2017年の連続ドラマ第1弾が続々スタートしている。視聴者の好奇心をくすぐるさまざまなドラマが登場しているが、中でもとりわけ気になるのがフジテレビ系の『嫌われる勇気』だ。ベストセラー本をドラマ化した本作で、『とと姉ちゃん』で注目を集めた相楽樹が「嫌われる勇気」を持って果敢に挑戦している。
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「この作品があったから家が売れた」?北川景子が最新ドラマで白衣
北川景子主演で、10月2日にスタートする『連続ドラマW ヒポクラテスの誓い』(WOWOWプライム、日曜夜10時~)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、北川と共演の柴田恭兵、尾上松也が登壇した。
北川と柴田は白衣姿で、尾上はスーツ姿と、3人とも劇中衣装で登場。この作品で初めて白衣を着たという北川は「これでいのかなという感じ」と少し自信なさげ。柴田は刑事役の尾上に対し「自分のやってきた刑事とはまったく反対だった!」とニヤリ。尾上が「アクションを期待していたが、まったくなかった」と残念そうに話すと、柴田が「知的でしょ!」と茶々を入れた。もちろん北川に対しての柴田のリアクションもこの調子で、このドラマが北川主演のドラマ『家売るオンナ』の前に撮影されていたことを明かし「北川さんはこの作品があったから家を売れた!」と話した。
ドラマはシリアスな内容だが、現場には対照的に明るい雰囲気があったそうで、その中心にいたのが柴田だそう。北川も尾上も「アドリブが多かった」と話し、北川は「あのシーンで…耳を疑いました」と振り返ったほど。とはいえ、2人とも柴田から学んだところは多かったようで、ともに「これから現場の空気づくりもやっていきたい」(北川)、「現場の雰囲気が作品に与える影響を感じた」(尾上)と同じことを話していた。
柴田はそれを聞いたうえでも、ペースを乱さず、最後の挨拶でも「セットにかなりリアルな内臓が飾ってある」とスタート。毎回ある解剖シーンついても「かなりショッキングなものがある」。そのうえで、「しばらく肉は食べられないだろうなと思っていたら、北川から焼肉弁当の差し入れがあって食べていました。大丈夫です。どんなショッキングなシーンが出てきても家族で安心して見て!」。会場を笑わせて締めくくった。
ドラマは、法医学教室での研修を受けることになった女性研修医が、偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授の下で学び成長していく様子を描くとともに、犯罪捜査や医学的研究といった法医学にも同時に重点を置いた法医学ドラマ。
第1話は無料放送。
加藤清史郎、芦田愛菜に感服「本当にすごい!」
ドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系、日曜午後9時)の芦田愛菜、加藤清史郎、寺田心、松田芹香が5日、台場の同局で行われた『こどもの日』イベントに出席した。
芦田と他キャストとの舌戦も見どころになっている本作。8日放送の第4話では「2ページの長セリフがあって、覚えるのが大変だった」(芦田)。加藤は「…本当すごいんです。(役の)桜子になりきっているので(セリフが)染み込んでいるというか。普段からやり直しとかないんです。長回しでの撮影が多いんですけど、愛菜ちゃんの長いセリフがあると、本番で自分が噛んでしまったらどうしようって思っています」と、感服した様子だった。
芦田によれば第4話は「親子の絆に関わる話。とても心温まる内容」。寺田も「一生懸命頑張りまーす」と意気込んでいた。
栗山千秋「ドラマ『不機嫌な果実』はセクシー先生が頼りです」
林真理子による傑作不倫小説『不機嫌な果実』がドラマ化される。テレビ朝日系の金曜夜、これまで数々の名ドラマを生み出してきた金曜ナイトドラマ枠、ゴールデンウイークの始まりである29日にいよいよ初回放送を迎える。
既婚者の女性・麻也子が情熱的な音楽評論家との禁断の愛に溺れていく姿を描く、大人の泥沼恋愛劇。主人公の麻也子は栗山千明が演じる。
「撮影前は、内容が内容なので、緊張感のあるピリピリした現場になるのかなと思っていたのですが、意外と和気あいあいとやらせていただいています。セクシーなシーンも多いのですが、それもまた楽しみながら……。照れると逆に恥ずかしくなってしまうので楽しんでやっています」
林も驚いたという過激なシーンもある。
「緊張を和らげるためにも、空き時間には他愛もない話をしたりして、相手の方とコミュニケーションをとっています」
禁断の愛におぼれる相手の音楽評論家は市原隼人が演じるが、序盤では元カレの広告マン・成宮寛貴とのラブシーンが多いという。
「現場では成宮さんのことを、セクシー先生と呼んでいるんです(笑)。(成宮は)モニターを見ながら、この角度のほうがきれいに見える!といったアドバイスをくださるんです。頼りにしています」
成宮いわく、そういった艶っぽいシーンを栗山と「2人で作っていく感じがすごく楽しい」という。その言葉には、マザコンな夫役の稲垣吾郎、禁断の愛のお相手役の市川も、不機嫌気味に?
それでもドラマはスタートする。
「麻也子が不機嫌になってしまう理由に共感していただいたり、ユーモアあふれるシーンにちょっとニヤッとしていただいたり……。そんなふうに楽しんでいただけるのではないかと思います。金曜日の夜に日ごろのストレスを発散できるような内容になっていると思います」
福山の月9『ラヴソング』が11日スタート
福山雅治が主演するドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系、月曜午後9時)が11日スタートする。昨年9月に吹石一恵と結婚後初めてのドラマ出演。
ドラマは、元プロミュージシャンで企業カウンセラーとして働く男(福山)が、うまく人と話すことができない女性(藤原)と出会い、音楽を通して心を通わせていくというストーリーだ。
主題歌でドラマのヒロインとなる藤原さくらが歌う『soup』も、福山自ら作詞作曲していることが明らかになっている。4日都内で行われた会見に出席した福山は、この曲について、相手が好きでも違うと感じることがあるとしたうえで「それでも、ずっと一緒にいたら“2人でしかなれない2人”になるんじゃないかというのを、1つの料理(スープ)になぞらえました」と説明している。
福山は劇中歌3曲も手掛けている。
共演に、菅田将暉、夏帆、山口紗弥加、木下ほうか、渋川清彦ほか。初回は、30分拡大で放送。
井浦新、TOKIO松岡にあだ名付けられた?!
7月10スタートのTBSドラマ「同窓生~人は、三度、恋をする~」の出演者による制作発表会と試写会が30日、都内の会場で行われた。発表会には、連続ドラマ初主演となる井浦新のほか、主要キャストである稲森いずみ、松岡昌宏(TOKIO)、板谷由夏が出席した。
同作品は恋愛漫画の巨匠・柴門ふみの原作で、25年振りに同窓会で再会した中学時代の同級生4人が繰り広げる大人の恋愛ドラマ。40代という人生の折り返し地点に差し掛かりながらも、揺れ動く4人の気持ちを丁寧に描く。
主演の井浦は自分の役柄について「40歳にして、いまだに純度の高い言葉をはく男です。純粋ではあるが、20歳前後の純粋さとは違う、それなりの経験を重ねた上での純粋さを表現できれば」と分析。また、現場でのエピソードを聞かれた松岡は「スタッフやマネージャー抜きで4人だけで、新宿の居酒屋に行きました。面白いことに、台本と同じ事言うんです(笑)。そこでお互いの呼び方を決めることになって、僕は最初井浦くんのことを“ウラウラ”って呼んでいたんですけど、いつの間にか“アラアラ”になっていた(笑)。今は“シン君”って呼んでいます」と笑いを誘った。
7月10日(木)夜9時スタート。初回は15分拡大。
ライダー俳優の吉沢亮が夏ドラマで坊主姿に
『仮面ライダーフォーゼ』で仮面ライダーメテオを演じて人気を博した、吉沢亮がお坊さんになる! 7月16日スタートのTBS系ドラマ『ぶっせん』に主演、天然ドジ坊主を演じる。ドラマ終了後の11月には、続編が同じキャストで舞台化されることも決まった。吉沢は「ドラマ、舞台共に初主演で今までにないくらいプレッシャーや不安がありますが、監督、スタッフのみなさん、他のキャストのみなさんと支え合いながら、見てくださる方々の腹筋が崩壊するぐらい笑える作品にしたい」と意気込みのコメントを寄せている。
同作は、三宅乱丈による同名の漫画をドラマ・舞台化するもの。「50単位で、悟りが開ける」という謳い文句のぶっせんこと、仏教専門学校を舞台にした学園コメディーで、女人禁制の学校には、元パンク野郎、沖縄弁しか話せないプレイボーイなどさまざまな若者たちが集まり、座禅や荒行、托鉢、精進料理などに奮闘しつつも、女の子と話したい欲求などにもがく様子が描かれる。
「坊主頭の男達の笑いあり涙ありの青春ストーリーという、かなりシュールな今まで観たことのない作品」と、吉沢。すでに、仏像ガール、坊主バー、寺カフェ、お寺でのライブイベントなど、お寺や仏教への興味が高まっているなかでの本作の登場。さらに仏教周りが熱くなりそうだ。
ドラマは7月16日スタート。毎週火曜深夜2時29分~。舞台は、11月6日から赤坂ACTシアターで上演予定。
(C)2013「ぶっせん」製作委員会