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竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが前哨戦で猛アピール「9・26後楽園でも、私がもう一度勝つ!」【DDT】

2021.09.19 Vol. Web Original

 DDTプロレスが9月18日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Who’s Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA」を開催。同26日の東京・後楽園ホールで竹下幸之介が保持するK0-D無差別級王座に挑戦するクリス・ブルックスが王座獲りを猛アピールした。

 この日のメインイベントでクリスはHARASHIMAと組み、竹下、中村圭吾組と対戦。クリスと竹下が先発し、序盤はレスリングの攻防。スタンドになると、竹下がラリアット、ブレーンバスターを繰り出してPlus Ultraを決めるもカットされた。10分過ぎ、クリスは竹下の腕にダブルニー、オクトパス・ストレッチで逆襲。竹下も強引にジャーマンで投げ捨てるなど応戦。その後、HARASHIMAと中村が強烈なミドルキックの応酬に。打ち勝ったHARASHIMAはハイキックから蒼魔刀をたたき込んで中村から3カウントを奪った。

 竹下組から勝利を挙げたクリスは「タケちゃん、今日はサウナカミーナじゃない。私が勝ったでしょ。9月26日、後楽園、KO-D無差別級もタケシタ・オンリー。サウナカミーナじゃない。私、もう一度勝つよ」と日本語で王座奪取を誓った。

KO-D無差別級王者・竹下幸之介がクリス・ブルックスとの初V戦に闘志「かつての飯伏vsケニーを超えるような戦いをしたい」【9・26 DDT】

2021.09.15 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月15日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、26日の東京・後楽園ホールで挑戦者クリス・ブルックスを迎えて初防衛戦を行う、KO-D無差別級王者の竹下幸之介が闘志を燃やした。

 竹下は8月21日の富士通スタジアム川崎で、難攻不落の王者・秋山準を破り、約2年ぶりに王座を奪還。試合後、シングル戦で竹下に3連勝しているクリスが挑戦を表明し、新王者が受諾した。

 2019年7月21日、後楽園で当時、王者だった竹下に挑戦して以来、約2年ぶりに同王座に挑むクリスは「会見ではふざけたことをすることもあるけど、そういう日ではない。私のキャリアで最も重要な試合になる。プロレスキャリア14年の集大成であるとともに、この2年間、家族、友達とも離れて暮らし、そこまでして日本に残ってプロレスをした。それが正しかったのか試されることになる。貴重な機会をムダにすることはありません。確実にこのチャンスをモノにして、無差別級チャンピオンとして、皆さんの前に立ちたい」と王座奪取を誓った。

 一方、竹下は「今回、タイトルマッチの対戦相手がクリスに決まって、今までチャンピオンとして何度もタイトルマッチを経験してきましたけど、そのどれよりも“楽しみにしてます”と声を掛けてもらった。何度かシングルをしているし、そのなかでクリスがこの2年くらいで積み上げた経験、日本に来る前に築き上げた経験がある。僕もこの1年苦しい思いをしたけど、秋山準に勝って、ベルトを巻いてる経験は、ほかのどのレスラーも経験できない経験をしてきた。お互いに築き上げたものが最高潮になってると思います。竹下のブランド、クリスのブランド。もっと言えば、それぞれが築き上げたブランドがある。それが最高峰に来てる」と胸中を吐露。さらに「比べるモノではないけど、かつてDDTで飯伏幸太vsケニー・オメガがそうだったように、僕たちもその存在を今のDDT代表として、超えるような戦いをしたい。かつての竹下vsクリスを超える一戦になるので期待してください」と胸を張った。

KO-D無差別級王座を奪還した竹下幸之介が決意表明。「今の絶好調の僕なら、重圧をはねのけて唯一無二の王者像を作れる」【DDT】

2021.08.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが8月23日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、21日の富士通スタジアム川崎で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を1年10カ月ぶりに奪還した竹下幸之介が二夜明けた胸中を吐露した。

 冒頭、竹下は「当日は実感というより、必死に戦って、必死に勝ったなと。負けられない戦いだったし。1日、2日経って、秋山準から獲ったこのKO-D無差別級のベルトというのは、今までのKO-D無差別級チャンピオンとしての防衛ロードとは、重みが違うと思うし、責任感も違うと思います。でも、今の絶好調の僕なら、その重圧をはねのけて唯一無二の王者像を作れると思ってるので。さっそく次のタイトルマッチは9月(26日)、後楽園ホールでクリス(ブルックス)に決まりましたけど、DDTファンだけじゃなく、日本のプロレスファン、世界のプロレスファンに届けられるような試合になると思います。今後の防衛ロードに大いに期待してもらいたいと思います」と堂々たるコメント。

 川崎決戦でのフィニッシュは秋山対策で考案した変型チキンウイング・フェースロックだったが「これで勝てなかったら何も残されてないくらいのつもりで絞りきった。その結果、秋山選手からギブアップが取れたので、僕自身もそうですけど、技自体にも自信がつきました。これさえ入ればギブアップが取れないことはないというのが証明された。これからジャーマンと並んで、大きな武器にしていきたい」と話した。

竹下幸之介が“3度目の正直”で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を2年ぶり5度目の戴冠【DDT】

2021.08.22 Vol. Web Original

「もっとデカいレスラーになって、次は僕が秋山準を迎え撃ちます」

 DDTプロレスの真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」が8月21日、神奈川・富士通スタジアム川崎で開催され、メインイベントでは竹下幸之介が秋山準を破り、KO-D無差別級王座を奪還。9月26日の東京・後楽園ホールでクリス・ブルックスと初防衛戦を行うことが決まった。

 竹下は昨年11月3日の東京・大田区総合体育館、同年12月27日の後楽園(D王 GRAND PRIX優勝決定戦)で秋山に敗れシングルで2連敗を喫し“3度目の正直”に向け、満を持して臨んだ。

 試合は序盤から激しい一進一退の攻防となり、15分過ぎには秋山のエクスプロイダーと竹下の投げ捨てジャーマンの投げ合いに発展。20分過ぎ、秋山がヒザ蹴り連打からリストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出すも、竹下はカウント2でクリア。耐えた竹下は投げ捨てジャーマンからザーヒー、さらにサポーターを外してザーヒーを連発。クロスアーム式ジャーマンで投げると“打倒秋山”のために開発した変型チキンウイング・フェースロックで首を絞め上げると秋山はたまらずギブアップ。竹下はようやく秋山を倒し、約2年ぶり5度目の王座戴冠を果たした。

 竹下は「今日でピリオドなんて打つ気はありません。秋山さんから獲ったベルト。死ぬ気で防衛して、もっとデカいレスラーになって、次は僕が秋山準を迎え撃ちます」とマイク。退場しようとしていた秋山は「竹下、今日は負けたよ。獲り返すから待っておけ」と言い返した。

勝俣瞬馬&MAOの“文化系ハードコア”発言を葛西純が“ゆとり系ハードコア”と一刀両断【DDT】

2021.08.18 Vol.Web Original

 DDTプロレスは8月17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けて記者会見を開き「スペシャルハードコアタッグマッチ」でクリス・ブルックスと組み、勝俣瞬馬、MAO組と対戦する“デスマッチのカリスマ”葛西純が勝俣とMAOを一刀両断した。

 勝俣は「キャリアとか経験とかは置いといて、葛西さんに僕たちのDDTらしいハードコアマッチを堪能していただいて。野外ということで当日も暑いでしょ。サウナカミーナは暑さに慣れてますので。暑いサウナのようなスタジアムを、僕たちの試合でロウリュウ(サウナの入浴方)して、体感温度を上げて汗をかいてもらって。最後は水風呂と言われる僕のマイクで皆さんに冷えてもらって、外気浴をして帰ってもらいたい」とコメント。

 MAOは「葛西さんがDDTに2年くらい前に参戦されたときにやらせてもらって。ちょっと間が空いた。その間、DDTのハードコアを高木(三四郎)さんとやり合ったり。勝俣さんとDDTでしか見れないハードコアを突き詰めてきた。ヨソで見れちゃ意味がないものを、DDTで作っていきたいという意思のもと2人でやって。完成してはいないですけど、形にはなってきたので、それを全力でぶつけて。DDTの文化系ハードコアマッチじゃないけど、頭を使ってるのか使ってないのかよく分からないあいまいさも楽しんで。怪しいハードコア、怪しいDDTの部分を見せていきたい」と発言。

青木真也が得意の関節技を封印されながらもEXTREME&アイアンマンの2冠王に【DDT】

2021.07.16 Vol.Web Original

8・15後楽園で次期挑戦者MAOと防衛戦へ

 DDTプロレスが7月15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催。アイアンマンヘビーメタル級王者の青木真也が、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとのダブルタイトルマッチに臨み、関節技を封じられながらも勝利して2冠王者になった。

 EXTREME級選手権は王者が希望するルールを指定できるが、クリスは「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望。これは、レフェリーが特に危険とみなした行為以外、すべての反則が認められるが、サブミッション(関節技)の使用は反則となるというもの。“関節技のスペシャリスト”である青木にとっては明らかに不利なルールとなった。

 クリスはプラスチックケース、イス、ラダーなどを駆使しハードコアファイトを展開。得意技を使えない青木はミドルキックのほか、ふだんは出さないトペ、スワンダイブ式ボディープレスなどを繰り出して対抗し、机上パイルドライバーまで敢行。クリスはプラスチックケースを青木の体に置き、ラダー上から急角度のダイビング・セントーンを見舞うもカウントは2。さらにプラスチックケース攻撃を狙うも青木が蹴りで阻止。青木が投げ捨てジャーマンを放ち、その後、エビ固めの応酬となったが、青木がダイヤル固めで3カウントを奪った。

EXTREME王者クリス・ブルックスが青木真也に「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望【DDT】

2021.07.06 Vol.Web Original

「プロレスラーとしての新しい側面を引き出す試合形式になる」

 7月5日、DDTプロレスが東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同15日の東京・新宿FACEで、アイアンマンヘビーメタル級王者の青木真也とダブルタイトル戦を行う、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスがよもやの「ノーDQ・ノーサブミッションルール」を要望した。

 まずは両選手が調印書にサイン。EXTREME級選手権では、王者が希望するルールを指定できるが、クリスは「先日、アオキ選手からEXTREMEのタイトルに挑戦したいという発言があったとき、内心ではとても喜んでました。アオキ選手ほどの選手とプロレスのリングで戦えるのは光栄であり楽しみです。そのリスペクトを踏まえたうえで、どういったルールにしようか考えたんですが、どうやれば楽しい試合をお見せできるかを考えてたどり着いた結論として『ノーDQ・ノーサブミッションルール』を考案しました」と発言。

 これは、レフェリーが特に危険だとみなしたもの以外、すべての反則が認められる一方でサブミッションは認められないという特殊なルール。“関節技のスペシャリスト”である青木にとっては、不利になることが予想されるが・・・。

 青木は「試合にならないじゃないですか。やめましょう」と拒絶反応を示すと、今林久弥GMは「調印書にサインもいただいてしまったので」と説得。

準烈がタッグリーグ初戦でクリス&本多に不覚。秋山「負けたけど立て直せば何とかなると思いたい」【DDT】

2021.05.09 Vol.Web Original

本多がサミングから大石をくるり

 DDTプロレスが5月9日、無観客で東京・後楽園ホール大会を開催し、動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」で生中継された。同大会では団体として16年ぶりとなるタッグリーグ戦「Ultimate Tag League 2021」(5チーム参加)が開幕。セミファイナルでは、優勝候補の一角である秋山準、大石真翔組(準烈代表)が、正式なタッグチームではないクリス・ブルックス、アントーニオ本多組(欧州代表)に不覚を喫す波乱の幕開けとなった。

 序盤、準烈コンビが優位に進めると、本多は早くも創作昔話「ごんぎづね」を披露しようとするも秋山が蹴りを入れて阻止。秋山が本多の急所にヒザをたたき込むなど、準烈の優勢は続いた。窮地の本多は再度「ごんぎづね」をトライ。今度は秋山も大目に見たが、不意を突いて本多がサミングを狙うも秋山はカット。本多はなんとか大石を攻め立てるも、秋山のサミングを食って流れが変わった。大石がミラクルエクスタシーでフォールを取りにいくもカウントは2。ならばとフジヤマニーロック狙いも、本多がレフェリーの死角を突いてサミング。そのまま丸め込んで大石から3カウントを奪取した。

アイアンマン王者・赤井沙希、クリス・ブルックス相手に善戦も2冠獲りならず【DDT】

2021.05.05 Vol.Web Original

男子相手に一歩も引かず

 DDTプロレスが5月4日、東京・後楽園ホールで「MAX BUMP 2021」を無観客で開催。その模様が動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」で生中継された。第5試合では、アイアンマンヘビーメタル級王者の赤井沙希が、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとのダブルタイトル戦に臨んだが、惜敗して、2冠獲りは果たせず無冠に転落した。

 試合は通常のプロレスルールで行われ、長身のクリス相手に赤井は一歩も引かず。得意のキックやグーパンチまで繰り出して勝利に飽くなき闘志を見せた。クリスもグラウンド卍などで応戦し、一進一退の攻防が続いた。赤井は必殺のケツァル・コアトルで決めにいくも、フォールは奪えず。赤井の猛攻をしのいだクリスは、プレイングマンティスボムを繰り出して、なんとか3カウントを奪い2冠王に。試合後はノーサイドで、互いの健闘を称え合い、ガッチリと握手を交わした。

赤井沙希が5・4後楽園でのEXTREME級王座獲りに意欲【DDT】

2021.04.14 Vol.Web Original

「100回やって99回負けるかもしれないけど、残り1回の可能性をたぐり寄せたい」

 DDTプロレスが4月13日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、5月4日の後楽園ホール大会でDDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスとダブルタイトル戦を行う、アイアンマンヘビーメタル級王者の赤井沙希が2冠獲りに意欲を見せた。

 EXTREME級王座戦は王者がルールを指定できるが、クリスは通常のプロレスルールを希望。その理由をクリスは「いろいろアイデアはあったが、4・11後楽園でのアカイさんのコメントを聞いて気が変わった。イラプションを背中から見て、うらやましかったり、DDTで唯一の女子であったり、苦悩を抱えている。調べたら、アカイさんのシングルの王座戦は5年ぶりと分かった。アカイさんのことはリスペクトしているし、彼女に敬意を表したい。そうそうシングルのベルトに挑戦するチャンスは巡ってこないかもしれないので、男性女性関係なく、一人のレスラー対レスラーとして、普通のルールで試合することこそが、彼女への敬意の表れになるんじゃないかと思ったから」と説明。

 赤井は「今DDTは“DDTらしさとは何か?”って、みんな考えている時期かなって思ってます。そんな背中を見てるだけじゃなく、自分もDDTの一選手として戦っていきたい。EXTREME、アイアンマンのベルトはDDTらしさの詰まったベルト。クリスがジェンダーの部分とかも考えてくれたと思うので、5月4日までアイアンマンのベルトを守ってダブルタイトルマッチにしたい。5年前にEXTREMEに挑戦したとき、ジャンケン総選挙があって、勝ち上がって、男色ディーノ選手がチャンピオンで挑戦しました。今回は自分の意思で挑戦しました。100回やって99回負けるかもしれないけど、残り1回の可能性をたぐり寄せて。やる前からあきらめてしまっている人たちに向けて、2本のベルトを掲げて勝ちたいです」とコメント。

アイアンマン王者・赤井沙希が5・4後楽園でEXTREME級王者クリス・ブルックスとダブルタイトル戦【DDT】

2021.04.12 Vol.Web Original

勝利後、赤井が挑戦アピール

 DDTプロレス「April Fool 2021」(4月11日、東京・後楽園ホール)でDDTの“紅一点”でアイアンマンヘビーメタル級王座を保持する赤井沙希が、DDT EXTREME級王者のクリス・ブルックスに挑戦を表明。5月4日の後楽園でダブルタイトル戦が行われることが決まった。それまでに赤井がアイアンマン王座から陥落した場合は、EXTREME級王座のみ懸けられる。

 この日の第2試合で、赤井はクリス、飯野雄貴、納谷幸男と組み、大石真翔、彰人、平田一喜、中村圭吾組と対戦。赤井は必殺のケツァル・コアトルで中村を仕留め、勝ちどきを挙げた。

 赤井は「イラプションに入って、KO-D6人タッグ獲れたけど、自分が原因でベルト失ってしまった。坂口(征夫)さんがUNIVERSALに挑戦して、樋口(和貞)君はKO-D無差別に挑戦して、私はずっと見てばっか。今アイアンマンのベルト持ってるし、そのEXTREMEのベルトに挑戦させてください。私もDDTの一選手やから!」とマイク。クリスは「ダイジョーブ!」と快諾し、今林久弥GMが両者によるダブルタイトル戦を即決した。

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