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FLOW 恒例のライブシリーズは一夜限りで“アニメ縛り”

2017.09.11 Vol.698

 15周年に突入を記念して行ったツアーを大成功のうちに終了させたFLOWが、アニバーサリーライブの第2弾として、12月にスペシャルなライブを行う。「FLOW THE CARNIVAL 2017 〜アニメ縛り〜」と題したライブで、彼らが歌いヒットさせたアニメ主題歌のみで構成。これまで10のアニメ作品で累計21曲を提供してきた彼らだからこそ実現できる企画で、FLOWにとっても初めてのアプローチで行うライブになる。

 数々のヒット曲を生み出してきた彼らだが、そのなかでもアニメとタッグを組んだ作品のパワーはとりわけ強烈な印象を残している。『NARUTO -ナルト -』シリーズ、『コードギアス』シリーズ、『エウレカセブン』シリーズ、『テイルズ オブ』シリーズなどビッグタイトルばかりで、FLOWの歌声と盛り上がりも国境を楽々と越えて世界へと広がっている。

 そんなパワフルな楽曲ばかりが聞けるのが、このライブ。グループのファンはもちろん、アニメ作品のファンたちも惹きつけそうだ。

 ローソンチケットでは、10月28日の一般発売よりも前に、先行抽選予約を行う。ソールドアウト必至のライブだけに、チケットは先行で手に入れるのがおすすめだ。ライブチケットは、オリジナルグッズ特典付き。

【STAGE】ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』

2017.09.10 Vol.698

 ブロードウェイミュージカルの新作が日本上陸。時を超えて愛され続ける名作「ピーターパン」の誕生に隠された、作家とある家族の実話を描く。本作は、ジョニー・デップの主演した映画『ネバーランド』をベースにしている。 

 舞台は19世紀後半のイギリス。劇作家のバリは父親を亡くし傷心の少年ピーターと出会い、交流を深めていく。物語の中に希望を見出して成長していく少年やその兄弟の姿から、バリも劇作家としての原点を思い出し……。

 ゲイリー・バーロウによる楽曲はドラマティックで空想想が膨らむ、『ヘアー』や『ピピン』を手掛けたダイアン・パウルスによる演出、セリーヌ・ディオンやシルク・ドゥ・ソレイユに携わったミア・マイケルスによる振付など、最初から最後まで見逃せない場面ばかり。

『銀河鉄道999』が来年6月に舞台化。気になるメーテル役は…

2017.09.09 Vol.698

 松本零士原作の人気漫画『銀河鉄道999』。1977年に連載がスタートし、1978年にはテレビアニメ化、1979年には映画化され大ヒットするなど、日本のアニメ史に残る作品となっている。

 舞台は裕福な人々が機械の体を手に入れ永遠の命を謳歌する未来世界。母を機械化人に殺された鉄郎はタダで機械の体をくれるという星に行くために謎の美女・メーテルとともに銀河超特急999に乗り込む。旅の途中でさまざまな出会いと別れを繰り返し、成長する鉄郎の成長を描きながら、限りある命の美しさを訴え、多くのファンの共感を得た作品だ。

 今年は誕生から40周年のアニバーサリーイヤーということで8月には作品をイメージしたウェブサイトが立ち上がった。そこには作品中の思い出のシーンと有名なセリフが散りばめられ、最後には「銀河鉄道999 40周年企画 平成29.9.9始動」という思わせぶりなコピーが躍り、かつてのファンの胸をざわつかせた。

 そしてその9月9日には銀河鉄道999 40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜の制作がリリースされた。

 主人公の星野鉄郎を演じるのは今年、「第24回読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞した中川晃教。キャプテン・ハーロックに平方元基、クイーン・エメラルダスに宝塚宙組六代目トップスターの凰稀かなめ、機械伯爵に染谷俊之、大山トチローに入野自由など日本のミュージカルシーンを代表する実力派や新進気鋭の若手俳優が勢ぞろいする。999といえば真っ先に浮かぶのはメーテル。このメーテル役はアーティストのハルカが大抜擢された。

 今回は1979年の劇場版第1作目のストーリーをもとにオリジナルのシーンを交えながら鉄郎が宿敵である機械伯爵と時間城で対決するところまでを描くという。

 舞台の上演は来年。東京は6月23〜30日に明治座で。7月には北九州芸術劇場、大阪の梅田芸術劇場でも上演される。

「上流階級」を舞台に、アラサー女子たちの葛藤と成長を描く傑作長編

2017.09.09 Vol.697

『あのこは貴族』【著者】山内マリコ
 華子は東京生まれ、東京育ちの箱入り娘。小学校から大学までカトリック系の名門私立女子校に通い、父親のコネで就職。お正月には家族そろって帝国ホテルで食事をし、家族写真を撮る。そんな典型的な東京のいいとこの子である華子だが、27歳になる年に、結婚を意識していたボーイフレンドにふられてしまう。友人が次々結婚、婚約し焦る華子は、知り合いから男性を紹介してもらうも、イマイチぴんと来ない。

 そんな時、お見合いしたハンサムで家柄も申し分のない弁護士・青木幸一郎に初対面で恋に落ち…。対して、さびれた地方都市生まれで東京在住のOL、美紀。猛勉強の末、慶應大学に合格し、逃げ出すように閉塞感のある田舎から上京。

 しかし、そんなに苦労して入った大学では、内部進学者との圧倒的な違いに打ちのめされてしまう。まぶしいぐらい華やかで、何に対しても臆することなくキャンパスライフをおう歌する彼ら。お高くとまっているわけでもなく、むしろ誰にでも気さくに分け隔てなく話してくれることすら、家柄がいいという事の証しなのだ。そんなコンプレックスを抱えながら、必死に生きていた美紀だが大学を中退、一時は夜の世界で働くようになる。そこで出会った元同級生の青木幸一郎と、だらだらと付き合っていたのだが…。境遇のまったく違う2人の女性が、ひとりの男によって、その運命が交差する。結婚をめぐる葛藤と、呪縛からの解放、そして自分らしく生きるという事とは。

 女性なら誰でも一度は悩む問題を、ど真ん中から見つめた渾身の作品。

【明日は何を観る?】『三度目の殺人』に『ダンケルク』、今週公開のオススメ映画5選!

2017.09.08 Vol.698

 週末は映画の1本でも観たいもの。ひとりで観るにしろ、誰かと観るにしろ、できることなら最新作や話題作は押さえておきたい! というわけで今週公開される「オススメ映画」を5本紹介。

 あなたはこの週末、どれを観る?

さいたまゴールド・シアターのリスタート的な公演『薄い桃色のかたまり』

2017.09.08 Vol.697

 さいたまゴールド・シアターは彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督だった蜷川幸雄氏が2006年に創設した、55歳以上の劇団員からなる演劇集団。

 旗揚げ当初は日本の第一線で活躍する劇作家の新作書き下ろし作品を蜷川氏の演出のもと多く上演。2013年には海外公演を成功させるなど大きな話題を集めた。

 昨年5月に蜷川氏が逝去された折にはその存続に注目が集まったが、蜷川氏の遺志を継ぐ形で存続。今年4月の一周忌追悼公演を経て、今回はいわばリスタート的な意味合いを持つ公演となる。

 本作は2007年の第1回公演、2011年の第5回公演と2度新作を書き下ろした岩松了が3作目の新作書き下ろし。

 作品のモチーフとなるのは「福島」。これは生前の蜷川氏と岩松の会話の中で持ち上がったもの。こちらもその遺志を継ぐ形で、岩松は演出も担当する。

 今年5月にも東日本大震災をモチーフとした『少女ミウ』を書き下ろした岩松。そのときは若い俳優を通して福島を描いた。世代が違えばとらえ方も変わる。平均年齢78.0歳という俳優たちを通し表現される福島はどういったものになるのかにも注目。

EXILE SHOKICHIらが最新カラオケを体験「新曲はロックスターになった気分で」

2017.09.07 Vol.Web Original

 業務用通信カラオケシステムDAMの最高機種「LIVE DAM STADIUM STAGE」の商品発表会が7日、都内で行われ、EXILE NESMITH、EXILE SHOKICHI、Dream Amiらが出席した。いち早く同機種が配置された部屋をチェックしたEXILE SHOKICHIは「時代がここまで来たか、と。ネオカラオケというか。本当にすごい!」とコメントした。

 イベントでは、特長のひとつである2つのモニターを使う「デュアルモニター機能」を活用してEXILE THE SECONDの新曲『ROUTE 66』(27日発売)のオリジナル映像もお披露目。SHOKICHIいわくロックンロールのテイストでさまざまな要素が入ったハイブリッドな曲で、歌うときには「自分がロックスターになりきって歌ってほしいです!」。NESMITHも「体全体で歌って踊ってもらえたら。僕たちと音楽の中でひとつになれると思います。開放してほしいと思います」。

 同じくこのシステムで自身のパフォーマンスを視聴したDream Amiは、開口一番「恥ずかしかった!」の一言。さらに「大画面で臨場感がある。汗まで見えちゃう。自分でお店に行って1人で体験したいです。もう我を忘れて踊り狂いたい」と大興奮。大興奮のAmiを横目に、Dream Shizukaは「その絵を見たい……」と笑った。

 会見ではそれぞれのカラオケ曲トップ3も発表した。

武尊も登場! 映画佐藤江梨子×瑛太主演映画『リングサイド・ストーリー』完成披露上映会

2017.09.06 Vol.Web Original

10月公開の映画『リングサイド・ストーリー』の完成披露上映会が6日、新宿の会場で行われ、主演の佐藤江梨子、瑛太のほか、武藤敬司、武尊、黒潮“イケメン”二郎ら出演したトップファイター、監督の武正晴が登壇した。
 武監督は、前回大ヒットした『百円の恋』を3年前、同会場で撮影していたことを明かし「またここに戻って来られて感動しています。プロレスラーやK-1ファイターと仕事ができて、映画をやっていて良かったと思いました」とコメント。主演の瑛太は「見どころはたいくさんあるので、瞬きしないで見て下さい。特に一番の見どころは僕です」と演技に自信をのぞかせた。
 今回が映画初演技だった武尊は「それまでやったことがなかったから、すごく興味があり、格闘技の映画なら出たいと思いました」と言うと監督は「ほかの俳優がヤバイなと思うぐらい自然な演技でしたよ」と絶賛。武尊は「これから上映会なのに、そんなにハードル上げないで下さい」と苦笑いしていた。
 また、サプライズで登場した亀田大毅は「実は僕もでています。でもほんの一瞬で、僕を見つけられたら相当すごい。瞬きしている間にいなくなります」と言い会場を笑わせた。

『リングサイド・ストーリー』は、10月14日(土)新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開される。

イモトアヤコが新CMでイケメンとデート「ハンターとは違う女の部分見て」

2017.09.05 Vol.Web Original

 海外用モバイルデータ通信サービス「イモトのWiFi」の新CM発表会が5日、都内で行われ、CMに出演するイモトアヤコ、男性グループのMAG!C☆PRINCE(マジックプリンス)、そしてCMソングを歌う八代亜紀が登壇した。

 CMは、いつもは珍獣ハンターとして世界を飛び回るイモトが、イケメンなMAG!C☆PRINCEのメンバーそれぞれとハワイらしき場所でデートを堪能するという内容。イモトは「ただただ楽しい撮影でした。マジプリのメンバーを5人を朝からとっかえひっかえで……(撮影が)終わった後は虚無感がすごかった」とコメント。CMの見どころを聞かれると「ハンターとは違う、女の部分を見てほしい」と、話した。

 MAG!C☆PRINCEの平野泰新は「本当に楽しくて、カップルになってるんじゃないかと錯覚してしまうぐらいでした」。登場は海のシーンで「イモトさんにふくらはぎを褒めてもらった」とにんまりすると、イモトは「いいハギしてんのよー!」と絶賛した。

 発表会には、CMソング『私はイモト』を歌う、歌手の八代亜紀も登場し、生歌を披露。「2人の恋は圏外知らず」「あなたは自由な渡り鳥」など、ゴージャスに情感たっぷりに歌い上げた。

 席上で八代は携帯電話を持っていないと告白。イモトもMAG!C☆PRINCEのメンバーも大きな衝撃を受けつつ、「音楽も聴けます」「資料を持ち運ばなくても済みます」などスマホの便利なポイントを次々にプレゼン。八代も「私も持ちます、ケータイ!」とケータイデビューを約束した。

 新CMは6日からオンエア。『私はイモト』も同日から全国のJOYSOUNDで歌える。

【オススメCD4選】夏フェスを彩ったアーティストたち

2017.09.05 Vol.697

Every Country’s Sun
Mogwai

 スコットランドのポストロックバンド、モグワイの最新アルバム。轟音、とにかく大きな音という形容詞がついて回るバンドだが、本作は少し様相が違う?かつてアルバム『Come On Die Young』(99年)でタッグを組んだデイヴ・フリッドマンをプロデューサーに迎えて制作されており、発売以前に発表された新曲の『Coolverine』や『Party In The Dark』は浮遊感のあるフリッドマンチューン……というか、フェミニンな印象なのだ。バンドも結成から20余年となるなかで、アルバムごとに新しい風を入れて、新たな印象を与えて続けてくれる。モグワイはそんな稀有なバンドだ。

[ROCK ALBUM]Rock Action Records / Hostess 9月1日(金)発売 2490円(税別)

【舞台】風琴工房『アンネの日』、 詩森ろばに注目!

2017.09.02 Vol.697

三鷹市芸術文化センターの名物企画 

「MITAKA“Next”Selection」といえばこれまで次代を担う劇団が多く選ばれている印象。この風琴工房は歴史も実績もあり、一見「Next」という言葉には似つかわしくないと思う人もいるかもしれない。しかし主宰で作・演出の詩森ろばが「2011年に忘れがたい震災があり、わたしの演劇は変化しました」というように、それ以降、作品が大きく変化。前作の『penalty killing −remix ver.−』では劇団史上最多の観客を集めるなどまだまだ進化し続けている。

 そんななか詩森は2018年からは風琴工房という名を置き「sereal number」という名義で活動するというから、今回の「Next」は風琴工房という劇団のことではなく、詩森にあてられた言葉なのかもしれない。

 今回は女性開発者たちによる生理用ナプキン開発の物語。実際の開発現場などを取材しながら、出演者は全員女性という布陣で女でしかない事象に真正面から取り組むという。

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