三戸なつめが19日、都内で行われた新しい医療用ウイッグサービス「natuwig MEDIC(ナチュウイッグ・メディック)」の記者発表会に登壇した。
しっとりとした黒髪のセミロングのウィッグを着用して登場した水戸は「たぶん、三戸なつめに見えないですよね。ぱっと見、誰も私と思わないと思う」と照れくさそうに笑うと、新サービスを使って、人差し指で好みのヘアスタイルを作って見せた。
抗がん剤治療や脱毛を伴う病気、先天性の理由により脱毛に悩む女性を対象にした、フィッティングアプリを通じてオーダーメイドする医療用ウィッグサービス。
三戸は、医療用ウィッグについて、「どうやって選んでいくんだろうというのがありました。形、長さとかも変えられるのか、自由に選べるのかなと思っていた」というが、アプリ上で髪型を完成していくなかで「手軽にできてうれしいですね。家族と“これいいんちゃう?”、“似合わへんな”とか(話すことが)できていいんじゃないかな」。
抗がん剤治療の影響で、ウィッグをつけるようになってから“脱ウィッグ”するまで1年ほどかかる人が多いという。だからこそ、医療用ウィッグにも注目が集まっている。
「髪の毛は女性にとってすごい大事なもの」と、三戸。「闘病中の方、髪の毛に悩みがある方の悩みやストレスがこのウィッグでちょっとでも改善できたり、前向きな気持ちになれたらいいなと思います。私もこの機会に闘病中の方の気持ちだったり、ウィッグに関して知れて良かったと思う。いま悩んでいる方にはヘアやファッションを楽しんでくれたらいいな、そういうきっかけになってくれたらと思います」と、話した。
「natuwig MEDIC」を使うと、アプリ上で、髪の長さ、髪の色、分け目から基本となるヘアスタイルを選び、自分の顔写真に合せて、長さやボリュームなどを自分好みに調節して、フルウィッグを簡単にオーダーできる。ウイッグには医療用として高品質の人工毛を使用。普通のシャンプーを使用でき、自然乾燥が可能なスタイル形状記憶、締め付けず蒸れないインナーキャップを採用している。