急きょ開催の会見にはリモートで参加
2018年の大晦日に行われた「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心(TARGET/Cygames)とスペシャルエキシビションマッチを行ったプロボクシング5階級制覇のフロイド・メイウェザーが2021年2月28日に東京ドームで行われる格闘技イベント「MEGA 2021」に出場することが11月16日、分かった。
対戦相手、並びに他の出場選手については調整中とされた。
この日、横浜市内のホテルで行われた会見にメイウェザーはリモートで参加。
「日本のファンの皆様、東京の皆様。とにかくお礼が言いたい。私のことを覚えていてくれて、私に良くしてくれて。この先のことにワクワクしています」と挨拶。
対戦相手については「現在ではどんな相手かは見当がついていないが、日本に行けることを楽しみにしている。とにかく日本のファンを楽しませる。現在は、世界中がコロナということで目の前のことに忙しくしていて、注目していない」と明言は避けた。
そして「この先に向けては、たくさんトレーニングをして、人々が見たいものを見せるという心意気で行く。前回に日本で試合をした時はそこまで練習せず、だらしない体だったが、今回はしっかりと練習をする」と語った。
この日の会見は代表質問のみだったのだが、司会者の「井上尚弥とは?」という質問には「詳しくは分からないが、彼とやるとなればしっかり準備をしたい」と答えた。
メイウェザーは昨年6月には突如来日し、メイウェザーのブランドであるTMTの日本法人「TMT JAPAN」の設立を発表。TMT JAPANはメイウェザーの日本でのビジネスの拠点となるものだったのだが、そのビジネスの中には格闘技イベントも含まれるとしていた。
また那須川戦後もRIZINとはコンタクトを取り続けており、今年7月には自身のInstagramに「もうすぐ2020年に向けてパートナーとRIZINとのミーティングのために、日本の東京に向けてジェット機に飛び乗る予定だ。ご期待ください」と投稿していた。