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新型コロナ、東京オリパラ準備段階へ影響か

2020.02.26 Vol.Web original

新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツイベントの中止が相次ぐなか、オリンピック・パラリンピックの準備段階にも影響が出始めている。

政府は26日、新型コロナウイルス感染症の対策本部で、多数の観客が集まるスポーツ・文化イベントの主催者に対し、今後2週間は中止や延期、規模縮小などの対応をとるように要請する方針を発表した。すでに規模を縮小しての開催が決定している東京マラソンも、体調不良者は沿道での応援を控えるよう、公式ホームページで協力を呼びかけている。

パラリンピック競技では、28日から3月1日まで世界9カ国が参加して開催が予定されていた東京2020テスト大会「天皇陛下御即位記念2020ジャパンパラボッチャ競技大会」が20日、大会の中止を発表。3月8日に開催予定だった「東京国際視覚障害者柔道選手権大会2020」も25日、開催中止を決定した。

感染拡大の防止に向け対策が進むなか、パラスポーツを巡っては、障害の特性ならではの事情もあった。脳性まひなど重度障害者の選手が多いボッチャでは、新型コロナウイルスが選手に感染した場合の影響の大きさを正確に把握するには、時間を要するとの判断がなされ、改めての開催検討に至った。

また、25日、パラリンピック開催半年前のイベントに出席したパラ陸上(視覚障害クラス)の高田千明は、感染について「視覚に障害があると、どうしても手で(物に)触れる機会が一般の方よりも多くなります。なるべくマスクをつけるとか、何か触った時のために、除菌ペーパーを持ち歩くというのを心掛けていますね」と、障害を持つアスリートならではの注意も語った。

オリンピック・パラリンピック前のテスト大会や代表選考会では、本番の出場選手を決めるだけでなく、観客の動線や選手の移動など、運営面においても重要な位置付けにある。3月以降予定されているテスト大会への影響はもちろん、感染拡大のリスクが収まらなければ、3月26日に福島県でグランドスタートを迎える聖火リレーへの影響も懸念される。

選手が輝く舞台は無事やってくるのか。東京オリンピック・パラリンピックが正念場を迎えている。

オリパラ日本選手団、公式スポーツウェアを発表。日本らしさと機能性兼ね備え

2020.02.21 Vol.Web original

東京2020オリンピック・パラリンピック出場の日本選手団が着用するオフィシャルスポーツウェアの記者発表会が21日、都内で行われ、各競技の日本代表選手が出席した。

アシックスが発表したのは、オフィシャルスポーツウェアや、シューズ、バッグなど17点。これらのアイテムは大会期間中、表彰式や選手村などで選手が着用する。コンセプトは「JAPONISM」。開催国である日本の選手団が、代表としての誇りを感じられるよう、日本の伝統美と先端技術をかけ合わせ、選手団の強さを表現した。

五輪パラマスコットが「応援ビート」を海外PR。ヨーロッパ訪問は初

2020.02.19 Vol.Web original

東京2020オリンピック・パラリンピックのマスコット、ミライトワとソメイティが2月からヨーロッパを訪問し、出場選手を手拍子で応援するプロジェクト「Tokyo 2020 “Make The Beat!”」を海外にアピールする。

「Tokyo 2020 “Make The Beat!”」は、世界各地から集まった観客が大会公式の応援ビート「2020beat」を手拍子などで奏でて選手を応援するプロジェクト。昨年9月のスタートから、これまでにバイオリニストの木嶋真優や、海外アーティストのバックストリート・ボーイズなどがプロジェクトに参加した。

大会本番までに応援ビートを多くの人に知ってもらおうと、2月25日からマスコットのミライトワとソメイティが海外ツアーを行う。訪問する都市は、オリンピック・パラリンピック開催都市のバルセロナや、アテネ、ロンドン、パリなど6都市で、東京2020マスコットがヨーロッパを訪問するのは、今回が初めて。

1月からはSNSで動画投稿の募集が始まり、誰でも参加が可能。大会公式の応援ビート「2020beat」を奏でた動画を撮影し、「#2020beat」または「#2020ビート」を付けて投稿すると、一部の動画は東京 2020 大会開催時の会場やライブサイトのスクリーン等で放映され、会場に来られなくても大会に参加することができるという。投稿の募集は7月23日まで。

五輪聖火リレーリハ パラ射撃の田口氏「ワクワクした」石原さとみも参加

2020.02.15 Vol.Web Original

 東京五輪の聖火リレーのリハーサルが15日、都内で行われた。羽村市でスタート、国分寺市、そして八王子市と、22名が走った。この日のリハーサルには、聖火リレー公式アンバサダーの石原さとみと田口亜希氏も参加した。

  八王子市の富士森公園では、その日の最終ランナーが聖火を聖火皿に移すリハーサルも行われた。富士森公園は、その日の最終聖火ランナーが到着する際に、聖火到着を祝うセレブレーションを行う会場になっている。セレブレーション会場では、各都道府県の実行委員会によるさまざまなステージプログラムを展開するとともに、東京2020オリンピック聖火リレーパートナ―などが聖火リレーを盛り上げるブースを出店する。

五輪観戦チケット、4月から窓口販売スタート。整理券ははがきで抽選申込

2020.02.12 Vol.Web original

東京2020大会観戦チケットの春期販売に関する記者会見が12日、都内で行われ、この春始まる観戦チケット販売では、先行して窓口販売を行うことが発表された。

春以降の観戦チケットでは、東京・有楽町の東京2020チケットセンターでの対面式による窓口販売や、公式チケット販売サイトによるウェブ販売・リセールサービスを予定。

最も早い販売方法は、4月28日から始まる東京2020チケットセンターでの対面式による窓口販売だ。窓口での購入には、まず、整理券が必要になる。オリンピックは2月20日〜3月12日必着、パラリンピックは3月13日〜4月5日必着で、はがきで申し込む。整理券の導入には、窓口への購入者殺到を防ぐためとの背景がある。整理券はがきはオリンピック約5000枚、パラリンピック約3000枚の当選を予定。

漫画家の浜田ブリトニーが漫画を通じた世界平和の実現訴える

2020.02.08 Vol.Web Original

外国人観光客へ漫画を通じた“おもてなし”

 タレントで漫画家の浜田ブリトニーがトータル・プロデュースする、外国人観光客へ向けての「プロ漫画家による漫画作画体験教室」(J-MANGA~Direct Lesson&Fan Meeting)が2月8日、都内で開催された。

 これは東京オリンピック・パラリンピックに向けての外国人観光客が3400万人と予測される中、漫画に特化した形で外国人への「おもてなし」をしていこうという試み。

 この漫画教室は「60分であなたの4コマ漫画が描ける」をコンセプトに浜田ら現役の漫画家が直接指導。その中で文化交流を図っていく。

 浜田は教室の前に行われた会見で「日本の漫画はとても魅力的。私なりのおもてなしを外国人観光客にするとしたら、やはり漫画。外国人の観光客の方に漫画の魅力を伝えることが今、私にできることかと思った。この授業で皆さんが漫画を描けるようになって、漫画という日本の文化をそのままお土産のように持って帰って、いろいろな国で発信してくれれば、もっと漫画の文化が広がるんじゃないかと思う」などと今回の漫画教室開催の意義を語った。

選手村の村長に川淵三郎氏が就任「アットホームな選手村に」

2020.02.03 Vol.Web original

東京2020大会選手村の村長、村長代行、副村長の就任記者会見が3日、都内で行われ、Jリーグ初代チェアマンで日本トップリーグ連携機構会長の川淵三郎氏が選手村の村長に、国際柔道連盟の理事・上村春樹氏が村長代理に就任したことが発表された。

選手村の村長・村長代行・副村長は、選手村の顔として入村式での対応や要人接遇、参加選手団との交流、情報交換などを行なっていく。就任にあたり川端氏は「僕の人生最後の大役。安心・安全で、選手たちが英気を養えるアットホームな選手村にできるよう、ベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

選手村の中心施設が公開。カフェや交流エリアも予定

2020.01.29 Vol.Web original

東京2020大会で使用される選手村の中心施設「選手村ビレッジプラザ」のプレス向け内覧会と式典が28日、東京・晴海で行われ、施設内部の様子が初公開された。

選手村ビレッジプラザは、地上1階・高さ約7mの木造建築物で、選手村の代表的な施設として各国の選手団を迎える入村式の舞台となるほか、大会期間中の選手の生活を支える施設として、花屋や雑貨店等の店舗、カフェ、メディアセンターなどが配置される。今大会では、選手村地区内の東側に配置し、後利用のしやすさを考慮して仮設建築物として計画された。

HIRO「日本代表としてのパフォーマンスを」。五輪聖火引継式リハーサルが公開

2020.01.26 Vol.Web original

3月にギリシャで行われる東京2020オリンピック聖火リレーの聖火引継式を前に26日、文化パートのリハーサルが、千葉・幕張メッセで行われ、森喜朗組織委員会会長や監督のEXILE HIROらが出席。3月の本番へ意気込みを語った。

オリンピック聖火が開催国へ引き継がれる聖火引継式は3月19日、オリンピック発祥の地ギリシャで行われる。引継式では、開催国・日本の文化パフォーマンスも行われる予定で、EXILE HIROは文化パートの監督に就任。この日は、リハーサルの様子が報道陣に初公開された。

東京五輪・パラ日本代表選手団公式服装お披露目! 瀬戸大也らが“ニッポンを纏う”

2020.01.23 Vol.Web Original

 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の日本代表選手団が開会式や式典で着用する公式服装の記者発表会が23日、都内で行われ、大会での活躍が期待されているアスリートたちが開会式の装いで登壇した。

「奇跡をつくる、1人になろう」。パラ観戦チケット最後の抽選申込みが15日スタート

2020.01.07 Vol.Web original

東京パラリンピック観戦チケットの第2次抽選申込受付が15日から始まる。それに先立ち7日、都内で記者会見が行われ、パラリンピアンの堀越信司が出席。「百聞は一見にしかず。パラ競技を間近で見て下さい」と観戦を呼びかけた。

観戦チケットの第2次抽選申込受付スケジュールは、1月15日未明〜1月29日11:59まで。抽選結果の発表は2月18日、当選者は結果通知時から3月2日23:59までに購入手続きを完了させる必要がある。

対象はTOKYO2020 IDに登録したすべての人で、開閉会式を含むすべての競技セッションで申込が可能。各セッションの申込・購入上限枚数は、開会式・閉会式が2枚、メダルが決まるメダルセッションが4枚、予選等のセッションは6枚となる。全体の最大申込枚数は18枚まで。

昨年8月に行われた第1次抽選では、約39万人が応募した。当選者約16万人に約60万枚のチケットが販売され、2012年のロンドン大会と比較しても約3倍の応募数を記録。申込傾向の分析では、開閉会式を中心に、車いす球技の競技に人気が集まったという。チケットサイトでは、比較的当選しやすい競技やセッションが色別に分かるようになる。

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