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ワンランクアップするための DIGITAL ITEM

2013.02.18Vol.583未分類
 東京マラソンが24日に開催される。最近では走る人のためのアプリも豊富な種類が揃っている。昨年の東京マラソンで初のフルマラソンにして完走を果たした猪瀬直樹東京都知事も『ジョグボーイ(iPhone対応)』というアプリを使ってトレーニングをしていたという。  まずガッツリ走りたい人にオススメなのが『Nike+(iPhone/Android対応)』。日々の走った記録がインソールに装着したチップからウェブ・アプリに転送され、サイトでは世界中のNike+ユーザーと記録を比較できるので、「負けられない」感が強く、記録向上を目指すには最適。ただしNike+iPod Sports Kitと対応シューズが必要ということなので、やると決めたらもう後戻りはできない?  Nikeときたらやはり『MY ASICS(iPhone/Android対応)』に触れないわけにはいかない。こちらはひと目で内容が確認できる、カレンダー形式のトレーニングプランと「AT(全身持久力)理論」に基づいた効率的なトレーニング実践が売り。ちなみにATとは「有酸素運動から無酸素運動にシフトしていく領域」のことで、マラソンには重要な要素なのだそうだ。  アプリの人気ランキングでも上位にあるのが『RunKeeper(iPhone/Android対応)』と『Runtastic PRO(iPhone/Android対応)』。両方とも定番アプリでランニングに限らず、ウォーキングやサイクリングでも使えるスグレモノ。 『RunKeeper』の売りは自分で設定したペースやインターバルなどを音声でアナウンスしてくれること。またジョギングで取得したGPSデータは終了時にウェブにアップされる。『Runtastic PRO』はランニング中に走った時間や距離、スピードはもちろん、消費カロリーも表示される。また0.5キロ、1キロ、2キロ、5キロ、10キロの5種類でラップを表示できる機能がついており、自分がどんな走りをしているのかといったデータの分析がしやすい。  最近気になるのが『adidas miCoach(iPhone/Android対応)』。アディダスの公式運動サポートアプリだ。このアプリの特徴はジョギングに限らず、サッカーやテニスといったさまざまなスポーツに対応していること。まず「ハーフマラソンで2時間を切る」といった目標を設定し、PCサイトでワークアウトのプランを立てて、それに従ってメニューを消化する。あとはただただ頑張るのみだ。  ちなみに東京マラソンを応援する側から楽しむアプリとしては『Tokyo Runner(iPhone/Android対応)』(写真)がリリースされた。“応援者向けコースガイド”ではコース上にあるピンをタップするとそのポイントのランナーの通過予想時刻や最寄駅等の詳細情報が分かるので、ランナーを待ち構えて応援することができる。もちろん実際に走る人用の“ランナー向けコースガイド”では文字通り給水所・救護所・関門閉鎖時刻の他、完走をサポートするためのワンポイントアドバイスをしてくれる。  とはいいつつも、なかなか走る時間がとれない、なんていう人には『FLICK RUN(Android対応)』がオススメ!? これはスマホ上でランニングが楽しめるアプリで、画面の上で2本の指を交互にフリックすることによってバーチャルランニングが楽しめるというもの。マラソンコースの爽快さを画面を通してではあるが経験することによって、「よし走ってみるか!」となればよし。でも結構指が疲れそう。体力に自信がない…なんていう人は、だいたいどのスマホにもデフォルトで入っている『万歩計』アプリで地道に体力増進を図って来るべき日にそなえるべし!?

『ヒッチコック』試写会に15組30名 

2013.02.18Vol.583映画
“サスペンスの神”ヒッチコックと、その神を作った妻・アルマ。2人の天才の知られざる物語を、超豪華キャストを揃えて映画化した話題作。主人公・ヒッチコック役に『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、「サー」の称号を持つアンソニー・ホプキンス。特殊メイクに加え、人間性に迫る演技でヒッチコックを現代によみがえらせている。アルマ役に『クィーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し「デイム」の称号を持つヘレン・ミレン。英国を代表する二大アカデミー賞俳優の初共演にも注目だ。さらにスカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビールら豪華キャストがヒッチコック作品の出演者役で登場する。世界中で作品が評価されながらもアカデミー賞に嫌われ続けた無冠の帝王と、そんなヒッチコックを支え続けた映画編集者、脚本家でもあった妻・アルマ。数々の傑作誕生の裏に秘められた、ドラマティックな物語は、映画ファン必見。  4月5日(金)より TOHOシネマズ シャンテ他にて公開。 『ヒッチコック』試写会に15組30名   

MOVIE  広大な草原に広がる、希望の光

2013.02.18Vol.583映画
 宮本輝の同名小説を、『八日目の蝉』で日本アカデミー賞を総なめにした成島出が監督、日本映画界になくてはならない俳優・佐藤浩市主演で映画化した注目の一本。不思議な縁で結ばれた世代も性別もバラバラな4人が、ある写真に写っていた風景を求めて旅に出る。人生の岐路に立った彼らが、寓話のような旅の中で、人生の輝きを取り戻していく姿が、時にユーモラスに、時に優しくつづられていく。  原作者・宮本輝は、阪神・淡路大震災で家を失ったことをきっかけに、震災から半年後、40日間でシルクロード6700キロを行くという過酷な旅に挑戦。何もない荒涼とした大地を前にして人の生き方を見つめ直したという宮本が“人間力のある大人”を描こうと執筆したのが本作の原作となった小説だ。映画では設定を2011年に発生した東日本大震災以後の東京へと変更し、“世界最後の桃源郷”と呼ばれるパキスタン・フンザでのロケを実現。壮大な風景が見る者の心を開放してくれる。

LIVE 超絶テクのイケメンチェロデュオが再上陸!

2013.02.18Vol.583LIVE
 マイケル・ジャクソンさんの『スムーズ・クリミナル』など、ポップやロックの名曲をたったチェロ2本で演奏しきってしまう、実力派のチェロデュオ、2CELLOS(トゥー・チェロズ)が再び来日。超絶テクとエネルギッシュなパフォーマンスで、再びオーディエンスをの口をあんぐりさせる。  今回は最新アルバム『IN2ITION(イントゥイション)』を携えての来日。前作に引き続き、この作品でも、フリート・ウッドマックの『オー・ウェル』、プロディジーの『ヴードゥー・ピープル』、コールドプレイ『クロックス』、リアーナの『ウィー・ファウンド・ラヴ』、AD/DC、さらにはミューズの楽曲などポップからハードロックまでバラエティーに富んだ楽曲の数々を、クラシック音楽のタッチを加えて表現している。  前回のツアーでは、サービス精神旺盛なところを存分に見せてくれた2人。今回のツアーも期待してもいいかも? 追加公演(22日)のみチケット販売中。

DVD アンフォゲッタブル  完全記憶捜査

2013.02.18Vol.583DVD & Blu-ray
 見たものすべてを記憶する“超記憶症候群”(ハイパーサイメスティック・シンドローム)の主人公キャリー・ウエルズが、刑事として難事件を解決していくサスペンスドラマ。実際にその能力を持つ女優のマリル・ヘナーが監修を務めており、知られざる超記憶症候群の世界を垣間見る演出も話題を呼んでいる。

DVD エージェント・マロリー

DVD 究極の能力で、陰謀を暴き出せ!

CD S.O.S. Duets / Skoop On Somebody

2013.02.18Vol.583CD/MUSIC
 優しく包み込むスウィートさとセクシーさを兼ね備えた歌声で女性たちのハートを射抜いてきた、Skoop On Somebody(スクープ・オン・サムバディ)。ベッドタイムのファンタジスタの呼び声も高い彼らが届ける最新作は女性とのデュエット作品で構成したミニアルバム。Crystal Kay、May.J、夏川りみ、多和田えみ、そして広瀬香美とバラエティーに富んだ実力派が参加。メロウで心地よい作品。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

CD DUET WITH BEST / KG

2013.02.18Vol.583CD/MUSIC
 May J.、MAY’S、菅原紗由理ら数多くの女性アーティストを招いてさまざまなラブソングを歌い、デュエットのマエストロとも呼ばれるボーカリストのKGが、これまでのデュエット作品をコンパイルした。『君に言えなかった想い duet with May J.』をはじめ、『どんなに離れても duet with AZU』『片想い duet with JAMOSA』など、愛にあふれた全13曲を収録。そばに置いておきたい愛を感じる作品。

CD 優しい歌声に本当のラブを感じて

2013.02.18Vol.583CD/MUSIC
 さまざまなラブソングを届けてきたMAY’Sが、これまでの活動を総括するベストアルバムをリリースする。2005年のインディーズデビューから今までを楽曲とともにたどる内容で、メジャーデビューシングル『My Everything』を皮切りに、『I WISH』『I LOVE YOUが言えなくて』『ONE LOVE 〜100万回のKISSでアイシテル〜』、そして『君に届け…』などシングル曲を網羅する作品だ。聴くだけで優しい気持ちになったり、切なくもなったり、ファンならば楽曲とともにその時の想いがあふれ出してくる。愛を感じたいこの時期にピッタリ。初回盤にはメンバーがセレクトした楽曲を収録したCDと、ミュージッククリップを収録したDVDもつく豪華盤。

ART クセになる、違和感

2013.02.18Vol.583ART
 プラダのロゴで作られた便器や、エルメスの包装紙でかたどられたマクドナルドのバリューセット、馬小屋の聖家族のオブジェに登場するハローキティー像などで知られるトム・サックスの展覧会。  彼の作品はいわば「手作り(ハンドメイド)の既製品(レディメイド)」。聖性と俗性、ファンシーなものと凶暴なものなど、グレードの違う既存の“記号”同士を混ぜて、わざと手作り感満点の稚拙なディテールで再構築する。誰もがよく知るブランドのロゴやキャラクターが、ごちゃまぜにされ、誰も想像しないような状態で再現される。この違和感からなかなか目が離せない。アイロニカルながらもユーモラス。しだいに、チープな手作り感がカワイく見えてくるから不思議だ。  本展では、トム・サックスが近年に制作してきたエディション作品をはじめ、プロダクトやカタログなど26点を展示する。

STAGE 東京芸術劇場でなかなかお目にかかれない作品を上演

2013.02.18Vol.583STAGE
 昨年リニューアルオープンした東京芸術劇場では、ルーマニアを代表する劇場である国立ラドゥ・スタンカ劇場の『ルル』を招へいする。これは芸術監督を務める野田秀樹が2011年に同劇場で行われたシビウ国際演劇祭を訪れ、ルーマニア演劇界の巨匠シルヴィウ・プルカレーテの代表作を連日観劇。その常識を超えたスケールと俳優の魅力とパワーにほれ込み、今回の招へいにつながった。  この『ルル』はドイツの劇作家フランク・ヴェデキントの代表作である『地霊』と『パンドラの箱』の二部作をまとめた作品。多くの人々の人生をからめ捕る魔性の女・ルルの波乱の人生を描く。ルルは貧民街で拾われた男の愛人を振り出しに結婚、再婚と流浪の人生を送る。その随所で展開される愛と嫉妬と、そして死。その転がり落ちるような人生の最後にやってくる結末は…。  ルルを演じるのはラドゥ・スタンカ劇場を代表する女優オフェリア・ポピ。ちなみに過去、日本では大竹しのぶ、秋山菜津子らが演じた。なかなかお目にかかれない作品だけに必見の一本となる。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

STAGE 東京芸術劇場でなかなかお目にかかれない作品を上演

2013.02.18Vol.583STAGE
 昨年リニューアルオープンした東京芸術劇場では、ルーマニアを代表する劇場である国立ラドゥ・スタンカ劇場の『ルル』を招へいする。これは芸術監督を務める野田秀樹が2011年に同劇場で行われたシビウ国際演劇祭を訪れ、ルーマニア演劇界の巨匠シルヴィウ・プルカレーテの代表作を連日観劇。その常識を超えたスケールと俳優の魅力とパワーにほれ込み、今回の招へいにつながった。  この『ルル』はドイツの劇作家フランク・ヴェデキントの代表作である『地霊』と『パンドラの箱』の二部作をまとめた作品。多くの人々の人生をからめ捕る魔性の女・ルルの波乱の人生を描く。ルルは貧民街で拾われた男の愛人を振り出しに結婚、再婚と流浪の人生を送る。その随所で展開される愛と嫉妬と、そして死。その転がり落ちるような人生の最後にやってくる結末は…。  ルルを演じるのはラドゥ・スタンカ劇場を代表する女優オフェリア・ポピ。ちなみに過去、日本では大竹しのぶ、秋山菜津子らが演じた。なかなかお目にかかれない作品だけに必見の一本となる。

SPECIAL INTERVIEW シシド・カフカの『music』

2013.02.18Vol.583未分類
ドラムを叩きながら歌う、シシド・カフカ。その衝撃的にかっこいいありようで注目を集める彼女は、今年、最も注目すべきアーティストの一人だ。20日にニューシングル『music』をリリース。音楽へのアティチュードや、作り手としての想いがほとばしっている本作について、インタビューした。

工藤公康が野球教室を開催

2013.02.18Vol.583今日の東京イベント
 元プロ野球選手の工藤公康氏がキャプテンとなり、子供たちに野球の楽しさを伝える「47(ヨンナナ)ベースキャラバン」が11日、神奈川県横須賀市のグラウンドで行われた。   同プロジェクトは、48歳まで現役で野球を続けた工藤氏の実績をもとに「野球を長く楽しく続ける」「野球を通じて、子供たちに夢や希望を持ってもらう」ことをコンセプトに、工藤氏の背番号だった「47」と、47都道府県を掛け合わせ命名。日本中をキャラバンしながら回る。  5回目の開催となる今回は、横須賀中央リトルリーグの子どもたち約60名と指導者が参加した。  子どもたちを集めると工藤氏はまず「練習のための練習はしないこと。常に試合だと思って取り組んで下さい。もし試合だったらどうするかということを常に考えること。キャッチボールも丁寧に」と練習に入る心構えを話した。  その後、ピッチャーと野手に分け、工藤氏はピッチャーを、元阪神タイガースの野原氏が野手を中心に指導。一人ひとりにじっくりと向き合い丁寧にフォームを直す工藤の姿に、見学に訪れていたコーチ陣も「すごく分かりやすく、とても勉強になる」と、熱心にメモを取っていた。

東京マラソン 2013 24日号砲 3万6000人が東京疾走!

DANCEの道 EXILE TETSUYA

2013.02.18Vol.583COLUMN
 寒い冬が続いていますが、皆さん風邪など引いていませんか? めちゃくちゃ寒がりな僕ですが、実は2月18日で32歳になりました...32って...(笑)。自分が10代のころには32歳はおじさんに感じていたのですが、いざなってみるとあのころとそんなに変わった気はしてませんし、なんだか最近はこれから歳を重ねていくのが楽しみになっています。  僕がDANCEを始めたのは19歳の今ごろ。僕の人生の13年という月日をDANCEと共に過ごしてきて、今、改めて感じる事がたくさんあります。それは、やはり公演中の『DANCE EARTH〜生命の鼓動〜』に出演させてもらっていることがとても大きいです。劇中の僕が演じるサルタの台詞に、「DANCEが生命の正体そのものなんだ」という台詞があります。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、そう思う事や感じる事って実際あるなぁ〜と思います。昔はバイトしながらレッスンに通っていたのが、いつの間にかDANCEでお金を稼ぐようになり、いつの間にかDANCEだけで食べていけていて、食べることが生きる事と思えば生命の正体と言っても大袈裟ではないような気がします。今、一緒に出演しているダンサーの方たちを見ているとさらにそれを感じます。明日踊れなくなっても悔いが無いくらい、今日のステージで生きたいと言っていた人や、毎朝必ず1番に来て、最高のパフォーマンスをするために入念なアップをしている人、この舞台が終わったらフランスで行われるDANCEの世界大会で日本代表として戦う人、他にもそれぞれ人生をかけて踊っている皆さんのパワーがこの舞台をより素晴らしく素敵なステージに誘ってくれています。  そして今回は個人的に初めてのチャレンジをたくさんさせていただいています、これだけ大きな規模でしっかり「主演」というもの初ですし、今回初めて「歌」にもチャレンジできました! かなり練習しました、正直(笑)。でも歌という表現も本当に気持がいいものです。そしてパフォーマーとしてなんといっても「ロンダートからのバク宙」!! 今まで一度もやった事が無かったのですが、稽古初日の演出の岸谷五朗さんの「TETSUYAやってみるか?」から毎日特訓が始まり、毎朝岸谷さんやキャストの方に補助してもらいながらバク宙、バク宙、バク宙(笑)。「余裕でできるようになったら演出に入れよう」と言われて、完全に火がつきました。途中スランプに落ち込み上手く回れなくなった時があったのですが、すかさず岸谷さんが「TETSUYA見てろ」と、なんと僕のためにロンダートバク宙をしてくれたんです! そこにいた全員がびっくりしました、でもそのおかげでスランプを抜け出すことができ、本番でも失敗せずやり続けられています。  表現をして人に伝えるということは本当に難しいですが、だからこそやり甲斐があるし「生きてる」と感じます。公演もあとわずかですが、こんな愛の溢れた現場に携われた事が幸せです。最後まで気を抜かず、全力でパフォーマンスして、一人でも多くの方たちに「DANCEという、言葉にならない何か」を伝えていければと思っています。

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