークの話と重なりますけど、今は"こんな自分じゃだめだ"って思っている段階なのもあって、モナに対してこんな自分もいたなって感じます。演じるにあたっては、そういったところは抜きにして、あまり深く考えずに、オセロが好き、世の中に悪い人はいないんだ、って彼女が信じているのと同じように信じて、突き進めばいいかなって思っています。稽古が始まったときから、オセロが、オセロを演じている橋本じゅんさんを見ているのがすごく楽しいし、好き(笑)。このままやっていけば役もでき上がっていくんじゃないかって思います」

 石原がそう自信を持てるのは、演出のいのうえひでのりという存在も大きそうだ。すでに報道もされているところだが、石原は、デビューのきっかけになった「ホリプロスカウトキャラバン」で、いのうえから演技指導を受けている。

「そう、9年ぶりに稽古をつけてもらいました(笑)。いのうえさんは、このセリフで椅子のここに座って、次のタイミングで移動とか、細かく演出してくれるんです。そのなかにいることで、モナという女性が作られていく気がしています。あとは、私が、慣れない関西弁でモナの気持ちをつなげることがポイントになってきそうですね......」

 さて、そろそろ本番も迫ってきた。

「シェイクスピアという土台の上で展開される新感線ワールド。私を含めて、シェイクスピア作品に入るきっかけとして理想的な作品だと思います。演じる立場としては、時間をかけて作り上げた作品のなかで、モナという1人の女性の人生を生きることを楽しみたい。それに加えて、生(なま)ならではの魅力も味わっていただけたらと思います」

 東日本大震災とその余波で、自然を前にした人間の小ささと、人の大きさと寛容さを目の当たりにした。大切な人への想い、そして人と人とのつながりを感じられるこの舞台は、さらにその想いを強くしてくれそうだ。

(本紙・酒井紫野)

劇団☆新感線プロデュース『港町純情オセロ』

【東京公演日】4月30日(土)〜5月15日(土)12時30分開演/18時開演 ※2日、9日は休演。30日、6日、11日は18時のみ。8日、13日、15日は12時30分のみ。 【会場】赤坂ACTシアター 【料金】S席1万500円、A席8500円(全席指定・税込) 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10〜19時) 【URL】http://www.junjo-othello.jp/
※大阪公演は4月15〜22日までイオン化粧品 シアターBRAVA!。


キレイな足元で、弾む新生活

2011.04.11 Vol.505
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 新生活に向けて足元を磨きあげる『ミニット スプリングセット』2種が期間限定で発売中。寒い冬が終わり、春色へ衣替えの季節。洋服はもちろん、足元にも春が到来!下駄箱で眠っていた春らしい靴をキレイに磨き、輝く足元で春の街を歩こう。お手入れの基本アイテムを、持ち歩きに便利で収納力抜群のバッグインバッグにセットした。読者5名に『ミニット スプリングセット(B)』をプレゼント(係名:「ミスターミニット」)。

『ミニット スプリングセット(B)』/『ミニット スプリングセット(T)』 【価格】各2940円(税込) 【問い合わせ】ミスターミニットお客様相談室 TEL:0120-80-3210 【URL】http://www.minit.co.jp


現代の龍馬を探せ!

2011.04.11 Vol.505
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『石橋信夫記念館文化フォーラム第4回』が、開催される。テーマは「坂本龍馬なら 今の日本をどう活性化するか」。大河ドラマ「龍馬伝」の大ヒットを皮切りに盛り上がりを見せる“龍馬ブーム”。同フォーラムは、各界の論客を招き、龍馬なら今の日本をどのように活性化するか、現代の坂本龍馬の要件を議論する。聴講希望者はハガキかメールで応募、抽選で無料招待する。

【開催日】7月23日(土)14〜17時 【会場】大和ハウス工業東京支社2階大ホール 【パネリスト】半藤一利、黒鉄ヒロシ、磯田道史、谷村志穂 【問い合わせ】石橋信夫記念館文化フォーラム TEL:03-3403-6451(9〜17時、土日祝日を除く) 【URL】http://www.daiwahouse.co.jp/


幸せをよぶ夢いっぱいの展覧会

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 光と影の詩人・藤城清治の展覧会が、約20年ぶりに自宅のスタジオを開放し開催される。数々の作品が生まれた制作活動の場であり、同氏の人生をささえる舞台である会場には、初期モノクロ作品から最新作まで、影絵の代表作60点を展示。さらに太田光の大ヒット小説『マボロシの鳥』を絵本化した原画も公開。読者5組10名に招待券をプレゼント(係名:「藤城清治」)。

「藤城清治 目黒・自宅スタジオ展」 【期間】4月17日(日)〜5月29日(日)、11〜20時 【会場】藤城スタジオ(目黒区南1-19-3) 【入場料】大人1500円、大学・高校生1000円、中学生以下800円※目黒区民は幼児及び75歳以上無料、大人1300円 【問い合わせ】TEL:03-3718-7111


運命に翻弄された至極のラブストーリー

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 岡田将生と蒼井優の主演で、大ヒットを記録した美しくも儚い至極のラブストーリー『雷桜』がDVD&Blu-rayでリリースされる。徳川家に生まれた男と山奥に生まれ育った女。山の外を知らない女は身分の違いなど気にせずに真っ直ぐな気持ちで男に向き合い、男は初めて殿という立場を忘れられた。互いにひかれあう2人だが、周囲はそれを許すわけもなく...。愛する人と結ばれることが許されなかった時代、運命に挑み愛を貫いた2人の運命は。劇場公開時のマスコミプレス(非売品)を読者3名にプレゼント(係名:「雷桜」)。

『雷桜』 【発売日】5月4日(水) 【価格】メモリアルエディション(DVD2枚組)6090円/スタンダード・エディション 3990円/Blu-ray 4935円(すべて税込)


流出は止まったが 6万トンの汚染水どうする?

2011.04.11 Vol.505

ニュースの焦点

 東京電力福島第1原子力発電所事故で、高濃度の放射性物質(放射能)を含む汚染水の海への流出はひとまず止まったが、課題は山積したまま。推計6万トンに上る汚染水の排出・回収は難航しているうえ、その先には処理という難題が待ち構える。汚染水は原子炉の冷却機能の復旧にも最大の障害となっており、抜本的な対策を早期に打ち出すことを迫られている。

「止めたからにはどこかで水が噴出することが想定される」

 経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は、問題解決にはならないとの認識を示した。通常、発電に利用した低濃度汚染水は濾過や蒸留によって放射性物質を取り除き、再利用したり、基準値以下なら海に放出したりしている。だが、今回は通常運転時の原子炉の水の最大約10万倍という高濃度。東電も「これほど高レベルの水を処理したことはない」と戸惑いを隠さない。

 海江田万里経産相は6日の衆院経済産業委員会で、「(仏原子力大手)アレバに放射性物質除去の技術について協力をお願いした」と述べ、同社のノウハウに期待を示した。ただ、核燃料再処理の専門家は「破損した燃料棒から溶け出した放射性物質を含む水は扱ったことがない」と、その困難さを指摘する。さらに汚染水は最終的にドラム缶に封じ込め、放射性廃棄物処理施設で外部に漏出しないよう貯蔵する必要がある。通常のように蒸留による濃縮ができないと、6万トンならドラム缶30万本にも上り、貯蔵施設の確保も簡単ではない。

原発汚染水放出、事前連絡なし

 低濃度の放射能汚染水を海に放出した問題で、政府は6日、釈明に追われた。関係省庁や野党、漁業関係者らが、事前の連絡がなかったことを批判。韓国などの周辺国も、「国際法上問題ない」とする日本政府の姿勢に懸念や不満を表明したからだ。

「なぜ放出が必要かという詳細な伝達が十分にできていなかった。丁寧な説明が必要だとの指摘は真摯に受け止める。もっと目配りをして、関係機関への連絡や相談の確認をやるべきだった」

 枝野幸男官房長官は6日の記者会見で、事前通報が十分でなかった不手際を認め陳謝した。その後、伴野豊外務副大臣と松下忠洋経産副大臣を呼び、緊密な連携を取るよう指示した。

 この日の各党・政府震災対策合同会議実務者会合でも、「低い濃度とはいえ放出基準の100倍だ。地元自治体や関係省庁、海外にも事前に知らせなかったのは極めて良くない」(自民党の西村康稔衆院議員)、「(放出が)本当に避けられなかったのか疑問だ」(社民党の阿部知子衆院議員)などと批判。保安院の担当者は「反省している」と釈明に追われた。

 汚染水が冷却機能復旧への障害となっていることは明らかだ。しかし、事前通知なしで汚染水を海に放出していいということにはつながらない。菅首相の統治能力、東電の情報公開への不信感が高まるなか、周辺国からの不満も爆発しそうだ。今後、日本政府の姿勢が問われることは間違いない。


腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 西川卓志

2011.04.11 Vol.505

グアパ・グアポ
西川卓志 さん

「こんな僕ですがモテ男になろうとギターに挑戦したこともあったんです。挫折しましたけど」。次は“バカでモテ”に挑戦したら?「いいですね!」。…それでいいのか?

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浅野忠信さんのハッチャケぶりがスゴイです

 ギャグ漫画の帝王・赤塚不二夫と、その担当編集者・武居俊樹の実話をもとにした話題作がついに公開。本作のPRのためならバカになることも厭わないという宣伝マンさんがご登場。いったいどんな作品なんですか?「まず、赤塚不二夫役の浅野忠信さんの、ハッチャケぶりがスゴイんです。ハリウッドにも行かれる方が、こんなことをしちゃうんだ…とビックリしました。チラシやポスターを見て、浅野さんだと気づかない人もいるくらいですから。編集者役は映画化に当たって女性になり、堀北真希さんが演じています。かつてない、堀北さんの新たな一面にも注目ですよ」。“イヤミ”の格好をした浅野さんの画像を見ましたけど…まさに“笑”撃的。「でもふっと“これでいいのだ”という台詞に泣かされる場面もあるんですよ。あと僕は、人のつながりにも感動しましたね。人と人とが直接ぶつかり合って、作品が生まれてくるんだな、と。今だとメールだけでやりとりを済ませる場合もあるじゃないですか。そうではなく、フェイストゥフェイスで仕事をしていた時代が、ちょっとうらやましくなりました」。大丈夫ですよ。宣伝マンこそ、フェイストゥフェイスの仕事じゃないですか。今後、思う存分ガチンコでぶつかり合えますよ〜。「そ、そうですね。ぶつかってというより叩かれて、でしょうけど…」。ときに、今回の取材のために“シェー”の練習をされたとか。「浅野さんのポスターの前でちょっと練習してきました。社内の人から“意外と、ちゃんとバカになりきれてるよ”という言葉をもらいました。バカと言われたのに、すごくうれしかったです(笑)。でも、浅野さんの“シェー”に比べると、まだまだですね。浅野さんのは、キレがあるというか…」。これからも日々練習を続けて完璧な“バカ”を極めてください!

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『これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫』
監督:佐藤英明 出演:浅野忠信、堀北真希他/東映配給/4月30日より公開
http://www.iinoda.jp/
©2011「これでいいのだ!! 映画 赤塚不二夫」製作委員会


キーワードで読むニュース

2011.04.11 Vol.505

オバマ全米行脚の第一弾

 2012年米大統領選への立候補を表明したオバマ大統領は6日、民主党支持基盤の強いフィラデルフィア市、ニューヨーク市の集会に出席した。「クリーンエネルギー政策に関する市民との対話」(カーニー大統領報道官)が主な訪問目的と説明するが、事実上の全米行脚“第一弾”となる。現在、中東・北アフリカ情勢の緊迫化に伴いガソリン価格が高騰し、オバマ陣営の逆風となっている。


大連立が頓挫 菅抜き前提

 菅直人首相は6日、北沢俊美防衛相と首相官邸で会談し、民主、自民、公明3党による「大連立」構想に慎重に対処すべきだとの認識で一致した。首相は3月19日に自民党の谷垣禎一総裁に副総理兼震災復興担当相での入閣を断られ、首相続投を前提とした大連立は再び頓挫した格好だ。ただ、震災復旧・復興のための補正予算編成をめぐる与野党協議を通じ、大連立が再燃する可能性はある。


日曜劇場「JIN―仁―」

2011.04.11 Vol.505

このドラマが見たい!

春の連続ドラマのスタート時期になった。今クールも、各局がバラエティーに富んだ作品群を準備しているが、そのなかでも17日スタートの日曜劇場『JIN―仁―』(TBS系、17日午後9時スタート)は、高い注目を集める作品のひとつ。2009年10月に、大沢たかお主演で放送され、視聴者の熱望によって続編が決定した経緯もあり、オンエア以前から大きな期待が寄せられている。

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仁が追求した「今、自分にできること」

 現代の脳外科医が江戸時代の江戸にタイムトリップしてしまう話。よくある時空旅行ものであれば、主人公は元の場所へ戻るためにもがくというのが筋。しかし、この作品においては主人公はトリップ先でただ手をこまねいているだけではない。病や大怪我に苦しむ人々を見て、医者である彼は「現代であれば救えるのに」という憤りを感じつつ、現代と比べて技術も設備も限られた環境の下で、現代の医学知識と当時の技術や考え方を取り入れ、時には道具や医薬品を開発しながら、人々を救っていく。

 仁は、自分が治療することで歴史を変えてしまうかもしれないと危惧しながらも、結局は目の前の患者を助ける選択をしてきた。どうしてそうしたのかといえば、きっとそれがその時の彼にできることだったからだろう。

「今、自分にできること」は何なのか―。それは、甚大な被害をもたらした東日本大震災によって、今この瞬間も日本中が考えていることだ。今回の『JIN―仁―』も、前作同様、いろいろなエピソードを通じ、違った観点から私たちが抱える問題について考えるヒントを与えてくれそう。そのことからも、決して見逃せないドラマになりそうだ。

続編にして完結編! すべての謎が解決する

 今回は、仁が幕末時代に迷い込んでから2年の月日が経った設定。17日の初回放送では、落ち込んだ咲の様子が気になった仁が咲の実家を訪ね、咲の母の栄(麻生祐未)が脚気を患っていることが判明する。仁を手伝うために縁談を破談にした咲をまだ許せない栄は、仁に治療をさせないが、仁は助けようとして手を尽くす。それに並行して、仁に助けを求めて坂本龍馬が京から江戸にやってくる。

 公式ウェブサイトによれば今回が、完結編。それにともなって、前作のエンディングにおける仁の頭の痛みや、仁が現代に戻れるのか否か、現代における仁の恋人にそっくりな元花魁の野凪のその後、そして咲の切ない恋の行方なども明らかになるという。時代のうねりに巻き込まれながらも、「今、自分にできること」を貫く仁、そして彼を取り巻く人たちの姿に、また感動させられそうだ。

 放送は、TBS系にて17日午後9時からスタート。初回のみ2時間5分の拡大版となる。詳細は、(http://www.tbs.co.jp/jin-final/)で。

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文部科学省・厚生労働省・日本医師会とのプロジェクトが始動

 いよいよ完結編を迎えるドラマ『JIN―仁―』は今回、ドラマの中に留まらず、文部科学省・厚生労働省・日本医師会と取り組むプロジェクトをスタートさせた。「現代(いま)なら守れる」をテーマに、感染症排除啓発のキャンペーンを共同で推進していくもので、第1弾として麻しん(はしか)の排除計画として、予防接種を推奨するポスターを制作、全国の病院や保健所、学校、行政関連施設に配布・掲示されている。  ドラマの前作で、現代でなら治すことができる感染症のコレラと闘った仁。このキャンペーンでは、予防をしっかりすれば、現代ならば感染症から自分を守れるのだというメッセージを届ける。


宮藤官九郎が『うぬぼれ刑事』で「向田邦子賞」受賞

2011.04.11 Vol.505

 脚本家で俳優の宮藤官九郎が、優れた脚本家に贈られる「第29回向田邦子賞」を受賞することが決まり5日、渋谷のNHKで会見を開いた。宮藤は東日本大震災に見舞われた宮城県栗原市出身。震災では実家の母と姉夫婦と1週間ほど音信不通だったことを明かし、「やっと母と電話がつながり、『家は大丈夫だよ』と話していた。家族は無事でした」と安堵の表情を見せた。

 今回の受賞対象作は、TOKIOの長瀬智也主演で昨年7月から放送されたTBS系連続ドラマ「うぬぼれ刑事(でか)」。


X JAPANがサマソニで初の日本フェス出演

2011.04.11 Vol.505

 ロックバンド、X JAPANが8月13、14日に千葉と大阪で同時開催される夏フェス「サマーソニック」に初出演することが4日、同フェスの公式HPで発表された。千葉・幕張メッセとQVCマリンフィールド(旧千葉マリンスタジアム)、大阪・舞洲サマーソニック大阪特設会場で開催。バンドの出身地・千葉での凱旋公演はグループ名がXだった1987年以来24年ぶり。大阪でも15年ぶりとなり、日本フェスへの参加も初めて。

 同フェスは2組に出演者を分けて総入れ替えするスタイル。X JAPANがどちらの会場に先に登場するかは未定。


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