KO勝ちで初陣飾ったムエタイ6冠王・石井一成が最強トーナメントVの黒田斗真とKrush王者・池田幸司に宣戦布告【K-1】

2022.08.11 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ~K-1フェザー級世界最強決定トーナメント~」(8月11日、福岡・福岡国際センター)でK-1初参戦を果たしたムエタイのトップファイター、石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)が藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)にKO勝ちを収め初陣を飾った。

 石井はキッズ・ジュニア時代から数々のタイトルを総なめにし、ムエタイの強豪選手として注目を集める。高校入学後にムエタイの本場タイに渡り、現地でも活躍。在学中にTrue4Uフライ級タイトルを獲得した。その後は日本にも活躍の場を求め、KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座、WPMF世界フライ級王座、IBFムエタイ世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座など6つのタイトルを獲得。日本軽量級のトップ選手としての地位を築いた。

 試合は1R序盤こそ藤田に距離を制され、ペースをつかめなかったものの徐々にリズムを取り戻しキックが当たり始めると、2Rには右ストレートから左フックをフォローし最初のダウンを奪う。

ムエタイ6冠王の石井一成がK-1電撃参戦「僕がK-1のバンタム級を作っていきたい」【K-1福岡】

2022.06.14 Vol.Web Original

 K-1の3年連続の開催となる福岡大会「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(8月11日、福岡・福岡国際センター)の第1弾カード発表会見が6月14日、都内で開催され、ムエタイのトップファイターである石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション)がK-1初参戦を果たすことが発表された。バンタム級戦で藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)と対戦する

 石井はキッズ・ジュニア時代から数々のタイトルを総なめにし、ムエタイの強豪選手として注目を集めた。高校入学後にムエタイの本場タイに渡り、現地でも活躍。在学中にTrue4Uフライ級タイトルを獲得した。その後は日本にも活躍の場を求め、KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座、WPMF世界フライ級王座、IBFムエタイ世界フライ級王座、BOMスーパーフライ級王座など6つのタイトルを獲得。日本軽量級のトップ選手としての地位を築いている。

 中村拓己プロデューサーは「昨年、バンタム級は日本最強決定トーナメントを開催したが、メンバーはK-1アマチュア出身だったりKrushから育ってきた選手が多かった。その階級に他団体やムエタイで実績を残した実力者がくることで選手たちには大きな刺激になると思うし、石井選手絡みで見たいカードもたくさんあると思う。石井選手にはK-1バンタム級を作っていく一人としてこれから期待したい」と語った。

石井逸人が判定で小野島恒太を破り環太平洋王座獲得。世界王者・安藤達也へのリベンジをアピール【修斗】

2022.05.23 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.3」(5月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」で挑戦者の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A)が王者・小野島恒太(Combat Workout Diamonds)に判定勝ちを収め王座を獲得した。小野島は初防衛戦だった。

 2人は2020年に行われた「インフィニティリーグ」で対戦し、その時はドローに終わっている。リーグ戦はコロナの影響で2021年春まで続き、石井が勝ち点の合計で上回り優勝。9月に環太平洋王者の安藤達也に挑戦するも一本負けを喫し、王座奪取はならず。今年3月に石橋佳大を相手に再起戦に臨み、2Rで一本勝ちを収め、今回、2度目の挑戦にこぎつけた。

 安藤は石井に勝利後、世界王座奪取に専念するため王座を返上。その王座決定戦が小野島と藤井伸樹の間で行われ、小野島が判定勝ちを収めアマから修斗一筋、プロ13年目の38歳にして初のベルトを獲得した。

倉本一真が魚井フルスイングに判定勝ちも「全然ダメでした」と反省の弁【RIZIN LANDMARK】

2022.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)の第4試合のバンタム級戦で倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)と魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)が対戦し、倉本が3-0の判定で勝利を収めた。

 倉本は「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場予定だったものの対戦相手の金太郎がぎっくり腰になってしまい試合が中止に。今回、倉本の「試合がしたい」という要望からRIZINが何人かの選手にオファーをかけ、短いスパンの中でオファーを断る選手が続く中、魚井が首を縦に振りこの試合が実現した。

 1R、魚井がいきなり左フックを飛ばす。倉本は右インロー。これに魚井が左フックを合わせるが、倉本はそのまま組み付きコーナーに押し込む。魚井はボディーにヒザ蹴りも倉本は左腕を取って鮮やかな一本背負いでテイクダウン。サイドから上四方固め。そして頭部にヒザ。魚井は体勢を立て直すが倉本はがぶってからバックを取ってヒザをこつこつ。そしてジャーマンを狙う動きを見せるが魚井はクラッチを完全に組ませず。スタンドに戻り倉本の右ロー、右インローで魚井がバランスを崩す。倉本のタックルに魚井が左フックを合わせるがかわす倉本。そしてプッシュ気味にタックル。尻もちをついた魚井は蹴り上げ。それをかわした倉本はパウンド。しかし魚井の足が邪魔で決定打は放てず。最後はヒールホールドに移行もこれは決められず。

今回は“破壊狼”の壬生狼一輝「時は来た。それだけだ」、挑戦者の池田は「壊してKO決着」【Krush.135】

2022.03.25 Vol.Web Original

壬生狼はマオカラーのスーツで登場

「Krush.135」(3月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月25日、都内で開催された。

 メインで行われるKrushバンタム級タイトルマッチに出場する王者・壬生狼一輝(力道場静岡)は52.9kg、挑戦者の池田幸司(ReBORN 経堂)は53.0kgでともに1回で規定体重をクリアした。

 壬生狼は昨年3月に吉岡ビギンを破り王座獲得も5月に行われた「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」の決勝で黒田斗真にKO負け。12月のダイレクトリマッチでも判定負けと現在2連敗。王者ではありながら崖っぷちに立たされている。

 対する池田もトーナメントに出場したものの1回戦で黒田にKO負け。しかしその後、2連勝で再起を果たし今回の王座挑戦にこぎつけた。

 今回の試合のテーマを「破壊」とした壬生狼は“邪狼”から“破壊狼”に転じ、計量後に行われた会見にはプロレスラーの故橋本真也さんを思い出させるマオカラーのスーツで登場した。

朝倉海「僕の試合で2021年を締めくくる」とトーナメントV宣言【RIZIN.33】

2021.12.29 Vol.Web Original

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、オンラインで行われた。

 今大会では6月の東京ドーム大会からスタートした「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」の決勝ラウンドが行われる。

 準決勝は朝倉海(トライフォース赤坂)vs 瀧澤謙太(フリー)、扇久保博正(パラエストラ松戸)vs 井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)で行われ、勝者がメインで決勝で対戦する。

 この日のインタビューで 朝倉は瀧澤については「まあ打撃を得意としている。特に蹴り。打撃戦になると思うんですけど、1Rで多分、僕がKOすると思います。空手の技は多彩だと思うが、打撃のレベルは脅威に感じていない。パワーだったりスピード、テクニックで、僕のほうが一枚上手かなと思っているので全然問題ない印象」などと語った。

 試合については「しっかり作戦を立てているので、作戦通りに遂行するだけ。体力を温存できたらそれが理想ですが、まずは瀧澤選手の試合だけに集中してやっていきます」と油断はない。

 6月から始まったトーナメントがついに決勝ラウンドを迎えるが「この1年、このトーナメントのためだけに戦ってきた。優勝しないと意味がないと思っているので、確実に僕が優勝したいと思います」と改めてV宣言。大晦日に向けての事前番組では、大晦日ならではのカードに多くの時間が割かれていることについては「この1年間の一番の目玉がバンタム級GPだと思うので、最終回じゃないですけど、僕の試合で始まり、僕の試合でしっかり締め括ろうと思います」と語った。

黒田斗真がKrush王者・壬生狼に連勝も「目指してるのはK-1のベルト」と改めてK-1バンタム級王座獲りをアピール【K-1】

2021.12.05 Vol.Web Original

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~スーパー・ウェルター級&フェザー級ダブルタイトルマッチ~」(12月4日、大阪・エディオンアリーナ大阪)で行われたバンタム級のスーパーファイトで黒田斗真 (日本/K-1ジム心斎橋チームレパード)と壬生狼一輝(日本/力道場静岡)が対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、黒田が3-0の判定で勝利を収めた。

 2人は今年5月に行われた「バンタム級日本最強決定トーナメント」の決勝で対戦しており、その時は黒田が1R31秒でKO勝ちを収めており、これで黒田の2連勝となった。

 試合は本戦の3Rはともに一歩も引かず、ジャッジ3者とも30-30で決着がつかず。

 延長もバンタム級らしいスピード感満載の打ち合いが繰り広げられたが、今度はジャッジ3者とも10-9で黒田に軍配が上がった。

REDバンタム級初代王者は響波。安達浩平に逆転KO勝ち【KNOCK OUT】

2021.09.26 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2021 vol.4」(9月25日、東京・後楽園ホール)で「初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」が行われ、響波(Y’s glow)が安達浩平(team AKATSUKI)を3RKOで破り、初代王座に就いた。

 REDバンタム級は昨年から6選手参加の王座決定リーグ戦をスタートしたのだが、折からの新型コロナウイルスの影響で大会の延期が続き、今年4月に最後の公式戦が終わり、安達と響波で王座決定戦を行うことが決定。その後もコロナ禍で大会日程の変更があり、決定戦も延び延びとなり、今大会でやっと実現の運びとなった。2人はトーナメントでは昨年12月に対戦し、安達が判定勝ちを収めている。

 1R、響波の速いジャブ、ローになかなか中に入れない安達。響波は左ミドル、三日月蹴り、右ボディーストレートと安達のボディーに攻撃を集中。リーチで劣る安達はローを放つが届かない。しかし徐々に距離を詰め、右ローを当てるも響波は右ローから右ストレート、右カーフに左のインカーフ、ボディーストレートと当てていく。終盤は安達もじりじり距離を詰めパンチを当てていく。ラウンド終了間際には右ひじを打ち抜き、早くもダウンを奪う。

元NJKFフライ級王者の松谷桐が初参戦。3つのダウンを奪って大差の判定勝ちも反省【Krush.129】

2021.09.25 Vol.Web Original

「Krush.129」(9月24日、東京・後楽園ホール)で行われた「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」で元NJKFフライ級王者の松谷桐(ALONZA ABLAZE)がK-1ジャパングループに初参戦し、バンタム級戦で豊田優輝(B.W)に3-0で判定勝ちを収めた。

 松谷は2017年10月にプロデビューし、無敗のままわずか6戦目でNJKFフライ級王座を獲得。他団体で16戦14勝(7KO)2敗の戦績を残した。今年7月に卜部功也が昨年オープンしたジム「ALONZA」に移籍し、プロ選手第1号となった。

 対する豊田は「K-1カレッジ2019」の-60kg王者。ここまでの戦績は6戦2勝3敗1分だが、5月に行われたK-1の「バンタム級日本最強決定トーナメント」ではリザーブファイトに出場し、大石和希に勝利している。戦績は2勝3敗1分。

 松谷は1Rから左ミドル、左ハイ、左ボディーストレート、右フックなど多彩でスピード満点の攻撃を繰り出していく。2Rには豊田がバックブローを繰り出したところにショートの左フックを合わせダウンを奪う。そして豊田が反撃に出て、右ローを出したところに右フックをカウンターで合わせ2度目のダウンを奪う。

REDバンタム級王座決定戦開催。響波の「次は絶対に勝てる」に安達「ノックアウトで仕留めたい」【9・25 KNOCK OUT】

2021.08.12 Vol.Web Original

昨年12月の対戦は安達が判定勝ち

 KNOCK OUTが8月11日、東京都内で「KNOCK OUT 2021 vol.4」(9月25日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 今大会では「初代KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦」で安達浩平(team AKATSUKI)と響波(Y’s glow)が対戦する。

 REDバンタム級は昨年から6選手参加の王座決定リーグ戦をスタートしたのだが、折からの新型コロナウイルスの影響で大会の延期が続き、その中で選手の引退や階級アップという事態が起こってしまった。今年4月に最後の公式戦が終わり安達と響波によって王座決定戦を行うことが決まったのだが、今年もコロナ禍で大会日程の変更を余儀なくされたことから、決定戦も延び延びとなり、今回の9月大会での開催となった。

 2人はトーナメントでは昨年12月に対戦。安達が判定勝ちを収めている。

ランク外の知花デビットが2位の良星を破りバンタム級の次期挑戦者候補は混沌【RISE151】

2021.07.29 Vol.Web Original

延長にもつれ込む接戦を2-1で制す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたバンタム級戦で良星(FIGHT CLUB 428/Team Bull)と知花デビット(エイワスポーツジム)が対戦し、知花が延長にもつれ込む接戦を2-1の判定で制した。

 良星は現在バンタム級2位で、昨年1月には王者・鈴木真彦に挑戦するなどRISEバンタム級戦線のトップクラス。対する知花はWMC日本バンタム級&フェザー級王者で、これまで三階級で4つのベルトを獲得する実力者。昨年8月に2017年以来のRISE参戦を果たし、ここまで1勝1敗。ランク外ではあるが、ここで2位の良星に勝てば一気に王者・鈴木への挑戦も見えてくる、バンタム級のタイトル戦線に大きな影響を及ぼす一戦となった。

 試合は1Rから動きを止めることなく2人が打ち合う展開となる。1R序盤はジャブ、ロー、インロー、ヒザ蹴りと多彩な攻撃を見せる良星が手数で勝るが、知花も終盤はジャブ、右ミドル、パンチの連打で徐々に反撃。

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