ワイルド・スピード MEGA MAX
2012.02.27Vol.542DVD & Blu-ray
並はずれたドライビングテクニックを持つ捜査官と犯罪者という異色コンビが復活! 指名手配犯のドミニクと、彼を逃亡させた元FBI捜査官・ブライアン。お尋ね者となった彼らは自由を得るため、裏社会を牛耳るボスから1億ドルを奪うことを計画する…! ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーのコンビに、ドウェイン・ジョンソンやタイリース・ギブソンらが加わりシリーズ前作の主要キャラが総集結。高級車を使った空前絶後のカーアクションから肉弾戦まで、迫力のリアルアクションは見ごたえ満点。全世界63カ国でNO.1を獲得し、歴代最高のヒットを記録した注目作。
販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント 発売中 3360円(税込)
BONES ―骨は語る― シーズン6
2012.02.27Vol.542DVD & Blu-ray
“学者肌”の美しき法人類学者テンペランス・ブレナンと、元スナイパーで“体育会系”のFBI捜査官シーリー・ブースがコンビを組んで、遺体の“骨”に残されたわずかな手掛かりをもとに数々の難事件を解決していく人気シリーズ。ジェファソニアン法医学研究所を危機から救うためブレナンたちが再び集結。ジャックとアンジェラ夫妻には新たな命が授かり、ブースにはアフガニスタンで出会った恋人ができる。仲間たちが家族や恋人たちとの関係を築いていく姿を見たブレナンの心にも少しずつ変化が訪れる…。個性豊かなキャラクター、ホラー映画に引けを取らないグロテスクな遺体たち、ユーモラスなサブストーリーといった“お約束”は健在。加えて、新たな敵の出現やブレナンとブースの関係など、物語が大きく動くファン必見のシーズンだ。
販売元:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン 発売中 DVDコレクターズBOX1万9320円(税込)
©2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
ドキッ! / 平原綾香
2012.02.27Vol.542CD/MUSIC
J-POP ALBUM
ポップなジャケットデザインにドキッ!「あたらしい平原綾香、はじめました」というキャッチフレーズにも納得だ。この変革にはこれまでのファンは驚きそうだが、そこはご心配なく。包容力のある歌声や楽曲は健在。それに、新たな魅力が加わった。収録曲は『おひさま〜大切なあなたへ』『My Road』など全13曲。DISC2は昨年のツアーのライブ音源で『Jupiter』など12曲を収録している。
ドリーミュージック 2月29日(水)発売 2CD 3200円(税込)
NEWTRAL / いきものがかり
2012.02.27Vol.542CD/MUSIC
J-POP ALBUM
最新シングル『いつだって僕らは』が好評のいきものがかりが、2年2カ月ぶりにニューアルバムを届けてくれた。老若男女に愛され、いきものがかりの真骨頂ともいえる“いい歌”はもちろん、ポップソーダのように弾けるナンバーまで全12曲を収録。シングル『歩いていこう』『笑ってたいんだ』といったおなじみのナンバーも収めた。また初回生産限定盤には「なまものばかり〜メンバーズBEST LIVEセレクション〜」と題したライブ音源も付いてくる。
エピックレコードジャパン 2月29日(水)発売 初回生産限定盤(2CD)3500円、初回仕様限定盤3059円(税込)
「望郷 – TOKIORE(I)MIX」山口晃展
2012.02.27Vol.542ART
メゾンエルメス 開催中〜5月13日(日)
クラシカルな日本美術の様相を用いて、現代の日常をイマジネーション交えて描く現代美術家・山口晃の展覧会。
山口は1969年生まれ。東京藝術大学にて油画を専攻、同大学院修了後、日本美術史と大和絵の深い造詣と、精緻な技術をもとに、独特の想像力とユーモアを持って日常と空想が混ざり合うような作風を確立してきた。2001年には、第4回岡本太郎記念現代芸術大賞優秀賞を受賞、近年では書籍や新聞挿絵、パブリックアートなど、活躍の幅を広げている。
本展では、山口晃の代表的スタイルとなっている、洛中洛外図に着想を得た俯瞰図だけでなく、電柱のシリーズやノスタルジックな仕掛け小屋なども登場。見なれている光景が見知らぬ時代と重なり合う、奇妙な懐かしさと距離感。その面白さを味わえるのは、この作家ならでは。
【時間】11〜20時(日曜は19時まで・最終入場は閉場30分前まで) 【休】会期中無休 【料金】入場無料 【問い合わせ】03-3569-3300 【交通】地下鉄 銀座駅 B7出口 メゾンエルメス8階フォーラム 【URL】http://www.art-it.asia/u/maisonhermes/2aMXQdZlgfwYi1GcBRxn/
アスラズ ラース
2012.02.27Vol.542GAME
© CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
一度プレーしたが最後、次々に展開するドラマにのめり込んでついついやめどきを失ってしまう……。『アスラズ ラース』は、ドラマを中心に展開する体験型連続活劇アクション。言いかえれば、アクションゲームの新ジャンルで、連続ドラマを徹夜で一気にみてしまうように、延々とプレーしてしまいそうな魅力がある。
かつては神の座にあったが、仲間の裏切りにあいすべてを失い、自分自身も殺された主人公アスラがよみがえり、怒の化身となって復讐劇を繰り広げるというストーリー。アスラの前には、永遠のライバルやかつての師匠ら強敵が次々に襲いかかるが、怒りと復讐に燃えるアスラは、絶対的に不利な状況下にありながらも、さまざまなアクションを駆使しながら敵をねじ伏せていく。
特別演技監督・コンテ制作・監修を、『NARUTO ―ナルトーTHE CROSS ROADS』などの板野一郎氏が参加。演出のスゴさををトコトン楽しめるのもこの作品ならではのポイント。また、ド派手なアクションの一方で、ほっとするようなユーモアもあるので、一瞬たりとも目を離せない。
さまざまなタイプのゲームが世に出ているなかで、他にはない新しい存在となる意欲的な作品。怒りに満ちたこのゲームの世界をのぞいてみては?新しい何かが見えてきそう。
PS3/Xbox 360 カプコン 発売中 6990円(税込)
『戦火の馬』
2012.02.27Vol.542映画
名もなき人々の良心がつないだ、奇跡の馬の物語
©Dream Works II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
今年の賞レースでも大きな注目を集めている、スティーブン・スピルバーグ監督最新作。軍馬となった1頭の馬が、過酷な状況の中さまざまな人々と出会いながら、奇跡の旅をたどる感動大作。原作は1982年にイギリスで出版された同名小説で、その舞台版が昨年トニー賞5部門を受賞している。この舞台をロンドンで鑑賞したスピルバーグは、一幕目から感動の涙が止まらなかったといい、すぐに映画化を決意したようだ。
軍馬となった馬・ジョーイに生還の望みはほとんど無かった。しかしジョーイは、弾丸が飛び交うなかを駆け、大砲をけん引する重労働に耐え、ただひたすら絶望的な状況を乗り越えようとする。観客の心を熱くさせるのは、必死で生きるジョーイのひたむきさだけではない。まるでリレーのバトンのように、良心によってジョーイを救い、奇跡をつないだ名もなき人々の姿に、観客は温かな希望を見出すはずだ。
ほんのわずかな危険なシーン以外ほぼ実際の馬が行っている、彼らの演技の素晴らしさにも注目を。
STORY:第一次大戦前夜、イギリス。貧しい農家の息子・アルバートは父が酔った勢いで競り落とした美しい馬・ジョーイとかけがえのない絆で結ばれる。ところが開戦によってジョーイは遠い戦地へと送られてしまう。
監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:ジェレミー・アーヴァイン他/2時間27分/ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給/3月2日(金)より丸の内ピカデリー他にて公開 http://disney-studio.jp/movies/warhorse/
BONNIE PINK インタビュー パワフルな新曲
2012.02.27Vol.542未分類
女性を奮い立たせるニューシングル『冷たい雨』
シンガーソングライターのBONNIE PINKの新曲『冷たい雨』が話題を集めている。永作博美主演のドラマ『ダーティ・ママ!』(日本テレビ系)の主題歌でおなじみのこの曲は、女性を奮い立たせるパワフルなナンバー。この曲に込めた想いを聞いた。
――『冷たい雨』の生まれた経緯について教えてください。
「きっかけは、『ダーティ・ママ!』の制作サイドからお話をいただいたことですね。女性を応援するような曲をという意向がありました。制作は、ドラマの内容を聞かせていただいたり台本をいただいて読んだりして、パワーがわいてくるようなのがいいなって進めていったんですが、迷いに迷っちゃったんですよねえ……」
――どんな迷いですか?
「どんな曲調にするかですね。その時点ではドラマの映像を見ていない状態じゃないですか。自分が作っている曲が、ドラマの世界観を壊すようなことがあったらいやだなって。何パターンも作ったんですけど、最終的にはこれまでやってきたなかで一番マッチョなロック曲になりました。プロデュースをしてくれたのはトーレ・ヨハンソンで、最初は少し違った仕上がりだったんですけど、このドラマの内容だったり、今、日本が置かれている状況みたいなことも含めて、いろいろコミュニケーションをとりながらまた修正していって。トーレには今までで一番マスキュリンな曲にしてくれって頼んで、最終的にかなり男臭い仕上がりになったと思います」
――トーレさんとはいろいろ作品を作ってきているので、2人の共通言語がありそうですね。
「そうですね。でも、もう4〜5年ちゃんと顔を合わせてないんですよ。こうした曲作りも楽しいですけど、顔を見つつやるセッションもすごく面白いんで、またやりたいなって思ってます」
――歌詞はどのように進めましたか?
「永作博美さん演じる丸岡高子がシングルマザーっていうのは、私は子供を持ったことがないので、想像するしかないですけど、何よりもアグレッシブだし強烈なキャラクターの女性ですよね。そういう部分、自分のなかにもあると思うんですけど……」
――歌詞に「ざけんなって言いたいよ」というのがありますよね。
「ありますね。前のシングル『カイト』でも“くそくらえ”って書いているし(笑)。そういうのって日常で表に出すことはほとんどないけれど、どこかにありますよね、くそーっていうのが(笑)。毎日言ってるようではあれだけど、歌だったらいいんじゃないかっていうのがあります。ただ、“ざけんな”っていうのは、やっぱりこのドラマだからというか高子がいたからこそ、出てきたし、書けた言葉だと思っています。話を続けると、高子の視点で歌詞を書いているうちに、それに加えて、もっと女性的な部分、ドラマでいうなら香里奈さんが演じている葵の目線が自然と混ざってきました。最終的には、混ざったことで、どんな女性でも共感できる曲に仕上がったかなと思います」
――マッチョなロックサウンドと「ざけんな」、BONNIE PINKの世界観が組み合わせられたということでしょうね。さて、読者がこの曲を歌う時のアドバイスをいただけますか。
「思いっきり腹から声を出して歌うってことですかね。ストレスたまってる時なんかは歌うとスカッとする曲だと思うので。それと、ポイントになるのは歌い始めですね。イントロはドラムのかなり短いフィルで、無いに等しいので、何度もよく聴いていただいてガツンと歌い出していただければいいと思います」
(本紙・酒井紫野)
New Single『冷たい雨』
ワーナーミュージックより2月29日(水)発売 初回限定盤(CD+DVD)1500円、通常盤1000円(税込)。初回限定盤のDVDには昨年行われたアコースティックツアーの音源などライブ音源2曲を収録。
武田真治 インタビュー「こんなにずっと脱いでたっけ?」
2012.02.27Vol.542未分類
その魅力、危険すぎ!
人気の男優と女性写真家が毎回刺激的なコラボを繰り広げる「月刊MEN」シリーズ。今回は蜷川実花×武田真治!
「まず感じたのは驚きでしたね。こんなにずっと脱いでたっけ?と(笑)」
ヘアメイク・Machiko Horie スタイリスト・Shinya Itoh(ATHENA) 撮影・蔦野裕
蜷川実花×武田真治…これは、大人同士ならではの刺激が期待できそう…と思っていたら、いきなり表紙でノックアウトされてしまった。でも、当の本人も驚いたというのは一体…?
「実は、当初の方向性は大人の男性のオンとオフ、というものだったんです。大人っぽいものもありナチュラルなものもあり、という。僕ももう40歳になるしパパ的なイメージもいいなと思って、下北沢で散歩したり、よその子と遊んだりしている写真とか、けっこう撮ったんですけどね。上がってきたものを見たら、ほぼ半裸か全裸で…あれ、セーター着て散歩したくだりが一切無いぞ、と(笑)。オンとオフのはずが、ほぼ “オンパレード”」
ページをめくるたび、胸板が…腹筋が…何よりも、妖艶すぎるまなざしが…!
「どうかするとナルシストかと思われるかもしれませんが、ずっとこんなに裸だったわけじゃないんですよ(笑)。しかも3割以上、実物より男前に盛られているので、驚きに加えて気恥ずかしさも、かなりあります」
俳優とはいえ、カメラの前でここまでさらけ出すのは緊張するものなのでは?
「出来上がった写真集を見るとわりと緊迫感もありますけど、実際にはごくリラックスしていましたね。“ほのぼの系”も撮っていましたから。公園で子どもとベーゴマで遊んだりブランコ乗ったり…結局、あの撮影は、僕をリラックスさせるためのものだったりして(笑)。それはそれで、蜷川実花という写真家のすごさだと思いますけどね。彼女はフォトグラファーという技術を持った演出家なんでしょう」
同時に、男性でありながら、蜷川作品ならではの絢爛な色彩、とくに赤色をここまで“自分の色”にしてしまう武田も見事。
「蜷川さんが“これまでの『月刊MEN』シリーズでは私の特色である色彩を押さえてきたけど、今回その封印を解いた”とメイキングでおっしゃっていたのを見て、そうだったんだ、と(笑)。蜷川さんいわく、ハードルを上げていたけれど、(武田は)それができる人だから、とも言ってくれていて。そんなことを一切僕に直接言うことなく、これだけのものを作る。男前な人ですよね」
実は蜷川実花が初めて写真を撮った芸能人こそ武田真治その人。今回の撮影は、それから16年後の“再会”だ。
「ある部分、少女に戻っているようなところもあるし、器が大きくなったなと思わせられるところもありました。相手に要求するというより、自然と引き出していくところとか」
今回、蜷川が引き出したのは、強烈な色気を漂わせながらも、構えも気負いもない、武田真治の“大人の男の余裕”。
「今後、父親役なんかを見越してほのぼの系のイメージも必要かな、なんて思って、オンとオフというテーマでいこうとしたけれど、今回、蜷川さんに教えられた気がします。“あなたは、オンの部分だけ切り取っても成立するんだよ”と言ってもらったような気がして、とてもうれしかった」
20代のころと変わらない、というのは彼にとってほめ言葉ではない。
「でも自分も“大人”になったなあ、と思いますよ(笑)。例えば以前は、自分のアイデンティティーを表明するためにサックスを吹いていたような気がするんですけど、今は、僕のことなんか見向きもせず僕の音で楽しそうに踊ってくれている若い人を見るのがすごくうれしいんですよね。まだ演奏中なのに、女の子の手を引いてバーカウンターに向かうヤツとか見ると自分も役に立っているのかな、と思えて(笑)。もちろん、僕らにとって自分と向き合うことは大事なことなんだけど、今は他の人の幸せを心から願えるし喜べる。若いころって、ちょっとでも辛いことがあると“もう何もかも滅びちゃえ”とか思いませんでした?(笑)」
30代最後の写真集に焼き付けられたのは、ミュージシャンとして俳優として進化し続ける、エンターテイナー・武田真治。この魅力に抗うのは、正直言って、難しい。
「最も危険な“主演作”ができたなと思います(笑)」
(本紙・秋吉布由子)
★月刊MEN 武田真治(DVD付写真集)2625円 発売中http://www.gekkan.jp/men/★舞台『ピーター・パン』(7月、東京国際フォーラムホールC)フック船長役
今週のひとこと

日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。
武田真治 インタビュー「こんなにずっと脱いでたっけ?」
2012.02.27Vol.542未分類
その魅力、危険すぎ!
人気の男優と女性写真家が毎回刺激的なコラボを繰り広げる「月刊MEN」シリーズ。今回は蜷川実花×武田真治!
「まず感じたのは驚きでしたね。こんなにずっと脱いでたっけ?と(笑)」
ヘアメイク・Machiko Horie スタイリスト・Shinya Itoh(ATHENA) 撮影・蔦野裕
蜷川実花×武田真治…これは、大人同士ならではの刺激が期待できそう…と思っていたら、いきなり表紙でノックアウトされてしまった。でも、当の本人も驚いたというのは一体…?
「実は、当初の方向性は大人の男性のオンとオフ、というものだったんです。大人っぽいものもありナチュラルなものもあり、という。僕ももう40歳になるしパパ的なイメージもいいなと思って、下北沢で散歩したり、よその子と遊んだりしている写真とか、けっこう撮ったんですけどね。上がってきたものを見たら、ほぼ半裸か全裸で…あれ、セーター着て散歩したくだりが一切無いぞ、と(笑)。オンとオフのはずが、ほぼ “オンパレード”」
ページをめくるたび、胸板が…腹筋が…何よりも、妖艶すぎるまなざしが…!
「どうかするとナルシストかと思われるかもしれませんが、ずっとこんなに裸だったわけじゃないんですよ(笑)。しかも3割以上、実物より男前に盛られているので、驚きに加えて気恥ずかしさも、かなりあります」
俳優とはいえ、カメラの前でここまでさらけ出すのは緊張するものなのでは?
「出来上がった写真集を見るとわりと緊迫感もありますけど、実際にはごくリラックスしていましたね。“ほのぼの系”も撮っていましたから。公園で子どもとベーゴマで遊んだりブランコ乗ったり…結局、あの撮影は、僕をリラックスさせるためのものだったりして(笑)。それはそれで、蜷川実花という写真家のすごさだと思いますけどね。彼女はフォトグラファーという技術を持った演出家なんでしょう」
同時に、男性でありながら、蜷川作品ならではの絢爛な色彩、とくに赤色をここまで“自分の色”にしてしまう武田も見事。
「蜷川さんが“これまでの『月刊MEN』シリーズでは私の特色である色彩を押さえてきたけど、今回その封印を解いた”とメイキングでおっしゃっていたのを見て、そうだったんだ、と(笑)。蜷川さんいわく、ハードルを上げていたけれど、(武田は)それができる人だから、とも言ってくれていて。そんなことを一切僕に直接言うことなく、これだけのものを作る。男前な人ですよね」
実は蜷川実花が初めて写真を撮った芸能人こそ武田真治その人。今回の撮影は、それから16年後の“再会”だ。
「ある部分、少女に戻っているようなところもあるし、器が大きくなったなと思わせられるところもありました。相手に要求するというより、自然と引き出していくところとか」
今回、蜷川が引き出したのは、強烈な色気を漂わせながらも、構えも気負いもない、武田真治の“大人の男の余裕”。
「今後、父親役なんかを見越してほのぼの系のイメージも必要かな、なんて思って、オンとオフというテーマでいこうとしたけれど、今回、蜷川さんに教えられた気がします。“あなたは、オンの部分だけ切り取っても成立するんだよ”と言ってもらったような気がして、とてもうれしかった」
20代のころと変わらない、というのは彼にとってほめ言葉ではない。
「でも自分も“大人”になったなあ、と思いますよ(笑)。例えば以前は、自分のアイデンティティーを表明するためにサックスを吹いていたような気がするんですけど、今は、僕のことなんか見向きもせず僕の音で楽しそうに踊ってくれている若い人を見るのがすごくうれしいんですよね。まだ演奏中なのに、女の子の手を引いてバーカウンターに向かうヤツとか見ると自分も役に立っているのかな、と思えて(笑)。もちろん、僕らにとって自分と向き合うことは大事なことなんだけど、今は他の人の幸せを心から願えるし喜べる。若いころって、ちょっとでも辛いことがあると“もう何もかも滅びちゃえ”とか思いませんでした?(笑)」
30代最後の写真集に焼き付けられたのは、ミュージシャンとして俳優として進化し続ける、エンターテイナー・武田真治。この魅力に抗うのは、正直言って、難しい。
「最も危険な“主演作”ができたなと思います(笑)」
(本紙・秋吉布由子)
★月刊MEN 武田真治(DVD付写真集)2625円 発売中http://www.gekkan.jp/men/★舞台『ピーター・パン』(7月、東京国際フォーラムホールC)フック船長役
あたたかな灯りに包まれて… 東京タワー春のイルミネーション
2012.02.27Vol.542今日の東京イベント
2011年 東京タワーイメージガール AKB48小林香菜
まだまだ寒い日が続きますね。みなさん、風邪などひかれていませんか? 私は寒いのがすごく苦手なので、春の訪れが待ち遠しいです。もうすぐ3月...。そろそろ暖かい日が恋しい時期ですね。
ところで、東京タワーでは、そんな春のあたたかな光をイメージしたイベントが開催中です。それが「Tokyo Warm Light 〜あたたかな光と夜景のシンフォニー〜」。大展望台1階の天井と窓側にLED電球を装飾し、ライトアップのオレンジ色と同じ"あたたかな光"をイメージした安らぎの空間で、東京の夜景が楽しめる、期間限定の室内イルミネーションなんです。2万6000個の電球を使用しているので、灯りに包まれているっていう気分になります。
これは、毎年好評の夏季の「天の川イルミネーション」、冬季の「クリスマス・イルミネーション」に続き、今年初めて開催された新しいイルミイベントなので、東京タワーのイルミネーションファンは必見!
また期間中は、高さ2m、幅1.5mのハート型の光るオブジェ「Tokyo Warm Heart(トーキョー ウォーム ハート)」を大展望台1階の北西方向に設置。あたたかなオレンジ色の光が、安らぎと癒しを与えてくれます。さらに、毎日16時から30分ごとに約7分間、室内イルミネーションの光が点滅し、ハート型オブジェが光の濃淡を変える「イルミネーションショー」も開催。そのオレンジ色のあたたかな光とゆっくりと色を変えるイルミネーションショーを見ていると、外は寒くても春の訪れが感じられるような、ポカポカとした気持ちになってきます。
Kana's Check
春のイルミネーション点灯記念に、オリジナルLEDキャンドルグラス「東京タワーの光のかけら」も販売中! 伝統工芸の「江戸風鈴」の職人さんが、ひとつひとつ手作りで作っています。まるで東京タワーの光を少しおすそわけしてもらったみたい! 売上の全額は、東京タワーと友好関係にある岩手県大船渡市に寄付されるので、少しでも復興支援に協力できたらいいですね。
「東京タワーの光のかけら」
【個数】限定333個 【価格】2000円(税込) 【販売場所】東京タワー大展望台1階特別販売ブース 【販売日時】3月31日(土)まで。17〜21時30分※売り切れ次第終了
「Tokyo Warm Light 〜あたたかな光と夜景のシンフォニー〜」
【期間】3月31日(土)まで。16〜22時、毎日点灯 【場所】東京タワー大展望台1階 【料金】展望料金のみ 【時間限定演出】16時から毎時00分と30分に、約7分間の「イルミネーションショー」を1日12回実施(最終回は21時30分) 【公式サイト】http://tokyowarmlight.jp
TOKYO 花マル 新スポット
2012.02.27Vol.542今日の東京イベント
グルメ&ショッピングで一足早く春気分
冬の寒さはまだ続いているけれど、東京の街には、そろそろ春の予感! 2月の終わりを迎えたこの時期、注目のお出かけスポットが続々オープンしている。
6月に工事が終了する予定の東京駅周辺、丸の内と大手町をつなぐ「丸の内永楽ビルディング」の商業ゾーン「iiyo!!(イーヨ!!)」をはじめ、気分をアゲてくれそうなお出かけスポットが花盛り。
さらに今年は、前々から大きな注目を集めている話題の施設が、春以降に次々とオープンする予定。「渋谷ヒカリエ」や、「東京スカイツリー」など、東京の新名所の誕生が、大きな話題を呼びそうだ。
グルメ、ショッピング、アミューズメント…新たな出会いと発見が、東京の街を一層元気にしてくれるはず。
表参道ヒルズ 6周年・注目のニューショップオープン
2月11日に開業6周年を迎えた表参道ヒルズ。25日には新たに5店舗が登場し、そのラインアップも話題に。手錠がトレードマークの「CUFFZ」のニューコンセプトストア「CUFFZ Omotesando Hills」(写真)といった超人気ブランドに加え、メンズファッションブランド「R&Co. 表参道ヒルズ」やライフスタイルセレクトショップ「Ginger Beach Inn Omotesando」といった東京初出店などを含む注目ショップがずらり。
表参道ヒルズ
【アクセス】地下鉄 表参道駅A2出口より徒歩2分 【URL】http://www.omotesandohills.com
丸の内永楽ビルディング・商業ゾーン「iiyo!!(イーヨ!!)」
“丸の内”と“大手町”という2つのエリアをつなぐスポットとして注目されているのが、3月2日からグランドオープンとなる丸の内永楽ビルディングの商業ゾーン「iiyo!!(イーヨ!!)」。このユニークな名前は、2つの街の結節点となる、丸の内一丁目4番地1号という住所からつけられている。iiyo!!のコンセプトは『マルノウチ リラックス〜Marunouchi Relax〜』。ビルの地下1階〜地上2階に、オンでもオフでも楽しめる26店舗が揃う。9店舗の飲食店舗からなる飲食ゾーン「イーヨ!!yokocho」では、ゾーン内店舗のメニューならどの店で食べてもOKというユニークなセルフサービスをランチタイムに実施。これならランチ仲間がそれぞれ別の店の料理を選んでも、一緒のテーブルで食べることができる。他にも海外第1号店のフレーバーティー専門店など個性豊かなショップが充実。エリア勤務でなくとも訪れたいスポットになりそう。
グランドオープン3月2日(金)※当日オープニングイベントあり
【アクセス】地下鉄 大手町駅地下直結 【URL】http://www.marunouchi.com/iiyo/
丸の内線東京駅 「Echika fit 東京」
東京メトロ丸の内線東京駅に、「Echika fit 東京」がオープンした。「Echika fit 」は、東京メトロの駅構内に展開される中規模商業施設。東京は、上野に続き2つ目の施設となる。
今回、6店舗からなる同施設のコンセプトは「TOKYO TRAVEL」。観光や出張だけではなく、通勤や移動も“旅”ととらえ、それに合わせたアイテムを取りそろえ、既存店とは違う新しい旅のスタイルを提案。また、その街にないものを補うことで、周辺地域との共生をはかり、利用者が手軽に“あったら便利”なものを手に入れられる施設づくりを目指す。
24年度中には、銀座、そして永田町に「Echika fit 」が開業を予定。東京メトロの駅構内がぐっと便利に、そして楽しくなりそうだ。
Echika fit 東京
【アクセス】東京メトロ丸の内線東京駅構内(B1コンコース) 【店舗】itoya topdrawer/Francfranc THE POST/FOSSIL/Travel Shop Gate/LOWRYS FARM+/THE STATION STORE UNITED ARROWS LTD.
今後も東京に話題のグルメ&ショッピングスポットが続々登場!
★「渋谷ヒカリエ」
4月26日オープン予定
渋谷駅東口の東急文化会館跡地に登場する、注目の商業施設。グルメ&ショッピングはもちろん、日本最大級のミュージカル劇場やアートギャラリーなどカルチャー面も充実。渋谷の新たなランドマークとなる注目スポットだ。
http://www.hikarie.jp
★「東京スカイツリータウン」
5月22日グランドオープン予定
今年の新スポットとして絶対にハズせないのが東京スカイツリー。タワーはもちろんのこと、水族館やプラネタリウム、商業ゾーンの「東京ソラマチ」など、さまざまな楽しみが用意されている「東京スカイツリータウン」。東京の新たなランドマークだ。
http://www.tokyo-skytreetown.jp/
★「ダイバーシティ東京 プラザ」
4月19日グランドオープン予定
「ダイバーシティ東京」の商業施設としてオープンする「ダイバーシティ東京 プラザ」は、グルメやショッピングに加え、スポーツやカラオケなども楽しめる大型エンターテインメント施設が登場。
http://www.divercity-tokyo.com
レンジャーズのダルビッシュが初練習から高評価
2012.02.27Vol.542未分類
レンジャーズに加入したダルビッシュ有投手が21日、アリゾナ州サプライズのキャンプ地でチームに合流して初めて練習し、ブルペンで約30球を投げた。
キャンプ地に悠然と現れたダルビッシュ。仕上がりの順調さを示す右腕の姿に、周囲からの期待はさらに高まる気配を見せている。
この日の投球練習では「自信がある」と自負するスライダーやチェンジアップ、カットボールといった変化球を惜しげもなく披露。ブルペンで投球を見守ったワシントン監督は「低めに投げ込んでいて、意義深いブルペンでの投球だった。これから彼自身も周囲もエキサイトしていくはずだ」と能力の高さを改めて評価した。
ポスティングシステム(入札制度)での入団の経緯や、ほぼ同規模の入札額から松坂とよく比較されるが、ワシントン監督からは「ダルビッシュは速球だけじゃない。彼は松坂より多くの武器を持っている」と高い信頼を得ている。周囲の期待とともに、「世界一の投手」という壮大な夢への挑戦に向かって満を持して第一歩を踏み出す。