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衝撃のショッキング・サイコ・ホラー

2011.08.29Vol.522未分類
「ハロウィン」、「遊星からの物体 X」でホラー、SFの金字塔を打ち立てたジョン・カーペンター監督の新作が10年ぶりに日本公開される。身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られた少女クリステン。隔離病棟で目に見えない人の気配を感じ、ただならぬ恐怖を感じた彼女は、病棟からの脱出を試みる。しかしそこには想像だにしなっかた恐ろしい真実が。「ザ・ウォード/監禁病棟」×VINCENTVEGAコラボTシャツを読者3名にプレゼント(係名:「ザ・ウォード」)。 ©2010, Chamberlain Films, LLC. All rights reserved. 「ザ・ウォード/監禁病棟」9月17日(土)より、銀座シネパトスほか全国順次公開 【配給】ショウゲート

この夏、ハイボールにオススメ

2011.08.29Vol.522未分類
 豊かな自然の息づく中央アルプスで丹精込めて造られた「マルスウイスキー 3&7」は7年以上のモルト原酒と、3年以上熟成させたグレーンを使用。中央アルプス駒ケ岳山麓付近120mより良質な水を汲み上げて割り水に。ホワイトオークの樽香をきかせたウッディな香りと味わいが手軽に楽しめるウイスキー。ストレート、ロック、水割りとすべての飲み方に適しているが、この夏は少し贅沢なハイボールとして飲みたい逸品だ。読者5名に同ウイスキーをプレゼント(係名:「ウイスキー」)。 「マルスウイスキー 3&7」 【参考小売価格】1240円(税込) 【問い合わせ】本坊酒造 TEL:099-822-7003 【URL】http://www.hombo.co.jp/

『ライフ ―いのちをつなぐ物語―』

2011.08.29Vol.522映画
かつてない“動物目線”で撮影された自然ドキュメンタリー誕生! BBC製作、『アース』『オーシャンズ』を超える、全く新しいネイチャードキュメンタリー誕生! 製作費35億円、撮影日数3000日、世界中のすべての大陸で撮影し、陸・海・空、すべての動物たちをとらえた今までに無いスケール。自然の美しさだけでなく、<動物と同じ視点>で撮影された映像は、今まで見ることのできなかった世界を体験できる。世界初となる奇跡の映像の連続。そこにはまっすぐに力強く生きる動物たちが描かれ、私たちに生きるための勇気を与えてくれる。9月1日(木)より全国公開。案内人:松本幸四郎、松たか子 主題歌:Mr.Children「蘇生」(TOY'S FACTORY)/エイベックス・エンタテインメント配給 ©BBC EARTH PRODUCTIONS (LIFE) LIMITED MMXI. ALL RIGHTS RESERVED. (写真上段左)ニホンザル:サルの中で最も北に暮らす彼らは“温泉”で体を温める。しかしお湯に入るのは強者の特権(写真上段中央)イチゴヤドクガエル:子供を安全な樹上の水たまりで育てるため子を1匹ずつ背負って木を登る母ガエル(写真上段右)ウェッデルアザラシ:アザラシにとって極寒の南極は過酷であり安全な場所でもある。メスは敵のいない雪原の真ん中で子供を産む(写真下段左)バショウカジキ:あまりにも動きが早いためこれまでエサをら捕えるところが撮影できなかった(写真下段中央)チーター三兄弟:通常は1匹で狩りをするチーターだが、三兄弟が協力して大型の獲物を捕らえる瞬間を見事撮影(写真下段右)カイツブリ:彼らの求愛行為はエンターテインメントだ。気持ちを確かめ合ったオスとメスは華麗な水上ダンスを披露する あの人は『ライフ』のココに感動した!各界著名人51人から絶賛コメント続々その一部を紹介 秋元 康 (作詞家)  この映画のカメラは、神の眼差しだ。地球上のすべての生き物に対して、冷静に、平等に、暖かく見守っている。命とは何か? この世に生まれた理由であり、存在価値であり、今日を生きる力のことだ。悲観する生き物はいない。そう、人間以外は…。『ライフ−いのちをつなぐ物語−』は、与えられた命の使い道について考えてみたくなる映画だ。 アルベルト・ザッケローニ (サッカー監督)  私たちはこの映画から多くを学ぶことができると思います。私たちを取り巻く環境を尊重し、ルールに従って無敵のチームをつくりましょう。私はチームワークを信じています。 北乃きい (女優)  全ての生き物が辛く厳しい中で、愛をつなぐために闘っている。地球上の全てのものから、大きな愛を感じることが出来ました。 小室哲哉 (音楽家)  地球に生きる生命体が、さまざまなエネルギーを過酷な環境から僕らに見せつけてくれる。そして、これだけの躍動感のある眩い映像を同じ種族に届けることができるヒトという生き物。やはり人間の英知にもう一度、感謝と誇りを持ちたいと思える自分がそこにいた 高橋尚子  日常を精一杯生きている生き物達。生き方は様々ですが、すべてに懸命で温かいもの。自分の生き方を見つめ直すと共に、美しい地球を壊してはならないと感じました。 土屋アンナ (歌手・モデル)  まじ感動したぁぁ! この映画を見て、動物好きなのにあたしは無知だったなと実感した。そして涙がでた。自分の小ささに涙がでたよ。命あるものはすべて、すごい生命力や知能、愛情があり、本当に美しい。 これから産まれ、育っていく子供達の命のバイブルになると思います。そして、あたしの生きるバイブルにもなりました。ありがとう。 ベッキー (タレント)  小さなカエルから、40トンもの大きさのクジラまで…体の大きさは違っていても、みんな同じ重さの“いのち”があって、一生懸命生きていました。立ち向かうこと、乗り越えること、支え合うこと…。これからの私、そして日本にとって大切なメッセージがこめられていたように思います。 丸山桂里奈 (女子サッカー日本代表)  三兄弟で強力して、自分より大きなダチョウを狩るチーターがすごかった! サッカーも同じで、一人では戦えない。力を合わせてチャレンジしていくことの大切さを教えられました。 水嶋ヒロ  本能の赴くままに営まれていく「命のやりとり」を目の当たりにして、無性に心が揺さぶられました。この映画の持つ「生命の力」、そして大自然の脅威にさらされながらもその「真実」を映像におさめた皆様のご尽力に、心からの敬意と拍手を贈らせて頂きたいです。止まない鼓動を抱えたまま映画館を出る時ほど、幸せな瞬間はありません。 YOSHIKI  濃密な一瞬一瞬を迷いなく生き抜く動物達の姿に、どんなことでも不可能はないと改めて思うことが出来た。僕たち人間はもっと「今」を生きられるはず。 (敬称略/五十音順) 世界初映像満載!“動物目線”を可能にした最新テクノロジー 動物の一部になったかのような視点 通常、空中撮影用に使うステディカムを動物追跡用のオフロード車に天秤式のアームで撮りつけた「ヨギカム」により、史上初めてゾウの群れの一部であるかのような視点での映像が実現した。 目視不可能な高速の動きもキャッチ バショウカジキは動きが早すぎてこれまで魚を捕らえる様子を撮影できなかった。スタッフはスーパーハイビジョンカメラ用の特製ボックスを作り、動きを80分の1にして撮影に成功した。超高速で移動するハネジネズミのデッドヒートや、バシリスクの水上歩行などを超スローモーション映像で見せてくれるのも大きな見どころ。 他の賛同コメントは、『ライフ』公式サイトでチェック! ONELIFEMOVIE.JP

『カウントダウンZERO』

2011.08.29Vol.522映画
『不都合な真実』のスタッフが見つめた“地球の危機” ©2010 NUCLEAR DISARMAMENT DOCUMENTARY, LLC.  オバマ大統領が2009年のプラハ演説において「核なき世界を目指す」意向を示し、2010年8月6日には広島で行われた平和祈念式典に初めてアメリカの代表としてルース駐日大使が出席。また、日豪を含めた核兵器を持たない10カ国の外相が「核リスクの低い世界」を目指す共同声明を発表した。しかし世界には今なお、約2万3000の核兵器が存在する。ルーシー・ウォーカー監督は3つの懸念を上げて指摘する。すなわち「戦争」「テロ」「人為的ミス」。元CIA秘密工作員はアルカイダが核兵器を入手しようとしていたことを証言。物理学者は高濃縮ウランを入手したら製造するのは簡単だと語る。政府関係者たちは“ミス”により核ミサイルが発射される間際までいったことを告白する。半世紀前、ジョン・F・ケネディは国連演説で主張した。「戦争兵器は滅ぼさなければならない。我々人類が滅ぼされる前に…」。ゼロになるのは人類か、核兵器か。カウントダウンは始まっている。 STORY:2009年オバマ大統領のプラハ演説以降、核軍縮の機運が高まっている。しかし現実には核の脅威は無くなっていない。戦争で使用されること、テロに使われること、そして人為的ミス…それぞれの可能性を探るうち、カメラは恐るべき証言の数々をとらえていく。 監督:ルーシー・ウォーカー 出演:ミハイル・ゴルバチョフ、ジミー・カーター他/1時間29分/パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給/9月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇他にて公開 http://www.to-zero.jp/

【UGA Special Interview】植村花菜が新曲に込めた音楽への熱い想い

2011.08.29Vol.522未分類
音楽への熱い想いを込めた新曲『My Favorite Songs』 シンガーソングライターの植村花菜がニューシングル『My Favorite Songs / 世界一ごはん』を9月7日にリリースする。『トイレの神様』でその名を全国に知らしめたが、今作では、植村花菜というアーティストがより分かるものと言えそうだ。 ――最新作について教えてください。 「このシングルは『My Favorite Songs』と『世界一ごはん』という2曲の両A面になっています。『My Favorite Songs』は昨年の秋のツアーのために書き下ろしました。一般的に最初の曲はみんなも知っているような曲を持ってきて“つかみ”とすることが多いと思いますけど、そこを弾き語りにしたらおもしろいんじゃないかって」 ――お客さんの反応はいかがでした? 「それがすごく良かったんですよ。実はこの曲、ずっと隠れて作っていた曲で(笑)、スタッフに聞かせたのも本番の数日前でした。その時、みんながこの曲は歌ったほうがいい曲だって言ってくれたんです」 ――歌詞には植村さんの音楽的な背景や音楽への想いが込められています。ライブが素敵なものになりそうだという予感を与えてくれるし、アーティストとしての決意表明とも思える内容。 「ライブの1曲目、私だったら何を聞きたいかって考えて浮かんだのがこのテーマでした。『トイレの神様』があって、それまで私の歌を聴いたことがなかったり、私自身を知らない人も足を運んでくれたツアーでもあったし、自分の曲を聴いてもらう前に、この人はどうして音楽をやっているのか、どういう想いでやっているのか、そういう部分を伝えることができたら、ほかの作品も聞きやすいというか、分かりやすくなるんじゃないかって」 ――その「分かりやすさ」というのは、植村さんのテーマですよね。 「そうなんです。歌詞カードを見なくても耳から入ってくるものだけで分かる音楽。だから、ツアーでこの曲を歌うときは緊張していました。新曲だから他に演奏する曲よりは圧倒的に練習量も少ないんだけど、絶対失敗できないですから。終盤ではリラックスできましたが……今、振り返ってみても、あの時はリリースする日が来るなんて思ってなかった(笑)」 ――では、具体的にシングル化するのが見えてきたのはいつですか? 「4〜5月ぐらいです。次のリリース日が決まって、どの曲にしようかって制作をしたり考えていたので。新しく曲も作りましたけど、やっぱりこの曲にってなったんですよね」 ――『世界一ごはん』については? 「テーマはずっと温めていたものなんですけど、書いたのはこのシングルを作るタイミングです。番組に出演する際に答えたアンケートで“あなたの涙メシは何ですか?”という質問があって、私の場合は母親の料理だなあって。母親はすごく料理が上手なんです! 料理を含めて母親に面と向かって感謝の気持ちを伝えたことがなかったので、やっと伝えられたって感じです」 ――シチューのCMソングにも決まって! 「そうなんです。すごく合うなって思っていたのでとても光栄です」 ――この作品でもっと植村さんが分かりそう。ライブで聴きたいです。 「ぜひ! ただ、秋は制作期間なんです。先日、テレビ番組のロケでアメリカのナッシュビルに行ってきたんですけど、とても大きな経験をしたのでそれも曲に反映されていくのかもしれません。自分でも楽しみなんです」 (本紙・酒井紫野) New Single 『My Favorite Songs / 世界一ごはん』 音楽への思いをストレートに歌った『My Favorite Songs』と母のごはんをテーマに親子の絆を綴った『世界一ごはん』の両A面シングル。『世界一ごはん』は、ハウス食品『ふうふうシチュー』のCMソング。キングレコードより9月7日発売。1000円(税込)

「千代田芸術祭 2011」

メタモルフォーゼ

ソウル・キッチン

2011.08.29Vol.522DVD & Blu-ray
 ハンブルグのあるレストランを舞台にした心を満たし、食欲を刺激し、郷愁を誘う映画。状況が芳しくないレストランのソウル・キッチンだったが、オーナーのジノスがヘルニアになり頑固者の天才シェフを雇ったところ大盛況に。さらに仮出所してきたジノスの兄がやってきて大繁盛しだす。しかし、物事はそんなにうまくは回らず、レストランは乗っ取りの危機に陥り……。自分たちの心(ソウル)を守ろうと立ち向かう。 販売元 アミューズソフト 発売中 3990円(税込)

KEYWORDでみるニュース

12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

墾丁(ケンティン)は今日も晴れ!

2011.08.29Vol.522DVD & Blu-ray
 台湾最南端に位置する、サーファーに人気のリゾート・墾丁(ケンティン)を舞台に、それぞれ異なった環境に生まれ育った若者たちが出会い交流するなかで、人生に悩んだり、友情や愛を育くんだりしていくドラマ。ストーリーは、墾丁で生まれ育った3人組を中心に展開。それぞれ自分の進む道を見つけながらも、ハンウェンだけは定職にもつかず、サーフィンに明け暮れていたが……。9月2日にはDVD-BOX2(7875円・税込)も発売。 販売元 アミューズソフト 発売中 DVD-BOX1(4枚組) 1万500円(税込)

アブラクサスの祭

2011.08.29Vol.522DVD & Blu-ray
 ミュージシャンのスネオヘアーが禅僧を熱演したヒューマンドラマ作品。かつてロックミュージシャンだった禅僧の浄念は、自分の役割を考え続けているが答えが出ずにいる。高校からの依頼で行った進路指導講演会でも失敗し落ち込むが、その時に音楽への思いが断ち切れていなかったことに気づく。町でライブをやりたいと思うようになるが……。現役住職で芥川賞作家の玄侑宗久氏の同名の小説が原作。ライブシーンは必見だ! 販売元 バンダイビジュアル 発売中 3990円(税込)

8月32日へ / 神聖かまってちゃん

2011.08.29Vol.522CD/MUSIC
ROCK ALBUM  独特極まりないロックナンバーで支持を集めるバンド、神聖かまってちゃんの最新アルバム。タイトルからして、夏休みの最後の日なのかそれとも休みがずっと続くのか、ブルーなのかそうでないのか……。よく分からない気分がついつい再生ボタンを押させる。最初の曲『グロい花』からグサッときて、軽快なリズムと涼やかな鍵盤音にほっとするのもつかの間……。それでも、聴いてる人になんだか分からない熱やエネルギーをくれるのだ。 ワーナーミュージック 8月31日(水)発売 2800円(税込)

Z II / UNICORN

2011.08.29Vol.522CD/MUSIC
J-POP MINI ALBUM  ユニコーンの有言実行。「今年は兎に角働こう」のスローガンの下、アルバム『Z』から3カ月のスパンで本作をリリース。タイトルからも分かるように前作と今作で完結するものと思われる。収録曲は全6曲で、1曲目の『手島いさむ大百科』といったユーモアたっぷりの作品を始め、涙腺を刺激するビューティフルな楽曲までバラエティーに富む。メンバー全員がそれぞれの楽曲で作詞作曲に関わった結果生まれる自由度なのだろう。 キューンレコード 8月31日(水)発売 2100円(税込)
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

Z II / UNICORN

2011.08.29Vol.522CD/MUSIC
J-POP MINI ALBUM  ユニコーンの有言実行。「今年は兎に角働こう」のスローガンの下、アルバム『Z』から3カ月のスパンで本作をリリース。タイトルからも分かるように前作と今作で完結するものと思われる。収録曲は全6曲で、1曲目の『手島いさむ大百科』といったユーモアたっぷりの作品を始め、涙腺を刺激するビューティフルな楽曲までバラエティーに富む。メンバー全員がそれぞれの楽曲で作詞作曲に関わった結果生まれる自由度なのだろう。 キューンレコード 8月31日(水)発売 2100円(税込)

I’M WITH YOU / RED HOT CHILI PEPPERS

2011.08.29Vol.522CD/MUSIC
ROCK ALBUM  メンバーチェンジを経て新体制で新たなスタートを切った人気米バンドのレッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズの最新作。新ギタリストのジョシュは、今月中旬に出演した夏フェスのサマーソニックでその片鱗を見せ聞かせてくれたが、前ギタリストで世界的なギターヒーローであるフルシアンテとは異なる独自のギタープレイで、モンスター級のこのバンドを支えている。メロディックで骨太なロックサウンドは不滅だ! ワーナーミュージック 8月31日(水)発売 2580円(税込)

ヨーロッパ企画『ロベルトの操縦』

2011.08.29Vol.522STAGE
 演劇の枠にとどまることなくエンターテインメントの世界を悠々と泳ぎ回るヨーロッパ企画。そのフィールドは映像、イベント、番組制作etc…と多岐に渡る。  脚本・演出を担当する上田誠はいまや脚本家としてひっぱりだこの存在。外部公演での脚本・演出はもちろん、映画やドラマの脚本、テレビやラジオの企画構成までも手掛ける。役者たちも“客演”といった役者としての活動はもとより、映像制作、執筆活動、デザインといった異分野で活躍中だ。  そんな彼らの1年ぶりの本公演は“移動”をテーマとした群像劇。自転車に乗るとなぜ鼻歌が出てしまうのか…、船のデッキに出るとなぜ手を振ってしまうのか…、車が大きな橋にさしかかるとなぜ車中で嬌声を発してしまうのか…といった誰でも思い当たる節のあるエピソードをモチーフに“移動する身体”とそこで交わされる会話を描く。  今回は30回目の節目の公演とあって、これまでを振り返り、より新しいことにチャレンジする公演となるようだ。 【日時】9月8日(木)〜18日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日13時。15日(木)は14時の回あり。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から発売) 【会場】本多劇場(下北沢) 【料金】全席指定 前売4000円、当日4500円/学生シート(前売のみ・入場時要学生証提示)3500円 【問い合わせ】サンライズプロモーション東京(TEL:0570-00-3337=10〜19時) 【劇団HP】http://www.europe-kikaku.com/ 【作・演出】上田誠 【出演】石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、中川晴樹、永野宗典、西村直子、本多力、山脇唯/山本真由美、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)

鈴木製作所1『ノミコムオンナ』

三浦大輔インタビュー 『おしまいのとき』で新たなる展開へ

2011.08.29Vol.522STAGE
ポツドール2年半ぶりの劇団公演『おしまいのとき』 これまで数々の問題作を発表してきたポツドールが2年半ぶり、新作としては3年半ぶりの劇団公演『おしまいのとき』を9月8日から下北沢のザ・スズナリで上演する。この間、主宰の三浦大輔は昨年5月にパルコ劇場、今年2月に青山円形劇場でプロデュース公演を手掛け、その存在感を示してきたが、やはり劇団公演は別物!! 待ってましたとばかりに、すでにチケットも完売間近!! 撮影:蔦野裕  今回の作品について三浦は「恥ずかしいほどの直球勝負」という言葉を使っている。 「今まではリアリティーに逃げていた感じがするんです。それは恥ずかしさを回避するためだったんですが。そういうのが自分のなかにストッパーとしてあって、それを取り払おうかなって思ったんですね。昨年パルコ劇場でやった『裏切りの街』で、リアリティーをもって芝居を進めていくといったやり方に一段落ついた感じがあって、もうそういうことはいいかなって思ったんです。だから今回は普通のドラマですし、言ってしまうとベタな展開です。ちょっとファンタジー的な要素も強いんで、そういう意味でも、作風としてはちょっと新しいものになっています」  プロデュース公演を2本やって得たものとは? 「演出の技量といいますか、演出家としての作業の勉強になりました。それがあって、今回のようにストレートな感情を描いた作品でも演出できるだろうという確信がもてるようになりました」  今までそういう確信がなかったというのは意外だ。 「状況を動かして、よりリアルな状況を作り込むのは得意だったんですけど、役者さんの演技でストレートに見せるということはあまりやってこなかったんですよ。今までは僕が状況を動かして、どんな台詞でも成立するように役者さんを動かしていたんですが、特に今回は役者さんの演技に頼る比重が高いんです。だから“この台詞はこういう言い方をしてください”というようなふだんとは違う演出の仕方をしています」  演出方法が変わったということ? 「別のところに労力を使うようになったということでしょうね。前は役者さんに対して、“こんなにストレートな台詞を書いてもどうせ恥ずかしくて見ていられないだろう”という意識があったので、どうにか普通の自分たちの言葉でしゃべっても成立するような芝居にしていたんですね。それでボロが出ないように状況をリアルに作って、といったやり方だったんです。今回は役者さんに頼る比重を高くして、あえてベタな台詞をちゃんと言わせるといった演出に変えたんです。それが直球勝負の意味だと思うんです」  いわゆる“芝居”に近い感じになる? 「今回はかっちりした芝居になります。ただ積み重ねてきたリアルさといった、根本にあるものは揺るがないので、そこはある程度リアリティーは保っています。それを利用しつつ、かっちりとした芝居を…まあ大人な芝居を作ろうかと(笑)。そこがプロデュース公演を経てきて変わったところですね。でもポツドールらしさはなくなってはいません。ただ雰囲気は変わるとは思いますよ。僕の描くものの根本は変わってはいないんですけれども、その表面的な質感とか雰囲気はちょっと変わっていると思います」  三浦の作品を語るとき常に添えられる単語が「嫌な気分」とか「露悪的」というもの。で、今回は? 「露悪的ではないと思っているんですけど、多分…嫌悪されるでしょうね(笑)。ただテーマが重いんですね。今回は“人が終わってしまう瞬間”っていうものを描きたかった。それは何かというと、例えば、不幸が自分に舞い降りてきても人はそこで終わるのではなくて、生きていかなくてはならないと思うんです。そのとき人を突き動かしているのは何かと考えたら、理屈なんだと思ったんですね。その理屈をこねくり回して人は生きている気がするんです。自分の理屈がまだ自分の頭の中にあるうちは、人は終わらないんじゃないか、その理屈をこねくり回した末に、自分のなかでつじつまが合わなくなって破綻したときに終わってしまうんじゃないかなって思ったんですよね。今回はそれを描きたかった」  主役の主婦がこのテーマを如実に表している。 「私はこうで、この人はこうだからこうなって、私はこういう状況だから怒ろう、そして怒る。この怒るという感情の前に理屈をこねくり回している感じがしたんですね。感情というのは実は後からなんじゃないのか。感情で動くというのは偽物で、実は理屈で人は動いているんじゃないかってことなんですよね」  今回はナレーションが多用されている。 「表面的に見えているモノと、理屈のこね方を見せなくてはいけなくて。だから今回はナレーションが肝で描きたいところなんです。そこでこねくり回している理屈はめちゃくちゃなんです。ただ自分の中では整合性を持っていて、次の行動に出ていく。“私は不幸だからこんなことをしてよくて、この人を好きになるのは悪いことではない、で、この人が好きだから……”といった具合に、理屈を自分の中でどんどん正当化していって、そして最後にそれができなくなって、みたいな流れなんですけど」  物語を見るときには感情移入をして見るときと俯瞰して見るときがある。ポツドールは今までは俯瞰の芝居。しかし今回は感情移入ができる芝居のようだ。 「今までのやり方を映画に例えるなら、据え置きカメラで固定した画を撮っている感じ。今回はアップも使って撮る感じなんです。状況だけではなく、ちゃんと役者さんの顔を見せる。状況が主役だったのが個々が主役になっているという違いはあるのかなとは思います。今まで俯瞰していたものが近寄ってますから、登場人物に感情移入しやすくはなりますね。“ああこんなこともやっちゃうんだ”って思う方もいるかもしれませんが、今までの演出スタイルを利用しながらそれも乗り切ろうと思っています」  今後しばらくは劇団公演の予定がないという。 「タイトルを見て“解散公演か?”っていう人がいるんですけど、そういうわけではないんですよ(笑)。でもしばらくはないんで、今まで見たことのない人は、ぜひこの機会に見てほしいですね」 (本紙・本吉英人) 9月8日からザ・スズナリで上演開始 ポツドールVol.19『おしまいのとき』 【日時】9月8日(木)〜25日(日)(開演は19時30分。10・11・15・17・18・21・23・24日14時30分の回あり。19日(月)は14時30分の回のみ。千秋楽は14時開演の回のみ。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前から受付予定) 【会場】ザ・スズナリ(下北沢) 【料金】前売 指定席4500円、前方ベンチ指定席4200円/当日 5000円 【問い合わせ】ポツドール(TEL:080-5487-3866 〔HP〕http://www.potudo-ru.com/) 【脚本・演出】三浦大輔 【出演】米村亮太朗、古澤裕介、松浦祐也、松澤匠、篠原友希子、高木珠里、新田めぐみ

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