『狂言』Ado
デビュー曲「うっせぇわ」で社会現象を巻き起こし、2021年末には「日本レコード大賞」の特別賞を受賞するなど注目を集めているアーティスト、Adoがファーストアルバムをリリース。「うっせぇわ」を筆頭に、「ギラギラ」と「踊」、映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』の挿入歌の「会いたくて」、『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』の主題歌「阿修羅ちゃん」などシングル曲を網羅しつつ、新曲7曲を加えた全14曲を収録。
デビュー曲「うっせぇわ」で社会現象を巻き起こし、2021年末には「日本レコード大賞」の特別賞を受賞するなど注目を集めているアーティスト、Adoがファーストアルバムをリリース。「うっせぇわ」を筆頭に、「ギラギラ」と「踊」、映画『かぐや様は告らせたい ファイナル』の挿入歌の「会いたくて」、『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』の主題歌「阿修羅ちゃん」などシングル曲を網羅しつつ、新曲7曲を加えた全14曲を収録。
メロウでジャジー、繊細で、気怠い。浮遊感があるサウンドスケープに没入する。シンガーソングライターの碧海祐人(オオミマサト)のファーストアルバムは、言葉で説明するよりも感じてほしい。日本語で歌っていることを除けば、国籍を感じさせない作品だ。Spotifyで取り上げられて2021年はネクストブレークとして注目を集めた碧海は今年、フジロックフェスティバルにも出演、先行して公開された「天象(feat.さらさ)」はASTERI ENTERTAINMENTからリリースされるなど話題も多い。2022年2月には自身初となるワンマンライブも決まっている。
WurtSは、作詞作曲、アレンジ、アートワークや映像まで、楽曲まわりの一切合切をセルフプロデュースするソロアーティスト。TikTokで楽曲を発表しては注目を集めている彼がリリースする最新のデジタルEP。5月5日に先行配信がスタートした「分かってないよ」はエモーショナルなロックチューン。多くの人が自身の経験を重ねられるリリック、キャッチーなメロディーライン、心を揺さぶるギターサウンドを聞けば、TikTokで爆発的な広がりを見せたことにも納得。タイトルトラックの「魔法のスープ」はダークポップ、「解夏」はWurtSらしいサマーチューンとのこと。
卓越したギタープレイと虜になる歌声で注目を集めるシンガーソングライター、Reiのセカンドアルバム。孤独や一途な愛をキーワードに制作したという本作は、女の子の日記をのぞいているような気になるパーソナルな作品だ。テーマは「NEO-TRAD」で、彼女の原点であるルーツミュージックを2020年のいまと組み合わせた一枚になっている。SOIL&“PIMP”SESSIONとのコラボレーションも。「What Do You Want?」など全12曲を収録した。
デビュー満11周年を迎えた唯一無二のシンガーソングライター、さかいゆうが新曲を配信でリリース。「九州ゴスペルフェスティバル2020 in 博多 ーNET STREAMー」のテーマソングとして書き下ろされた楽曲で、人と人が支え合いながら生きていく様を、背もたれ(BACKSTAY)に重ねて綴ったバラード。神秘的で清く荘厳な楽曲に温もりのあるリリックが重ねられた豊かな曲。すでにオンラインイベントで公開され、ショートバージョンも公開されている。すこぶる評判も良い。まとまった作品のリリースが待たれる。
あいみょんの通算3枚目となる最新アルバム。「ハルノヒ」「裸の心」「真夏の夜の匂いがする」といった映画やドラマの主題歌となった人懐こい楽曲たちを軸にしつつ、ポップなメロディーなのに歌詞が刺さる「シガレット」、ざらついた「朝陽」「そんな風に生きている」など全12曲を収録。新しいことにチャレンジし続けてきたあいみょんは、オフィシャルインタビューで「自分の曲の歌い方がわかってきた」と話している。曲ごとに雰囲気を変えながらも、あいみょんらしさがしっかりと届く。この秋リピート必至なアルバム。
西寺郷太(NONA REEVES)の最新ソロアルバム。NONA REEVESとTOWER RECORDSが組んだ新レーベル第1弾となる記念すべき作品。リリースに先行して配信が始まっている「P.Y.T(Pretty Young Thing)」「BODYMOVES!」から推測できるように、オシャレでファンキーな作品。2曲は耳障りは異なるかもしれないけれど、聞けば体が揺れたり踊りだすようなサウンド(特に後者)いずれもチラッと織り込まれた切なさみたいなものに引き寄せられる。
話題の映画や気になる海外ドラマ、チェックしておきたかったあの音楽に、話題のコミックス――。TSUTAYAのレンタルなら気軽にたっぷり楽しめます。さて今月のおすすめは……?
情感あふれる歌いっぷりで楽曲の世界観に浸らせてくれるシンガーのJUJUが、既存のベストアルバムのイメージを覆す作品を作った。本作にはデビューからこれまでの代表曲の数々はもちろんのこと、リクエスト人気曲、アルバム新録曲など全52曲を収めた作品。これまで彼女がさまざまな楽曲を通じて紡いできた物語は聞く人の人生に寄り添う楽曲ばかりだった。52のストーリーを聞き返すなかで、また新しい心震える瞬間に出会えるはず。じっくり、かみしめて聴きたい。
竹内涼真主演の日曜劇場『テセウスの船』の主題歌「あなたがいることで」で再び注目を集めているミステリアスなシンガー、Uruがセカンドアルバムをリリース。アルバムには「あなたがいることで」はもちろん、気鋭の作家陣が手がけた楽曲、自身が手がけた楽曲、全13曲を収録。包み込むような歌声で人気も注目も集めるが、その存在感のある歌声は初回生産盤についてくるカバー盤で分かりやすく発揮されている。
ともに独特な世界観と圧倒的な存在感を放ち続ける、CharaとYUKIが再びコラボしたミニアルバム。前回のコラボ作品「愛の火 3つ オレンジ」が発表されたのは1999年11月26日だから、実に20年を超えての再協業だ。YUKIにCharaが楽曲提供したことから再びChara+YUKIの時計が動き出したそう。全体的にふわっとした雰囲気のように思わせながらチクリもある作品で、何度もリピート再生してしまうこと必至。2人のほか、大沢伸一、TENDRE、Kan Sanoなど注目のアーティストも参加。表題曲のほか、「愛の火 3つ オレンジ」の2020年バージョンを含む8曲を収録している。