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10回目の大晦日大会は朝から日付が変わるまで。大物参戦は?「メイウェザーは多分ない。ライアン・ガルシアは可能性ある」【RIZIN DECADE】

2024.11.05 Vol.Web Original

 RIZINが11月5日、都内で会見を開き、10回目となる今年の大晦日大会を「RIZIN DECADE」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)という名称で行うことを発表した。

 イベントは3部構成で行われ、最後の第3部で「RIZIN.49」を開催。そのメインではフェザー級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)にクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が挑戦する「RIZINフェザー級タイトルマッチ」が行われる。この試合は1月1日になる直前、もしくは年が明けてからの深い時間帯に行われることも合わせて発表された。

 会見で榊原信行CEOは「気づけば10回目。感慨深いものがある。9年間、RIZINを支えてくれたファンの皆さん、そして志高いファイターの皆さんにこの場を借りてお礼と感謝と“よくここまでみんなで格闘技を盛り上げて来れたな”ということをかみしめて10回目の大晦日、最高のイベントにします。この10年間の集大成をファンのみんなと、選手と分かち合えるような素晴らしい大会にしたい。もちろんその大会を彩るのは選手の戦いなので、最高のマッチメイクをラインアップして、メイドインジャパンの格闘技の力を世界中に示したい」と大晦日に向けての意欲を口にした。

安保瑠輝也が互角以上の戦いでパッキャオとドロー。パッキャオが安保に「ボクシングをやればいいのに」【超RIZIN.3】

2024.07.29 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)がRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦した。

 試合はKO、またはTKOでの決着以外はドローとなるルール。安保は9分間互角以上に渡り合い、3R戦い切って試合はドローとなった。

 1R、サウスポーのパッキャオとオーソドックスの安保。右ジャブを出しながら距離を詰めるパッキャオ。安保のパンチをかわすパッキャオ。安保は左ジャブの牽制から右ストレートをヒット。安保は積極的に左ジャブを出していく。上体を振って的を絞らせないパッキャオ。パッキャオが右のパンチを出すとそこに安保がパンチを合わせる。安保はワンツーもパッキャオはかわす。パッキャオは左ボディーストレート。安保の左に、パッキャオも左を返す。安保はワンツーの右ストレート。安保の左ボディーの際に足を滑らせたパッキャオ。パッキャオの右フックに安保は右ストレート。安保は臆せずアグレッシブにパンチを出していく。

安保瑠輝也「動画で見たままのパッキャオでした。減量はうまくいった」と自信の笑顔【超RIZIN.3】

2024.07.27 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月27日、都内で開催された。

 RIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦するマニー・パッキャオ(フィリピン)は68.05kg、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)は68.75kgで規定体重の69.0kgをクリアした。

 計量後にマイクを握った安保は「明日は伝説に衝撃の一撃を食らわすので、楽しみにしておいてください。盛り上がっていくぞー!」と絶叫。

 パッキャオは「このような機会をいただいてありがとうございます。RIZIN、そして榊原社長、時間はかかりましたが、ようやくこの試合が実現することをありがたく思います。明日は最大限の力を見せたいと思います。私の試合もそうですが、明日は素晴らしい試合がたくさん並んでいるので、ぜひ全試合を楽しみにしていてください。明日は精いっぱいの力を見せたいと思います」と対照的に淡々とコメントした。

 計量後の本紙の取材に安保は初対面のパッキャオについて「動画で見たままのパッキャオでした。別に特にはないです」と語り、減量については「うまくいきました」と笑顔を見せた。安保は26日に行われた前々日インタビューでは水抜きで3.5kg落とす状況であることを明かしたうえで「めちゃきつい」と語っていた。

パッキャオが安保瑠輝也との体格差に「計量で69kgを守ってくれさえすれば、試合の日はヘビー級でもかまわない」【超RIZIN.3】

2024.07.26 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが7月26日、都内で開催された。

 RIZIN初参戦となるプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が勝利への絶対的な自信を見せた。

 パッキャオはRIZINスタンディングバウト特別ルールで安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と対戦する。

 パッキャオは現在の心境について「気持ちは素晴らしいです。戦う準備ができていて、試合を楽しみにしています。この機会を与えてくれた神に感謝し、RIZINにもこの機会を与えていただき感謝しています」と穏やかな表情で語った。

 安保の印象と試合展開については「いい試合ができればと思いますしファンの皆さんに喜んでもらえる試合がしたい。安保選手はボクシング経験が少ないことは分かっていますが、MMAの経験豊富でしょうからいい試合ができると思います」、安保の過去のどの試合を見たかについては「対戦相手の名前は思い出せませんが、そのなかで彼のスタイルは研究しました。キックボクシングの試合です」と語った。

マニー・パッキャオと対戦の安保瑠輝也が「必ず勝つ。日本人をなめるなよ」【超RIZIN.3】

2024.07.26 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが7月26日、都内で開催された。

 プロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)とRIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦する安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が「必ず勝つ。日本人をなめるなよ」と静かに闘志を燃やした。

 安保は水抜きで3.5kg落とす状況であることを明かしたうえで「7月の頭くらい、6月末くらいから落とし始めて、82キロから12~13kgでかなり計画的にやったから表情や顔つきは自分でもいいと思う。正直動ける状態ではないが、K-1の頃に比べると減量自体うまくなった印象ではありますけど、めちゃきついです」と現在のコンディションを説明。

 前日に行われたパッキャオの公開練習については「もちろん見ました。感想は、スピードが速くてパワフルなフック、アッパーとか、もちろんですけど強いパンチを打っていた。最後にやった韓国でのエキシビジョンの試合を見ていたが、それよりいい仕上がりで来てくれたので試合が楽しみです」との感想。そこで見せたパッキャオのハンドスピードの速さについては「あのハンドスピードが試合でそのまま出るとは思っていない。アップの仕方であって、あれがそのまま出るイメージは持っていない」と語った。

公開練習で順調な仕上がりを見せたパッキャオ「ファンの皆さんを楽しませるようにベストを尽くします」【超RIZIN.3】

2024.07.25 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が7月25日、都内で公開練習を行った。パッキャオはRIZINスタンディングバウト特別ルールで安保瑠輝也(MFL team CLUB es)と対戦する。

 パッキャオは準備運動を念入りに行い体を温めると、シャドーボクシングからミット打ちを披露。回転が速く、重いパンチを何度も打ち込み、仕上がりの良さを見せた。

 練習後の会見では「もう何カ月もこの試合のためにトレーニングをしてきて、もう戦う準備はできています。100%の仕上がりです。スパーリングは数えられないほどたくさんやってきました」と自信の笑顔。

パッキャオvs安保瑠輝也はセミファイナル。「本気でぶっ倒したろと思っている」と腕を撫す安保に平本蓮が「二段蹴りを入れてほしい」とエール【超RIZIN.3】

2024.07.20 Vol.Web Original

 RIZINが7月20日、都内で「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の出場選手登壇記者会見を開催した。

 会見にはマニー・パッキャオ(フィリピン)、ジョン・ドッドソン(アメリカ/JACKSON-WINK MMA)、タイ・エマリー(オーストラリア/TK MMA)、チャリーサ・シガーラ(アメリカ/ミレニアMMA)の海外勢と摩嶋一整(毛利道場)を除く全選手が登壇。

 この日は試合順が発表され、メインの第11試合は発表通り朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)vs 平本蓮(剛毅會)。セミファイナルの第10試合はパッキャオ vs 安保瑠輝也(MFL team CLUB es)のRIZINスタンディングバウト特別ルールでの一戦となった。

 安保は「パッキャオ選手が目の前にいるわけでもないし、戦う相手が偉大過ぎて普段のように煽ったりもしないんですが、俺が中尾先生と1カ月間、本気でやってきたボクシングが30年間ボクシングだけをやってきた伝説に通用するのか。俺は本気でぶっ倒したろと思っているので楽しみにしていてください。最高の試合を見せます」と腕を撫した。

鈴木千裕がケガで無念の欠場。代わって安保瑠輝也がパッキャオと対戦へ【超RIZIN.3】

2024.06.28 Vol.Web Original

 RIZINが6月28日、都内で緊急会見を開き「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦予定だったRIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の欠場を発表した。

 鈴木の代役として安保瑠輝也(MFL team CLUB es)が出場することも合わせて発表された。ルールは鈴木戦同様、RIZINスタンディングバウト特別ルール、3分3R。契約体重については68.0kgから69.0kgに変更になっている。

 パッキャオvs鈴木戦は9日に行われた「RIZIN.47」のリング上で電撃発表された。しかしこの時点で鈴木は23日に行われたKNOCK OUTの上半期最大のイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで初代PRIDEライト級王者の五味隆典(東林間ラスカルジム)とパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで対戦することが決定済み。短いスパンの中での立て続けのビッグマッチとあってコンディション作りが一つの課題となっていたのだが、五味戦でもともと痛めていた拳の状態が悪化。試合翌日に検査を受け、骨折が発覚し無念の欠場となった。

 会見で榊原信行CEOは「先般の試合で鈴木千裕選手が右手の人差し指と小指の2カ所を骨折し、全治4カ月の診断が下った。本人も思うところはあると思うが、我々も先日の試合で大きなけがを負うような試合になるとはあまり考えていなかったところもありながら、結果を受けてドクターストップとなった。期待していたファンの皆さんは残念な思いをされていると思うが、このケガを負った状態で鈴木選手をパッキャオの前に立たせるわけにはいかないということで、我々のほうからもドクターストップであることを伝えた。本人も断腸の思いだと思うが、その決定を受け入れて、今回の出場は見合わせることになった」と鈴木の欠場を発表。そして「それを受けてどうするかとなった。安保選手からはかなり前から“パッキャオとやらせてほしい”という気持ちを使えてもらっていたこともあり、すぐに安保選手に連絡した。“やらないわけがないでしょう。俺が代役を買って出る”と二つ返事で鈴木選手の代わりにパッキャオの前に立つことになった」と安保が代役を務めることとなった経緯を説明した。

急きょパッキャオと対戦の安保瑠輝也「さいたまスーパーアリーナの天井に穴が開くくらいの稲妻を落とすんで」と鈴木千裕に誓いの言葉【超RIZIN.3】

2024.06.28 Vol.Web Original

 RIZINが6月28日、都内で緊急会見を開き「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でRIZIN初参戦を果たすプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)の対戦相手が鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)から安保瑠輝也(MFL team CLUB es)に変更となることを発表した。

 鈴木は23日に行われたKNOCK OUTの上半期最大のイベント「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントで初代PRIDEライト級王者の五味隆典(東林間ラスカルジム)とパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで対戦。ドローに終わったのだが、その試合でもともと痛めていた拳の状態が悪化。試合翌日に検査を受け、右手の人差し指と小指の2カ所の骨折が発覚し無念の欠場となった。

 この日の会見では鈴木の代役として安保が出場することも合わせて発表された。ルールは鈴木戦同様、RIZINスタンディングバウト特別ルール、3分3R。契約体重については68.0kgから69.0kgに変更になっている。

 安保は「今の心境としては、急にこんな大きなチャンスが巡ってきて、とてもびっくりしているし、ワクワクしている。鈴木選手はファンに対して“すいませんでした”という言葉を言いましたけど、ケガをした状態で先日、五味選手と戦った。ファンの皆さんは楽しみにしていたと思いますが、誰も鈴木選手を責める人はいないと思う。鈴木選手の無念の気持ちも俺が背負ってパッキャオ選手に本当に勝つ気で挑もうと思うので、応援よろしくお願いします」などと語った。

山口元気会長がパッキャオvs鈴木戦に「ジムの会長としてはやめたほうがいいんじゃないかって思っている」【KNOCK OUT】

2024.06.24 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの山口元気代表が6月23日、「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われる愛弟子の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)とマニー・パッキャオ(フィリピン)の試合について「ジムの会長としてはやめたほうがいいんじゃないかって思っている」などと語った。

 鈴木はこの日行われた「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントでパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで五味隆典(東林間ラスカルジム)と対戦し引き分けに終わった。

 山口代表は鈴木の戦いっぷりについて「千裕ってパンチが強みと思われているがパンチじゃないというか。それを当てるための三日月蹴りがあったりと、トータルしてのパンチの強さなので。五味選手は体重もあって、パンチをもらっちゃいけない、もらうと効いちゃうんでなかなか入れなかった。五味選手がうまかった。スイッチファイターでやりづらかったのもあったと思う」などと語った。

五味隆典「パッキャオさんを怒らせないほうがいい。あごでも折れたら防衛戦もできなくなる」

2024.06.24 Vol.Web Original

 五味隆典(東林間ラスカルジム)が6月23日、「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で行われるプロボクシングの6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)と鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)の試合について「パッキャオさんを怒らせないほうがいい」などと警鐘を鳴らした。

 この日、五味は「KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”」(6月23日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)のメインイベントでパンチのみのKNOCK OUT特別ルールで鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と対戦し引き分けた。

 試合後の会見で五味は「ボクシングはどうなんだろうね。まあ、増量もしているでしょうし、動きが重かった気もする。100%倒れない自信はあった。ノーガードで上をもらっても倒れない自信はあった。重すぎ。いい右ストレートが1Rに1発あった。まっすぐ打っている時は固いパンチだと思った。これでRIZINで倒してきたんだなと思ったけど、慎重にやれば耐えられるレベルだなと。普通にボクシングをやればなんでもないなと思った。オープンフィンガーと10オンスの違いだと思う。10オンスのグローブのほうが苦手なんじゃないかと。もともとキックボクサーなんだけど、オープンフィンガーグローブのほうがなじんでいるんじゃないかな」などと指摘したうえで「手数が少なかったり、正直すぎる。工夫がないというか。力任せというか思い切りの良さだけ。もっとボクシングは複雑だし、踏み込みとかフェイントなんじゃないかな。来るって分かってるからノーガードでも平気だと思った」などと鈴木のボクシング技術を評した。

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