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花と光のイベント&イルミネーション

2011.11.14Vol.531未分類
 東京ドームシティは、花と光をテーマにした「東京ドームシティ ウインターフェスティバル」を開催。昨年、150万球のLEDイルミネーションが好評だった同イベント、今年は節電のため、一部を新たにフラワーガーデンとして展開する。色とりどりの花壇が、美しく温かな空間を創出、安らぎの空間を提供。開催を記念し、イベントの期間中使用できる東京ドームシティ アトラクションズの乗り放題チケット「ワンデーパスポート」を読者5組10名にプレゼント(係名:「東京ドーム」)。 【期間】開催中〜2012年2月14日(火) 【時間】10〜23時 【料金】無料 【問い合わせ】東京ドームシティわくわくダイヤル TEL:03-5800-9999 【URL】http://www.tokyo-dome.co.jp

全米初登場第一位の話題作が公開

2011.11.14Vol.531未分類
 新種のウィルスの爆発的流行を描くスティーブン・ソダーバーグ監督の『コンテイジョン』が日本で緊急公開される。接触感染により、数日で命を落とすという新種のウィルスが香港で発生。地球規模で急速に拡大するウィルスに、世界中が大パニックに陥る。人々は崩壊していく世界の中で生き残るための道を必死に探るが…。マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレットら豪華キャストで描くグローバル・サスペンス超大作。読者3名に特製Tシャツ(Mサイズ)をプレゼント(「係名」:コンテイジョン)。 ©2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. 『コンテイジョン』11月12日(土)より新宿ピカデリー他全国公開

mihimaru GT

2011.11.14Vol.531LIVE
 mihimaru GTが「mihimaLIVEツアー'11〜ミッヒ団結。〜年末ジャンボ宝イヴ Ver.」を今週20日に、赤坂BLITZでキックオフする。毎年恒例のライブ年末バージョンで、クリスマス、年の瀬、カウントダウンと、加速するパーティーモードを、彼らの特色のアゲアゲチューンで盛り上げる。  それぞれのソロ活動を経て、アルバム『mihimalight』をリリースしたほか、12月には新曲のリリースも控えており、ユニットとしての収穫も大きかった2011年を、ヒップでポップなライブで総括するとともに、来年に向けて加速する内容になりそうだ。  このライブツアーに先立って行われたクラブツアー「mihimaLIVE ツアー '11 〜ミッヒ団結。〜」では、悩みや質問などを公募し、メンバーがステージからその人を大声で応援するなど、毎回、面白い演出で楽しませてくれる彼ら。それだけに、今回のライブでも“何か”を期待できそう。  12月11日にZepp Tokyoでの公演もある。 【日時】11月20日(日)17時開場/18時開演 【会場】赤坂BLITZ 【料金】前売1F立見5800円(税込)当日要問い合わせ ※前売当日ともにドリンク代別 【問い合わせ】SOGO東京 03-3405-9999

まほろ駅前多田便利軒

2011.11.14Vol.531DVD & Blu-ray
 直木賞を受賞した三浦しおんの人気小説を、瑛太と松田龍平主演で映画化。監督は『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の大森立嗣。ロックバンド・くるりの岸田繁がソロ名義では初となる映画音楽を手掛けている。東京郊外のまほろ市で便利屋稼業を営む多田のもとに、同級生の行天が転がり込んできた。しっかり者の多田と変わり者の行天。ともにバツイチ、三十路だが性格は正反対。そんな2人の奇妙な共同生活が始まった…。 販売元:ハピネット 発売中 スタンダードエディションDVD 3990円(税込) ©2011「まほろ駅前多田便利軒」製作委員会

これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫

2011.11.14Vol.531DVD & Blu-ray
「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「天才バカボン」…日本人なら誰でも知っている作品を生みだしたギャグ漫画の天才・赤塚不二夫。その赤塚の担当していた編集者・武居俊樹氏が、35年にわたる赤塚との日々を綴った「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」をモチーフに映画化した話題作。赤塚役に浅野忠信、赤塚の担当となった新人編集者・武田役に堀北真希。日本映画を代表する2人の華麗なる“バカ”姿は必見だ。天才漫画家と新人編集者の二人三脚に爆笑&感動必至。 販売元:東映 発売中 スタンダード版DVD 3990円(税込) ©2011「これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫」製作委員会

1 MPD n a MIC / @djtomoko n Ucca-Laugh

THE BADDEST~Hit Parade~ / 久保田利伸

IMMORTAL / マイケル・ジャクソン

2011.11.14Vol.531CD/MUSIC
POPULAR ALBUM  マイケル・ジャクソンは不滅だ! 世界中からそんな声が響き渡りそうだ。この作品はマイケルの最新作であるとともに、シルク・ドゥ・ソレイユによる「Michael Jackson THE IMMORTAL WORLD TOUR」のために、マイケル・ジャクソン・エステートとソニーミュージックが組んで作り上げたもの。「スムーズ・クリミナル」「ヒューマン・ネイチャー」「スリラー」「今夜はビート・イット」などなど、彼が残したヒット曲の数々をマッシュ・アップして、新たに編纂されている。世界を魅了した名曲の数々が材料となっているだけに、できあがったものは極上の味わい。音符やビートの一つひとつがマイケルの不滅を叫んでいる。 ソニーミュージックジャパン・インターナショナル 11月23日(水)発売 2枚組デラックス・エディション3465円、通常盤2520円(税込)

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

ディエゴ・シン Table for one.

2011.11.14Vol.531ART
小山登美夫ギャラリー東京 7F 開催中〜11月30日(水)  マイアミを拠点に活動するアーティスト、ディエゴ・シンの個展。小山登美夫ギャラリーでの個展は、2007年に開催された「The Indirect Man」に続き、2回目となる。  ディエゴ・シンはアルゼンチンに生まれ、ケネディー大学で社会コミュニケーション学を学んだ後、同大学院美術科を修了。2003年から04年にかけて、マイアミのMiami Light Projectにてキュレーターとして活動し、Visual Arts Programをディレクションした経験を持つ。現在もマイアミを中心に個展・グループ展を開き、そのアートシーンで存在感を放っている。  今回の個展について、ディエゴ・シンは“一人で外食をする時、携帯で誰かと話をするふりをしてしまう”ことについてのテキストを寄せている。社会コミュニケーション学を学んだ経験を持つだけに、孤独の不安についてを語っているのかと思えば、そういうわけでもないらしい。レストランで自分自身と会話して、一人で部屋に帰宅した画家が、選んだ答えとは。それを見る時、鑑賞者もまた頭の中で自分にダイアルすべきなのかもしれない。 【時間】12〜19時 【休】日月祝 【料金】入場無料 【問い合わせ】03-3642-4090 【交通】地下鉄 清澄白河駅より徒歩7分 【URL】http://www.tomiokoyamagallery.com/

ザ・シムズ3 ペット

2011.11.14Vol.531GAME
 自分で作った個性的なキャラクター(シム)に、あなた好みの環境などを整備して遊ぶ、人気人生シミュレーションゲームがさらに楽しくなりそうだ。17日に、あなたのシムにペットを作ってあげられる「ザ・シムズ3ペット」が発売される。  ブリーダーとなって、かわいくて抱きしめたくなるようなペットを作ることができるのはもちろん、凶暴な番犬や破壊的な子猫といった犬猫も作ることができる。種別や外見を選べるだけでなく、優秀だったり、人懐こかったり、水恐怖症だったりと、性格までも決められることで、あなたの夢のペットが生まれるというわけだ。そんなペットと一緒に、ドッグパークやキャットジャングルに出かけたり、冒険に出たりすることで、あなたのシムの人生はより豊かで楽しいものになることは間違いなしだ。  ゲームは、NINTENDO 3DS、Xbox360、Playstation 3、PC版でリリースされるが、それぞれハードに対応した特徴的な遊び方ができる。さまざまなハードで遊び比べてみるのも楽しいかも? 3DS/Xbox360/PS3 エレクトロニック・アーツ 11月17日(木)発売 PS3/xbox 7665円、3DS 4979円(ともに税込み) © 2011 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, The Sims and The Sims 3 logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.

『おやすみ、かあさん ‘Night,mother』

2011.11.14Vol.531STAGE
 1983年度にピューリッツアー賞を受賞した問題作を映画監督の青山真治が演出する。  人生の選択と尊厳を問う二人芝居。  登場人物は40歳になる娘ジェシーと60歳になる母。離婚したジェシーには20歳を過ぎた息子がいるが、ぐれて家には寄りつかず、たまに金をせびりに現れるくらい。ジェシーは母と二人暮らし。時計は夜の8時半。夕飯の後片付けが終わり、2人の細々とした日常的な時間があり、10時になるとジェシーは「おやすみ、かあさん」と言って寝室に入る。いつもの毎日だ。ただその夜はいつもとひとつだけ違ったことがあった。それはジェシーがある決意をしていた、ということ。それに気付いた母親は思いとどまらせようとする。しかしそれはかなわずに、ジェシーはいつものように「おやすみ、かあさん」と告げて寝室に入るのだった…。  母親役に白石加代子、娘役に中嶋朋子。  取り立ててエンターテインメントな出来事が起こるわけでもなく物語は日常的な会話が淡々と続くだけ。しかしそのひとつひとつの台詞の裏側と、間の沈黙に多くの思いが込められる。真に実力のある役者にしかこなせない作品だ。 【日時】11月26日(土)〜12月4日(日)(開演は月火木金土19時、日水14時。※3日(土)は13時/18時開演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】あうるすぽっと(東池袋) 【料金】全席指定 4500円 【問い合わせ】ジェイ.クリップ(TEL:03-3352-1616=平日10〜19時 〔HP〕http://www.j-clip.co.jp/) 【作】マーシャ・ノーマン 【演出】青山真治 【出演】白石加代子、中嶋朋子

イケメンチェリスト 2CELLOSをインタビュー

2011.11.14Vol.531未分類
話題のイケメンチェリストを突撃! ポップスやロックの名曲をたった2本のチェロで演奏して世界中から注目を集める、2CELLOS(トゥー・チェロズ)。クラシック界ではトップクラスの演奏家として活躍する彼らがなぜこんなパフォーマンスを? ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーにインタビューした。 撮影・神谷渚  マイケル・ジャクソンさんのヒット曲『スムーズ・クリミナル』や、米ロックバンドのガンズ・アンド・ローゼズの『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』、ニルヴァーナの『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』――。ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーからなるトゥー・チェロズは、音楽史上に残るロックやポップの名曲を、たった2本のチェロで聞かせてしまう。クラシック界でスター街道を走る彼らになぜこのようなプロジェクトを始めたのかと尋ねると、「何か面白いことをしたかったから」だという。 「ロックバンドは大観衆の前でライブをし、大歓声をもらっているよ。女の子たちも夢中だよ。ジャンルは違うけど、僕らも同じように音楽をやっているのに状況は全然違うんだ。自分もあんなふうになりたい、あんなふうにライブをしたいって思ったんだ(笑)」(ステファン)  2人とも、クロアチアで生まれ、チェロに出会い、イギリスの名門音楽大学で学んだ。ともに世界トップクラスの演奏家だ。ルカに至っては、父親もチェリストというクラシック家族の生まれだ。 「父は、最初はあまり興味を持ってなかった。でも、反響が出てからはすごく喜んでる。父はチェロ教室をやってるんだけど、僕らみたいに演奏したいって生徒が殺到しているみたいなんだ」(ルカ)  クラシックとその他のジャンルの音楽の融合は、今となっては珍しくない。が、彼らのすごさは、多彩なサウンドや音で構築されたポップソングや、4〜5人、時にはそれ以上の人数で演奏されるパワフルなロックソングをたった2人で演奏し切ってしまうところ。優れた演奏家だからこそできる技だ。 「デビューアルバム『2CELLOS』には、新旧を問わず、みんなが知っているものを選曲した。青春時代はクラシック一色で、起きて、チェロをして、食べて、寝てって生活で、クラシック音楽以外の音楽を聴くこともほとんどなかったから、ステファンみたいな変わった奴としか友達になれなかったんだけど(笑)。だから、選曲は、普段の生活で耳に入ってきた曲が中心なんだ」(ルカ) 「チェロで演奏しやすい曲という考え方で選んでないから、ルカは大変だと思う。彼はオリジナルでは複数の楽器で演奏しているパートを1人で担当しているんだ(笑)」(ステファン)  世界中からオファーが殺到し、目まぐるしい生活を送る2人だが、彼らの基盤であるクラシックも忘れてはいない。 「ライブでは必ずクラシックの楽曲を演奏しているんだ。僕らをきっかけにクラシック音楽、なによりもチェロにもっと興味をもってくれたらうれしい。チェロは温もりのある楽器だからね」(ルカ) 「オーケストラだとチェロは全然目立たない! だから僕らは頑張る」(ステファン)  年明けには来日公演も決定。日本でもチェロ教室に通う人が続出しそうだ。 (本紙・酒井紫野) Latest Release日本デビューアルバム『2CELLOS』 マイケル・ジャクソンの『スムーズ・クリミナル』、ガンズ・アンド・ローゼズ『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』、ニルヴァーナまで名曲をカバー! ソニー・ミュージックジャパン・インターナショナルより発売中。2100円(税込)。 来年1月来日公演決定! チケット一般発売は19日から早くも単独来日公演が決定。東京、大阪、名古屋の3都市で全5公演が行われる。チケットは18日18時までUDOチケットサービスで先行予約受付中。一般発売は19日(土)10時〜。★東京公演の詳細 【日時】2012年1月16日(月)、17日(火) 18時30分開場/19時開演 【会場】赤坂BLITZ 【料金】座席指定6900円、1F&2F立見6900円(税込)※ドリンク代別 【問い合わせ】ウドー音楽事務所 03-3402-5999※大阪公演(2012年1月13日、サンケイホールブリーゼ)、名古屋公演(同15日、ダイアモンドホール)もあり。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

イケメンチェリスト 2CELLOSをインタビュー

2011.11.14Vol.531未分類
話題のイケメンチェリストを突撃! ポップスやロックの名曲をたった2本のチェロで演奏して世界中から注目を集める、2CELLOS(トゥー・チェロズ)。クラシック界ではトップクラスの演奏家として活躍する彼らがなぜこんなパフォーマンスを? ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーにインタビューした。 撮影・神谷渚  マイケル・ジャクソンさんのヒット曲『スムーズ・クリミナル』や、米ロックバンドのガンズ・アンド・ローゼズの『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』、ニルヴァーナの『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』――。ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーからなるトゥー・チェロズは、音楽史上に残るロックやポップの名曲を、たった2本のチェロで聞かせてしまう。クラシック界でスター街道を走る彼らになぜこのようなプロジェクトを始めたのかと尋ねると、「何か面白いことをしたかったから」だという。 「ロックバンドは大観衆の前でライブをし、大歓声をもらっているよ。女の子たちも夢中だよ。ジャンルは違うけど、僕らも同じように音楽をやっているのに状況は全然違うんだ。自分もあんなふうになりたい、あんなふうにライブをしたいって思ったんだ(笑)」(ステファン)  2人とも、クロアチアで生まれ、チェロに出会い、イギリスの名門音楽大学で学んだ。ともに世界トップクラスの演奏家だ。ルカに至っては、父親もチェリストというクラシック家族の生まれだ。 「父は、最初はあまり興味を持ってなかった。でも、反響が出てからはすごく喜んでる。父はチェロ教室をやってるんだけど、僕らみたいに演奏したいって生徒が殺到しているみたいなんだ」(ルカ)  クラシックとその他のジャンルの音楽の融合は、今となっては珍しくない。が、彼らのすごさは、多彩なサウンドや音で構築されたポップソングや、4〜5人、時にはそれ以上の人数で演奏されるパワフルなロックソングをたった2人で演奏し切ってしまうところ。優れた演奏家だからこそできる技だ。 「デビューアルバム『2CELLOS』には、新旧を問わず、みんなが知っているものを選曲した。青春時代はクラシック一色で、起きて、チェロをして、食べて、寝てって生活で、クラシック音楽以外の音楽を聴くこともほとんどなかったから、ステファンみたいな変わった奴としか友達になれなかったんだけど(笑)。だから、選曲は、普段の生活で耳に入ってきた曲が中心なんだ」(ルカ) 「チェロで演奏しやすい曲という考え方で選んでないから、ルカは大変だと思う。彼はオリジナルでは複数の楽器で演奏しているパートを1人で担当しているんだ(笑)」(ステファン)  世界中からオファーが殺到し、目まぐるしい生活を送る2人だが、彼らの基盤であるクラシックも忘れてはいない。 「ライブでは必ずクラシックの楽曲を演奏しているんだ。僕らをきっかけにクラシック音楽、なによりもチェロにもっと興味をもってくれたらうれしい。チェロは温もりのある楽器だからね」(ルカ) 「オーケストラだとチェロは全然目立たない! だから僕らは頑張る」(ステファン)  年明けには来日公演も決定。日本でもチェロ教室に通う人が続出しそうだ。 (本紙・酒井紫野) Latest Release日本デビューアルバム『2CELLOS』 マイケル・ジャクソンの『スムーズ・クリミナル』、ガンズ・アンド・ローゼズ『ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル』、ニルヴァーナまで名曲をカバー! ソニー・ミュージックジャパン・インターナショナルより発売中。2100円(税込)。 来年1月来日公演決定! チケット一般発売は19日から早くも単独来日公演が決定。東京、大阪、名古屋の3都市で全5公演が行われる。チケットは18日18時までUDOチケットサービスで先行予約受付中。一般発売は19日(土)10時〜。★東京公演の詳細 【日時】2012年1月16日(月)、17日(火) 18時30分開場/19時開演 【会場】赤坂BLITZ 【料金】座席指定6900円、1F&2F立見6900円(税込)※ドリンク代別 【問い合わせ】ウドー音楽事務所 03-3402-5999※大阪公演(2012年1月13日、サンケイホールブリーゼ)、名古屋公演(同15日、ダイアモンドホール)もあり。

『新少林寺 SHAOLIN』

2011.11.14Vol.531映画
カンフー映画の金字塔が新たに誕生!! ©2011 Emperor Classic Films Company Limited All Rights Reserved  カンフー映画界の金字塔が、香港アクション映画界最高のスターを揃えて生まれ変わる! 1982年、日本でも爆発的なヒットを記録した名作『少林寺』が、29年の時を経て復活。『インファナル・アフェア』のアンディ・ラウを筆頭に、『孫文の義士団』のニコラス・ツェー、そして本作が99本目の映画出演作となるジャッキー・チェンも参加。ヒロインにはサントリー烏龍茶のCMでも知られるファン・ビンビン。監督は『香港国際警察/NEWPOLICESTORY』『プロジェクトBB』のベニー・チャン。  一級のカンフーアクションを堪能できることは言うまでもないが、少林寺の映像にも注目を。実は、劇中の主な舞台となる少林寺は、本作の撮影のために新しく建設されたもの。建物だけでなく、大仏や境内の大木、外壁に至るまで徹底的にリアルさを追求して複製が作られている。このリアルな少林寺が戦いの場となるクライマックスの迫力はまさに見もの。  命がけで民衆を守ろうとする男たちの姿が見る者の胸を熱くする感動の“カンフー”スペクタクルだ。 STORY:辛亥革命の混乱のなか少林寺の僧侶たちは懸命に人々を救助していた。あるとき粗暴な将軍・候杰が寺の中に逃げ込んだ敵を撃ち殺す。ところが候杰自身も、部下に裏切られお尋ね者となってしまう。 監督:ベニー・チャン 出演:アンディ・ラウ他/2時間11分/ブロードメディア・スタジオ、カルチュア・パブリシャーズ配給/11月19日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他にて公開 http://shaolin-movie.jp

ライブ映像で森とつながる「アファンの窓」インテージ

2011.11.14Vol.531未分類
国際森林年 特別連載vol.2 森林保全に取り組む企業 国際森林年にちなみ、森林の保全に取り組んでいる企業を紹介する企画第2回。今回は、株式会社インテージが社内で行っているライブ映像配信「アファンの窓」について、代表取締役社長・宮首賢治(みやくび けんじ)さんにお話を聞いた。 宮首社長の趣味はエコな自転車。「今、若い方々に自転車が人気のようですね。私もロードレーサーで、昔から、100キロくらいの距離を自転車で走って楽しんでいます。環境にも健康にも良いのがいいですね」 撮影:蔦野裕 ――御社の事業概要についてお聞かせください。 「平たくいえば、企業向けのマーケティングリサーチを中心とした調査事業なのですが、リサーチの結果のみならず、ITを駆使して役立つ情報にしクライアントに提供しています。データをインフォメーションにし、インフォメーションをインテリジェンスにする。弊社では、インテリジェンス・プロバイダーと称しています」 ――直接的に、環境問題に関わる業種ではない御社ですが、早くから環境への取り組みに携わっておられますね。 「地球環境の保全は企業活動を行う上での社会的責任であるというのは当然のことですが、加えて弊社では“企業の役に立つことによって、その先にいる生活者の役に立ちたい”ということをモットーとしています。それを、昨年創立50周年を迎えたときにと称し、と定義しました。ちょっと大げさなようにも聞こえますが(笑)。要は、事業としてはBtoBですが、お客様のビジネスに貢献することによって、その先の人々の暮らしを豊かにし、地球社会の持続可能な発展に寄与するということを目指しているのです」 ――その“インテリジェンス”が社会に広く関わっているのですね。 「最近ですと、震災直後にどんな社会貢献ができるのかと考え、と称したレポートをクライアントに無料で提供しました。こちらは、阪神淡路大震災の直後の購買データなどを引き出しまして、どういう商品が急に求められるようになったかなどをまとめたものです」 ――御社の環境への姿勢もロビーに入ってすぐに設置された、大型モニターに映る森の映像で知ることができます。 「それが、昨年12月から始めたライブ映像配信“アファンの窓”です。映っているのはC.W.ニコル氏が保護活動をする“アファンの森”です。昨年、始めたときは冬だったので、雪景色で体感温度が低くなる、なんて声もあったのですが(笑)、春になると本当にきれいな景色になりまして、社内でも癒される、と好評です。今年の夏は節電のために止めていましたが10月からまた始めました。これからの季節は紅葉していく森の映像を楽しむことができるでしょうね。来社されるお客様が興味を持ってくださったり、昨年10月に名古屋市で開催された生物多様性条約第10 回締約国会議(COP10)のときには、興味を持っていただいたお客様からアファンの窓について問い合わせをいただきました。今後、社内だけでなく他の企業などにも広めていくことができれば、と思っています」 ――実際、社員の方が森林整備にも参加されているとか。 「もともと、アファンの森財団の理事長を務めるニコル氏と会長の田下憲雄が親交があり、財団が行っている森の再生・心の再生に賛同したことから始まりまして、2007年にオフィシャルスポンサーとなってから、年に1度は弊社の社員がアファンの森へ行って森林整備に参加しています。雑木を処理しないと、森というのは傷んでしまうんですね。ニコル氏いわく、自然というのは、自然の状態で放っておけばいいというわけではない、と。森は人が手を入れて守っていかないといけないんですね。そういった環境に関することを知らない人は実は多いと思います。例えば、森林保護のために割り箸は使わず“マイ箸”を使うという話がありますが、国内産の雑木から作られている割り箸というものもあります。この雑木が採られないようになると森が荒れてしまう。つまり割り箸を使う=必ずしも反エコというわけではないんですね」 ――もっと、森を身近で意識することができれば、こういった知識も広まるはずですが…。 「そうですね。私も子供のころはよく森林で遊んでいましたよ。昆虫が好きだったので、よくクヌギ林のある森へ出かけたり。当時は船橋に住んでいたのですが、そのころあのあたりは森林帯だったんですよ。カブトムシやクワガタもいっぱいいました。今ではすっかり変わってしまいましたが。有名な『となりのトトロ』というアニメがありましたが、あれは東南アジアでも非常に受けたそうですね。その理由が、昔の原風景を見ているようだ、と。日本人から見たら、東南アジアにはまだ自然が残っているじゃないかと思いますけど、そうでもないんですね」  都会のオフィスで長野県信濃町にある森の姿をライブ映像で見ることができる“アファンの窓”。美しい自然の映像に癒されながら森林保全への意識を高めてみてはどうだろうか。 ■株式会社インテージ ライブ配信映像で人と森をつなぐ「アファンの窓」  C.W.ニコル氏が環境活動を行う「アファンの森」に設置したカメラで撮影したライブ映像を配信。ハイビジョンカメラ、次世代ネットワークの導入により、葉っぱ1枚の揺れ、池に落ちる水滴1滴が見えるほどの美しい映像を実現。現在、インテージ秋葉原本社のロビーに設置された大型モニターで見ることができる。 【株式会社インテージ】http://www.intage.co.jp/

各ジャンル一流の才能が本当に作りたかった”大人の遊び場”誕生

特別対談 「代々木 VILLAGE by kurkku」総合プロデューサー 小林武史×大沢伸一

2011.11.14Vol.531未分類
日本を代表する才能が仕掛ける新商業施設「代々木 VILLAGE by kurkku」11月18日誕生 『代々木VILLAGE』完成! 小林武史(以下:小林)「これまで代々木という街に高感度なアンテナを求めた人はいなかったと思うんですよ。そんな街に“面白そうだ”と人が集まるまでには、それなりのプロセスが必要なことだし。オープン後も進化させていければいいね」 大沢伸一(以下:大沢)「僕は東京に来て18年くらい経つんですけど、実はほとんど代々木に来たことがないんです。どこかへ行く途中に通過する街、というイメージ。流行のカルチャーが集まる場所という感じが無かったんですよね」 小林「実際、あまりこういうものは無いんじゃない? 受験生と労働争議の街ではあるけど(笑)。日本もずいぶんな勢いで成長してきたけど、最近はそのスピードも緩くなった。これからは街や都市の価値観も変わっていかなきゃいけないと思う。そういう意味でも、代々木がいい感じで変わると、その変化が生まれるんじゃないかと。代々木が、通り過ぎるだけじゃなく、そこで出会い育む場所とするために何を提示できるか…それは今回プロジェクトを始めるにあたって、最初に思ったことでなんですよ」 そして集った、日本の才能たち 小林「大沢君とBRADBERRY ORCHESTRAを始めて、もうちょっとお互いの領域を尊重し合いながらやるのかと思いきや、けっこう最初から音的にも人間的にもグルーヴしたよね(笑)。そこで、クールでスタイリッシュな大沢伸一の中に、生身の人間臭さというのを感じたんだけど、それがすごく魅力的で。そんな要素が『代々木VILLAGE』に交じったらいいなと思ってお誘いしたんですよ」 大沢「僕も、経験がないことでしたけど喜んでやらせてもらいました。僕は20年近くプロとして音楽をやっているけれど、実は音楽でお金を得ているという意識が希薄なまま今日までやってきたんです。音楽的に自分が受け入れられないことは、ほとんどやらない傾向が強いもので、そういったことがずっと続くはずがない、という思いがあったんですよね。だから、音楽で生計をなすこともいずれ終わるんだろうな、という覚悟みたいなものを常にぼんやりと抱いていたんです。それで、ある程度の年齢になったら違うビジネスをやってみたいと考えていたんですよ。今回、こんなふうに疑似的にでも自分の店と思いながらやれるスペースを提供してもらえて、すごくうれしかったんですよ」 小林「僕が今回参加する人たちに思ったのは“ある程度勝手に面白がってほしい”ということ。才能のある人たちに集まってもらったけれど、それが計算ずくの集積で終わるのではなく、刺激し合って変化していくものであってほしかった」 大沢「キャスティングやお店のセレクトの段階から参加させてもらいましたけど、映画が撮れるくらいのドラマがありましたもんね。紆余曲折ありましけど、こうして揃った縁を大事にして、オープン後も一緒にあれこれ言い合いながら進化させていきたいですね。みんな、すごくしゃべりますしね…小林さんを筆頭に(笑)」 小林「いや、一番は笹島さんでしょう(笑)。最初に電話でこの話をして“もし一緒にやろうと言ったらどんなことしたい?”と聞いたら、そこから1時間しゃべり通し (笑)」 大沢「片山さんのことは、僕は以前からよく知っていて。非常にスマートな人で、こっちが1個言うと10個分かってくれる。今回は、内装デザインに留まらずソフトにも携わってもらってファミリー的でしたよね。その片山さんから紹介されたのが西畠さん」 小林「こういう奴がついに出てきたかと思わせてくれる人だよね。“ロハス”あたりで停滞している緑化の意義を突き抜けている。彼と話している時に、“収まっている”植栽じゃなく、さながらストーンズみたいに、個性あるプレイヤーたちがその関係性で引っ張り合って成立しているようなのはどうと言ったら“それやりますわ”って(笑)。彼の植栽を見に来るだけの人もいるんじゃないかな」 『代々木VILLAGE』は進化を続ける 大沢「今回、外注の業者さんともやりとりをしたんですけど、やはり普段接している業界の人とは違って、精神論的なことは通じなくて(笑)。そういうのも、すごく勉強になりました」 小林「街づくりに関する肩書きがあったわけでもないのに、すごいと思うよ。クルックをやってきた僕ですらけっこうバタバタしたのに。ここまで全体を見て、最後まで指揮をとってくれるとは想像してなかった(笑)。『music bar』も楽しみだね」 大沢「僕がクラブでDJしている姿しか知らない人からすると、少し意外に思うかもしれませんね。踊る場所ではないし、ダンスミュージックばかりにするつもりもないので。東京に現存しているバーで、クラシックなロックからアップデートされた音楽まで、しっかりした音で聞くことができるバーは、ほとんど無いんじゃないかと思うんです。MP3で音楽を聴くようになって10年ほど経つけど、その間も新しい音楽は日々生まれてきた。でもそれらの音楽をすばらしい音響で聞くことはめったにない。MP3とかCDクオリティー以下の、圧縮されていたりエンコードされている音を、イヤホンとかPCや小さいプレイヤーのスピーカーとか、あまりよくない環境で聞いてるわけです。でもそれだけで音楽を分かったと思ってほしくない。録音芸術を、最大限に素晴らしい音で聞くことができる施設があっていい。これを音楽家がやらない理由はないと思ったんです」 小林「今回、そういう魅力を追求するセットはできたと思う。3.11があって、必然的にポーズボタンが押された形になったけど、そこで“ほどほどのところで着地するのではなく、突き詰めていこう”という方向でリスタートすることができたのが良かったかな」 大沢「絶対なんてことはないんだ、と思い知らされましたよね。だからこそ原点に立ち返って、自分に何ができるのか考えました」 小林「もちろん施設としてビジネスが大事なことは承知しているけれど、僕らはべつに価格破壊をしたり、ハイブランドを作ってお金を巻き上げたいわけじゃない。僕らが信じられる、いろいろな価値を入れ込んで伝えるところから、始まるんだと思います」 (撮影・蔦野裕) 【関連記事】 代々木 VILLAGE 各ジャンル一流の才能が本当に作りたかった“大人の遊び場”誕生

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