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竹原魁晟が1RKOでインフィニティリーグV。来年、上原平と環太平洋王座決定戦【修斗】

2023.11.20 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.7」(11月19日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2023 フェザー級」の最終戦となる竹原魁晟(勝ち点6・パラエストラ松戸)vs 浜松ヤマト(勝ち点6・T・GRIP TOKYO)の一戦が行われ、竹原が1RでKO勝ちを収めた。竹原は勝ち点4を獲得し、勝ち点を10とし優勝を果たした。

 今回のトーナメントは1位と2位の選手が来年、空位となっている環太平洋王座決定戦に駒を進めることとなっているのだが、最終戦を前に上原平、竹原、浜松の3人が優勝の可能性を残すという大混戦に。この日の竹原vs浜松戦でどちらかが勝利した場合はその勝者が勝ち点8以上となりトップに立ち、2位が勝ち点7の上原となるため、この2人で王座決定戦となる。一方、竹原vs浜松戦がドローに終わり3選手が勝ち点7で並んだ場合は優勝者はなしとなり、環太平洋王座決定戦には、その時点でランキングに入っているリーグ戦出場2選手をランキング上位から選出し、2024年内に決定戦を行うことが事前に発表されていた。

鈴木千裕「みんなが見たいのは男同士の殴り合い。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う」【RIZIN】

2023.11.02 Vol.Web Original

 RIZIN初の海外での開催となる「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)の前々日インタビューがアゼルバイジャンで開催された。

 メインイベントで行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」で王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)に挑戦する鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が「みんなが見たいのは男同士の殴り合い。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う」と語った。

 鈴木はケラモフについては「全部の局面でバランスよく強いイメージ」と評価しつつも「でもその動きの中で弱点はたくさんあった。1Rの中で5回チャンスを作って、トータル15回倒すチャンスを作ろうと思っている」と豪語。

 試合展開については「やっぱりアゼルバイジャンの人たちも見たがっているのは男同士の殴り合いだと思う。それは日本の人も。みんなそれを望んでいると思う。ケラモフ選手もそれを望んでいると思う。僕はそういう試合をする。あとはケラモフ選手次第」と語った。

 公開練習時に鈴木は「ケラモフは臆病だからテイクダウンに来る」と語ったのだが、この日、鈴木の前にインタビューを行ったケラモフは「ノックダウンで勝ちたい」といったコメントも残した。それを踏まえ「今もケラモフはテイクダウン狙いで来ると思っているか?」と問われると鈴木は「総合格闘技なので僕もテイクダウンを狙いに行く。そういう展開は必ず起きると思う。立って殴り合いにもっていくのが僕のスタイルなので結果的にスタンドの攻防になる」とテイクダウンの攻防は覚悟しつつも最後はスタンドでのKO決着を予告した。

門口佳佑が初防衛に成功しリング上からK-1王者・軍司泰斗に対戦呼び掛け。会見では「軍司選手と龍聖選手の勝者とやりたい」【RISE172】

2023.10.30 Vol.Web Original

「RISE172」(10月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ」で王者・門口佳佑(EX ARES)が魁斗(立志會館)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。そして試合後のマイクで、リングサイドで試合を観戦していたK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)にフェザー級最強をかけた戦いを呼び掛けた。

 門口は昨年8月に梅井泰成を破り王座を獲得すると、以降、シュートボクシング(SB)の山田彪太朗、K-1の新美貴士、SBの川上叶といった他団体の王者クラスを相手に3連勝を収めている。

 魁斗はホームリングのSBでは川上に敗れるもRISEのリングでは前王者の梅井、そして前戦では元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔を破り、今回の挑戦にこぎつけた。2人は2021年7月に対戦し、その時はい魁斗は2-1の判定で勝利を収めている。

クレベルvs斎藤裕が2年越しの実現。斎藤「いろいろ思いはある」、クレベル「チャンスを得たので絶対勝つ」【RIZIN.45】

2023.10.26 Vol.Web Original

「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が10月26日、都内で開催された。

 RIZINフェザー級の前王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と元王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)の対戦が発表された。クレベルは9月の「RIZIN.44」で金原正徳に敗れて以来の再起戦、斎藤は4月の「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」で平本蓮に勝利を収めて以来の試合となる。

 2人は斎藤が王者時代の2021年秋に対戦の機運が高まったのだがクレベルのケガで実現せず。斎藤は牛久絢太郎に敗れ、王座陥落。その後、昨年10月にクレベルが牛久を破り王座を獲得し、長期政権を樹立するかと思われたが、今年6月の鈴木千裕を相手の初防衛戦で体重超過で王座はく奪の憂き目に。空位となった王座を7月の「超RIZIN.2」で朝倉未来とヴガール・ケラモフが争い、1R2分41秒でケラモフが一本勝ちを収めた。ケラモフは「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー/ナショナルジムナスティックアリーナ)で鈴木を相手に初防衛戦に臨む。

 ケラモフと鈴木の勝者に金原が挑戦するのはほぼ確実で、今回の試合は混とんとするフェザー級戦線の“次の次”を見据えた重要な一戦となる。

初のベルトに「ただただうれしい」篠塚辰樹 祝勝会は明後日まで続く【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が10月22日、都内で行われた。

 ダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・森坂陸(エスジム)を破り悲願の王座獲得を成し遂げた篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が「ただただうれしい」と前日の余韻をかみしめた。

 試合はボクシングスキルで勝る、元プロボクサーの篠塚が左ジャブを起点に的確にパンチを当て続け、森坂の顔を大きくはらせたうえでの判定勝ち。序盤から森坂のパンチを見切った篠塚がノーガードで“打って来い”と顔を突き出しパンチを受け続けた場面が何度もあったこともあり、ジャッジ1人がドローだったものの完勝といえる内容だった。

 会見には祝勝会を抜け出してやってきた篠塚は「ただただうれしい。みんなで祝ってくれて、ただただうれしい」と前日の試合後の会見同様、「うれしい」を繰り返した。祝勝会には約30人の仲間たちが集まり「まだ終わってないです。森坂は来なかったです」とのこと。

篠塚辰樹が森坂陸に判定勝ちで初の王座獲得「ぶん投げようかと思ったけど、初のベルトはうれしい」【Krush】

2023.10.22 Vol.Web Original

「Krush.154」(10月21日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベント第2試合で行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で挑戦者の篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)が2-0の判定で王者・森坂陸(エスジム)を破り、K-1グループ参戦から2年7カ月にしてついに王座を獲得した。

 篠塚は2021年12月に当時王者だった新美貴士に挑戦するもKO負け。しかしその後、2連続KO勝ちを収め、今回の挑戦を実現させた。森坂は今年3月に玖村修平を破り王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 1R、センターを取った篠塚が左ジャブ。森坂は左ミドル、右ローで対抗。篠塚は切れのいい左ジャブからワンツー、左ボディーを的確に当てていく。森坂は蹴りから右ストレートもにやりと笑った篠塚はパンチの連打。森坂はガードし、ロー、ミドル。そしてバックスピンキックを放っていく。しかし篠塚は左ジャブからのワンツー、ヒザで森坂を追い込んでいく。森坂の蹴りがローブローとなり中断。再開後も左ジャブが冴える篠塚。森坂は左の蹴りを連打。篠塚はボディーをもらっても、ノーガードで“打って来い”と挑発。

鈴木千裕が「彼はテイクダウンに来る。臆病だから」と王者ケラモフを挑発。リカバリーは「あるものを食えばいい」【RIZIN】

2023.10.18 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー ナショナルジムナスティックアリーナ)に出場するKNOCK OUT BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が10月18日、都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 鈴木はフェザー級タイトルマッチで王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)に挑戦する。

 この日は2分のシャドーと2分半のミット打ちを行い、得意のパンチはもちろん、ヒザ、ヒジ、そしてハイキック、三日月蹴りと多彩な打撃を披露した。

 鈴木はカード発表会見で現地を訪れたのだが「いい国。空港も綺麗。人も温かいしご飯も美味しい。海外特有の陽気な感じがあって、すごく好きになった」とアゼルバイジャンを絶賛。

 会見では机の上に立ち上がるなど大立ち回りでケラモフを挑発したのだが「選手たちは殺気立っていた。会見でそれはすごく感じた」と語った。この会見での挑発については「それはケラモフ選手の本気が見たいから。日本に来る時はスカした顔で来て、ぱっと勝ってスカした顔で帰る。そんななめた感じで来られたらムカつくんで。僕の時くらいは気持ちを上げて、マジでやってやろうかなという殺気を最大限に引き上げたかった。気分が乗らなかったとかコンディションが悪かったとか言い訳させたくない。過去最高に仕上がって過去最高に怒って過去最高に強いケラモフ選手に勝ちたい。本気を見たいんで、どんどん挑発する。僕が体調不良だったら失礼でしょ。ケラモフ選手も試合当日に普段よりマイナス寄りのコンディションだったら僕に対しても失礼。僕も万全で行くから万全でこいよということ」と真意を明かした。

“究極の寝技師対決”で摩嶋一整が横山武司に判定勝ち。「全員極めてやろうと思う」とフェザー級上位陣に宣戦布告【RIZIN.44】

2023.09.25 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われた“究極の寝技師対決”で摩嶋一整(毛利道場)と横山武司(teamセラヴィー/スウェルズ柔術ジム)が対戦し、摩嶋が判定で勝利を収めた。

 摩嶋は柔道をバックボーンに持ち、プロ戦績19戦15勝4敗のうち、一本勝ちが13という生粋のグラップラー。2018年には「Rebel FC」でホドルフォ・マルケスをチョークで破り、第3代フェザー級王者に輝いている。RIZINには2020年から参戦も斎藤裕、クレベル・コイケ、金原正徳を相手に3連敗を喫するも前戦となった5月の「RIZIN.42」では元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏にヴァンフルーチョークで一本勝ちを収め、RIZIN初勝利を挙げた。

 横山は柔術で数々のタイトルを獲得し現在はFighting NEXUSフェザー級王座を保持。初参戦となった今年5月の「RIZIN.42」では元GRACHANフェザー級、ライト級2冠王者の山本琢也にアームバーで一本勝ちを収め、その柔術テクニックを満天下に知らしめた。

金原正徳がクレベルをグラウンドで完封。アゼルバイジャンでケラモフに挑戦する鈴木千裕に「やろうな」【RIZIN.44】

2023.09.24 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と初代戦極フェザー級王者で元UFCファイターの金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が対戦した。試合は3-0の判定で金原が勝利を収めた。金原は「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日=日本時間5日、アゼルバイジャン/ナショナルジムナステイックアリーナ)で行われる「RIZINフェザー級タイトルマッチ」王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs 鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の勝者への挑戦に一歩近づいた。
 
 1R、金原が左フックで飛び込む。圧をかけるのは金原。クレベルはロー。金原は右ストレート。クレベルが逆に圧をかけてロー。金原は右ストレートを返す。クレベルが追ってタックルも金原がかわす。クレベルはロー、ハイを見せるが金原は圧を強めワンツー。クレベルは組みに行くが金原がパンチ。しかしクレベルは組み付くと投げ気味にテイクダウン。マウントを取りかけるが金原が対処。しかしクレベルは首を取って自ら下になってギロチンチョーク。しかし金原が首を抜く。クレベルは下から4の字ロックでがっちり。下からパンチをこつこつ。金原もなんとか空間を作ってパンチを落とす。

クレベルが「簡単な試合じゃない」と金原を警戒しつつも三角絞めでの一本勝ちを予告【RIZIN.44】

2023.09.22 Vol.Web Original

「RIZIN.44」(9月24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが9月22日、都内で開催された。

 メインイベントで金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)と対戦する前RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が三角絞めでの一本勝ちを予告した。

 クレベルは今年6月の札幌大会で鈴木千裕相手に初防衛戦を行う予定だったが、前日計量で400gオーバーで規定体重をクリアできず、王座はく奪。鈴木が勝った場合にのみ王座獲得、クレベルが勝った場合はノーコンテストという条件で試合が行われ、クレベルが一本勝ちを収めた。今回はそれ以来の試合となる。

 クレベルは「また試合ができてうれしい」と現在の心境を明かす。減量については「コンディションばりばり100%です。体重はもうちょっと。何も問題なく試合はできます」と問題はないよう。

フェザー級王者の門口佳佑が安本晴翔を破った魁斗を相手に初防衛戦【RISE172】

2023.09.15 Vol.Web Original

 RISEが9月14日、都内で「ナンバーシリーズ4大タイトルマッチ発表記者会見」を開催した。10月以降の後楽園ホールで開催されるナンバーシリーズ3大会で4つのタイトル戦と一つのトーナメントが開催されることが発表された。

 10月29日の「RISE172」ではフェザー級王者の門口佳佑(EX ARES)に魁斗(立志會館)が挑戦するタイトル戦と、数島大陸(及川道場)と松本天志(HAWK GYM)の間で「第2代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦」が行われる。

 門口は昨年8月に梅井泰成を破り王座を獲得。その後はシュートボクシング(SB)の山田彪太朗、K-1の新美貴士、SBの川上叶と他団体の選手との対抗戦が続き、いずれも勝利を収めている。

 魁斗はSBやHOOST CUPを主戦場に戦い、HOOST CUP日本フェザー級王座を保持。RISEでは前王者の梅井泰成と元KNOCK OUT-REDフェザー級王者の安本晴翔を破り、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

 2人は2021年に一度対戦し、その時は魁斗が判定勝ちを収めている。

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