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牛久絢太郎が飛びヒザ一閃!王者・斎藤裕が出血でドクターストップ。新王者誕生【RIZIN.31】

2021.10.24 Vol.Web Original

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)のメインイベントで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)とDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎(K-Clann)が対戦し、牛久がドクターストップによるTKOで勝利を収め、王座奪取に成功した。斎藤は初防衛に失敗した。

 斎藤は昨年11月に朝倉未来との王座決定戦で勝利を収め、初代王座を獲得。今年6月にはヴガール・ケラモフと対戦し、ケラモフのダーティーファイトに苦戦しながらも2-1の判定で勝利を収めた。

 牛久は昨年9月に弥益ドミネーター聡志を破り、DEEP王座を獲得。今年7月にはノンタイトル戦で敗れた中村大介を相手に初防衛を果たした。かねてから斎藤との対戦をアピールしていたのだが、今回、初参戦にしていきなりタイトル挑戦が実現した。

 試合は斎藤が牛久の左ミドル、左インローの打ち終わりにパンチを合わせる展開が続く。

 2Rに入るとタイミングが合ってきた斎藤は蹴りをキャッチしてから右ストレートを顔面とボディーに打ち分けていく。

メインを務める斎藤裕「世間との戦いだと思っているので一番いい試合にしたい」【RIZIN.31】

2021.10.22 Vol.Web Original

牛久「まず、この試合があるよということを見せます」

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の試合前インタビューが10月22日、行われた。

 今大会のメインでは王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)に牛久絢太郎(K-Clann)が挑戦する「フェザー級タイトルマッチ」が行われる。

 現在、RIZINのフェザー級戦線は朝倉未来に勝ったクレベル・コイケがケガ、10月2日に行われた「RIZIN LANDMARK vol.1」で萩原京平に勝利を収めた朝倉が解説席の斎藤に再戦をアピール。そしてUFCでも活躍した実力者・金原正徳が復帰し、今大会で芦田崇宏と対戦と混沌としている。

 そんな騒がしい中でのタイトル戦となるが、牛久は「楽しみにしていて、わくわくしています。最初にタイトル戦が決まったときに、まさか決まるとは思っていなかったので正直びっくりした。でも斎藤選手とはずっとやりたかったので、その気持ちは変わらず、うれしかった」などと初参戦でのタイトル戦にも特に気負いはない。

新美貴士が3度目の防衛戦。挑戦者・篠塚の「華がない」に「強さを求めているから気にしてない」【Krush.132】

2021.10.19 Vol.Web Original

2つの階級でタイトルマッチ

「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が10月18日、都内で開催された。今大会ではフェザー級とクルーザー級の2つの階級でタイトルマッチが行われることが発表された。

 フェザー級は王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)に篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が挑戦する。

 新美は昨秋に行われた「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し王座に就くと、今年2月に斗麗、6月に岡嶋形徒を相手に防衛を果たし、今回は実に今年3度目の防衛戦。9月にはK-1に参戦し、元Krushバンタム級王者の軍司泰斗と対戦するも判定で敗れ、今回は再起戦になる。

 対する篠塚はアマチュアボクシングではインターハイ・ベスト8に輝き、プロボクシングでも3勝(2KO)1敗の成績を残し、キックボクシングに転向。他団体で9戦7勝2敗(6KO)の戦績を残し、今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」でK-1ジャパングループに初参戦。元Krushフェザー級王者の小澤海斗に延長の末2-1で判定勝ちを収めた。9月のK-1横浜アリーナ大会では斗麗と対戦の予定だったがケガで欠場。今回は約9カ月ぶりの復帰戦となる。

斎藤裕がDEEP王者・牛久絢太郎を相手に防衛戦。「朝倉選手よりはいい試合をしたい」【RIZIN.31】

2021.10.04 Vol.Web Original

いち早く対戦をアピールしていた牛久に白羽の矢

「RIZIN.31」(10月24日、神奈川・ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見が10月4日、都内で開催された。

 今大会でメインを務めることが発表されていたRIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)の対戦相手がDEEPフェザー級王者の牛久絢太郎(K-Clann)となることが発表された。斎藤は9月30日に行われた第1弾カード発表会見で対戦相手が未定の段階で「タイトル戦にしてもらいたい」と榊原信行CEOに直訴。榊原氏もこの主張を認めていたため、試合は「RIZINフェザー級タイトルマッチ」として行われる。

 今大会についてRIZIN側は当初、斎藤vsクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)のタイトル戦を予定していたのだが、クレベル側が「体重を落とせない」との理由で10月大会への出場に難色を示し、その後「ケガにより出場できない」という連絡があったという。大会の軸と考えていた斎藤vsクレベル戦が不確定なまま時間が経ってしまったのだが、その中でいち早く対戦をアピールしていたのが牛久。

堀江圭功がフェザー級に階級アップの佐々木憂流迦に「バンタムに落とせるのでは? フェザー級は甘くない」【RIZIN.30】

2021.08.31 Vol.Web Original

「RIZIN.30」(9月19日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する堀江圭功(ALLIANCE)が8月31日、都内で公開練習を行った。

 堀江は佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)とフェザー級のスペシャルワンマッチで対戦する。

 この日は2分間のミット打ちの後に合同インタビューを行った。

 対戦する佐々木は元FCファイターで、RIZINでは元バンタム級王者のマネル・ケイプに勝利を収めるなど“バンタム級四天王”の一角として活躍するも、2019年10月に朝倉海に敗れ、その際にアゴを骨折。長期休養となったが、昨年大晦日の瀧澤謙太戦で勝利を収め復活。今回はフェザー級に階級を上げての初戦となる。

工藤政英が3年越しの悲願達成。逆転KO勝ちでついに初防衛に成功【RISE151】

2021.07.29 Vol.Web Original

先にダウンを奪われるも3つのダウンを取り返す

「RISE151」(7月28日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級タイトルマッチ」で王者・工藤政英(新宿レフティージム)が竹内将生(エイワスポーツジム)を1R1分48秒、KOで下し、初防衛に成功した。

 工藤は2018年6月に森本“狂犬”義久を破り王者となったものの、その後はワールドクラスの相手との対戦が組まれるなどタイミングが合わず、本人の意思に反してなかなか防衛戦が組まれない状況が続いていた。気が付けば約3年。本人からは「王者は初防衛してこそ王者。でも3年くらいなぜか長期政権を築いている。防衛戦をやっていないので(笑)」という自虐コメントも出るほど。

 挑戦者の竹内はBigbangフェザー級、MAスーパーバンタム級、元J-NETWORKバンタム級王者。昨年11月からRISEに参戦し、今年1月の門口佳佑との次期挑戦者決定戦で勝利を収め、今回の挑戦にこぎつけた。

SASUKEが世界王座獲得も「この試合では修斗のチャンピオンがなめられる」【修斗】

2021.07.26 Vol.Web Original

ともに一歩踏み込めず2-0の判定勝ち

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.5」(7月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界フェザー級チャンピオン決定戦」でSASUKE(同級1位・環太平洋王者/マスタージャパン東京)と工藤諒司(同級7位/TRIBE TOKYO)が対戦し、SASUKEが2-0の判定で勝利を収め、第11代王者となった。

 同王座は現RIZINフェザー級王者の斎藤裕が今年3月に返上し空位となっていた。

 SASUKEは昨年9月に行われた環太平洋フェザー級チャンピオンシップで王者・仲山貴志を破り環太平洋王者となり、今年1月には内藤大尊を相手に初防衛を果たしている。2019年7月にケガから復帰して以降、6連勝中。

 工藤はONE進出を目指しトライアウトで3連勝するも、折からの新型コロナウイルスの影響で難しくなったことから昨年9月に修斗に復帰。ONEトライアウトの3試合も含め現在7連勝だ。

Krush王者・新美貴士「K-1フェザー級は王者以外強いと思う選手はいない」【Krush.126】

2021.06.26 Vol.Web Original

岡嶋形徒を1R16秒、TKOで破り2度目の防衛

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に1R16秒でTKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

 2人は昨年7月に対戦し、岡嶋が判定勝ちを収めており、新美にとってはリベンジマッチでもあったのだが、きっちり借りを返した形となった。

 試合は1R開始のゴングが鳴ると、グローブを合わせた新美がいきなり右フックをヒット。やや面食らった岡嶋はパンチを出すが新美を捕らえることはできず。新美は下がった岡嶋に右フックから左ストレートでアゴを打ち抜くと岡嶋はダウン。ダメージを鑑みたセコンドがタオルを投入し、新美が16秒で岡嶋を秒殺した。

 新美は昨年9月からスタートした「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」を制し、ベルトを獲得。今年2月にはトーナメントの優勝候補だったもののケガで欠場した斗麗を相手に初防衛。今回はそれに続き、若手の有望株を叩き潰した。

王者・新美「どんな手を使ってでも勝ちにいく」、挑戦者・岡嶋「気持ちは絶対に折れない。自分なら勝てる」【Krush.126】

2021.06.24 Vol.Web Original

新美が2度目の防衛戦&リベンジマッチ

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月24日、東京都内で開催された。メインイベントのKrushフェザー級タイトルマッチで対戦する王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)と挑戦者の岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は昨年7月に対戦し、岡嶋が判定勝ちを収めている。新美はこの敗戦後、ファイトスタイルをチェンジ。ノンストップでパンチとキックを繰り出すそのスタイルで昨年9月からスタートした「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」を制した。今年2月には斗麗を相手に初防衛を果たし、今回が早くも2度目の防衛戦となる。

 岡嶋は新美に勝利後、同じくトーナメントに出場し、1回戦で林京平にKO勝ちを収めプロデビューから5連勝を飾るも、準決勝ではトーナメント決勝で新美と延長にもつれ込む接戦を演じた森坂陸にKO負け。今回は新美戦の勝利が評価され、再起戦にして初のタイトル挑戦となる。

新フェザー級王者・椿原龍矢が玖村修平を迎撃。「椿原流の戦い方を作る」【5・23 K-1】

2021.04.20 Vol.Web Original

椿原が王座戴冠後の初戦迎える

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」(5月23日、東京・大田区総合体育館)の第2弾カード発表会見が4月19日、東京都内で開催された。

「K’FESTA.4 Day.1」で行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で江川優生に挑戦し、延長にもつれ込む接戦を制し第4代K-1 WORLD GPフェザー級王者となった椿原龍矢(月心会チーム侍)が王座戴冠後の初戦を迎える。対戦相手は玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)となった。

 椿原は昨年9月の大阪大会でスーパーファイトで江川と対戦し判定勝ち。タイトルをかけた再戦でも判定勝ちを収めた。

 玖村はかつてはスーパー・バンタム級で戦っていたが、階級を上げ、昨年9月から「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」に出場。1回戦は勝ち上がったものの、11月に行われた準決勝では王者となった新美貴士に判定負け。今年の「K’FESTA.4 Day.2」で当初は才賀紀左衛門と対戦予定だったが、才賀がケガで欠場したため鷹大と対戦し、判定勝ちを収め再起を果たした。

新王者となった椿原龍矢の理想の王者像は「当てられずに当てて、なおかつ一撃で倒す」【3・21 K-1】

2021.03.22 Vol.Web Original

目指すは無敵のチャンピオン

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)の一夜明け会見が3月22日、東京都内で開催された。

 メインで行われた「K-1 WORLD GPフェザー級タイトルマッチ」で王者・江川優生(POWER OF DREAM)を延長にもつれ込む熱戦の末、2-1の判定で破り、新王者となった椿原龍矢(月心会チーム侍)が理想の王者像を語った。

 椿原は「昨日の試合のことは全然覚えていない。必死こいて戦って、とにかく勝てて良かった。昨日の夜は試合が終わって帰って、めっちゃベルトを眺めたり、写真を撮ろうと思っていたが、疲れすぎてすぐ寝ちゃって、すぐに会見の時間になっちゃって、あわあわしながら出てきた感じ。夢にまで見たベルトが目の前にあって、めっちゃうれしい」と目の前のベルトを眺め笑顔を見せた。

 理想のチャンピオン像については「僕って一応、空手をずっとさせていただいていて、“当てられずに当てる”というのが格闘技の理想だと思っている。でも空手家って“一撃必殺”とかもいうので、“当てられずに当てて、なおかつ一撃で倒す”というのが求めている理想のスタイル。それになれるように頑張っていこうと思っている」と語った。

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