ガンバレ☆プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」を開催した。今成夢人が思い入れ深いエル・リンダマン(GLEAT)と初の一騎打ちに臨むも惜しくも敗れた。
両者は2020年に開催されたZERO1の「天下一ジュニア」トーナメントに、ともにエントリーされた時に出会った。2021年1月17日には、ZERO1・川崎道場(当時)での無観客試合で、大谷晋二郎と今成が保持していたインターコンチネンタルタッグ王座にT-Hawk&リンダマンが挑戦する形でタッグ対決。その後、一緒にトレーニングをしたり、リンダマンが今成vs入江茂弘のスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級選手権を観戦するなど、親交が深まった。今成は「自分の肉体、プロレス、試合でいつかお返しができないか」との思いが実った一戦。リンダマンにとっては、今成vs入江戦を見て「プロレスが分からなくなった」といい、その答えに近づくために今回のオファーを受けた。
ガンバレ☆プロレス タグーの記事一覧
壮絶な打撃戦の末、勝村周一朗&和田拓也がSOG世界タッグ王座を戴冠「誰にも負ける気しないんで、誰の挑戦でも受ける」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」を開催した。総合格闘技出身の勝村周一朗と和田拓也のコンビが、王者組の「変態パンチドランカーズ」(佐藤光留&前口太尊)を下し、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座を戴冠した。
勝村と和田は総合格闘技でアマチュア時代から、同じジムで修業を積んだ間柄。勝村は修斗世界フェザー級、和田はウェルター級キング・オブ・パンクラス王座を獲得しており、総合のチャンピオン同士がコンビを結成してプロレスのベルトに挑んだ。光留はパンクラス出身、前口は元キック王者で、格闘技ベースの4人で王座を争うことに。
木髙イサミが渡瀬瑞基を破り“ガンプロの至宝”SOG世界無差別級王座がBASARAに流出【ガンプロ】
「ガンプロの選手、準レギュラーまで、誰でもかかってこい」
ガンバレ☆プロレスが7月9日、東京・大田区総合体育館で天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」を開催した。BASARAのエース・木髙イサミが、スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王者・渡瀬瑞基を破り、“ガンプロの至宝”が流出する非常事態となった。
同王座は2021年11月に初代王者・高岩竜一(フリー)が誕生。その後も、ハートリー・ジャクソン(フリー)がベルトを腰に巻くことはあったが、遂に他団体選手の手に渡ってしまった。
前半戦はじっくりしたレスリングの攻防で開戦。イサミは強烈なアームロックで締め上げた。イサミがエプロンでブレーンバスターを見舞えば、すぐさま渡瀬は場外でブレーンバスターをお返し。リングに戻ると、渡瀬はフロントネックロック、腕極め式フロントネックロックで絞り上げた。流れを変えたのはイサミのファイアーサンダー。続けて、イサミはダイビング・ダブルニードロップ。15分過ぎ、エルボー合戦から、イサミがラリアット、エクスプロイダー。渡瀬はエルボーで返すも、イサミはパンチ、バズソーキック、そして勇脚・斬を叩き込んで勝負を決めた。
SOG世界タッグ王者・前口太尊が勝村&和田とのV2戦に武者震い。「あの2人は超強いんで、勝てば誰も文句言う人はいない」【ガンプロ】
“永遠の反抗期”との異名をもち、佐藤光留との「変態パンチドランカーズ」でガンバレ☆プロレスのスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座を保持する前口太尊(飯伏プロレス研究所)が、天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)での勝村周一朗&和田拓也とのV2戦に向け、武者震いだ。
キックボクシングの元J-NETWORKライト級王者で、2021年夏にプロレスに転向した前口は、同年10月からガンプロにレギュラー参戦。着実に実績を積み重ね、5月5日、東京・後楽園ホールでの「うるせぇズ」(高岩竜一&今成夢人)との王座決定戦(タッグ王座決定トーナメント決勝戦)を制して、初代SOG世界タッグ王座を戴冠。7・9大田区では総合格闘技の世界で頂点を極めた勝村&和田の強力コンビの挑戦を受ける。
そこで、決戦を控えた前口にプロレス転向の経緯、これまでのガンプロでのこと、王座戦に臨む決意を聞いた。
“元伝説のキャバクラ嬢”リアラがウナギ・サヤカの“刺客”梅咲遥に玉砕も前向く「7・9大田区も気持ちは負けないで頑張ります」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月30日、東京・高島平区民館で「ゴースト・ハンターズ2023」を開催した。「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)で、ウナギ・サヤカと対戦する“元伝説のキャバクラ嬢”リアラが、その推薦選手の梅咲遥(ディアナ)に玉砕するも、前を向いた。
ウナギが推薦してきた梅咲はWWWD世界シングル王者で、5月にデビューしたばかりのリアラにとっては、とてつもなく高い壁だった。リアラはドロップキック、エルボーを連打。逆片エビ固め、丸め込み連発で必死の攻めで食い下がった。しかし、梅咲に捕獲されると、ブレーンバスター、ミサイルキック、そしてキューティースペシャルでトドメを刺された。
コンビ始動の大家健、羆嵐組が7・9大田区でのSOG世界タッグ王座次期挑戦者決定戦に向け好発進【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月30日、東京・高島平区民館で「ゴースト・ハンターズ2023」を開催した。新たにコンビを始動した大家健、羆嵐組が初陣を白星で飾り「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)での「スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座次期挑戦者決定サバイバル4WAYタッグマッチ」に向け好発進した。
WRESTLE-1を経て、フリーで活躍する羆嵐は2020年にガンプロに参戦経験があるが、5月28日の東京・王子Basement MON☆STAR大会に突如現れて、ガンプロ参戦、大家とのタッグ結成を熱望し、大家が快諾。7・9大田区で大家&羆嵐は、ハートリー・ジャクソン&HARUKAZE、藤田ミノル&下村大樹、岡田剛史&神崎ユウキの4チームでのサバイバル形式でのSOG世界タッグ王座次期挑戦者決定4WAYタッグマッチに臨む。この一戦の勝者チームは、7・9大田区での佐藤光留&前口太尊(王者組)vs勝村周一朗&和田拓也(挑戦者組)の勝者組に挑戦する権利を得る。
今成夢人がエル・リンダマンとの一騎打ちに向け、熱い思いを吐露「自分の肉体、プロレス、試合でお返しができないかなと思ってました」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月30日、天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)に向け、都内で記者会見を行った。スペシャルシングルマッチでエル・リンダマン(GLEAT)と対戦する今成夢人が、この一戦への熱い思いを吐露した。
2人の出会いは、2020年、ZERO1の「天下一ジュニア」トーナメントに、ともにエントリーされた時から。同トーナメントで今成は2回戦敗退、リンダマンは準優勝だったが対戦機会はなかった。その後、2021年1月17日、ZERO1・川崎道場(当時)での無観客試合で、大谷晋二郎&今成が保持していたインターコンチネンタルタッグ王座にT-Hawk&リンダマンが挑戦し、大谷がリンダマンに勝利している。
今成は「リンさんは(天下一ジュニアで)決勝までいって、すごく輝いていて。そこからコロナ禍で規制がある戦いのなか、リンさんはどんどん存在が大きくなっていって。ここで僕は大谷さんとHOT JAPANをつくるきっかけになったんですけど、大谷さんからも“リンダマン、熱いよね”と連絡もらったりして。僕が去年、スピリット・オブ・ガンバレ(世界無差別級)のタイトルを持っていた時、リンさんがある日、僕をトレーニングに誘ってくれて、一緒にトレーニングをさせてもらう機会があった。僕がメチャクチャ、ナーバスなのを一発でさとられたんですよ。それは(昨年8月13日、後楽園ホールで)入江(茂弘)さんと戦う数週間前で。リンさんに自分の気持ちの内面を悟られていることが、俺は凄くうれしかった。タッグマッチとかで直接肌を触れ合って戦ったこともあります。でも必ずいつかシングルをやる運命なんだなって。その時、トレーニングに誘ってくださった恩、僕の気持ちに触れてくれた恩に、自分の肉体、プロレス、試合でいつかお返しができないかなとずっと思ってました。それが今回の『WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ』だったんだと思います。リンさんほど、こんなに誠心誠意を込めてプロレスに向き合っている男は今いないんじゃないかと思えるくらい、自分はリンさんからエネルギーを感じています。それに俺も120%の今成夢人で返していかなきゃなって。去年のナーバスな気持ち、そのままナーバスになって来てます」とコメント。
SOG世界タッグ王座戦に向け、光留&前口と勝村&和田が火花。前口「殺すつもりでやらないと勝てないと思うんで、殺しに来てください」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月30日、天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)に向け、都内で記者会見を行った。スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座を争う、佐藤光留&前口太尊(王者組)と勝村周一朗&和田拓也(挑戦者組)が火花を散らした。
挑戦者の総合格闘技出身コンビは、勝村が用意したお揃いのアニマル柄のスーツで登壇。和田は「私の地元の大田区に呼んでもらったのが信じられなかった。昨年の大田区での勝村vs鈴木みのる戦を見て“勝村さんって、鈴木みのるとやるんだ。凄いなって”と思って。その1年後にこの場にいるとは思ってなかったんで。正直信じられない気持ちのほうが大きいです」と話した。
勝村は「昨年、鈴木みのるさんと大田区でやらしてもらって。あの時まで、ガンプロでくすぶってた。あの一戦を境に振り切れたというか。あそこからさらにレスラーとして、一段階アップできたかなと思います。今回の大田区でのタッグ挑戦なんですが、隣にいる和田とは20年以上前、総合格闘技をやってた時代から同じジムでやっていて。空白の期間もありつつ、今年の1月からガンプロに参戦してもらって。今回タッグを組むことになりました。対戦相手の前口太尊、佐藤光留。僕ら3人は佐藤光留主催のハードヒットでデビューさせてもらってます。そういう意味で凄いメンバーが揃っちゃったなと。この責任を佐藤光留に取ってもらうというか。僕らをプロレスラーにしてしまった事の重大さの責任を取ってもらいつつ、佐藤光留を後悔させるような戦いをしたいと思います」と意欲。
“BASARAのエース”木髙イサミが渡瀬瑞基の持つSOG世界無差別級王座奪取宣言「このベルトは通行手形」【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月30日、天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)に向け、都内で記者会見を行った。渡瀬瑞基が持つ“ガンプロの至宝”スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑む“BASARAのエース”木髙イサミが王座獲りを高らかに宣言した。
イサミは「ここ最近いろんな団体のベルトも狙ってはきたんですけど、どれも挑戦までいって負けて、その後参戦できずということがあったりして。今、ガンプロの雰囲気が物凄くいいと思っておりまして。その理由をずっと探してたんですけど、いい意味で大家健の色合いが薄くなったかなと思ってて。何でかって言ったら、今成(夢人)選手だったり、勝村(周一朗)さんの影響だったり、そういうのがあるのかなと思ったんですけど。最終的にはこの団体の色をつくってるのはチャンプであり、渡瀬選手だと思ったんで。ベルトはもちろん欲しいですし、渡瀬選手にも勝ちたいけど、このベルトを通行手形だと思ってるんで、これを持ってガンプロに出続けたい」とキッパリ。
春日萌花が生体腎提供手術による休業前ラストマッチで2連勝【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月3日、東京・高島平区民館で「遊星からの物体X2023」を開催した。実姉への生体腎提供(ドナー)手術を今月下旬に受けるため、今大会が休業前最後の試合となった春日萌花が2連勝を飾り、力強く復帰を宣言した。
約5年前からガンプロにレギュラー参戦してきた春日は所属同然の存在。この日はHARUKAZE、長谷川美子と組み、網倉理奈、YuuRI、リアラ組と対戦した。春日はYuuRIと激しいエルボー合戦を繰り広げると、ダイビング・フットスタンプを降下。カウント2で返されると、フットスタンプを再び叩き込むも、これまたYuuRIはカウント2でクリア。ならばと、春日はもう一発、ダイビング・フットスタンプを見舞って3カウントを奪取した。
7・9大田区で勝村周一朗&和田拓也がSOGタッグ王座に挑戦へ。ウナギ・サヤカと“元伝説のキャバクラ嬢”リアラが一騎打ち【ガンプロ】
ガンバレ☆プロレスが6月3日、東京・高島平区民館で「遊星からの物体X2023」を開催した。勝村周一朗と和田拓也の格闘コンビが天下分け目のビッグマッチ「WRESTLE SEKIGARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)で「変態パンチドランカーズ」(佐藤光留&前口太尊)が持つスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座に挑むことが決定的になった。
勝村と和田はアマ修斗時代からの練習仲間で、階級が異なるため総合格闘技では対戦したことはなかった。団体こそ違えど、勝村は修斗世界バンタム級王座、和田はウェルター級キング・オブ・パンクラス王座を戴冠し、ともに総合の世界で頂点を極めた。その後、両者はプロレスの世界に足を踏み入れ、巡り巡って、5月6日の高島平大会でシングル対決。その時は勝村が和田に丸め込みで勝利した。この日はセミファイナルのタッグマッチ(勝村&翔太vs高尾蒼馬&和田)で対戦。2人はピリピリするようなグラウンドでのサブミッションの攻防、ミドルキックの応酬でやりあったが、勝村の関節技を切り返した和田がエビ固めで丸め込んで3カウントを奪取。5・6高島平大会の借りを返した和田は握手を求めるも、勝村は拒否した。