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【NO LIMITS】リオで頂点を目指せ! 日の丸パラリンピアンの熱き思い

2016.08.23 Vol.673

三連覇の王者復活。再び頂点へ。藤本聰選手

【STORY「今しかできない」と思い続けて歩んだ、35年の柔道人生。】
 先天性の視神経異常で左目は見えず、右目は弱視。そのハンデを感じさせない技の数々は、「継続は信なり」という彼のモットーから生まれた。時には深夜まで及ぶ激しい練習と苦しい減量。「何をやってるんだろう」と思う時もあるが、それでも「あの時続けていたらと後悔するのが怖い」と、ひたむきに努力を続けた。その結果、視覚以外の感覚を極限まで研ぎ澄ませ、組手の感触で相手の動きを察知する「第六感」を身につけ、パラリンピック3連覇という偉業を成し遂げた。「自分が納得するまでやり続ける。そうすれば自信はいつか確信にかわる」と語る藤本選手。どんな困難にも屈しない、継続する信念で世界の頂点を再び狙いにいく。

【RULE】柔道 激しい技の掛け合いに、一瞬たりとも目が離せない。

 パラリンピックでは視覚障がい者が対象となり、一般の柔道と同じく男女別体重別で競技を行うので、全盲と弱視など見え方の異なる相手との対戦もある。競技ルールも一般とほぼ同じだが、大きく違うのは両選手が互いに組んだ状態から試合が開始される点。途中で両者が離れると「まて」がかかり、道場中央に戻って組み直してから試合再開となる。組み手争いがなく、常に組んだ状態で技の掛け合いになり、「まて」の間は試合時間も止まる。そのため試合時間が長くなることが多く、選手はスピードだけでなく持久力も必要とされる。

今年のパラリンピックは大江戸線からはじまる。

2016.08.23 Vol.673

 パラリンピック競技の魅力を体感できる企画展示『NO LIMITS SPECIAL 大江戸ステーションスタジアム』が、8月25日より都営大江戸線の22の駅構内でスタート! 本展示は、パラリンピックの普及啓発を目的とした東京都パラリンピック体験プログラム『NO LIMITS CHALLENGE』の特別版として開催されるもの。4年後を見据えて、東京2020パラリンピック競技大会の全22競技を、22の駅でそれぞれ紹介。各駅ごとに、実物展示や立体展示、大型グラフィック、光の演出など工夫を凝らしたものばかり。競技や選手の迫力、躍動感を体感しながら、パラリンピック競技をより深く知ることができる。自らに限界を定めず挑み続ける、パラアスリートの魂を感じよう。

小池百合子氏「東京オリンピック・パラリンピック開催に向け都民に明快な説明が必要」

2016.07.22 Vol.671

 

“日本を元気に”をコンセプトに多彩な活動を行う〈JAPAN MOVE UP/ TEAM2020〉が21日、都内にて2020年の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるための異業種交流イベントを開催。東京都知事選に出馬を表明している小池百合子氏も登場し「2020年は、これまでにないオリンピック・パラリンピックにしたい」とアピールした。

 都内中心部のみならず奥多摩町や八丈島などにも駆けつけるなど連日、精力的に街頭演説を行う小池氏。この日もイメージカラーのグリーンのジャケット姿で登場。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックはみんなで盛り上げていきたい。試合はアスリート・ファーストだが、東京都知事候補として言わせていただくと、都民一人ひとりがアスリートになった気持ちで大会を盛り上げられればいい。そのためには、どんな大会にするのか都民の皆さんに納得していただけるような明快な説明が必要。都知事になったら、そこもしっかりとやっていきたい」と語り、支持を訴えた。

アスリート、アーティストらが障がい者スポーツを応援!

2015.10.24 Vol.653

 障がい者スポーツを応援する、スポーツと文化のコラボレーションイベント「Sports of Heart 2015」が17、18の2日間、代々木競技場にて開催された。パラリンピアンの呼びかけにより、スポーツ選手、アーティスト、文化人らが協力し、未来の日本のために健常者と障がい者の枠を超えて「すべての人たちが幸せに暮らせるニッポン」を目指すプロジェクトとして行われているもので、今年で3回目。

 イベントでは、ファッションショーや、DANCE EARTH PARTYのダンスパフォーマンス、豪華アーティストによるLIVEショーのほか、アスリートによるスポーツ教室や車いすテニス体験教室、EXILE PROFESSIONAL GYMのトレーナーによるダンス教室のほか、150組を超えるアイドルのLIVEなどが行われた。

 中でも盛り上がりを見せたのが「〜Heart新世紀〜」をテーマとしたファッションショー。障がい者アスリートとモデルたちが共にランウエイに登場しポーズを決める度に、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。

車イスバスケの魅力を語る 根木慎志さん(車イスバスケットボール選手)

2015.10.24 Vol.653

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP』毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

リオ・パラ出場権獲得

2015.10.23 Vol.653

 来年のリオデジャネイロ・パラリンピック予選を兼ねた車いすバスケットボールのアジア・オセアニア選手権が10〜17日の日程で千葉市の千葉ポートアリーナで行われ、最終日の17日、日本男子は3位決定戦で韓国に80−56で勝利を収め、3位までに与えられる出場権を獲得した。日本は11大会連続12度目のパラリンピック出場となる。

 決勝は準決勝で日本を41−70で下した豪州がイランを78−60で破り優勝した。

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