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各ジャンル一流の才能が本当に作りたかった”大人の遊び場”誕生

2011.11.14Vol.531今日の東京イベント
SPACEアーティストの"こだわり"あふれる空間   代々木 VILLAGEのコンセプトプロデュースは、こだわり食材で人気のレストラン、カフェを展開する、小林武史率いる株式会社クルックが担当。代々木 VILLAGEの心地よい空間は"快適で環境にも良い未来に向けた暮らし"を実践したいというクルックの思いが反映されたもの。その空間を演出するのが、ユニクロ海外店、PASSTHE BATON(丸の内・表参道)などをプロデュースしたインテリアデザイナー・片山正通。代々木の街に新たな息吹を吹き込むデザインに注目だ。さらに代々木 VILLAGEならではのスペースとなるのが、小林、大沢が手掛ける「music bar」。小林武史、大沢伸一がセレクトした音楽ライブラリーから、厳選された名曲/名盤、それぞれのルーツや新たな発見を高音質のサウンドシステムで再生。お酒と共にゆったりと流れる時間の中、最高の音楽を最良の音質で楽しむことができる。 総合プロデューサー小林武史 Mr.Childrenをはじめ、数多くのアーティストのレコーディング、プロデュース、作・編曲、ライブ演出などを手がける他、『スワロウテイル』(1996)など手がけた映画音楽も多数。櫻井和寿と一般社団法人「ap bank」を立ち上げるなど、活動の幅を広げている。 総合プロデューサー大沢伸一 MONDO GROSSO、ソロ活動を通じて、革新的な作品を生み出し続ける音楽家、DJ、ミュージシャン、プロデューサー。英・米でもリリースされた『The One』、世界的クラブヒットをはたした『SO2』収録曲「SINGAPORE SWING」など国内外で熱烈な支持を得ている。 トータルデザインディレクター片山正通 インテリアデザイナー。2000年、自身のオフィス・ワンダーウォールを設立。ユニクロ海外旗艦店(NY、パリ、ロンドン)など多数のプロジェクトを手掛ける。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。 GOURMET"予約の取れない"笹島シェフがプロデュース!  メインレストランとなる「code kurkku(コードクルック)」のフードプロデュースを手掛けるのは、京都で最も予約がとりにくいレストラン「イル ギオットーネ」のオーナーシェフ・笹島保弘。こだわりの食材と笹島シェフのセンスが生み出すイタリアンは、世界でも高い評価を得ている。"code"という意味には、このレストランで提供する料理やサービスに対する思いが込められたもの。「おいしい」ということだけでなく、食材に対する安全性・信頼性をメニューやサービスを通じて表現していく。京都から世界に発信する極上イタリアンを代々木で味わうことができるレストランだ。 フードプロデュース・笹島保弘 2002年"京都発信"のイタリアンを目指し、オーナーシェフとして「イル ギオットーネ」を開店。以降「イル ギオットーネ 丸の内」など全4店舗を展開。ジョルジオ・アルマーニ氏主催のチャリティーディナーに料理人として参加するなど海外でも高い評価を得ている。「料理の鉄人」などメディアでも活躍。 【code kurkku】[Lunch Time] 11時30分〜(14時30分 LO) [Tea Time] 13時30分〜17時 [Dinner Time] 18〜24時(23時 LO) ※23時以降ナイトメニュー GREEN話題の"プラントハンター"が演出する個性的な庭   約600坪という敷地の大部分を占めるのは、緑豊かな庭。この庭をプロデュースするのは"プラントハンター"と呼ばれる花・植物生産卸業"花宇"5代目、西畠清順。他では見ることのできない個性的な植物たちの共演と、四季によって変化する植物のインスタレーションを楽しむことができる。 ランドスケープデザイナー・西畠清順 植物卸屋。幕末より続く、花・植物生産卸業"花宇"5代目。国内外をめぐり数千種類もの植物を集める"プラントハンター"としてメディアでも話題に。ジャンルを超えて支持されるその仕事はいままでになかった切り口で植物の可能性を伝え、植物そのものの発見と、その魅力の再発見にも尽力。 フードからグッズ、エンタメまで! こだわりコンテナショップ pour-kur(プルクル)藤沢市辻堂にある自家製酵母と石釜ピザのベーカリー「POURQUOI?(プルクワ)」の姉妹店。 drink & soup kurkku lab旬の食材をふんだんに使ったスープとフレッシュジュース、選りすぐりの紅茶やハーブティーを楽しめる。 蛸よよぎランチタイムにはうどん、ディナータイムにはオリジナル手羽からをメインにしたおしゃれな居酒屋。 POST恵比寿にある「limArt」の姉妹店としてオープン。日本で紹介されていない本を中心に取り扱う。 blind galleryファッションや音楽など多彩なジャンルの"目に見えない"魅力を引き出すギャラリースペース。 Love & Peace Travel by H.I.S今までの旅行会社にはないモデルに挑戦し、地球に優しい旅の提案など"新しいタビのカタチ"を創造。 One mile wear by urban-research 代々木VILLAGEプレオーガニックコットンを使用したハウスブランドを中心に、大人のリラックス・ラグジュアリーを提案。 そら植物園世界中の植物に関する相談や、グリーンプロジェクトのコンサルティングデスク。 【関連記事】代々木 VILLAGE特別対談 小林武史×大沢伸一

特別対談 「代々木 VILLAGE by kurkku」総合プロデューサー 小林武史×大沢伸一

2011.11.14Vol.531未分類
日本を代表する才能が仕掛ける新商業施設「代々木 VILLAGE by kurkku」11月18日誕生 『代々木VILLAGE』完成! 小林武史(以下:小林)「これまで代々木という街に高感度なアンテナを求めた人はいなかったと思うんですよ。そんな街に“面白そうだ”と人が集まるまでには、それなりのプロセスが必要なことだし。オープン後も進化させていければいいね」 大沢伸一(以下:大沢)「僕は東京に来て18年くらい経つんですけど、実はほとんど代々木に来たことがないんです。どこかへ行く途中に通過する街、というイメージ。流行のカルチャーが集まる場所という感じが無かったんですよね」 小林「実際、あまりこういうものは無いんじゃない? 受験生と労働争議の街ではあるけど(笑)。日本もずいぶんな勢いで成長してきたけど、最近はそのスピードも緩くなった。これからは街や都市の価値観も変わっていかなきゃいけないと思う。そういう意味でも、代々木がいい感じで変わると、その変化が生まれるんじゃないかと。代々木が、通り過ぎるだけじゃなく、そこで出会い育む場所とするために何を提示できるか…それは今回プロジェクトを始めるにあたって、最初に思ったことでなんですよ」 そして集った、日本の才能たち 小林「大沢君とBRADBERRY ORCHESTRAを始めて、もうちょっとお互いの領域を尊重し合いながらやるのかと思いきや、けっこう最初から音的にも人間的にもグルーヴしたよね(笑)。そこで、クールでスタイリッシュな大沢伸一の中に、生身の人間臭さというのを感じたんだけど、それがすごく魅力的で。そんな要素が『代々木VILLAGE』に交じったらいいなと思ってお誘いしたんですよ」 大沢「僕も、経験がないことでしたけど喜んでやらせてもらいました。僕は20年近くプロとして音楽をやっているけれど、実は音楽でお金を得ているという意識が希薄なまま今日までやってきたんです。音楽的に自分が受け入れられないことは、ほとんどやらない傾向が強いもので、そういったことがずっと続くはずがない、という思いがあったんですよね。だから、音楽で生計をなすこともいずれ終わるんだろうな、という覚悟みたいなものを常にぼんやりと抱いていたんです。それで、ある程度の年齢になったら違うビジネスをやってみたいと考えていたんですよ。今回、こんなふうに疑似的にでも自分の店と思いながらやれるスペースを提供してもらえて、すごくうれしかったんですよ」 小林「僕が今回参加する人たちに思ったのは“ある程度勝手に面白がってほしい”ということ。才能のある人たちに集まってもらったけれど、それが計算ずくの集積で終わるのではなく、刺激し合って変化していくものであってほしかった」 大沢「キャスティングやお店のセレクトの段階から参加させてもらいましたけど、映画が撮れるくらいのドラマがありましたもんね。紆余曲折ありましけど、こうして揃った縁を大事にして、オープン後も一緒にあれこれ言い合いながら進化させていきたいですね。みんな、すごくしゃべりますしね…小林さんを筆頭に(笑)」 小林「いや、一番は笹島さんでしょう(笑)。最初に電話でこの話をして“もし一緒にやろうと言ったらどんなことしたい?”と聞いたら、そこから1時間しゃべり通し (笑)」 大沢「片山さんのことは、僕は以前からよく知っていて。非常にスマートな人で、こっちが1個言うと10個分かってくれる。今回は、内装デザインに留まらずソフトにも携わってもらってファミリー的でしたよね。その片山さんから紹介されたのが西畠さん」 小林「こういう奴がついに出てきたかと思わせてくれる人だよね。“ロハス”あたりで停滞している緑化の意義を突き抜けている。彼と話している時に、“収まっている”植栽じゃなく、さながらストーンズみたいに、個性あるプレイヤーたちがその関係性で引っ張り合って成立しているようなのはどうと言ったら“それやりますわ”って(笑)。彼の植栽を見に来るだけの人もいるんじゃないかな」 『代々木VILLAGE』は進化を続ける 大沢「今回、外注の業者さんともやりとりをしたんですけど、やはり普段接している業界の人とは違って、精神論的なことは通じなくて(笑)。そういうのも、すごく勉強になりました」 小林「街づくりに関する肩書きがあったわけでもないのに、すごいと思うよ。クルックをやってきた僕ですらけっこうバタバタしたのに。ここまで全体を見て、最後まで指揮をとってくれるとは想像してなかった(笑)。『music bar』も楽しみだね」 大沢「僕がクラブでDJしている姿しか知らない人からすると、少し意外に思うかもしれませんね。踊る場所ではないし、ダンスミュージックばかりにするつもりもないので。東京に現存しているバーで、クラシックなロックからアップデートされた音楽まで、しっかりした音で聞くことができるバーは、ほとんど無いんじゃないかと思うんです。MP3で音楽を聴くようになって10年ほど経つけど、その間も新しい音楽は日々生まれてきた。でもそれらの音楽をすばらしい音響で聞くことはめったにない。MP3とかCDクオリティー以下の、圧縮されていたりエンコードされている音を、イヤホンとかPCや小さいプレイヤーのスピーカーとか、あまりよくない環境で聞いてるわけです。でもそれだけで音楽を分かったと思ってほしくない。録音芸術を、最大限に素晴らしい音で聞くことができる施設があっていい。これを音楽家がやらない理由はないと思ったんです」 小林「今回、そういう魅力を追求するセットはできたと思う。3.11があって、必然的にポーズボタンが押された形になったけど、そこで“ほどほどのところで着地するのではなく、突き詰めていこう”という方向でリスタートすることができたのが良かったかな」 大沢「絶対なんてことはないんだ、と思い知らされましたよね。だからこそ原点に立ち返って、自分に何ができるのか考えました」 小林「もちろん施設としてビジネスが大事なことは承知しているけれど、僕らはべつに価格破壊をしたり、ハイブランドを作ってお金を巻き上げたいわけじゃない。僕らが信じられる、いろいろな価値を入れ込んで伝えるところから、始まるんだと思います」 (撮影・蔦野裕) 【関連記事】 代々木 VILLAGE 各ジャンル一流の才能が本当に作りたかった“大人の遊び場”誕生

小林武史&大沢伸一が街をプロデュース! 代々木 VILLAGE

2011.11.14Vol.531今日の東京イベント
代々木駅前1分 634坪の新商業施設が11月18日グランドオープン 音楽、アート、食が1つになった新感覚の商業施設に大注目! 11月18日、代々木駅から徒歩1分のエリアに話題のスポット「代々木VILLAGE by kurkku」がオープンする。総合プロデューサーを務める小林武史、大沢伸一をはじめ、インテリアデザイナーの片山正通、「イル・ギオットーネ」のオーナーシェフ・笹島保弘、プラントハンター・西畠清順という個性豊かな才能が集結し、全面プロデュースを手掛けるというかつてない商業施設の魅力に迫る! 一流"アーティスト"5人のグルーヴを感じる都会の遊び場が、代々木に新たな流れを生む。 総合プロデューサー小林武史 とにかく頭脳明晰なプレイヤーが集まって、プラス以上の面白さが確実に生まれています。 総合プロデューサー大沢伸一 監修とかプロデュースとか偉そうなことではなく、「居場所」を作らせてもらってるんだと思います。この環境に感謝。 トータルデザインディレクター片山正通(Wonderwall) イメージはGREAT ESCAPE。都会の真ん中に突然現れる"僕らの遊び場"です。 ランドスケープデザイナー西畠清順 ファンタジー、リアル、マニアック。世界中のおもしろい植物たちとの出会い、そして四季によって変化するインスタレーションをお楽しみください。 フードプロデュース笹島保弘 レストランは大人のワンダーランド! 日常をちょっと忘れて、ここ、代々木でワクワクしませんか? 代々木という街が変わったら。  おもしろいことになるな...最初に思ったのが、まずはそのこと。  山手線の原宿、新宿に挟まれた代々木駅徒歩1分あまり、しかも600坪超のスペースというのは、それはやりがいがあるというものです。ap bankがコンセプトプロデュースするkurkkuのこの新たなプロジェクトは、環境のことやサステナブルを意識するのはもちろんなんだけど、もっと「面白さ」や「グルーヴ感」を出したいと考えていました。そうしたら、大人が本気で楽しんでいる感じや、それゆえのこだわりというのがどんどん生まれてきました。  大きな意味でプロデュースはされているけれども、とにかく極上のバンドのグルーヴや表現に似た楽しさが、きっと伝わると思います。 プロデューサー 小林武史コメント ACCESS & INFORMATION 「代々木VILLAGE」【施設名】代々木 VILLAGE by kurkku【開業年月日】2011年11月18日【住所】東京都渋谷区代々木1-28-9【店舗面積】634坪 http://www.yoyogi-village.jp 【関連記事】特別対談 小林武史×大沢伸一各ジャンル一流の才能が本当に作りたかった"大人の遊び場"誕生

トークライブ・格闘サミット2011「UWFと天龍革命」開催

2011.11.14Vol.531未分類
 渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールで25日、前田日明、藤原喜明、天龍源一郎がトークライブを開催。3者によるメインイベントトークは、80分1本勝負。UWFと天龍革命の禁断のトークが繰り広げられる。また、プロレスファンにはお馴染の和田京平と田中ケロによる対談では、王道と闘魂のプロレスの舞台裏が熱く語られる。 【開催日時】11月25日(金)、19時20分開演 【出演】前田日明、藤原喜明、天龍源一郎、和田京平(元全日本プロレス・レフェリー)、田中ケロ(元新日本プロレス・リングアナウンサー)、流智美(プロレス評論家)、ドクター林(新日本プロレス・リングドクター)、柳家獅堂(落語家) 【入場料】4500円(全席自由) 【問い合わせ】第3倉庫エンターテインメント TEL:090-8636-8551

元横綱隆の里の鳴戸親方が急死

2011.11.14Vol.531未分類
 大相撲の鳴戸親方(元横綱隆の里、本名・高谷俊英=たかや・としひで)が7日午前9時51分、急性呼吸不全のため福岡市内の病院で死去した。59歳だった。6日夜、体調不良を訴えて入院し、ぜんそくの治療を受けていたという。  青森県浪岡町(現・青森市)出身。関脇稀勢の里や幕内の若の里らを育てた。  10月下旬に週刊誌で弟子に対する暴行や、インスリンを注射させたなどの疑惑が報じられ、協会が調査に乗り出したばかりだった。  昭和43年、元横綱初代若乃花の二子山親方に弟子入りし、同年名古屋場所で初土俵。30歳で第59代横綱に昇進した。  61年初場所で引退。年寄・鳴戸を襲名し、平成元年2月に自らの部屋を開いた。幕内優勝4回、幕内通算464勝313敗80休。

日本ハムが菅野に指名挨拶

SHOOT the SHOOTO 2011 サワーがイマダに雪辱

R’s beauty progress vol.7

2011.11.14Vol.531COLUMN
長谷川理恵が教えるキレイの秘密 アロマキャンドルをプロデュース  みなさんは、仕事が立て込んで忙しい時は、どのようにリラックスタイムを過ごしていますか?  私は、忙しい時だからこそ、自宅でくつろぐひとときを大切にしています。そして、その時間に欠かせないのがキャンドルです。帰宅すると必ずキャンドルを灯し、その瞬間から「プライベートタイム」の始まり。日々のONとOFFを切り替えてくれるスイッチのような大切な存在がキャンドルなのです。  また、家にいる時だけではなく、海外などのホテルに滞在した時にも、自分の家のようにくつろげる環境をセッティング。旅先で高ぶってしまうマインドも落ち着き、安眠できて、時差ボケも解消されます。  私は、昔からアロマキャンドルが好きで、まだ日本にこんなにたくさんのキャンドルがないころ、友人と海外へキャンドル探しの旅に出たこともあるほど。玄関やリビング、寝室など部屋ごとに、季節ごとに、その日の気分によって、香りをセレクトします。  そして、今回その大好きなキャンドルをプロデュースしました! 香りは、ドリームローズ、オーシャンクルーズ、ムーンラベンダーの3種類。多くの方々に、身近に「Candle Life」を楽しんでいただきたい。そんな想いで、灯しても飾っても楽しめるキャンドルを、心をこめて作りました。  キャンドルは素敵な空間を、より一層華やかに、演出してくれます。もちろんプレゼントにも最適。これから、パーティーが多い季節。皆さんにもキャンドルの炎のゆらぎ・香りがもたらす上質な空間を楽しんでもらえればと思います。 1993年、『Can Cam』に読者モデルとして初登場。以来、『Domani』等ファッション誌の人気モデルとして活躍。また、2000年よりホノルルマラソンに参加。以来、数々の大会に出場している(自己ベストタイム-3時間15分36秒)。2011年5月にはホノルルトライアスロンに初挑戦。 マラソンを始めたことがきっかけで、食に関して興味が芽生え、ベジフルティーチャーとして小学校などで、食の大切さを伝えたり、リエズファームを開いて農学に携わったりもしている。本人がプロデュースする美と健康がテーマのカフェ&エクササイズスペース「R’s berry」がオープン予定。

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

来夏フジロック、再結成のザ・ストーン・ローゼス出演決定!

2011.11.14Vol.531未分類
 人気夏フェスのフジロックフェスティバルは8日、2012年7月27〜29日に開催する同フェスに、奇跡の再結成で話題の英バンドのザ・ストーン・ローゼスが出演することを発表した。同フェスが、年明け前に開催告知や出演者を発表するのは初めて。  ザ・ストーン・ローゼスは、1983年に英マンチェスターで結成され、マッドチェスター・ムーヴメントを作り出した代表的な存在。2枚のアルバムをリリースして1996年に解散した。かねてから何度も再結成の噂は出たが、その度に否定されていた。

EXILEがスマホとタッグ!さらに「日本を元気に!」

2011.11.14Vol.531未分類
 富士通が8日、同社のスマートフォンブランド「ARROWS(アローズ)」のドコモ向け新商品発表会を都内で開き、ブランドのCMキャラクターを務めるEXILEのHIROが登壇した。「"日本を元気に"をテーマにEXILEの活動を続けているので、(アローズと)組み日本中を元気にできるように頑張りたい」と、今回のコラボレーションへの意気込みを語った。CMソングは、EXILEが歌う「This Is My Life」。「僕らの覚悟や想いが反映されている、魂を込めて作った曲」だという。

ブラッド・ピット「あまり野球を知らなかった」

2011.11.14Vol.531映画
 ブラッド・ピットが最新主演映画『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)のプロモーションのため、女優のアンジェリーナ・ジョリーと子供たちを引き連れて来日した。9日、東京国際フォーラムで行われたジャパンプレミアにはアンジェリーナとともにレッドカーペットをウォーク。温かい声援で2人を迎えたファンに「日本に来られてうれしいよ」と挨拶した。  翌10日には都内で行われた記者会見に出席。ブラッドは開口一番「あまり野球を知らずに撮影に臨んだ」と、渋い笑顔で告白した上で、「野球は背景にありますが、正義の話」と、最新作について語った。映画は、メジャーリーグの貧乏で弱小なチームだったオークランド・アスレチックスを、独自の理論を用いて、常勝軍団に育て上げた実在の人物ビリー・ビーンをめぐるストーリー。ビリーがなぜ勝てたかとの問いには「彼の目標はトロフィーやリング、新聞の一面を飾ることではなく、自分の山を登ることだった」と答えた。経済や社会情勢などを絡めた質問が続出したことを受けて、ブラッドは「映画のヘビーな部分ばかり話してしまったけど(笑)、笑えるし楽しい映画だよ」と付け加え、会場を後にした。

E-GirlsこれEな! Vol.21

2011.11.14Vol.531COLUMN
今回のお話担当 FLOWER 佐藤晴美 EXILE系ガールズユニット Dream・Happiness・FLOWERが教えちゃう、イマドキの女子事情 E-Girlsとは、先輩で同じ事務所に所属するEXILEのDNAを引き継ぐガールズユニットのこと。現在は、Dream、Happiness、FLOWERの3組で構成されている。 E-Girls世代は必携アイテム、なんちゃってグッズ!  みなさんお元気ですか? FLOWERのパフォーマーの佐藤晴美です。デビューシングル『Still』のリリースを記念して、いろんなところに行かせていただいています。やっていくうちに自分たちのことを知っている人が増えてきてるのも分かって、うれしいです。でもやっぱり、10月12日のデビュー当日のラゾーナ川崎でやらせていただいたイベントはすごかったし、楽しかったし、忘れられません。いつもと同じことをやっているのに、なんか雰囲気も違っていて。デビュー前までのこととかいろんなことが一気に爆発して、一区切りつけて新しくスタートできたって感じです。握手会の時には、感極まって泣いちゃって。それから、ずっーと泣いてました。  そんなときに私を落ち着かせてくれるのが、この「なんちゃってグッズ」なんですね。チョコレートやケーキなどをモチーフにしたグッズで、チョコレートはにおいがついているものもあって、学校でも大人気。HappinessのMIYUUちゃんのところでもそうなんですって。  最初に買ったこの板チョコみたいなペンケースに始まって、ケーキ型の時計だったり、たくさんグッズを持っています。お店に行っても、普通のデザインのものよりも「なんちゃってグッズ」ばかりに目が行ってしまって、ついつい買ってしまうこともあります。  一番お気に入りなのがこのカメラ型ポーチ。1年ぐらい前に買ったものなんですが、FLOWERのデビューで上京したとき、「あのポーチがないっ!」って親に送ってもらいました。これがあると気分が落ち着くというか、元気が出るんです。自分にとってそんなに大切なものだったなんて、その時まで気がつきませんでした。もう、自分にとってはお守りですね。  さて、このポーチですが、最初は携帯電話をこの中に入れて首からぶら下げていました。私はかわいいと思っていたんだけど、他の人はどうだったんだろう。流行は作れませんでした......(笑)。   今は、携帯の代わりに大好きな「クリーム玄米ブラン」を2つ入れて、いつもバッグのなかに忍ばせています。ちょうどぴたっと入るんですよ。ちなみに私は「クリーム玄米ブラン」ではローストピーナッツ味が好きです。 「なんちゃってグッズ」ですが、特に板チョコの人気が高いようです。ミラーだったり、iPhoneケースだったり、今度はスマートフォンも出るそうですね! この間お店で板チョコデザインの体重計を売っているのも見て、いいなあって思ってるところです。 「なんちゃってグッズ」は、「かわいい」とか「食べちゃダメだよ」とか、話題づくりにもなります。お勤めの大人の方にもお勧めかも。ぜひ、試してみてください。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

E-GirlsこれEな! Vol.21

2011.11.14Vol.531COLUMN
今回のお話担当 FLOWER 佐藤晴美 EXILE系ガールズユニット Dream・Happiness・FLOWERが教えちゃう、イマドキの女子事情 E-Girlsとは、先輩で同じ事務所に所属するEXILEのDNAを引き継ぐガールズユニットのこと。現在は、Dream、Happiness、FLOWERの3組で構成されている。 E-Girls世代は必携アイテム、なんちゃってグッズ!  みなさんお元気ですか? FLOWERのパフォーマーの佐藤晴美です。デビューシングル『Still』のリリースを記念して、いろんなところに行かせていただいています。やっていくうちに自分たちのことを知っている人が増えてきてるのも分かって、うれしいです。でもやっぱり、10月12日のデビュー当日のラゾーナ川崎でやらせていただいたイベントはすごかったし、楽しかったし、忘れられません。いつもと同じことをやっているのに、なんか雰囲気も違っていて。デビュー前までのこととかいろんなことが一気に爆発して、一区切りつけて新しくスタートできたって感じです。握手会の時には、感極まって泣いちゃって。それから、ずっーと泣いてました。  そんなときに私を落ち着かせてくれるのが、この「なんちゃってグッズ」なんですね。チョコレートやケーキなどをモチーフにしたグッズで、チョコレートはにおいがついているものもあって、学校でも大人気。HappinessのMIYUUちゃんのところでもそうなんですって。  最初に買ったこの板チョコみたいなペンケースに始まって、ケーキ型の時計だったり、たくさんグッズを持っています。お店に行っても、普通のデザインのものよりも「なんちゃってグッズ」ばかりに目が行ってしまって、ついつい買ってしまうこともあります。  一番お気に入りなのがこのカメラ型ポーチ。1年ぐらい前に買ったものなんですが、FLOWERのデビューで上京したとき、「あのポーチがないっ!」って親に送ってもらいました。これがあると気分が落ち着くというか、元気が出るんです。自分にとってそんなに大切なものだったなんて、その時まで気がつきませんでした。もう、自分にとってはお守りですね。  さて、このポーチですが、最初は携帯電話をこの中に入れて首からぶら下げていました。私はかわいいと思っていたんだけど、他の人はどうだったんだろう。流行は作れませんでした......(笑)。   今は、携帯の代わりに大好きな「クリーム玄米ブラン」を2つ入れて、いつもバッグのなかに忍ばせています。ちょうどぴたっと入るんですよ。ちなみに私は「クリーム玄米ブラン」ではローストピーナッツ味が好きです。 「なんちゃってグッズ」ですが、特に板チョコの人気が高いようです。ミラーだったり、iPhoneケースだったり、今度はスマートフォンも出るそうですね! この間お店で板チョコデザインの体重計を売っているのも見て、いいなあって思ってるところです。 「なんちゃってグッズ」は、「かわいい」とか「食べちゃダメだよ」とか、話題づくりにもなります。お勤めの大人の方にもお勧めかも。ぜひ、試してみてください。

安倍晋三元総理が語る「これからの日本」

2011.11.14Vol.531今日の東京イベント
第27回リバティ・オープン・カレッジ2011 現代の若者たちが「自分のモノサシ」を持った大人になることができるよう、先人たちの知恵や経験を継承させていくことを目的としたセミナーである「リバティ・オープン・カレッジ」(主催・二十一世紀倶楽部)が10月31日に開催された。27回目となる今回は元内閣総理大臣の安倍晋三氏を講師に迎え、『これからの日本を考える。あぶないぞ日本。』をテーマに行われた。 「これからの日本」を語る安倍晋三元総理(撮影・神谷渚)  実は今回の「リバティ――」は4年ぶりの開催。前回は2007年6月。故中川昭一氏による講演だった。中川氏は二十一世紀倶楽部の顧問として、その活動を支え「リバティ――」でも3度講師を務めた。中川氏は安倍内閣時に政調会長を務め、いわば同志といった間柄。「リバティ――」が安倍氏の講演から再開するというのも、中川氏の見えない力によるものか…。  内政と外交の両面からこの日のテーマを語る安倍氏。最初の話題は「3.11からどう復興するのか」。阪神大震災、関東大震災時の政府の対応と比較しながら、増税により復興予算の財源の確保を図る現政権を厳しく非難した。 「今回は世論調査も珍しく増税を良しとしている。しかし経済政策としては間違っていると思います。世界で災害の復興のために増税をした国はひとつもありません。なおかつ日本は今、10年以上デフレが続いている。デフレ下で増税しても税収は増えない。増税は税収を上げるのが目的なのに、これでは国民にとっては踏んだり蹴ったりだ」と語った。  そして今やるべきことは「名目GDPを増やすしかない」としたうえで、「消費税の増税のタイミングを誤ってはならない」と警鐘を鳴らした。 元衆議院議員の中山泰秀氏をゲストにトークショー 真剣な眼差しで安倍氏の言葉に耳を傾ける  続いては安倍氏の得意分野である外交面から現在の日本の置かれた状況を語った。 「民主党政権の問題点は日米同盟が悪化したこと。信頼関係が薄れたんですね」  そして知っていそうで実はよく理解していない日米安保条約について解説。 「新安保条約では5条にアメリカは日本を守るという防衛義務条項が書かれました。つまりは日本のためにアメリカの若者は命をかける、ということ。その逆はないんですね。ただそう書いてあるからといって、アメリカが自動的に守ってくれるというわけではない。“行動対処する”としか書いてありませんから。命をかける米軍の兵士たちにも、愛すべき家族や恋人がいるかもしれない。そういう人たちが日本のために命をかけているということを理解し、それを了解しなければ条約は効力を発揮しない、というふうに考えていただいたほうがいいんだと思います。そのために何が必要かといえば信頼関係なんです。その信頼関係を踏みにじっては同盟関係自体も危うくなっていくんですね」  そしてみんなが気になる尖閣問題。「尖閣には米軍は行きません。なぜかというと、あそこには誰も住んでいないから。まずは私たちが命をかけて守らなければ、彼らが守ってくれるわけがない。その延長線上で中国と事を荒立てたときにアメリカは日本とともに戦ってくれるんです。これが日米同盟だと理解していただきたい。その根本が民主党は分かっていなかったから、現在の状況になっている」と、民主党政権になってからの日米同盟の悪化には眉をひそめた。  基調講演の後、元衆議院議員の中山泰秀氏をゲストに迎えトークショーが行われた。中山氏は安倍内閣時には外務政務官を務めたとあって、話題はやはり外交問題へ。  冷戦時、1962年に起こったキューバのミサイル危機のときのアメリカのケネディ大統領とソ連のフルシチョフ書記長のケースなどをあげ「外交はゲームに近い。武器を使わない戦争。あらゆる力を使って戦うゲームと思ってもらえれば。相手の出方をうかがうのが大事」としたうえで、「中国との外交はゲーム性が強い。だから間違ったメッセージを出してはいけない。善意は通用しないんです」と語った。  例として鳩山由紀夫総理が日中韓の首脳会談の冒頭に温家宝に向かって放った発言を取り上げ「それ以来、東シナ海や尖閣が騒がしいことになっている。甘い対応をすると相手が間違った行動を起こすという典型的な例」と断じた。  そして中国のゲーム性の強い外交戦術に屈しなかった例として小泉純一郎元総理を上げた。  質疑応答を終えた安倍氏は最後に「自分の判断基準を持つこと。情報が氾濫している現代だが、それに翻弄されないように、自分で何が正しいのかを判断できる基準をもつことが大切」と聴講者にメッセージを送った。

小池百合子のMOTTAINAI 第8回「 夏と同じようにさまざまな工夫が必要な冬場の節電」

2011.11.14Vol.531COLUMN
 立冬を迎え、確実に冬の足音が聞こえるようになりました。  3月の福島第一原発事故による計画停電や電力不足は日々の生活や経済に大きな影響を与えながらも、みんなの努力により何とか夏場を乗り越えることができました。  東日本大震災が発生したその日、帰宅難民となった人々の整然とした姿は世界から絶賛されました。暴動や略奪が生じなかったことは、多くの国では考えられないことだからです。一人ひとりの節電努力で国家的危機を乗り越えたことも、絶賛されるべきことです。  ただし、暑さを凌ぐための冷房で電力需要が午後2時ごろの数時間にピークを迎える夏場と違い、これからの冬場対策はさらにやっかいです。  冬の電力需要のピークは1日2回。気温の低い朝夕に迎えます。特に、夕方午後5〜6時には夕食の支度に照明、暖房とトリプル要素が需要を伸ばします。さらに、冷房と比べ、暖房はエネルギー消費が約3倍増えます。CO2も3倍です。  昨年は2月14日のバレンタインデーに5150万kwの最大電力需要を記録。今年は、東電管内で福島原発はもちろんのこと、柏崎原発などの原発が次々に13カ月ごとの定期検査に入ります。ストレス・テストを含め、安全確認をし、再稼働させない限り、来年春には日本中の原発が停止することになります。原発依存の高い関西電力や九州電力では5〜10%の節電が必要とされますが、東電管内は数値目標を伴う節電は求められずに済みそうです。  とはいえ、夏と同じようにさまざまな工夫が必要です。まず、暖房の設定温度は2度抑えて、摂氏20度にすれば7%の節電が可能です。夏場に活躍した扇風機を天井に向けて回せば、上部の温かい空気を部屋に循環させることができます。  夏とは逆に、外の寒い空気の断熱のためにペアガラスにする、厚めのカーテンにする、なども効果が高くなります。  それでも寒い分は1枚多く着こみます。要はウォームビズです。昔から「頭寒足熱」と言うように、靴下の2枚ばきや湯たんぽの活用で足元を温かくする工夫をします。  家の中での事故は各部屋の温度差に起因するものが多く、なかでも風呂場での事故が8割を占めるといいます。いわゆるヒートショックを防止するため、風呂の熱気を前もって脱衣スペースにまで広げる工夫もよいでしょう。鏡が曇ることは少々ガマンするとしましょう。  一番の幸せは熱燗に鍋料理で体を内から温めること…。さっそく今晩にも、いかがですか? (自民党衆議院議員)  

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ベルルスコーニ首相が辞意表明もイタリア国債危険水域に

2011.11.14Vol.531未分類
 9日の欧州債券市場で債務問題を抱えるイタリアの国債が大きく売られ、価格が下がると上昇する利回りが、1999年のユーロ発足以来最高を更新した。10年国債の利回りは一時7.5%まで急騰。利払い負担で債務返済が困難になり、「危険水域」といわれる7%台に突入し、財政危機が深刻になってきた。8日夜にはベルルスコーニ首相が辞意を表明したが、ユーロ圏3位の経済大国の政治混乱は、欧州危機の行方に大きな影響を与えかねない。  イタリアの利回りは連日最高を更新していたが、7%台まで上昇したことで、信用不安からユーロも売られた。  背景にあるのは、イタリアの財政再建の遅れ。年金支給年齢の引き上げなどの国際公約を実現させるため、欧州連合(EU)欧州委員会と国際通貨基金(IMF)は財政の監視を始めるが、「外圧」がイタリア国民に受け入れられるか不透明だ。

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