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ブルックスと再戦の越智晴雄は練習も歌も順調?な仕上がり 【12・29 BELLATOR】

2019.12.11 Vol.Web Original

前戦は不慮のバッティングでわずか10秒でノーコンテスト

 年末に開催される「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する越智晴雄が12月11日、都内で公開練習を行った。

 越智は8月にわずか1R10秒でノーコンテストとなったジャレッド・ブルックスと再戦する。

 この日は同門の石渡伸太郎と2分間のマススパーリングを行った。

 マススパーでは寸止めの越智に対し、なぜか石渡のローキックがいい音を立ててヒット。これについては練習後の会見でともに「気のせいです」と笑顔で話した。

 越智は「試合が近くなるにつれて調子がだんだん上がってきた。前回もやっていて対策は立ててきているので、それを試合まで体に染み込ませているところ」と仕上がりについては万全なよう。

 前回の対戦ではファーストコンタクトでのバッティングで出血し、わずか1R10秒で試合が終わってしまったのだが「もう1回やると思っていたので終わってからすぐ、再戦へ向けてどう対策を立てていくかということを考えて、今は仕上げに入っている感じ」と話す。

髙田延彦「ケイプ戦は海にとってそんなにイージーな試合じゃない」【12・31 RIZIN】

2019.12.10 Vol.Web Original

ベラトールとの協調によって生まれるプラスアルファに期待

 格闘技イベント「RIZIN」の解説を務める元総合格闘家の髙田延彦が12月10日、都内で取材に応じ年末に開催されるビッグイベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)と「RIZIN.20」(12月31日、同)の2大会の見どころについて語った。

 これまでRIZINの年末は常に2大会開催されていたのだが、今年の特徴は29日の大会がベラトールというUFCに次ぐ規模を持つ米格闘技団体のブランドで行われること、そして2大会を通じて、対抗戦やRIZINの選手によるカードを29日大会に提供するなど、団体間で選手の交流が行われるということが挙げられる。

 髙田もこの点については「ベラトールは黒船ではあるが決して日本のマーケットを乗っ取りに来たわけではない。RIZINと手を組み、協調して、それぞれが魂を注いだイベントの競演になる。エキサイティングな気持ち」と歓迎。そして「これによって誰が一番得をするのかというと、日本でそれを目の当たりにできるファン。そして交流戦やタイトルマッチを含めて、選手にとってはいろいろとチャンスが広がっていくのではないかと思う。すでに堀口恭司選手が両団体に上がっているが、RIZINの選手がベラトールに、ベラトールの選手がRIZINに、という刺激的な場面をこれからさらに増やしていって、イベントや選手の底上げをしていきたいと思っている。そういう意味では例年とは違うエキサイティングな年末になる。それに29日は金網、31日はリングとビジュアル面だけでも心躍るものになる。それは見る側もそうだが、その中で戦う選手たちが“自分の未来を自分で変えていける”ということを実感してリングに向かっていくと思うと、今までとは刺激が違うのではないかと思っている」などと、ベラトールとの協調によって生まれるさまざまなプラスアルファに期待した。

髙田延彦が「朝倉海vs那須川天心」実現に大きなハードルを指摘

2019.12.10 Vol.Web Original

昨年の堀口vs天心戦を踏まえ個人の見解示す

 元総合格闘家でRIZINの解説を務める髙田延彦が12月10日、朝倉海と那須川天心の対戦について「個人の見解」としたうえで「ルール問題」が大きなハードルになると話した。

 髙田はこの日、都内で取材に応じ年末に開催されるビッグイベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)と「RIZIN.20」(12月31日、同)の2大会の見どころについて語った。

 海vs天心戦は今年の夏に海が堀口恭司を破った後、そして大晦日の試合を堀口が欠場するニュースが流れた時に「海vs天心」を待望する声がSNS上でも上がったのだが、このカードの実現については髙田は「去年の9月に堀口選手がキックルールで天心選手に挑んだ。あれは一瞬、我々も有頂天になってしまって、堀口選手の男気に乗っかった感じになったが、本当はああいう試合はやるべきではなかったなと思う。ルールが片方のルールに偏ってしまっていた。この2人を戦わせるにしても、ああいう偏った戦いはやらせるべきではない」などと堀口vs天心戦を行ったうえでの反省点を挙げ「もし百歩譲ってやってもらうのであれば、極力、平等に近いルールで両方が戦えるような、そういう環境をイベント側が責任を持って作らなければいけない」などと実現に向けてはルール問題がハードルになるという個人としての見解を示した。

 また堀口戦が流れた後に海が「カードに穴が開いたのであれば、僕は何でもやります。やれることがあれば言ってください。なんでも受けます」とRIZIN側に言ってきたことを明かし「堀口vs海戦がなくなって一番ショック受けたのは海選手であり、堀口選手。それなのに自分がショックであれば、見るファンも同じくらいショックを受けているのではないかと思って、そういう意思を伝えてくれたんだと思う。ものすごいRIZIN愛を感じた。この場を借りて、本当にありがとうと言いたい。もう気持ちはケイプ戦にしっかりアジャストしていると思う。ケイプも潰しに来るし、それを受ける海も潰しに行く。大晦日の海の一挙手一投足から目が離せない。心の底まで感じたいという気はする」などと話した。

元K-1の平本蓮が電撃参戦。元DEEP王者の芦田とキックルールで対戦【12・29 BELLATOR】

2019.12.04 Vol.Web Original

「自分は死ぬまでK-1ファイター」

 年末の格闘技イベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が12月4日、都内で行われた。

 かつてK-1で活躍し、昨年8月のKrush名古屋大会での近藤魁成とのエキシビションマッチ以降リングを離れていた平本蓮が電撃参戦。元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏とキックボクシングルールで対戦する。

 平本は冒頭「K-1から来ました平本蓮です」と挨拶。RIZINに戦いの場を移すことについては「RIZINは僕が思うに、日本の格闘技団体で一番ファンが見たいカードを提供する団体だと思っている。あとBELLATORのフェザー級のキックボクシングのタイトルも視野に入れてやっていきたいという考えもあったのでRIZINを選んだ」と話した。そして「僕はK-1との契約を満了してRIZINと契約させてもらったが、自分は死ぬまでK-1ファイターだと思っているので、どこで戦おうがK-1の強さを見せて行けたらなと思っている」とも話した。

 また芦田が「平本選手はちょっと見ないうちにだいぶちゃらついているみたいなので、僕の得意な打撃でKOしてあげたい」と言えば、平本は「キックルールで試合を受けてくれて感謝しているが、ノックアウトすると言われたので、思い切り倒し返してやろうかと思っている。やるだけです」と応じるなど静かに火花を散らした。

年末大会でRIZIN vs Bellatorの全面対抗戦実現か?【RIZIN】

2019.07.27 Vol.Web Original

ヒョードルの「日本ラストマッチ」も開催か
 米格闘技団体「Bellator」が今年の年末に日本に初進出する可能性が浮上した。

 これは「RIZIN.17」(7月28日日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が行われた7月27日、計量後にRIZINの榊原信行CEOが語ったもの。

 榊原氏によると、12月29日にさいたまスーパーアリーナでBellatorの日本進出第1弾大会を行い、RIZINの選手が参戦。大晦日にはRIZINの大会を開催し、こちらにはBellatorの選手が参戦。この2大会で5vs5、7vs7といった形でRIZIN vs ベラトールの全面対抗戦を行うプランがあるという。この場合、29日にはケージ、31日にはリングで試合を行う。また29日大会については全米での生中継が実現すれば12時といった早い時間からの開催となる。

 これまでは堀口恭司、RENAという部分的な交流だったが、「もっと規模の大きいスケールでの交流を」という榊原氏とBellatorのスコット・コーカー代表の思惑が一致したもの。

 Bellatorにはエメリヤーエンコ・ヒョードル、クイントン・ランペイジ・ジャクソンといった日本でもおなじみの選手が参戦しており、PRIDE時代に実現しなかった夢のカードが実現する可能性もある。

 ヒョードルについては「日本ラストマッチ」といった形の試合が考えられるという。

 榊原氏は実現の可能性としては「5割以上」と慎重な言い回しながらも「放送環境とか経済的な環境が整えば十分実現できる」とも語った。

 実現した場合、RIZINとBellator両団体のバンタム級王者である堀口はどちらの大会に出るのかといった問題もあるが、それも含めどの選手がどの大会に出るのかという「興味」は尽きない。

 また那須川天心についても榊原氏は「天心ももちろん絡みます。そこはサプライズをスコット側とも考えている。まだ言えないことが多いが楽しみにしてほしい」と話した

 今後の交渉の展開が注目される。

堀口恭司がBellatorバンタム級王座獲得の快挙【6・14 Bellator】

2019.06.15 Vol.Web Original

北米のメジャー団体で男子の日本人では初のベルト
 RIZINバンタム級王者の堀口恭司が「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)でダリオン・コールドウェルの持つBellatorバンタム級王座に挑戦。3-0の判定で勝利を収め、2冠王に輝いた。

 男子の日本人選手が北米のメジャータイトルを獲得するのは初めての快挙となった。

 試合は堀口の打撃とコールドウェルのタックルという構図。

 1Rからコールドウェルがタックルからケージに堀口を押し込みテイクダウンを狙う。しかし堀口は尻はつくものの、ケージに背をつけ座る体勢をキープし、テイクダウンは許さない。

 コールドウェルは左腕で堀口の背中越しに左腕を取って、空いた顔面にヒジを打ち込むなど時折攻撃は見せたものの、胴でクラッチし引き込んでテイクダウンを狙う動きに終始。堀口はシッティングのままパンチをこつこつと打ち込んでいく。

 2Rも1R同様、テイクダウンを取れないコールドウェルに立てない堀口という展開に。攻め手を欠くコールドウェルを見かねたレフェリーからラウンド終了間際にはブレイクがかかる。

MSG初登場のRENAが無念の一本負け【6・14 Bellator】

2019.06.15 Vol.Web Original

リンジーがスリーパーホールドで絞め落とす
「Bellator 222」(現地時間6月14日、アメリカ・ニューヨーク州/マディソン・スクエア・ガーデン)でシュートボクシング(SB)女子フライ級王者のRENAが日本人の女子格闘家として初めてマディソン・スクエア・ガーデンに出場した。

 RENAはアメリカのリンジー・ヴァンザントと対戦し、1R、スリーパーホールドで一本負けを喫した。

 RENAは初めてのMSGのケージに足を踏み入れるとやや緊張があったか、日本のリングとは違い小さな笑顔。コール時のシュートポーズの時も笑顔を見せたものの、全体的に緊張感が漂った。

 ゴングが鳴ると、RENAがセンターを取りリンジーがその周りをサークリング。RENAはローで牽制しながら距離を詰め、前蹴りを出すが、リンジーはその蹴り足をキャッチしテイクダウン。ここはすぐに立ち上がったRENA。リンジーはクラッチを離さずケージに押し込んで、なおもテイクダウンを狙うが、ケージを背にしたRENAは冷静に対応し、ここは離れて打撃の展開に。

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