噛み合わせの治療のデメリット
デメリットその①:費用が高額になる可能性がある
噛み合わせ治療は、自費診療となるケースが多く費用が高額となってしまうことがあります。普段虫歯などの治療でしか歯医者に行く機会がない方にはびっくりしてしまうような金額となることもあります。
医師からの説明が不足した状態で治療がスタートしてしまい、トラブルとなるケースもありますので、医師が治療方針を明確に提示してくれて、丁寧なコミュニケーションを経て治療を開始してくれる信頼できるクリニックを探すことも重要です。
矯正治療など治療が長期間となるものは、より費用の負担も大きくなります。
費用総額をしっかり確認し、納得できるまで説明を受け、分割支払いやローンなども検討し、ご自身にあった支払い計画を立てることも重要です。
無理なく治療を継続できるように慎重に考えることも大事ですね。
デメリットその②:治療期間が長期になることがある
噛み合わせ治療は、一般的に一度の診療で完了するものではなく、数ヶ月から数年単位で通院を続け、じっくりと治療をしていく必要がある場合がほとんどです。
そのため、通院が困難な場合や早急に噛み合わせを改善したいと考えている方には、治療が終わるまである程度の時間が必要という部分はデメリットになるかもしれません。
医師とのカウンセリングでは、そのあたりの治療計画についてもしっかり説明してくれるクリニックを選ぶことも大切です。
決心して治療を始めたのに、通えなくなってしまった、(治療の途中で)挫折してしまった、ということになったらとても残念なことです、、
長いお付き合いになるクリニックが、丁寧にしっかりと私たちが理解できるまで説明してくれるクリニックか、定期的に通院するのに通いやすい位置にあるか(交通アクセスの良さなども大切になるかもしれません)このあたりもしっかりとチェックしていきたいですね。
デメリットその③:日常生活に支障が出ることがある
噛み合わせ治療は、治療方法によっては口腔内に装置の装着が必要になることがあります。馴れれば気にならなくなることもありますが、違和感があったり、他人からの見え方が気になってしまう、また食事の際は固い食べ物を避けたり、スポーツなどで衝撃を受けないように注意する必要も出てきます。
また、装置を装着した場合、歯垢などがたまりやすくなることもあり、歯磨きなどもより丁寧に行う必要があります。
「噛み合わせを良くして、体の健康を手に入れ、見た目が良くなったりと、得られるメリットを考えるとなんてことない」と思える方も多いかとは思いますが、そのあたりもじっくり説明してくれるクリニックを見つけられたら良いですね。