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プリプリ王者・山下実優が愛野ユキに雪辱果たし完全復活【東京女子プロレス】

2021.09.12 Vol.Web Original

挑戦者・伊藤麻希に「10・9大田区でバッキバキにぶっ倒してやるよ」と王座死守宣言

 東京女子プロレスが9月11日、東京・両国KFCホールで「Live with your time」を開催。同団体年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、伊藤麻希の挑戦を受けるプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が完全復活を果たし、王座死守を宣言した。

 先の「第8回東京プリンセスカップ」で伊藤が初優勝。2人は「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」でタッグを組んでいるが、山下が次期挑戦者に伊藤を指名し、10・9大田区大会ではパートナー同士によるタイトル戦が決まった。

 その後、9月4日の東京・板橋グリーンホールで両者はコンビを結成し、愛野ユキ、小橋マリカ組と対戦したが、山下が愛野に不覚を喫して敗れてしまった。伊藤は「大田区を前に、こんな状態で山下から勝ってもうれしくない。今の山下は面白くない。彼女なら復活できると思うから、最高の状態の山下とやりたい」と嘆き、山下は愛野とのシングルでのリベンジ戦を希望した。

 かくして、両国大会で愛野との一騎打ちに臨んだ山下は序盤からキック連打で積極果敢に攻め立てた。しかし、愛野もブルドッキングヘッドロック、愛と炎のフルネルソンで猛反撃。その後、強烈なエルボーの打ち合いになったが、山下がハイキックからジャーマンで投げ捨てると、Skull Kickが抜群のタイミングで決まって3カウントを奪った。山下は9・4板橋大会のリベンジを果たすとともに、復調ぶりを大いにアピールした。

「東京プリンセスカップ」制した伊藤麻希が山下実優が保持するプリプリ王座獲りに意欲【東京女子プロレス】

2021.08.16 Vol. Web Original

一夜明け会見で思いの丈を吐露

 東京女子プロレスの最強女王決定トーナメント「第8回プリンセスカップ」で初制覇を果たした伊藤麻希が8月16日、東京・新宿区のCyberFightで一夜明け会見を行い、思いの丈を吐露した。

 伊藤は14日(東京・後楽園ホール)の準決勝で2連覇中だった瑞希を、15日(同所)の決勝で第2回(15年)覇者の中島翔子を破って、優勝にたどりついた。

 伊藤は「ずっと報われない人生というか、満たされない人生を送ってたんだけど。初めて結果を残して一番になってみたら、途端に性格が丸くなったんです。全部に対してやさしくなれるというか。たぶん人のことを見れる余裕ができたんでしょうね。今はすごく幸せな、穏やかな気持ちで過ごしています。体はすごく痛いんです。アザもたくさんできていてビックリしたんですけど、特に大きなケガがなく終えたことに安心しました。いい親孝行ができたんじゃないかって思いました」と笑みを浮かべた。

 準々決勝(7月31日、東京・新宿FACE)での鈴芽戦で左目下を骨折し、完治しないままでの強行出場となったが、まだ痛みがあるため、この会見終了後に病院で検査を受ける予定だという。

 準決勝、決勝での2連戦を振り返り「感謝です。負けてたらこんなこと言わなかったと思うんです。でも優勝して丸くなったんです。初めて感謝するという感情が沸きました。2人とも伊藤が持ってないものをたくさん持ってるから、リスペクトしてる。こんなこと昔だったら絶対言わなかったと思うんだけど。2日連続いい試合ができたと思うんです。それは2人に実力があって、伊藤のおかげじゃなくて、2人のおかげだと思ってる」と話した。

伊藤麻希が「東京プリンセスカップ」を初制覇。10・9大田区で山下実優のプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】

2021.08.15 Vol.Web Original

伊藤デラックスで中島を破る

 東京女子プロレスが8月15日、東京・後楽園ホール大会を開催。同団体の最強女王を決めるトーナメント「第8回東京プリンセスカップ」決勝戦で伊藤麻希が中島翔子を破り、涙の初制覇を飾った。伊藤は東京女子プロレス年間最大の祭典「WRESTLE PRINCESS Ⅱ」(10月9日、東京・大田区総合体育館)で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優に挑戦することが決まった。

 1回戦シードだった伊藤は、2回戦でらく、準々決勝で鈴芽、準決勝で2連覇中だった瑞希を下して、決勝にコマを進めたが、鈴芽戦で顔面を骨折。ケガは完治しておらず、この日も強行出場となった。対する中島は14年、15年(優勝)、16年、20年に続く5度目の決勝進出で、6年ぶりの優勝を期していた。

 序盤はスタンド、グラウンドでのレスリングの攻防でスタートするも、伊藤はエプロンでDDTを見舞うと、場外でボディースラム、そしてフェンスに投げつける。リングに戻った中島はトペを皮切りに、619、串刺し式ドロップキック、顔面攻撃などで猛反撃。その後は一進一退の展開となり、20分過ぎ、伊藤のフライング・ビッグヘッドを自爆させた中島はダブルアーム式DDT、ノーザンライト・スープレックスを繰り出すもカウントは2。伊藤は逆さ押さえ込みの体勢から伊藤パニッシュへと切り替えるも、中島はエスケープ。中島がウラカンラナから619にいこうとすると、ここで捕獲した伊藤が伊藤デラックスで絞り上げると、たまらず中島がタップして勝負が決した。

プリプリ王者・山下実優、沙希様との蹴撃戦を制しV2【東京女子プロレス】

2021.06.27 Vol.Web Original

「最高の状態でチャンピオンとして、トーナメントで優勝したい」

 東京女子プロレスが6月26日、東京・両国KFCホールで「Stand proud」を開催。プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が、NEO美威獅鬼軍の沙希様を破って、同王座2度目の防衛に成功した。山下は7月22日に東京・新木場1stRINGで開幕する最強決定トーナメント「第8回東京プリンセスカップ」での優勝を誓った。

 山下はこれまで沙希様に1度も勝ったことがなく、6月17日、後楽園でのプリンセスタッグ王座戦でも敗れたばかりで、チャンピオンながら、どうしても負けられない試合となった。

 意外にもクリーンに握手で始まった一戦は、両者とも一歩も引かない壮絶な蹴り合いに発展。10分過ぎ、山下はリターンクラッシュからアティテュード・アジャストメントにいくも決められず。さらに山下は雪崩式アティテュード・アジャストメント、後頭部へのクラッシュ・ラビットヒートをたたき込むも沙希様はカウント2でキックアウト。沙希様は強烈な張り手の連打、ハイキックから三角絞めで絞め落とそうとするも、山下は強引に持ち上げてマットにたたきつけて阻止。三角絞め地獄から抜け出した山下はSkull kickを一閃。その後、ハイキックの相打ちとなったが、山下が正面からクラッシュ・ラビットヒートを見舞って3カウントを奪取した。

プリプリ王者・山下実優、6・26両国での沙希様とのタイトル戦に向け王座死守宣言【東京女子プロレス】

2021.06.20 Vol.Web Original

沙希様は逆2冠宣言

 東京女子プロレスが6月19日、東京・成増アクトホールで「スプリングツアー’21~The Bullet~」を開催。同26日の東京・両国KFCホールで沙希様の挑戦を受けるプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が王座死守を宣言した。

 同17日の東京・後楽園ホールで、山下は伊藤麻希との「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」で、NEO美威獅鬼軍の沙希様、メイ・サン=ミッシェルが保持するプリンセスタッグ王座にチャレンジしたものの、沙希様にレフェリーストップ負けして2冠獲りはならず。試合後には沙希様から挑戦表明を受けた。

 成増大会の試合開始前には公開調印式が行われ、山下は「伊藤とのタッグでベルトも獲れず自分が負けてしまって悔しい部分がまだ残っていますが、決まった以上は東京女子のチャンピオンとして切り替えて、ぶっ倒しにいきたいなと思っています」とコメント。対する沙希様は「挑戦者という肩書き、慣れないわ。皆さん、この間のお後楽園ホール、見ていただいたはずよ。どう考えても、このペリカンさん(山下)が格下ってわけ。それから、あなた何だかこの間、夢があったんですってね。2冠? 残念だったわね。ワタクシ、こう見えても海のようなやさしさがあるわけ。いいわ、あなたがかなえられなかった夢をワタクシがかなえてさしあげるわ」とベルト獲りを誓った。

プリプリ王座初Vの山下実優が東京女子初の2冠獲りを視野に!「切り替えてしっかり前に進んでいきたい」

2021.06.08 Vol.Web Original

前日“特別な存在”坂崎ユカを退ける

 CyberFightが6月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け会見を開き、挑戦者の坂崎ユカを退けて、プリンセス・オブ・プリンセス王座の初防衛に成功した山下実優(東京女子プロレス)がプリンセスタッグ王座との2冠を目指す意向を示した。

 山下は「緊張もしましたし、大きい舞台でいろいろ考えなきゃいけない一戦でした。坂崎と大きい舞台で、このベルトをかけて戦えたのはすごく幸せでしたし、最高でした。本当に自分にとって、坂崎は特別な存在で、だからこそもっともっと特別にできた。という意味で、昨日は試合後のインタビューでは“悔しい”という言葉を出してしまった。改めて振り返ってみたら、あの時間はすごく特別で。まだまだやれる。だけど、その瞬間、お客さんの顔、お客さんの声、『WRESTLE UNIVERSE』で見てくださる皆さん。あの瞬間では最高の試合ができたんじゃないかと思います。その試合ができたのも、相手が坂崎だったからこそだと思います」と振り返った。

 さらに「東京女子全員でサイバーファイトフェスに出られたこと、改めてすごくうれしいですし、このような場所を用意してくださったことに感謝しています。昨日の大会を経て思ったのは、東京女子でもっともっと大きい会場で、もっとたくさんの人たちに見つけてもらえるように頑張っていかなきゃいけないなと思いました。6月(17日)は後楽園、10月(9日)は大田区が決まってます。その会場でしっかりお客さんを入れて、東京女子のファンの人たちを増やして。来年、再来年になるかもしれません。必ず、東京女子でもっともっと大きい会場でできるように目指していきたいなと改めて思えた。そんな日でした」と続けた。

山下実優が坂崎ユカを退けプリプリ王座初V! 「東京女子をみんなで大きくして、両国国技館で単独でやりたい」【6・6サイバーフェス】

2021.06.07 Vol.Web Original

トリプルメインイベントⅠで王座戦

 CyberFight傘下の4団体による合同興行「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)が開催され、トリプルメインイベントⅠで、プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が“最強の挑戦者”ともいえる坂崎ユカを退け初防衛に成功した。

 まさに東京女子プロレスの象徴ともいえる両者の一戦は一進一退の攻防が続いた。10分過ぎ、坂崎が魔法少女スプラッシュを見舞うと、その後、激しいエルボーの打ち合いに。坂崎の魔法少女にわとり野郎を回避した山下は投げ捨てジャーマン。坂崎はマジカルメリーゴーランドで逆襲。

 ここで、体勢を立て直した山下はスカルキック、背中にクラッシュ・ラビットヒート。そして、正面からクラッシュ・ラビットヒートを坂崎の顔面にたたき込んで3カウントを奪った。

プリプリ王者・山下実優「坂崎ユカとなら東京女子として最高の試合を見せられる」【6・6サイバーフェス】

2021.05.18 Vol.Web Original

トリプルメインイベントの第1試合でプリプリ王座戦

 CyberFightが5月17日、「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に向け、同所で3大タイトルマッチの調印式を行い、「トリプルメインイベントⅠ」で東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者・山下実優と挑戦者・坂崎ユカが闘志を燃やした。

 坂崎は「東京女子は今まで鎖国で、ほかの団体、プロレス関係の方たちと、あまり関わりを持たずに成長してきました。そんな東京女子が、こうやってプロレスの歴史上の人物の方たちと、同じリングで、さらにさいたまSAのメインのなかの一つで戦えるのがすごく感慨深いです。東京女子は今まで先輩だったり、教えていただく方に女子プロレスの方がいなくて。私たち自身でいろいろもがいて、いろいろ探して“私たちのプロレスって何だろう?”って考えながらやってきた自信があります。なので、このさいたまSAでのトリプルメインイベントのなかで一番、東京女子が最高だったって思える試合をします。本当にアホでバカで考えなしで、真っ直ぐな、大嫌いで大好きな山下実優と、この大舞台で試合できることがとても私のプロレス人生、やってきてよかったなって思ってます。なので、明日がどうなってもいいって思えるくらい、山下に全部ぶつけますので、皆さん、東京女子から目を離さないでください」と思いの丈を吐露した。

山下実優が辰巳リカを破りプリプリ王座を2年ぶりに奪還。6・6さいたまSAで坂崎ユカを迎撃へ【東京女子プロレス】

2021.05.05 Vol.Web Original

 「CyberFight Festival 2021」で初防衛戦

 東京女子プロレスが「YES! WONDERLAND 2021~僕らはまだ夢の途中~」(5月4日、東京・後楽園ホール)を無観客で開催し、その模様がインターネットテレビ局ABEMA、動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」で生中継された。

 メインイベントでは、同団体の“エース”山下実優が辰巳リカを破って、プリンセス・オブ・プリンセス王座を奪還。6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われる「CyberFight Festival 2021」で元王者の坂崎ユカと初防衛戦を行うことが決まった。

 しばらくタイトル戦線から離れていた山下だが、やはりここ一番では強かった。4月17日の後楽園で辰巳から次期挑戦者に指名された山下は、序盤からキック連打、逆十字固めで先制攻撃。負けじと辰巳はヒップアタック連発で応戦。その後、辰巳は山下の足に的を絞り、ドラゴンスクリュー、低空ドロップキックから足4の字固めを決めて締め上げた。一度は脱出されたが、辰巳は再び足4の字。なんとかエスケープした山下は三角蹴り、コーナーでのハイキック、アティテュードアジャストメントを決めるもカウントは2。

プリプリ王者・辰巳リカが怪気炎「私が山下を越えてやる。6・6『サイバーファイトフェス』に出るのはこの私」【東京女子プロレス】

2021.05.02 Vol.Web Original

5・4後楽園で王座戦の山下実優との前哨戦制す

 東京女子プロレスが5月1日、「スプリングツアー’21~The Bullet~」を無観客で開催し、動画配信サイト「WRESTLE UNIVERSE」で生中継された。メインイベントでは、同4日の東京・後楽園ホール(無観客試合)で、プリンセス・オブ・プリンセス王座戦に臨む王者・辰巳リカが挑戦者・山下実優との前哨戦を制して気炎を上げた。

 この日、辰巳は渡辺未詩との「白昼夢」で、山下、小橋マリカ組と対戦。試合前、クリーンに握手を交わした辰巳と山下は序盤、グラウンドでのレスリングの攻防でスタート。5分過ぎ、辰巳は低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字固めと、山下の足に集中砲火を浴びせた。その後、辰巳はスリーパー、ドラゴンスーパーを仕掛けるも、なんとか脱出した山下は三角蹴りで一矢。10分過ぎ、辰巳がエプロンで奈落式のツイスト・オブ・フェイトを見舞うと、山下は大ダメージでダウン。その間にリングに戻った辰巳は小橋に延髄斬りから、スリーパー、ドラゴンスリーパー、そしてホワイトドラゴンスリーパーへとつなぎギブアップを奪った。

プリプリ王者・辰巳リカが挑戦者・山下に「人間じゃない。モンスター、バケモノ、ゾンビ」【5・4東京女子プロレス】

2021.04.27 Vol.Web Original

「倒すには頭をグチャグチャにして跡形もないようにするか心臓を打ち抜くしか方法がない」

 東京女子プロレスが4月26日、埼玉県川口市内で記者会見を開き、無観客配信大会となった5・4後楽園ホール大会で行われるプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合、王者・辰巳リカvs挑戦者・山下実優の調印式を行った。

 辰巳から挑戦者として指名された山下は「指名されたときは驚いたけど、もう切り替えられたので、5月4日に向けてコンディションを調整してますし、3年ぶりにリカとベルトをかけて戦えることにワクワクしてます」とコメント。

 辰巳は「王者として山下は戦っておきたい相手であり、倒したい相手でもあり越さなきゃいけない相手として指名させてもらった。山下も私とシングルしたい顔をしていた」と指名理由を語った上で「山下にシングルで一度も勝っていない。何をやっても壊れないし、何をやっても起き上がってくる。人間じゃないと私は思っていて、そういったモンスター、バケモノ、ゾンビを倒すには頭をグチャグチャにして跡形もないようにするか心臓を打ち抜くしか方法がない。5・4後楽園はそういった戦い方を考えている」と物騒な発言を連発。それほど山下が強大な相手であることの表現だと思われるが「みんなが認める通りのエース。そうするしか方法がない」と言い切った。

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