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3・10修斗後楽園大会に堀口が連続参戦!徹と異次元対決

2012.02.27Vol.542未分類
 UFCの激闘が冷めやらぬなか、日本の総合格闘技のパイオニアともいえる修斗の後楽園大会が3月10日に開催される。  今大会には1月8日の後楽園大会に続き、堀口恭司(写真)が連続参戦。1・8では修斗のパウンドフォーパウンドともいわれる上田将勝と対戦。この試合を最後にアメリカのベラトールFCへ参戦する上田の「絶対に負けられない」という執念の前に判定で屈したが、1月にして「年間ベストバウトは決まり」という声が上がるほどの激闘を繰り広げた。  デビュー以来初めての敗戦だったが、あらためて“次代のヒーロー”を印象づけた堀口は、いち早くこの3・10大会に参戦の名乗りを上げた。対戦相手は徹肌ィ朗。コスプレでの入場シーンで会場人気も高い徹はグラウンドを得意とするベテランファイター。前戦で堀口は序盤は上田のタックルをしのぎ切ったものの、後半ではやはりテイクダウンを許してしまった。スタンドなら堀口、グラウンドなら徹。どちらが先手を取るかで試合の色合いは全然違ったものになるだろう。  他にも今大会では日本の金網格闘技団体CAGE FORCEの初代フェザー級王者・星野勇二の初参戦など刺激的なカードがラインアップされている。

レンジャーズのダルビッシュが初練習から高評価

2012.02.27Vol.542未分類
 レンジャーズに加入したダルビッシュ有投手が21日、アリゾナ州サプライズのキャンプ地でチームに合流して初めて練習し、ブルペンで約30球を投げた。  キャンプ地に悠然と現れたダルビッシュ。仕上がりの順調さを示す右腕の姿に、周囲からの期待はさらに高まる気配を見せている。  この日の投球練習では「自信がある」と自負するスライダーやチェンジアップ、カットボールといった変化球を惜しげもなく披露。ブルペンで投球を見守ったワシントン監督は「低めに投げ込んでいて、意義深いブルペンでの投球だった。これから彼自身も周囲もエキサイトしていくはずだ」と能力の高さを改めて評価した。  ポスティングシステム(入札制度)での入団の経緯や、ほぼ同規模の入札額から松坂とよく比較されるが、ワシントン監督からは「ダルビッシュは速球だけじゃない。彼は松坂より多くの武器を持っている」と高い信頼を得ている。周囲の期待とともに、「世界一の投手」という壮大な夢への挑戦に向かって満を持して第一歩を踏み出す。

サッカー五輪アジア最終予選で日本が首位返り咲き

2012.02.27Vol.542未分類
酒井の先制点を呼び込み、自らも得点をあげた原口(Photo/AFLO)  U−23(23歳以下)によるサッカー男子のロンドン五輪アジア最終予選C組の第5戦が22日行われ、日本はマレーシア・ブキット・ジャリル国立競技場でマレーシアと対戦し、4−0で勝利を収めた。日本は通算4勝1敗で勝ち点を12に伸ばした。  前戦のシリア戦で敗れ総得点で1下回り首位を陥落し、この試合では大量得点での勝利が義務づけられていた日本。前半35分、ペナルティーエリアで粘った原口(浦和)からのこぼれ球を酒井(柏)が右足で豪快に決め先制。同44分には扇原(C大阪)の右FKを大迫(鹿島)が頭で合わせ前半を2−0で折り返した。後半10分には酒井のクロスを逆サイドを駆け上がってきた原口が押し込み、同15分には扇原のミドルシュートをGKがはじいたところを斎藤(横浜M)が押し込んだ。  関塚監督は「この蒸し暑い中で、選手は足を止めずに、最後までよくやってくれた」と選手をねぎらった。またキャプテンのGK権田は「守備から攻撃という前の試合ではできなかった自分たちの形ができた」と語った。  日本戦後に行われたアウェーでのバーレーン戦でシリアが1−2で敗れたため日本は首位に返り咲いた。3月14日に東京・国立競技場で行われるバーレーンとの最終戦で引き分け以上で5大会連続9回目の五輪出場が決まる。

29日解散の東京事変 レーベル主催フェスで8曲熱唱

2012.02.27Vol.542未分類
 EMIミュージック・ジャパン主催の音楽フェスティバル「EMI ROCKS 2012」が19日、さいたまスーパーアリーナで開かれ、同社に所属するアーティスト16組が出演、熱いライブを繰り広げた。  29日の日本武道館公演をもって解散する5人組ロックバンド、東京事変はデビュー曲『群青日和』など8曲を披露。解散まであと10日となったこの日は、ボーカルの椎名林檎はピンクのアフロヘアを揺らしながら「皆さんにお目にかかれてうれしい」と、1万6000人の歓声を浴びながらパフォーマンスした。  吉井和哉は人気バンド9mm Parabellum Bulletとコラボ。THE YELLOW MONKEY時代のヒット曲『SPARK』やロックバンド、BOφWYの『ONLY YOU』などをメドレーで聴かせ、会場を盛り上げた。

堂本剛 ソロライブ映画化「日本に大切な絆」

2012.02.27Vol.542未分類
 KinKi Kidsの堂本剛が20日、TOHOシネマズ六本木で行われたライブ映画『堂本剛 平安結祈heianyuki』(堤幸彦監督、〜3月11日まで期間限定公開)の完成披露試写会に出席した。  昨年9月に京都・平安神宮で行ったソロライブの模様を収め、映画化したもの。東日本大震災以降、さまざまな力との闘いや共存を目の当たりにし、「日本人の心を思い出しながら、音楽を超えた音楽を奏でたいと思った」と振り返り、「今の日本に大切な絆、ご縁が生み出した作品だと思う」と胸を張った。

『THE BEE』凱旋公演 4月からは日本語版で国内ツアーも

FLOWERインタビュー 「鳥肌パフォーマンス届けたい!」

富士急・卒フェスチケット発売中 Aqua Timezら出演

2012.02.27Vol.542未分類
 富士急ハイランドは、3月24、25日に、音楽ライブイベント「卒フェス2012〜サクラサクトキトビラアク〜」を開催する。卒業シーズンに合わせて行われるイベントで、人気アーティストが新生活や新社会人など新たな一歩を踏み出す人たちに、音楽でエールを送るもの。  出演は、24日が、Aqua Timez、井手綾香、THEラブ人間、SCOOBIE DO、土屋アンナ、TOTALFAT、TRICERATOPSら。25日が、藍坊主、アナログフィッシュ、THE BACK HORN、THE NOVEMBERS、シクラメン、MAN WITH A MISSIONなど。  会場は富士急ハイランド・卒フェス特設会場。両日とも12時開場、13時30分開演(19時終演予定)。チケットは発売中で、前売券は各日とも4800円、当日は5000円。当日チケットを提示すると富士急ハイランドに入園可能。詳細はオフィシャルHP(http://www.sotsufes.com/)で。

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12万6720人

 新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われ、天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻をはじめとする成年皇族方が宮殿「長和殿」のベランダに計5回立ち、手を振って応えられた。宮内庁によると、平成で最多だった6年(計8回で11万1700人)を上回る12万6720人の参賀者が訪れた。天皇陛下の譲位日が31年4月30日と決まってから初めての新年一般参賀で、国民の関心の高まりが要因とみられる。

39.4%

 平成29年の大みそかに放送された「第68回NHK紅白歌合戦」の第2部(午後9時から11時間45分)の関東地区平均視聴率が39.4%にとどまった。前年と比べて0.8ポイント減。二部制になった平成元年以降では3番目に低い数字。テレビ東京の「第50回!大晦日恒例 年忘れにっぽんの歌」が8.4%と大健闘。民放では日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しスペシャル!」が17.3%でトップ。

2万2764円

 平成29年最後の取引となる大納会を迎えた12月29日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は2万2764円94銭と、年末の終値としては3年末(2万2983円77銭)以来26年ぶりの高値水準となった。前年末の終値(1万9114円37戦)を3650円57戦(19.1%)上回っており、年間ベースでは6年連続の上昇。昭和53年~平成元年に12年連続で上昇して以来の長さで、バブル経済が崩壊して以降では最長となった。

口座維持手数料

 銀行口座の維持にかかる費用。海外の商業銀行はほぼ全て導入しており、「無料」は日本のみ。三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクが、日銀のマイナス金利政策で利益を出しにくくなったことから、この口座維持手数料を預金者から徴収できるか検討を始めた。平成30年度中にも結論を出すもよう。三井住友銀行子会社のSMBC信託銀行は、米国系シティバンク銀行が日本で手掛けていた個人向け事業を買収したのに伴い、27年から残高が一定額を下回ると、月2000円の口座維持手数料を徴収している。

世田谷一家殺害事件

 東京都世田谷区の住宅で平成12年12月、会社員、宮沢みきおさん=当時(44)=ら一家4人が殺害された事件の発生から昨年の12月30日で丸17年となった。事件は12年12月30日深夜に発生。宮沢さんと妻の泰子さん=当時(41)、長女のにいなちゃん=同(8)、長男の礼君=同(6)=の4人が自宅で殺害された。現場からは多くの遺留品が見つかり、犯人の指紋やDNA型も判明している。殺人事件の時効が廃止されたことから事件の捜査は継続中。情報提供は成城署捜査本部(TEL:03-3482-0110)まで。

彫刻家! ラーメンズ片桐『感涙の秘宝展』開催

2012.02.27Vol.542未分類
 お笑いコンビ、ラーメンズのメンバーで俳優・彫刻家の片桐仁が22日から、東京・渋谷区のポスターハリスギャラリーでユニークな彫刻の作品展『感涙の秘宝展』(3月6日まで)を開くことになり21日、同所で会見した。  粘土や木材などで作った人面やかぶり物のほか、妖怪をかたどったような携帯電話カバーなど66点を展示。約13年前から造り始めたそうで、「今月、小学1年の長男の小学校でも、子供たちに作り方を教えました」と楽しそう。

小雪 ママたちと妊娠出産・育児についてトーク

2012.02.27Vol.542未分類
 小雪が22日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開かれた出演映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』(山崎貴監督)のママさん限定上映会に登場した。育児で忙しい母親に子連れで気兼ねなく映画を楽しんでもらえるよう企画されたもの。  小雪は、1月5日に夫の俳優、松山ケンイチとの間の長男を出産。会場から「子供はどちらに似ている?」の質問が出ると、「(長男は)顔は上のほうが私、下のほうは夫に似ている」と、にっこり。「旦那さまは家事を手伝ってくれる?」には「時間に余裕があるときは子育てを手伝ってくれています」と話した。

佐藤健が初舞台でロミオ 石原に「そのつもりで行く」

2012.02.27Vol.542未分類
 佐藤健と石原さとみが共演する舞台『ロミオ&ジュリエット』の製作発表が21日、都内で行われた。この作品で初舞台を踏む佐藤は「『ロミオ&ジュリエット』といえばこの作品といわれるようにやりたい」と意気込みを語った。  周囲に反対されながらも自分たちの愛を貫く若者たちの姿を描く。この作品で共演したことがきっかけで急接近したカップルもあることから、報道陣から「疑似恋愛のようなことも起きるのでは?」と質問が飛ぶと、佐藤は、「僕はそのつもりで行きますけど、石原さんにシャットアウトされるのでは......」。石原は「そんなこと!」と苦笑いだった。  佐藤は、ロンドンでワークショップに参加するなど準備を着々と進めている。「誰が見ても理解したり共感できる、恋人や大切な人がいる方はより相手をいとおしく思える、いない人は恋をしたくなる。そんな作品にしたい」と話した。  演出のジョナサン・マンビィは「自分たちの作品を作る」とヤル気。石原も「出会いの仮面舞踏会がすごい」。  5月2〜27日まで赤坂ACTシアターで。大阪公演もある。チケットは発売中。

嵐・大野と相葉が春ドラマ 別局ミステリーで対決だ!

2012.02.27Vol.542未分類
 嵐の大野智と相葉雅紀が、4月スタートの連ドラで“ミステリー対決”することになった。大野はフジテレビ系月9『鍵のかかった部屋』(月曜午後9時)、相葉は日本テレビ系『三毛猫ホームズの推理』(土曜午後9時)に主演する。 『鍵の〜』は貴志祐介氏の同名ミステリー小説が原作。大野は、大手警備会社社員となって難解な密室事件のトリックを謎解く。大野は「久しぶりの人間の役。密室で僕と会おう!」と燃えている。  相葉の『三毛猫〜』は、赤川次郎の大人気ミステリー『三毛猫ホームズ』シリーズのドラマ版。相葉は「コミカルな部分と真剣な部分をバランスよく演じたい」と話している。
今週のひとこと One-Word-Header 一覧へ
日本相撲協会評議員会の池坊保子議長が理事を解任した貴乃花について「上司であり先輩でもある八角理事長が何度も携帯に電話してもまったく応答なく折り返しの電話をしなかった。著しく礼を欠いていたのではないか」(1月4日、臨時評議員会後の記者会見で)
→横綱の格は貴乃花のほうが北勝海より断然上だったけどな。

嵐・大野と相葉が春ドラマ 別局ミステリーで対決だ!

2012.02.27Vol.542未分類
 嵐の大野智と相葉雅紀が、4月スタートの連ドラで“ミステリー対決”することになった。大野はフジテレビ系月9『鍵のかかった部屋』(月曜午後9時)、相葉は日本テレビ系『三毛猫ホームズの推理』(土曜午後9時)に主演する。 『鍵の〜』は貴志祐介氏の同名ミステリー小説が原作。大野は、大手警備会社社員となって難解な密室事件のトリックを謎解く。大野は「久しぶりの人間の役。密室で僕と会おう!」と燃えている。  相葉の『三毛猫〜』は、赤川次郎の大人気ミステリー『三毛猫ホームズ』シリーズのドラマ版。相葉は「コミカルな部分と真剣な部分をバランスよく演じたい」と話している。

第4回沖縄国際映画祭 今年の顔触れは…!?

2012.02.27Vol.542未分類
 第4回沖縄国際映画祭プログラム発表会見が21日、都内で行われ、徳井義実(チュートリアル)、又吉直樹(ピース)、ジャルジャル、平成ノブシコブシらが登壇した。 “Laugh&Peace”をコンセプトに、2009年よりスタートした沖縄国際映画祭も今年で4回目。世界でもユニークな、コメディー映画が多く集まる国際映画祭として、毎年大きな盛り上がりを見せている。今年も「Laugh部門」と「Peace部門」の長編プログラムで国内外の出品作を上映するほか、特別上映やイベントなど多彩なプログラムを実施する。  会見では、出品作の出演者たちが撮影エピソードを披露。『ワーキング・ホリデー』で、突然小学生の息子と暮らすことになった元ヤンキーのホストという主人公を演じるAKIRA(EXILE)は「グループに入る前に行ったことのあるホストクラブが、偶然(撮影)現場として使われていた」という驚きのエピソードを告白。『莫逆家族 バクギャクファミーリア』で元暴走族の主人公を演じた徳井は「丸々3日間、びしょぬれだったことがあって、これまでで一番しんどい仕事でした」と明かし、『タバコイ〜タバコで始まる恋物語〜』で映画初主演を果たした又吉も「僕はタバコを吸わないんですがタバコを吸うシーンでは“ネオシーダー”を使ってなんとかやりました。最初はむせました」と、芸人の仕事とは違う撮影の苦労を明かしながらも、主演作に手ごたえを見せていた。  映画祭は3月24日から31日まで、沖縄コンペンションセンター(沖縄県宜野湾市)を中心に開催される。

長島昭久のリアリズム 第八回

2012.02.27Vol.542COLUMN
「海洋国家日本」の外交・安全保障戦略(その5)  前回の結びに1996年の台湾海峡危機に触れ、仮に同じことが今日起こったとしても、オバマ政権は16年前のように躊躇なく空母打撃部隊を台湾海峡―より正確には、第一列島線の内側―へ投入することは難しいと述べた。理由は簡単だ。16年前に比べ、中国の海空軍が擁する「敵の接近を停滞させ、拒否する能力」が格段に向上しているからだ。たとえば、新型潜水艦を3〜4隻から40隻へ、新型駆逐艦を7〜8隻から40隻へ、第四世代戦闘機を50機から350機超へ増強してきたのである。加えて、DF21という核弾頭搭載可能な中距離巡航ミサイルは、空母を精密雷撃できる能力を開発中と伝えられる。空から、洋上から、海底から、米国の遠征部隊をはるかに上回る戦力で、その接近を著しく阻害することが可能となった。これを、「接近拒否」(anti-access)戦略と呼ぶ。  GDPで日本を凌駕し、23年連続で国防費を2ケタ成長させ、過去20年で22倍の軍事力を構築してきた中国がこのままのペースで海洋に向け軍事力を拡大させれば、当然のことながら米国に対する「接近拒否エリア」は第一列島線から第二列島線へと拡大されるであろう。米国およびその同盟国にとって、まさしく悪夢のシナリオだ。これこそが、劉華清提督が30年前に描いた戦略の本質だ。日本、韓国、台湾は、この接近拒否エリアに完全に埋没してしまうことになる。この中国の動きに対して、我々はその接近拒否能力を相殺するだけの能力、抑止体制を築かなければ、やがて第二列島線の内側が中国の内海になってしまうだろう。しかも、中国は、2000年代の半ばまでにインド以外の13カ国と国境紛争を解決し、もはや後背地を気にすることなく全精力を集中してその戦略的縦深を海(西太平洋とインド洋)に向かって思いっきり拡大し得る条件を整えたのである。  ところで、中国の究極のターゲットは、決して第二列島線の外側で米国海軍と張り合うことではない。第一列島線と第二列島線の間に広がる広大な海域における中国海軍の活動の自由、すなわち制海・制空権を確保することに他ならない。この海域の戦略的な価値は、計り知れない。この海域に原子力潜水艦を潜ませ、そこから射程8000キロといわれるSLBMを発射すれば、米大陸はどこでも狙い撃ちできる。それを可能にするために、中国はミサイルの命中精度を向上させると共に、目下、空母(打撃部隊)の建設に血道をあげているのである。 内閣総理大臣補佐官(外交・安全保障担当) 衆議院議員 長島昭久

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天皇陛下の心臓冠動脈バイパス手術無事終了

2012.02.27Vol.542未分類
 天皇陛下の心臓の冠動脈バイパス手術が18日、ご入院先の東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で行われ、無事終了した。執刀した東大と順天堂大の合同チームは「ベストのタイミングだった。予定通りの成果」と評価した。陛下は手術後、集中治療室に移られた。順調なら2週間程度で退院される見通し。  陛下は午前9時24分、手術室に歩いて入り、約6時間半後の午後3時55分に出られた。手術室に入る前、医師団に「ありがとう」と声をかけられたという。手術時間は午前11時1分から午後2時57分までの3時間56分だった。予定のバイパス手術に加え、手術中に不整脈が起きたため、心臓の左心耳を縫い縮める処置を行った。血栓(血の塊)ができ脳梗塞につながるのを防ぐ措置という。  合同チームは看護師を含め約10人。同日夜、手術を担当した東大病院の門脇孝院長と永井良三、小野稔の両医師、順天堂大の天野篤医師、宮内庁の金沢一郎皇室医務主管の5人が記者会見し「出血はほとんどなく、麻酔からのお目覚めも順調だった」と述べた。  また陛下は20日午前にはICUから特別病室に移られた。宮内庁が同日発表した。

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