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メーンの女子三つ巴戦はベッキーが勝利。2大ブランド女子王座獲得【4・7 WWEレッスルマニア】

2019.04.08 Vol.Web Original

女子の試合がメーンはレッスルマニア初の快挙
 WWEの年間最大のイベント「レッスルマニア35」(現地時間4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム)のメーンでWWE2大ブランドの女子王座をかけて行われた、ロンダ・ラウジー、シャーロット・フレアー、ベッキー・リンチによる勝者総取りの三つ巴女子頂上決戦はベッキーが勝利を収めロウ&スマックダウン女子王座奪取という快挙を達成した。女子の試合がメーンとなるのはレッスルマニア史上初の出来事だった。

 試合は相手の動きを探るにらみ合いでスタート。ロンダがベッキーをコンビネーションブローからリング外に蹴散らすと、シャーロットにはパイパーズ・ピットを決めて先制した。

 試合中盤にはお互いが大技の攻防を展開し、ロンダが一本背負いからダブル・アームバー決めれば、逆に2人に持ち上げられてパワーボム3発を食らってしまう。続けて今度はベッキーがディスアーマーを決めるも、ロンダはこれを辛うじてロープエスケイプ。さらにシャーロットがフィギュア・エイトでロンダを追い込むも、ベッキーがレッグドロップでこれをカット。お互い一歩も引かない意地がぶつかり合う試合となったが、シャーロットのスピアーをロンダとベッキーがかわし、そのままシャーロットをテーブルに叩き付ける。これでシャーロットは戦闘不能に。そしてロンダとベッキーは激しい殴り合いを展開。最後はロンダがパイパーズ・ピットを繰り出した瞬間にベッキーがロンダを丸め込んで3カウント。三つ巴女子頂上決戦はベッキーが歴史的勝利をつかみ、ロウ&スマックダウン女子王座を獲得した。

調印式でキングストンがV宣言「お前を倒して王者になる!」【4・2 WWE】

2019.04.03 Vol.Web Original

ブライアンはキングストンへの大声援に「俺の時と同じだ」と忠告
「レッスルマニア35」で王座をかけて戦うWWE王者ダニエル・ブライアンとコフィ・キングストンの調印式がWWE「スマックダウン」(現地時間4月2日、メリーランド州ボルチモア/ロイヤル・ファームズ・アリーナ)で行われた。

“コフィ”チャントの大声援の中、ブライアンは契約書にサインすると「人生のレッスンをしてやる。この声援は一時的なものだ。“イエス”チャントの時と同じで奴らは寄生虫だ」とかつての自分に照らし合わせてキングストンに忠告。するとキングストンは突然話を遮って立ち上がると「今度は俺の番だ! お前は俺のことを分かってない。俺は11年間シングルのWWE王座戦をしていないんだ。これは心理戦だろうが、俺は準備ができている。レッスルマニアでお前を倒してWWE王者になる!」と意気込んで、契約書にサイン。キングストンは王者ブライアンを睨みつけて威圧した。

仲間の頑張りでキングストンがWWE王座挑戦権獲得【3・26 WWE】

2019.03.27 Vol.Web Original

ビンスがビッグE&ウッズにガントレット戦を提案
「スマックダウン」(現地時間3月26日、コネチカット州アンキャスヴィル/モヒガン・サン・アリーナ)でニュー・デイのビッグE&エグゼビア・ウッズがWWE王座挑戦権獲得をかけたガントレット戦に勝利し、コフィ・キングストンがレッスルマニアでのWWE王座挑戦権を獲得した。

 この日、オープニングに登場したニュー・デイは「ニュー・デイとして約5年を共にしたが、コフィへのひどい扱いにWWEを辞めることも考えている。マクマホン会長の意見を直接聞きたい」と将来の懸念を伝えると、ビンス・マクマホン会長、そしてダニエル・ブライアンがそれぞれ登場した。

 ブライアンは「辞めたければ辞めればいい。コフィはB級なんだよ」と主張すれば、ウッズは「お前はコフィとの一騎打ちが怖いだけだ」とブライアンを挑発。するとビンス会長は最後のチャンスとしてキングストンの王座挑戦権をかけてビッグEとウッズのガントレット戦を提案した。

ビンスがまたも強権発動。キングストンの11年越しの夢は幻に【3・19 WWE】

2019.03.20 Vol.Web Original

ガントレット戦は勝ち抜いたものの…
 WWE「スマックダウン」(現地時間3月19日、インディアナ州インディアナポリス/バンカーズ・ライフ・フィールドハウス)でコフィ・キングストンがレッスルマニアでのWWE王座挑戦権をかけて運命のガントレット戦に挑戦した。

 キングストンは苦戦しながらも1人目のシェイマスをトラブル・イン・パラダイス、2人目のセザーロをSOSで沈めると、3人目のローワンからはパイプ椅子攻撃を食らって反則裁定を勝ち取った。しかしこの対戦でベアハグやアイアンクロー・スラムを食らって大きなダメージを負ってしまう。さらにキングストンは4人目のサモア・ジョー、5人目のランディ・オートンにも防戦一方となるが、フラフラになりながらも丸め込みの3カウントを奪い、奇跡的に5人に勝ち抜いた。

 大喜びのキングストンとニュー・デイメンバーだったが、ここでビンス・マクマホン会長が現れると状況が一変する。

 ビンス会長は「おめでとう! しかし、レッスルマニア行きにはもう1人倒さないといけないぞ」とまたしても強権を発動すると、WWE王者のダニエル・ブライアンが登場。満身創痍のキングストンは最後の力を振り絞るも、最後はブライアンのランニング・ニーに沈んで3カウント。レッスルマニアでの王座戦というキングストンの11年越しの夢は幻となった。

ビンス会長がまたもキングストンに無理難題【3・12 WWE】

2019.03.13 Vol.Web Original

来週、ランディ・オートンら5人を相手にガントレントマッチ
 WWEのビンス・マクマホン会長は「スマックダウン」(現地時間3月12日、オハイオ州デイトン/ナッター・センター)のエンディングに登場。「ファストレーン」でのコフィ・キングストンに対する仕打ちに関して言及した。

 ビンス会長は「俺はWWE王座戦にコフィを加えるとは言っていない。トリプルスレットマッチにすると言っただけだ」と主張。するとそこへニュー・デイが登場して必死に懇願。「コフィが王座挑戦にふさわしいのはWWEユニバースが求めているからだ」と主張するも、意見は対立してしまう。

 しかし、キングストン本人が「チャンスを獲得するのに何が必要か言ってくれ! みんな俺を信じてくれているんだ」と熱弁すると、突如ランディ・オートン、サモア・ジョー、シェイマス&セザーロ、ローワンの5人が次々と登場。ビンス会長は「レッスルマニアに行くには来週のガントレントマッチでこの5人を倒せ」と無茶な条件を提示した。これを合図に5人はニュー・デイを襲撃。しかし、ニュー・デイは奮闘して5人を返り討ちにした。

 果たしてキングストンはこの強敵5人を倒して「レッスルマニア35」にたどり着くことはできるのか…。

ビンス会長がタイトル戦めぐりまたもキングストンを翻弄【3・10 WWE】

2019.03.12 Vol.Web Original

一度は挑戦権が復活も…
 WWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)でビンス・マクマホン会長が再び強権を発動してコフィ・キングストンを翻弄した。

 キングストンは2月19日に開催された「スマックダウン」で6人タッグながらWWE王者のダニエル・ブライアンにフォール勝ち。この実績が認められ、シェイン・マクマホンが「ファストレーン」での王座挑戦を発表した。しかし26日に行われた公開調印式の場でビンス会長が「もっとふさわしい奴がいる」と言ってキングストンの挑戦権を剥奪し、ケビン・オーエンズを挑戦者にしてしまった。

 この日、ビンス会長はキングストンらニュー・デイを呼び出すと、WWE王座戦を3ウェイ戦にすると宣言。この決定に意気揚々とリングに向かったキングストンだったが、突如試合はザ・バーとのハンディ・キャップ戦に変更。2対1の状況にビックEとエグゼビア・ウッズが駆けつけるも、中邑とルセフがこれを妨害。数的不利のキングストンはザ・バーにホワイト・ノイズを決められて敗れてしまった。

 その後に行われた王者ブライアンとオーエンズのWWE王座戦はムスタファ・アリが急遽参戦して3ウェイ戦に変更。会場からは“コフィ”コールが起こる中、ブライアンがカウンターのニー・プラスをアリに炸裂してKO。強敵を退けてブライアンが王座防衛を果たした。

ビンス会長がキングストンの王座挑戦権剥奪。オーエンズが王座挑戦へ【2・26 WWE】

2019.02.27 Vol.Web Original

公開調印式でビンス会長が強権発動
 WWE「スマックダウン」(現地時間2月26日、ノースカロライナ州シャーロットのスペクトラム・センター)で「ファストレーン」でWWE王座戦を行う王者ダニエル・ブライアンとコフィ・キングストンが公開調印式を行った。

 ニュー・デイのメンバーとパンケーキやトロンボーンを持ってお祭り騒ぎで入場したキングストンが「11年だ! ついにWWE王座戦までたどり着いたぞ。俺はブライアンを倒す」と大一番に向けて意気込むと会場からは“コフィ”コールが巻き起こった。しかし、キングストンが契約書にサインをしようとすると、突然ビンス・マクマホン会長が登場。

3・10「ファストレーン」でブライアンvsキングストンのWWE王座戦が決定【2・19 WWE】

2019.02.20 Vol.Web Original

6人タッグでキングストンがブライアンにまさかのフォール勝ち
 WWE「スマックダウン」(現地時間2月19日、ルイジアナ州ニューオーリンズ/スムージー・キング・センター)でWWE王者ダニエル・ブライアンが格下のコフィ・キングストンに不覚のピンフォール負けを喫した。

 この日のメーンでは17日の「エリミネーション・チェンバー」で行われた「WWE王座エリミネーション・チェンバー戦」に出場した選手による6人タッグ戦が行われた。

 ブライアンはサモア・ジョー、ランディ・オートンとトリオを組みキングストン&AJスタイルズ&ジェフ・ハーディと対戦。

「エリミネーション・チェンバー」で活躍したキングストンが注目されるも、ブライアンはキングストンに馬乗りパンチの連打を放って「俺がWWE王者だ」とアピール。オートンもキングストンをテーブルに叩き付けるなどブライアン軍が試合を優勢に進める。

 しかしAJがブライアンにカーフ・クラッシャーを決め試合の流れを変えると、キングストンがダイブ攻撃からのトラブル・イン・パラダイスを決め、WWE王者から3カウントを奪うという番狂わせを演じた。

 ニュー・デイのビッグ・E 、エグゼビア・ウッズと大喜びのキングストンに対し、ステージに登場したシェイン・マクマホンが「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイックン・ローンズ・アリーナ)で王者ブライアンvsキングストンのWWE王座戦を行うことを決定した。

ブライアンがAJら強敵5人を相手にWWE王座防衛【2・17 WWE】

2019.02.18 Vol.Web Original

5分ごとに選手が登場のエリミネーション・チェンバー戦は大乱戦に
 WWE「エリミネーション・チェンバー」(現地時間2月17日、テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター)でWWE王者ダニエル・ブライアンがAJスタイルズ、ジェフ・ハーディ 、ランディ・オートン、サモア・ジョー、コフィ・キングストンの5人を相手にしたWWE王座エリミネーション・チェンバー戦に挑んだ。

 試合はブライアンvsジョーで開始すると5分ごとにキングストン、AJ、ジェフが登場し大乱戦が繰り広げられる。その中でブライアンのニー・プラスでジェフが敗退。さらに最後に登場したオートンがRKOでAJから3カウントを奪ったものの、キングストンにトラブル・イン・パラダイスを決められ、あえなく敗退。

 残ったのはブライアンとキングストン。ブライアンがイエスキックを連打すれば、キングストンがSOSを決めてフォールにいくがカウントは2。

 続けてブライアンがニー・プラス、顔面ストンピングを放っていくと、キングストンがトラブル・イン・パラダイスで反撃。しかしブライアンはここもカウント2でキックアウト。善戦したキングストンだったが、最後はブライアンが渾身のニー・プラスでキングストンを沈めて3カウント。死闘を制してWWE王座防衛を果たした。

オートンがエリミネーション・チェンバー戦最終入場の権利獲得【2・12 WWE】

2019.02.13 Vol.Web Original

最後は背後からRKOでAJを粉砕
 WWE「スマックダウン」(現地時間2月12日、オハイオ州トレド/ハンティントン・センター)で「エリミネーション・チェンバー」(2月17日、テキサス州ヒューストン/トヨタ・センター)のWWE王座戦に出場する6名によるガントレット戦が行われ、ランディ・オートンがAJスタイルズをRKOで破り、前哨戦を制した。

 試合には負傷欠場となったムスタファ・アリに代わりニュー・デイのコフィ・キングストンが出場。キングストンは王者ダニエル・ブライアン(with/ローワン)と対戦すると、隙を突いたトラブル・イン・パラダイスでなんと王者から3カウントを奪う番狂わせを起こす。これで勢いに乗ったキングストンは続けてジェフ・ハーディをSOSで退けると、コキーナ・クラッチで攻め込むサモア・ジョーからもピンフォールを奪う大活躍。

 しかし、AJスタイルズにはSOSをかわされ、カーフ・クラッシャーでタップアウト。快進撃はここでストップした。

 最後の登場となったオートンは突如AJの背後からRKOを炸裂させると、そのまま3カウント。オートンがガントレット戦を制して、エリミネーション・チェンバー戦の最終入場の権利を獲得した。

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