ラジオのチャリティプログラム『ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』が25日正午に24時間の生放送を完走した。
ゴールまであと1時間となった25日午前11時過ぎ、筑波大学附属・視覚特別支援学校の児童がリモートで出演。メンバー全員と一緒に「Believe」を合唱、エンディングでは24時間を締めくくる最後の曲として、メンバーの今の想いが込められた歌、SixTONESの「オンガク-声バージョン」が初オンエアし、メンバーそれぞれがメッセージを届けた。最後に、メンバーを代表して、田中樹が「ラジオ・チャリティ・ミュージックソンの夢は、日本の、そして世界のすべての信号機 が音の出る信号機になることです。1 人では叶えられない夢です。いつか夢が叶ったとき、あなたと一緒に、歌って、笑いたいと思います。夢が叶うその日まで、これからもずっとずっとよろしくお願いします」と語って幕を下ろした。
『ニッポン放送 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』は、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように「音の出る信号機」を設置することを目的に、毎年12月24日の正午から 24時間生放送する恒例の番組。今年のパーソナリティーはSixTONESが務めた。SixTONESが同番組のパーソナリティを務めるのは3年連続。
番組では「夢をチカラに」のキャッチコピーに沿って、SixTONESのメンバーや目の不自由な方、リスナーのさまざまな夢にまつわるエピソードを届けた。メンバーが「生朗読」に挑戦した「ハートフルストーリー」では、森本が日本で最初の盲導犬の物語を、田中は日本で唯一のユニバーサルシアターの物語を、ジェシーはラジオパーソナリティになる夢を持った視覚障がいの中学1年生の男の子の物語を披露した。
また、24時間の生放送では、視覚障がい者の外出をサポートする最新技術や盲導犬の体験生レポート、盲学校での立体コピー機の使われ方など、視覚障がい者を取り巻く現状も伝えた。
今年はリスナーへの夢のプレゼントとして、いつもは『SixTONESのオールナイトニッポン サタデースペシャル』を放送している24日23時30分から1時間半に、スタジオの模様をYouTubeのSixTONES公式チャンネルで生配信。25日になった瞬間にはメンバー全員で「メリークリスマス!」とお祝いした。また、1月4日発売のニューアルバムに収録される新曲「Always」の生歌唱もあった。深夜1時(24日25時)からは京本大我がパ ーソナリティを担当した『SixTONESのオールナイトニッポン~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンスペシャル~』、深夜3時(24日 27時)からは松村北斗がパーソナリティを務め『SixTONESのオールナイトニッポン0(ZERO)~ラジオ・チャリティ・ミュージッ クソンスぺシャル~』を放送した。
生放送中には多くのゲストも登場。24日には 萩本欽一、ゆず、ぺこぱ、藤巻亮太、わたなべちひろ、サンドウィッチマン、25日は榊原郁恵、Little Glee Monster、そして、SixTONESのメンバーと3年前に一緒にミュージックソンを担当したKis-My-Ft2の千賀健永、二階堂高嗣 が駆け付けた。
番組が終了した25日正午時点の募金総額は4113万2207円。募金は2023 年1月31日まで受け付けている。