ボクシングのトリプル世界戦が12月30日、東京・大田区体育館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級暫定王座決定戦に出場した井上拓真(大橋・同級5位)がタサーナ・サラパット(タイ・同級2位)を3−0の判定で破り暫定王者となった。
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前WBAミドル級王者の村田が現役続行へ
世界ボクシング協会(WBA)前ミドル級王者の村田諒太(32)が12月4日、記者会見し、現役続行を表明した。
村田は10月に米ラスベガスで行われた2度目の防衛戦でロブ・ブラントに大差の判定負け。試合直後は引退も考えたが、試合を見返し「いいところがなかった。あの試合を自分の集大成にして終わりたくなかった」と現役続行に至った思いを語った。しかし「もう一度、世界の舞台に立てるボクサーになりたい」と意欲を語る一方で、「前回以上のパフォーマンスを出せないのであれば意味がない。これからの練習で伸びしろを見極めていかないといけない」とも述べた。
井上尚弥と川島海荷が拳灯式! パンチでイルミ点灯
ボクシングの井上尚弥と、女優の川島海荷が25日、中山競馬場のイルミネーション拳灯式(けんとうしき)に出席した。2018年最も輝いている男女の代表として登壇したもので、2人でパンチでイルミネーションを点灯。 井上は「イルミネーションを見に行ったことがなかったけど、キレイですね」 と話した。
この日は、タキシード姿の井上が川島をエスコートして登場。初めてのエスコートだそうで、井上は「タキシードを普段着る機会がないので新鮮で楽しいです」、川島も「素敵にエスコー トしていただいて恥ずかしかったのですが、うれしかったです」とコメントした。
井上はチャンピオンベルトも持参。川島は「輝いてる! キラキラしていてイルミネーションみたいですね! 思っていたより重くて、想像以上にカッコいいです!」。井上は「ベルトを 見れば見るほど気合も入りますし、次の試合も頑張ろうと思えます」と語った。
ボクシング・長谷川穂積【プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
【動画付き】ボクシングの村田諒太が金のコメント力で圧倒「こんなおいしいもの作ったら減量の敵」
ボクシングの村田諒太が24日、都内で行われた、マクドナルドの「金の月見バーガー」お披露目会に出席した。29日発売の新しいメニューを試食。「こんなおいしいもの作ったら減量の敵。なんかあったら責任取ってください!」と笑った。
WBAのチャンピオンベルトを肩にかけて登場した村田に、ドナルドは「かっこいい!ピッカピカー! 今日の“金の月見バーガー”にピッタリだねー」と、いつも通りのハイテンションで臨むと、村田は「……これ、付き合うんですか?」。その後もドナルドと司会者がベルトと「金の月見バーガー」を結びつけようとするやりとりを「好きにしてください」などとサッと交わし続けた。
子どものころから月見バーガーが大好きだそうで、「この季節になるといつも食べていました。奈良の阪奈宝来店によく行っていました。CMを見ると、兄貴と一緒に、道路を渡って」。
井上尚弥が圧勝V7 2018年はバンタム級へ
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級タイトルマッチが12月31日、神奈川・横浜文化体育館で行われ、王者・井上尚弥が同級6位のヨアン・ボワイヨを3R1分40秒、TKOで破り7度目の防衛を果たした。
井上は来年からバンタム級へ階級を上げる予定。
ダブル世界戦として行われた世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級タイトルマッチは王者の拳四朗がヒルベルト・ペドロサを4R1分12秒、TKOで破り2度目の防衛を果たした。
村田諒太がDAZNアンバサダーに就任。新CMが10・22エンダム戦で公開
エンダムとの再戦は完全決着を約束
スポーツチャンネルの「DAZN(ダ・ゾーン)」は10月19日、プロボクサーの村田諒太を「DAZNアンバサダー」に起用したことを発表した。
村田は22日、「WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(東京・両国国技館)で王者アッサン・エンダムと対戦。フジテレビで放送される試合中に村田を起用した新CMが公開される。
2人は5月20日に王座決定戦で対戦。村田が4Rにダウンを奪い優勢に試合を進めたものの、倒しきれず決着は判定に。1人が117-110で村田、残る2人が116-111、115-112とエンダムを支持。1-2の判定で村田はよもやの敗戦。エンダムが新王者に輝いた。
しかしこの判定は波紋を呼び、WBAのヒルベルト・ヘスス・メンドサ会長は両者に再戦を命じ、今回の対戦につながった。
村田はアンバサダー就任について「僕でいいのかなという気持ちが強いですね。常に“僕みたいな人が”と思っているので、ちょっと恥ずかしい」と謙遜。
エンダムとの再戦を前にした現在のコンディションについては「順調にできている。良い時と悪い時もありますが、それを含めてコンディションの調整だと思っている。あとはリングの上でどういったパフォーマンスを出せるかが一番だと思っています」とコメント。そして「前回が本当にすっきりしない形でしたし、僕もすっきりしていないので、皆さんにすっきりした形を見てもらおうと思っています」と完全決着を約束した。
井上が9月に米で防衛戦
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)が9月9日(日本時間10日)に6度目の防衛戦を米国で行うと19日、所属ジムなどが発表した。WBOバンタム級7位のアントニオ・ニエベス(米国)の挑戦を受ける。開催地は未定だが、西海岸が有力。
初めて米国での試合に臨む24歳の井上尚は東京都内で記者会見し「わくわく感と楽しみがある。スターになるための第一歩」と抱負を述べた。
2017年はボクシングも熱い!井上vsロマゴン、村田の世界挑戦実現に期待
年末恒例のボクシングの世界戦。2016年は30日には2つ、31日には5つの世界戦が行われた。
なかでも大きなインパクトを残したのが30日に世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座を防衛した井上尚弥。井上は元世界ボクシング協会(WBA)王者の河野公平を挑戦者に迎え、6回1分1秒、TKO勝ちで4度目の防衛に成功した。井上は1Rから河野を圧倒。6R、逆転を狙い前に出てきた河野にカウンターの左フックを決めダウンを奪う。打たれ強さに定評のある河野はなんとか立ち上がったが、井上は連打で畳み掛け、フィニッシュした。強打ゆえに拳を痛め、練習に打ち込みすぎるあまり腰痛を患うなど、2016年は不本意なファイトが続いた井上だったが、完璧なKOで締めくくった。2017年には、世界4階級制覇王者のローマン・ゴンザレスとの対戦が期待されている。
同大会ではロンドン五輪金メダリストの村田諒太が「世界前哨戦」と位置付けられた一戦でブルーノ・サンドバルに3回2分53秒、KO勝ち。こちらはついに世界挑戦が現実のものとなりそうだ。
31日には長く“大晦日の顔”ともいえる活躍を続けてきた前スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦でスーパー王者のジェスレル・コラレスと対戦。
昨年4月に対戦し、プロ初黒星を喫した相手との再戦となったが、1?2の判定で敗れた。
内山は判定については「妥当かな」と語り、敗戦には「これが僕の実力」と受け止めた。現在37歳で、同じ相手に2度続けて敗れたことから進退に注目が集まったが、「勝ち以外考えていなかったので、まだ決めていない。ゆっくり休みます」と明言しなかった。
井上尚弥が3度目の防衛
世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王者の井上尚弥が4日、神奈川県座間市民体育館で同級1位ペッチバンボーン・ゴーキャットジムを10回3分3秒、KOで破り3度目の防衛に成功した。
試合の約3週間前に腰を負傷し、スパーリングをこなせない状態で試合に。そして試合中には右拳も負傷したこともあり、なかなか倒せない展開が続く。やっと10回に連打からの右ストレートで試合を決めたが「これが今日の実力。すいませんでした」とリング上で地元のファンへ頭を下げた。
今後についてはWBA王者ルイス・コンセプシオンとの統一戦、そして無敗の3階級王者ローマン・ゴンサレスとの対戦も期待される。
【ボクシング】内山が12度目の防衛に失敗
世界ボクシング協会(WBA)トリプル世界戦が4月27日、東京・大田区総合体育館で行われ、スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が暫定王者で同級1位ジェスレル・コラレス(パナマ)に2階2分59秒KO負けを喫し、12度目の防衛に失敗した。変則的でなおかつスピードもあるコラレスの動きに戸惑う内山は1Rから主導権を握られる。2Rに入って左フックをまともに食らい、最初のダウンを喫する。立ち上がろうとしたときにバランスを崩す内山の姿を見て、会場から悲鳴があがる。続いて連打を食らい2度目のダウン。WBA は3ノックダウン制を取っていることから、なんとかこのラウンドを逃げ切ろうとなりふり構わずクリンチにいくが、最後はロープ際で左ストレートを食らい残り1秒で崩れ落ちた。
プロ初黒星を喫した内山は試合後、進退については「終わったばかりなので、何も考えていない」したが、翌日「一夜明けて悔しさがこみ上げてきました。今後についてはきちんと考えて改めてお話しします」とコメントを出した。
またライトフライ級王者の田口良一は同級7位フアン・ランダエタ(ベネズエラ)に11回終了TKO勝ち。スーパーフライ級王者の河野公平は同級7位インタノン・シッチャモアン(タイ)に3−0の判定勝ちで、いずれも3度目の防衛に成功した。