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“すごい天然水”に“水を超えた水”…ますます活況な水市場の新商品

2023.04.24 Vol.web Original

 新生活のスタートを迎える4月は、お菓子や清涼飲料などにとっては新商品発売のシーズン。今年もさまざまな新商品が登場しているが、今回は同週に発売となった「水」の新商品を紹介する。

 ミネラルウォーター市場は、世の中の健康志向の流れを受けニーズが高まったこと、自然災害などへの備えとして家庭内備蓄のニーズが高まったことなどを受け、伸長を続けている市場だ。また、ガス入りの無糖炭酸水も、ここ10数年の間にお酒の割材としてだけではなく、そのまま飲む文化が定着してきたことで、市場は大きく拡大した。

 そんな伸張が続く「水」市場において、この春登場した新商品のキーワードは「栄養補給」。農林水産省が令和5年3月に実施した「食育に関する意識調査」では、全世代での朝食欠食率は13.9%、20~30代に限ると26.7%と3割近い方が欠食状態にあるという。近年、若い世代を中心に、食事の準備に手間がかかることや、食べること自体を億劫に感じる人も増えているようで、サントリー食品によると、手軽で効率的に必要な栄養素が摂れる商品に対するニーズが拡大しているそうだ。今年の「水」の新商品にもそういった背景を意識した商品が並んだ。

サントリー天然水 ファイバー8000(540ml ペットボトル)

 ミネラルウォーターブランドとして初めて、国内飲料ブランドNo.1(サントリー調べ)となった「サントリー天然水」から、1日不足分の食物繊維(1日に不足している食物繊維の量を、栄養素等表示基準値及び国民健康・栄養調査(平成30年)より算出)をすっきり美味しく補給できる、“すごい天然水”として、「サントリー天然水 ファイバー8000」が登場。桃のみずみずしい甘さと程よい酸味を感じる味わいに加え、人のカラダに近い浸透圧設計を採用することで、飲み心地の良い味わいとなっているようなので、普段使いの飲み物として重宝されそうだ。

ウィルキンソン タンサン ファイバー(500ml ペットボトル)

「ウィルキンソン」からも食物繊維入りの商品「ウィルキンソン タンサン ファイバー」が登場。食物繊維が1.5~3.0g/100ml含まれており、1食分の食物繊維(栄養素等表示基準値(2015)参考)をおいしく手軽に摂ることができる炭酸水だ。無糖ですっきりとした飲み心地でありながら、ほのかにフルーツの甘い香りが感じられる。炭酸の刺激もあり、心身共に気分をすっきりさせたいときなどに合いそうだ。

アクエリアスNEWATER(ニューウォーター)(500ml ペットボトル)

 最後に「アクエリアスニューウォーター」だ。「アクエリアス」と言えば、スポーツドリンクのイメージが強いが、パッケージを見ると「水を超えた水」というキャッチコピーが書かれており、「水」市場に向けた商品のようだ。一般的なスポーツドリンクとは違い、糖質・カロリー共にゼロでありながら、適度なアミノ酸(アミノ酸はアラニンとグリシンのこと)とミネラルを含むことで、水より優れた水分補給が実現できる商品ということで、甘さ控えめのクリアレモンの爽やかな風味が特長。スポーツのイメージが強い「アクエリアス」だが、飲み心地が軽やかで日常のどんなシーンでも飲めそうな味わいだ。

 水分補給が大切になる初夏を迎え、益々活況が予想される「水」市場。「栄養補給」に着目した今年の新商品の動向に注目していきたい。

 

飲み終わったペットボトルをあなたはどうつぶす? 約6分の1サイズまで“小さく、たたみやすい”ボトルへ

2023.04.17 Vol.web Original

 

 サントリー食品インターナショナルは4月5日に「サントリー天然水」の記者発表会を開催し、“小さく、たたみやすい”2Lペットボトルの新容器と、その独自のたたみ方についてお披露目した。

 会見に臨んだサントリー食品インターナショナルの佐藤晃世副事業部長は、「特に2Lなど大容量サイズのペットボトルは、つぶしにくく、かさばってしまう」としたうえで、今回の新容器は、これまでの容器に比べ、小さく、たたみやすい形状になったと説明した。

 新容器はぱっと見たところ、これまでのサントリー天然水と何が違うのかよくわからない見た目だったが、佐藤氏の話によると、容器の随所に工夫が施されており、その開発には苦労したそうだ。

 以前から、サントリー天然水2Lのペットボトルは、胴の部分に持ち手になるようなくぼみがあった。この部分は指がすぽっとハマるような形状となっており、重たい2Lのペットボトルでも、持ちやすく、注ぎやすい形状になっていたという。その使いやすい形状と、容器として積載時や輸送時にも耐えうる強度を維持しながら、小さくたたむ形状を加える所に、今回の開発の難しさがあったようで、包材技術担当者やデザイナー、ブランド担当者が膝を突き合わせ、開発期間約2年、70もの試作にトライして、ようやく完成した形状だという。

 新容器の特長としては、持ち手となる胴の部分を平行四辺形にすることで、自然とナナメにつぶしやすい形状に変更した点。また、つぶした後に折り込む際の目印として、ボトルの肩と底の部分に星型の印をいれた点を紹介。さらに、ボトル肩に入れたヤマ折り線もポイントで、たたんだ際にボトルを小さい状態でロックするために機能するそうで、これにより、たたんでも元に戻らない構造になっていると説明した。

オズワルド畠中、CMオファーはミス?サントリー生ビールのメッセンジャーに就任

2023.03.28 Vol.Web original

 サントリーの新商品・新CM発表会が28日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人、上白石萌音、お笑いコンビ・オズワルドの畠中悠、伊藤俊介が出席した。

 同社が4月より「これからの時代のビール」をテーマに発売する生ビールの発表会。山﨑、上白石、オズワルドは新商品のメッセンジャーとして登壇した。

 豪華な出演者の面々にオズワルド畠中は「本当に我々でよかったのか。多分ですけど、サントリーさんが多分賭けをミスった可能性がある。“M-1オズワルド優勝するかも”と思ってオファーしちゃった可能性があるんじゃないかな」と恐縮。これには伊藤が「いや、チャンピオン(ウエストランド)が性格悪すぎて僕らに回ってきた可能性もありますよ」と話し、会場を笑わせた。

上白石萌音「疲れたときほど五臓六腑に染み渡る」。ビール大好きエピソードを明かす

2023.03.28 Vol.Web original

 サントリーの新商品・新CM発表会が28日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人、上白石萌音、お笑いコンビのオズワルドが出席した。

 同社が4月より「これからの時代のビール」をテーマに発売する生ビールの発表会。山﨑、上白石、オズワルドは新商品のメッセンジャーとしてCMに出演した。

 ビールCM出演が初となる上白石は「ビールの美味しさを教えてくれたのは父。誰よりも喜んで新商品を楽しみにしていると思うので、少しは親孝行ができたかなと思う。お父さん、頑張っているよ〜!」と笑顔で父に呼びかけた。

 “もっとビールが美味しく感じられるようになるためには?”とのトークテーマでは、「ヘトヘトになればなるほど美味しい」と上白石。「めちゃくちゃに疲れて帰ってビールを飲んだときって、五臓六腑に染み渡るというか。内臓に入っていくのがわかるじゃないですか。あれがたまらないですよね」と、しみじみ。最後は「疲れた時ほどビールが美味しいぞっていう楽しみがあるのは、生活の中で素敵な原動力。辛いこともあると思いますが、一日の終わりに生きている実感を得るためにビールを飲んで、また明日から頑張っていただきたいなと思います」と、日々を頑張る人にエールを送った。

山﨑賢人、夢だったビールCMの出演に「いつか出られたら最高と思っていた」

2023.03.28 Vol.Web original

 サントリーの新商品・新CM発表会が28日、都内にて行われ、俳優の山﨑賢人、上白石萌音、お笑いコンビのオズワルドが出席した。

 同社が4月より「これからの時代のビール」をテーマに発売する生ビールの発表会。山﨑、上白石、オズワルドは新商品のメッセンジャーとしてCMに出演した。プライベートでも仕事終わりに毎日のようにビールを飲むという山﨑は「いつかビールのCMに出られたら最高だなと思ったので、夢が叶ったような気持ちです」と喜びを口にした。

 新CMは「日本のどこかで生きるみんなの物語」をテーマに、それぞれの役柄が日々を頑張る姿を描いたドラマ仕立て。山﨑は独立したばかりのインテリアデザイナーを演じ、仕事終わりに美味しそうな一杯を味わうのが見どころになっている。「本当に普段の仕事終わりやお風呂上がりの一番美味しい、あのひとくち目の瞬間を想像してやっていました」と山﨑。これにはオズワルドの伊藤俊介が「爽やかなイメージの中であれだけ美味そうにビール飲まれたら、もういよいよオスとして勝てるもの何もない」と降伏宣言し、会場を笑わせた。

あなたもそっと後押しされているかも!? あれもこれも自然と行動が変わる「ナッジ理論」の仕掛けだった…

2023.03.27 Vol.web original

 お店のレジ前の床に貼られている足跡マークは誰もが見たことがあるだろう。男性であればトイレの的のシールも。これらはどちらも「ナッジ理論」と呼ばれる考え方で、ささやかなきっかけにより、自然と人々の行動を変え良い方向に導くためにそっと後押しをする仕掛けだ。そのような仕掛けは他にもいたるところで実践されているので紹介していこう。

 まずは「ナッジ理論」の事例として必ずと言っていいほど挙げられるのが、ロンドンで実施された「どちらが世界で最高の選手?」という投票を促す2個の吸い殻入れ。それぞれの吸い殻入れに、現代のサッカー界の2大スーパースター「リオネル・メッシ」と「クリスティアーノ・ロナウド」の名前が書かれているのだ。たばこのポイ捨て防止を自然と促す仕組みとして大きな話題となった。

 日本でもこの仕掛けは様々な形で活用されている。甲子園球場には2年前に観客から大きな注目を集めたアルコール消毒が出現した。ローマにある石の彫刻「真実の口」を模したタイガースのマスコットキャラクターのモニュメントだ。さらに「真実の口」の下には「本当の阪神ファンならアルコールがでます」と遊び心ある一文が記されている。ファンが列をつくり楽しみながら次々と口に手を入れるのが日常となっていった。

 次は近畿大学の事例をみてみよう。利用者が集中するエレベーターにおいて、いかに混雑を緩和させるか。階段での移動を促進するために、普通であれば、「階段を利用しよう」や「上下2階以内の移動はエレベーター使用禁止」などのポスターがエレベーター前に張られるが、近畿大学のキャンパスでは、「階段48秒、エスカレーター56秒、エレベーター1分33秒。3階までどう行きますか。」というポスターを掲示した。掲示後、エレベーターを利用する学生の数は減少したという。強制の文言は一切入れずに選択の自由は残しつつも成果を出している。まさに、そっと後押しする好事例と言えるだろう。

 最後は身近なペットボトル飲料の事例。サントリーの緑茶「伊右衛門」のラベル裏には、縁起の良いイラストが8種類描かれているほか、おみくじも付いている。「伊右衛門」ブランドの担当者は、ラベル裏のイラストやおみくじを開始した目的を「鮮やかな緑の液色をみてもらうため」としていたが、消費者からは「飲み終わった後にラベルを剥がしてイラストを見るのも楽しみ」、「ラベルを完全にはがさないとおみくじが見えないことが、自然に分別へつながるのはとても大大吉な発想だと思う」などといった声が想定以上に多く集まったようだ。

 ペットボトルの事例はこれまで面倒だった分別作業をついつい楽しくてやりたくなることへと変えた仕掛けとして成果を残した身近な事例だ。皆さんも仕事や家庭でこの「ナッジ理論」を参考にして、まわりの人を強制・命令形ではなく、そっと後押しする形のアイデアを考えてみては?

若者があえて“缶”を選ぶ理由とは

2023.03.20 Vol.web original

 エナジードリンク市場はここ10年近く、清涼飲料市場の中でも高い伸長を続けてきている。コロナ禍に突入した2020年以降も同様だ。仕事におけるマルチタスク化の高まりなど、高度な集中力が求められる社会的背景やエナジードリンクが大容量化していることを受け、有糖炭酸飲料からの流入が加速していることなどが伸長要因と考えられる。そしてエナジードリンクといえば缶容器の印象が強い。サントリー「BOSS」の新商品、エナジードリンクのようなコーヒー「ボス カフェイン」もあえて“缶”で発売するという。この商品、カフェインを通常の缶コーヒーの約2倍(200mg)を含んでいる。

 同社によると「缶コーヒーを “機能的に消費する”という若者が意外と多い、ということが見えてきた。」と語る。缶コーヒーを機能的に消費するとはどういうことなのか。

 日本国内では近年、エナジードリンクがけん引するかたちで国内のカフェイン市場が急拡大しており、 SNSでもカフェインに関する投稿が2年前の1.2倍以上になっている。現状、20代までのユーザーにおける缶コーヒーとエナジードリンクの飲用人数規模は、ほぼ同規模ということだ。つまり、若者はエナジードリンクと同じくらい缶コーヒーを飲んでいることになる。

 一方、市場を見てみると缶コーヒー市場はエナジードリンクとは逆に減少傾向にあるようだ。ペットボトルコーヒーの広がりにより、缶コーヒーを飲むユーザーは減ってきているのである。特に若者世代ではコーヒーはペットボトルのほうが主流であろう。ではなぜ、若者はエナジードリンクと同じくらい缶コーヒーを飲んでいるのであろうか。

 サントリーは「仕事や勉強、スポーツや運転などのシーンにおいて、エナジードリンクと同様に缶コーヒーを飲むことも浮き彫りになった。その背景として、日常的に飲みやすいコーヒーの味わいながら、カフェインがしっかり摂取できるというニーズがあることを捉えた」としている。エナジードリンクに似た“機能”を求めてカフェイン摂取の目的に缶コーヒーを飲んでいるのだ。

 古臭い飲み物と思われがちな缶コーヒーが、あえて缶という“機能”を生かすことで、若者に新たな価値を見出せるかもしれない。

全部でなんと9種類! 濃縮タイプ「割るだけ ボスカフェ」リニューアル!

2023.03.02 Vol.web Oiginal

 サントリー食品インターナショナル(株)は、コーヒーなどの濃縮タイプ飲料でおなじみの「ボス カフェベース」を、より“わかりやすく”“親しみやすく”“おいしそう”な存在へ進化させるため、「割るだけ ボスカフェ」という新ネーミングで、リニューアル発売すると発表した。ちなみにコーヒー・紅茶タイプは3月7日(火)から、その他フレーバーは4月25日(火)から発売される。

“水と生きる”サントリーの新たなチャレンジ ちいさな新発明「minel」発売

2023.02.13 Vol.web Original

 サントリー食品インターナショナルは、2月9日に都内で「水」に関する記者発表会を開催した。発表会に登壇した同社代表取締役社長の齋藤和弘氏は「サントリーグループは創業以来、水と生きている会社だ」と語りサントリーのこれまでの水に関する取り組みと、今後の活動について発表した。

 これまでの水に関する取り組みの例としては、2003年から実施し、今年で20年となる水源涵養活動、サントリー「天然水の森」活動に触れ、「自社の国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を森で育んでいる」と話した。さらに、水源涵養活動を事業として成り立たせるために地下水の流れを解明し、それを支える水源の涵養量の測定をするなど、科学的なアプローチで水と向き合う研究をしていることを説明した。

 また、「水」にまつわる製品についても触れ「国内清涼飲料市場でNo.1ブランドである『サントリー天然水』などで、中身はもちろん容器、ラベルなどたゆまず進化させ、水の新しい楽しみ方を提供し続けていく」とした。

 そして、今後の取り組みとして、同日新たに発表されたのが、ミネラルinウォーターキャップ「minel」だ。

 壇上の齋藤氏がおもむろに取り出したのは、手のひらサイズの黒いキャップ。「この小さなキャップの中に液体が充填されており、この液体こそが我々の“小さな”新発明だ」と語った。

20代はミネラルウォーターネイティブ世代!? ミネラルウォーターはあえて買う存在に

2022.12.12 Vol.web Original

「南アルプス」「富士山」「六甲」「安曇野」…この名称を聞き、ミネラルウォーターを思い浮かべる人はきっと多いはず。今でこそ日本のいたるところで、誰もが手にすることができるミネラルウォーターだが、実は飲み水として浸透し始めたのは、そこまで古くないということをご存じだろうか?

 先ごろ飲料大手のサントリーが発表した「サントリー ウォーターレポート( https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF1318.html )」によると、ミネラルウォーターが日本で普及し始めたのは1970年代ごろバーなどでお酒の割材やチェイサーとして扱われるようになった“瓶入りのミネラルウォーター”がきっかけらしい。

 1980年代に入り、自然・健康ブームの中で「ミネラルウォーター」を手にする人が増え、飲食店だけでなく家庭でも「ミネラルウォーター」を飲む文化が生まれ始めた。

 その後、1990年代には輸入水が流行、また、当時マンションの貯水タンクの汚れや水道水の問題が報じられるにつれ、安心・安全を求めて「ミネラルウォーター」を家庭向けに購入する機会も増えていった。

 さらに、2000年代以降は健康志向の追い風に加え、度重なる自然災害、特に2011年の東日本大震災を契機に、家庭内に備蓄する志向が高まり、ミネラルウォーターは普段の生活の中で当たり前の存在となっていった。

 日本は水道から流れる水が衛生的で水質がよく、水道水をそのまま飲むということも一般的なものと捉えられている。少し昔であれば家の水道水だけでなく、公園や学校などで喉が渇いたら水道の蛇口をひねり、ぐびぐびと水道水を口にする子供や学生を目にしたものだ。

 一方で、このリポートによると、現代の若年層、例えば20代は物心ついたころには家庭内にミネラルウォーターが存在し、意識せずとも飲み水として「ミネラルウォーター」に触れている人が多く、いわば、“ミネラルウォーターネイティブ”世代といえるそうだ。20代の7割近くは、飲み水と言えばミネラルウォーターを思い浮かべ、8割近くが、ミネラルウォーターを買うことは普通のことだとも回答している。

さらに、昨年夏にLINE株式会社が運営するLINEリサーチが発表した「全国の高校生を対象にしたカフェ(飲み物)に関する調査( https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003179.000001594.html )」によると、女子高生が“ふだん自分で買う飲み物TOP10”で、なんと、ミネラルウォーターが堂々の1位に輝いていたのだ。この結果からも、若い世代にとって、ミネラルウォーターは、あえてお金を出してでも買う飲み物の1つとなっており、その存在感は大きなものとなっているようだ。

 日本においてミネラルウォーターが飲み水として定着していったこの40年、ミネラルウォーターネイティブなる世代も出現し、ますますミネラルウォーターは無くてはならない存在になるのだろうか。

 冬が本格化したこの時期に、ミネラルウォーターの話を聞くと寒々しく感じるかもしれない。そんなときは、今、巷で話題となっているミネラルウォーターの“白湯”を手に、身体を温めてみるのもいいかもしれない。

キーワードは手軽さ?推し活を捉えた飲料のカスタマイズ

2022.11.14 Vol.web Original

 飲料のカスタマイズといえば、スタバに代表されるように味わいを調整して自分好みの一杯として提供してもらえることは当たり前。近年流行ったタピオカミルクティー専門店でも氷の量や甘さを選べたり、コンビニでもキャラメルやバニラのフレーバーパウダーを用意している店舗もあるように、飲料を自分好みにすることは一般的になっている。そんな中、カスタマイズに特化したお店が増えてきている。

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