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THE RAMPAGE 浦川翔平、東京の新BUZZスポット「レコードカフェ RECOCO」でアナログレコードを聴く〈BUZZらないとイヤー! 第86回〉

2024.11.05 Vol.Web Original


明るく開放感のある1階。テーブルは2人掛けと4人掛けがあり、夕方には女子高生たちでいっぱいだった

 THE RAMPAGEのパフォーマーとして活躍する一方で、DJ Sho-heyとして、TikTokerとして、日々バズることについて思いを巡らせている浦川翔平が、BUZZの中心に乗り込んだり、その兆しを探りながらBUZZのワケを探る連載企画「BUZZらないとイヤー!」。

 2024年も残すところあと2カ月を切るというところで、今年のBUZZは今年のうちにチェック! アナログレコード人気の再燃でレコードショップにジェネレーションXを呼び戻した時期を過ぎて、今は女子高生たちがアナログレコードに夢中になっているそうです。昨年末登場した気軽にレコード試聴体験ができる「レコードカフェ RECOCO」は連日大人気で、週末や連休になると行列ができるのはもちろん、遠方から足を運ぶお客さんも少なくないんだとか。翔平さんが、若者を夢中にさせるニュータイプのアナログレコード人気を体感してきました。(撮影・蔦野裕)

 

 この日、翔平さんがやってきた「レコードカフェRECOCO」(以下、RECOCO)は、渋谷駅からほど近く、六本木通りを渋谷から六本木に向かい、青山トンネルの少し手前を折れたところにあります。周囲はオフィスや学校がありますが、昼間は静かなエリア。まだ夏を思わせる日差しに眩しそうに目を細めながらやってきた翔平さんは、お店の前の主張のある看板に「各席でアナログレコードが聴けるカフェ……? レコードバーとかには行ったことがありますけど、それとは違うんですね」と店内に足を踏み入れます。


「歩こ~う!歩こ~う!……ここだあ~!」……目印はキュートなイラストの看板です

 店内は白ベースで日の光が入って明るく開放感があります。壁にはレコードジャケットが飾られ、フロアに並んだテーブルの一つひとつにオート式のターンテーブルが載っています。「わあ、これは面白い眺めですね!」と、翔平さん。

 RECOCOはアナログレコードを聴くという体験を提供するカフェです。韓国発のさまざまな体験型店舗が爆発的に注目を集めるなかで、ソウルにある好きなレコードを自分の席で聴いて楽しめるレコードカフェが話題になりました。インフルエンサーはもちろんのこと、日本のDJたちによってその風景がSNSで拡散されて注目を集め、今も広がり続けています。

 同店を運営する株式会社ポムの代表である川浦敦也さんは、その盛り上がりを見て、「日本にもこんなカフェを!」と昨年12月にRECOCOをスタートしました。当初は隣りのビルに1号店があって現在の店舗と2店のスタイルで営業していましたが、レコードの配置などオペレーションの都合もあり、今年の7月から1階と地下の2フロアからなる今のカフェにまとめたんだそうです。


「カラフルなのと思わせておいて、コーヒー!」という翔平さん……ごめんなさい、今日のオーダーは決まってます!

 全席指定で、入場料と1ドリンクで利用するスタイル。混雑時は90分制ですが、混んでいないときは時間制限なく利用できます。場所柄、高校生や大学生が多いそうですが、さまざまな方に利用されているとのこと。RECOCOを目指してくる修学旅行生、海外からの観光客の来店も少なくないそうです。

 利用手続きとドリンクのオーダーを流れるように済ませた翔平さん。カウンターのタブレットでアナログレコードやターンテーブルの使い方の説明動画を見るように指示されると、「レコードを椅子の背もたれに置いたりしてはいけない」「内袋から丁寧に出す」「レコード面には触れない」といった注意に「それはご法度です!」と憤ったり、同意したり。


「結構ストリクト系だけど、このくらい言ってもらわないとな」とレコード愛を爆発させる翔平さん。タブレットでは動画を使って分かりやすくレクチャーしてくれます

 アナログレコード2000枚保有する翔平さんだけに、「結構ベリーストリクト系! でも利用する人はレコードの扱い方が分からない方が多いんだと考えると、このぐらい言ってもらったほうがいいのかも。レコードが傷ついたときのショックったらないですから」

謎に包まれた『君たちはどう生きるか』は、懐かしさも新しさも感じる純然たる“ジブリ映画”だった!【黒田勇樹のハイパーメディア映画鑑賞記】

2023.08.02 Vol.we original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 8月9日から始まるJungle Bell Theaterの二本立て公演『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』の『夜行万葉録・戌』に出演させていただきます。場所は「劇的スペース・オメガ東京」という荻窪にある劇場なんですが、初めて立たせていただく劇場なので、そっちも興味津々です。

 暑い中、頑張ってますので、ご興味のある方はぜひ。

 では今週も始めましょう。

11月開園の「ジブリパーク」最新情報&公開イメージ図で期待ふくらむ!

2022.01.28 Vol.web original

 現在、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)内に建設中のスタジオジブリの新パーク「ジブリパーク」の開園が11月1日に決定。27日には、記者発表会が行われ、工事中の一部施設の様子が公開された。公園内に登場する5つのエリア、その気になる内容とは…。

 まずは、11月1ににオープンする3つのエリアを紹介。「青春の丘」は、見晴らしのよい丘を生かしたエリア。『耳をすませば』の「地球屋」と「ロータリー広場」、さらには『猫の恩返し』の「猫の事務所」なども登場。
 丘陵に立つ「地球屋」は、広場側から見ると2階建てだが、実際には地下1階を備えた3階建て。丘陵側のデッキに立てば、主人公の気分に浸れそう。「ロータリー広場」には電話ボックスや掲示板も設置。「猫の事務所」の家具や小物もミニチュアサイズで制作する。細かい部分まで、作品の世界観を楽しめそうだ。
 このエリアでは他にも、既存のエレベーター施設を『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』などの世界観を思わせる、19世紀末の空想科学的要素を取り入れたデザインに改修した、エレベータータワーもある。

「ジブリパーク」は11月1日に開園 1年後には「もののけの里」も登場予定

2022.01.27 Vol.web original

 現在建設中のスタジオジブリの新パーク「ジブリパーク」の記者発表会が27日、会場となる愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)にて行われ、11月1日に開園することが発表。合わせて一部施設が報道陣に公開された。

 スタジオジブリの名作コンテンツの世界観を楽しめる、ジブリが手掛ける新たなパーク。万博記念公園である、愛・地球博記念公園の敷地(約194ヘクタール)内に5つのエリア(計 約7.1ヘクタール)を開設。一部は既存の設備を改修して利用する。11月1日には映画『耳をすませば』に登場する「地球屋」などがある「青春の丘」、これまでの製作物などを収蔵・展示する「ジブリの大倉庫」、「サツキとメイの家」を中心とした懐かしい風景が広がる「どんどこ森」の3エリアがオープン。残りの「もののけの里」「魔女の谷」は1年後のオープンを目指す。入場は事前予約制で、予約開始は今年の夏ごろを予定。また、公園事業の一環として、入場料は一般的なテーマパークより安い価格帯となるもよう。

“アニメオタク”はやがて世界に広まった…「アニメージュとジブリ展」リポート

2021.04.17 Vol.web original

 今年で創刊43年を迎える雑誌「アニメージュ」の歴史をたどる展覧会『「アニメージュとジブリ展」一冊の雑誌からジブリは始まった』が、松屋銀座にて開催中。「アニメージュ」の愛読者やスタジオジブリ作品のファンはもちろん、70年代から現代まで、アニメにふれたすべての世代が楽しめる展覧会となっている。

ナウシカ役声優・島本須美「私も知らなかった」“幻の青いテト”に「怖くない、怖くない」

2021.04.15 Vol.web original

 

「アニメージュとジブリ展」内覧会が15日、会場となる松屋銀座にて行われ、同展の音声ガイドナビゲーターを務める声優・島本須美が登壇。代表作『風の谷のナウシカ』の名台詞を披露した。

 スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫に焦点を当て、鈴木が創刊から携わった雑誌「アニメージュ」の歴史をたどりつつ、ジブリ誕生の背景にも迫る展覧会。会場では、同誌が世に送り出してきた作品や、クリエイターによる当時の貴重な資料も数多く展示される。

 映画『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカをはじめ、『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス、『となりのトトロ』では姉妹サツキとメイの母親の声などを務めた島本。同展監修者・三鷹の森ジブリ美術館シニアアドバイザーの高橋望氏から「宮崎駿さんの映画を楽しみにしてきた世代の自分にとって“神”」と絶賛され、司会からも“ジブリに愛された声優”と紹介されると「初期、ですね(笑)」と照れ笑い。

 高橋氏とともに、アニメージュから生まれたアニメカルチャーを振り返った島本。高橋氏が「アニメブームが起こる前は、どんな人がアニメを作っているかということはあまり知られていなかった。そういうことを紹介したのが最大の功績だと思う」と語ると、島本も「アニメージュのイベントを武道館で開催しましたね。武道館が満員で、声優さんたちが歌って踊って大盛り上がりでした。今はそういうイベントが多くなったけど、そういうイベントの走りでした」と感慨深げ。高橋氏も「アニメの楽しみ方のひな型を作った雑誌」と話していた。

ピンチはチャンス!映画館で観るジブリの名作「風の谷のナウシカ」!【黒田勇樹のハイパーメディア鑑賞記】

2020.07.01 Vol.Web Original

 こんにちは、黒田勇樹です。

 令和反戦楽団アウトブレイク公演vol.1『おとぎヴェなし』が無事に終了いたしました。

 公演をしようと思った時から稽古、そして本番とさまざまな葛藤があったのですが、やって良かった。出演者やスタッフの皆さん、そしてなにより劇場に足を運んでくださったお客様、ありがとうございました。

 7月以降も作・演出、出演とさまざまな舞台があるのですが、また皆さんと楽しめればと思います。

 今週は鑑賞記です。では始めましょう。

高畑勲監督の初の大規模回顧展『高畑勲展』

2019.07.05 Vol.720

「高畑勲展ー日本のアニメーションに遺したもの」は、日本のアニメーションの草分けとしてさまざまな作品を世に送り出し、宮崎駿、鈴木敏夫とともにスタジオジブリを設立してからも世界が感動に震える作品の数々を送り出し、昨年82歳で惜しくもこの世を去った高畑勲さんの回顧展。高畑さんは絵を描かない監督として、初めての長編「太陽の王子 ホルスの大冒険」から、「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」「じゃりン子チエ」、「火垂るの墓」、そして「かぐや姫の物語」まで、作品ごとに表現方法を追求してきた。たくさんの歴史の残るアニーメーションをどのように作り上げたのか、演出というポイントに着目し、多数の未公開資料とともに紹介。クリエイターたちとの交流や、共同制作のプロセスを通じて、高畑さんの仕事の秘密が明らかになる。

 会期中には記念講演会も行われる。

「湯婆婆は働く女性。“女版・鈴木敏夫”」夏木マリ、宮崎駿監督からのアドバイスを語る

2019.04.19 Vol.web original



『鈴木敏夫とジブリ展』のプレス内覧会が19日、同展会場の神田明神ホールにて行われ、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと、女優の夏木マリが登場した。

 高畑勲、宮崎駿という2大巨匠とともに数々の名作アニメーション作品を生み出してきた鈴木氏の仕事をたどりながら、監督たちが作品に託したメッセージからつむがれた言葉と表現の数々を紹介する展覧会。

スタジオジブリ約3年ぶりの東京展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」

2019.02.06 Vol.714

 国内外問わず多くのファンを持ち愛され続けるジブリ作品を手掛けてきた、 スタジオジブリの敏腕プロデューサー鈴木敏夫氏の“言葉”に注目した展覧会「鈴木敏夫とジブリ展」が開催される。

THL編集部オススメMOVIE『レッドタートル ある島の物語』

2016.09.16 Vol.674

 嵐の中、荒れ狂う海に放りだされた男が九死に一生を得て、ある無人島にたどり着いた。必死に島からの脱出を試みるが、見えない力によって何度も島に引き戻される。絶望的な状況に置かれた男の前に、ある日、一人の女が現れた…。

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