ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』が日本初上陸。同作は、ジョニー・デップが主演し、アカデミー賞7部門にノミネート・作曲賞を受賞するなど話題となった映画『ネバーランド』を舞台化したミュージカル。
不朽の名作『ピーターパン』の知らざれる誕生秘話を実話に基づいて描いた感動のドラマで、2015年にブロードウェイで開幕して以来、見る者を魅了し続けている。
初来日公演を記念し、オリジナルトートバッグを読者5名にプレゼント(係名:「ネバーランド」)。
ブロードウェイミュージカル『ファインディング・ネバーランド』が日本初上陸。同作は、ジョニー・デップが主演し、アカデミー賞7部門にノミネート・作曲賞を受賞するなど話題となった映画『ネバーランド』を舞台化したミュージカル。
不朽の名作『ピーターパン』の知らざれる誕生秘話を実話に基づいて描いた感動のドラマで、2015年にブロードウェイで開幕して以来、見る者を魅了し続けている。
初来日公演を記念し、オリジナルトートバッグを読者5名にプレゼント(係名:「ネバーランド」)。
米倉涼子が5年ぶりにブロードウェイにカムバックした。3日(現地時間)、ライフワークとなりつつあるミュージカル『シカゴ』でアンバサダー劇場の舞台に立った。米倉のコケティッシュな演技に観客は大喜び。弁護士のビリーを演じたトム・ヒューイットも「彼女は美しいだけではない、文化という国境を超えて輝ける才能を兼ね備えている」と絶賛した。
米倉は終演後の取材で「前回はチャレンジャーの気持ちだったが、今回はちゃんとやりきらないと意味がないと思っていたので、違う緊張感があった。今になって感動してきた」とコメント。さらに「(観客の)反応が聞こえてくるだけで、それが背中を押してくれた」と振り返った。
ブロードウェイでの公演は13日まで。8月2~13日までジャパンツアーが東急シアターオーブで行われる。
ブロードウエイミュージカルの傑作『RENT』の再演が決まり、5日、都内で製作発表が行われた。前作に出演した村井良大、堂珍嘉邦、ユナク(超新星)を始め、総勢18名が登壇。劇中で歌われる名曲『Seasons of Love』など3曲を高らかに歌い上げた。
前回から引き続きのキャストも多いが、ミミ役の青野紗穂、光永泰一朗、紗羅マリー、NALAW(CODE-V)ら新たに加わったメンバーも。
本作でミュージカルに初挑戦する紗羅マリーは「若いころから仕事をしているのでここで青春を取り戻したい」。本作の印象について聞かれると「(出演が)決まる前に初めて見させていただいたんですが、それまで知らなくて、そんな自分が恥ずかしくなる作品でした…」とうつむき加減だったが、「見ただけですが考えが変わったんです。もっともっと人と仲良くなろうとか、もっともっと素直でいようとか……。人間として良くない部分がいっぱいあったので、そこがこの作品を見て改善されました」という真っ直ぐなコメント。周りのキャストは笑いながら同意し、カンパニーの結束がさらに強まったようだった。NALAWはユナクの存在が心強いと話した。
居心地のよいカンパニーのようで、堂珍も「カンパニーを一つにするために裏ではふざけていきたい」と、リラックスしていた。
「魂の歌を聞きに来て!」と、村井。この夏、再び『RENT』の熱狂が日本を駆け巡る。7月2日から8月6日まで、日比谷シアタークリエにて。名古屋、大阪、福岡でも公演がある。
英ダンサーのアダム・クーパーが主演するミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~』が3日、東急シアターオーブで開幕した。2年半ぶりの来日公演で、アダムが土砂降りの雨のなか水しぶきを上げながらダンスする演出は健在。ずぶ濡れになりたいオーディエンスも殺到しそうだ。
初日公演の前に行われたプレスコールで、12トンの水を浴びながらダンスを披露したアダムは、その直後に取材に対応。ずぶ濡れだったことについて聞かれ、「大丈夫です。50人のスタッフが僕の面倒を見てくれるので」と話し笑わせた。制作スタッフによれば、水は適温に保たれているというが「温泉ほど温かくはない」とのこと。
ミュージカルは、ジーン・ケリーが雨の中で歌って踊るミュージカル映画の名作『雨に唄えば』を舞台化したもの。ハリウッド映画がサイレントからトーキーへと変わっていく時代にブロードウェイを目指す作家や役者たちのサクセスストーリーと、映画製作現場の舞台裏を描いている。
30日まで同所で。
1987年の日本初演以来、多くの公演を重ねてきたミュージカル『レ・ミゼラブル』が「日本初演30周年記念公演」と銘打ち、5月21日から東京・帝国劇場で上演される。
28日には同所で800人のファンを招待し、製作発表記者会見が行われた。この招待には全国から1万件の応募が殺到。同作品の根強い人気がうかがえる。
会見はいきなりテナルディエ役の橋本じゅんとマダム・テナルディエ役の鈴木ほのかの歌唱からスタート。
そして男性アンサンブルと女性アンサンブルが一人ひとり紹介され、その後、プリンシパルがずらりと勢ぞろい。それぞれ作品への思いや30周年という節目の出演についての気持ちなどを語った。
その後、サプライズゲストとして日本初演時のキャストである島田歌穂が登場。「レミゼと出会わせていただいたことは生涯の宝物。今は一卒業生として、一ファンとして、この作品がどこまでも受け継がれていきますようにと願っています」と作品への思いを語った。
今回のキャストで注目を集めるのがコゼット役を射止めた乃木坂46の生田絵梨花。生田は「帝劇の舞台はずっと客席で見ていたので、緊張でもうろうとしています」と緊張を隠せなかったが「しっかり乗っていけるように頑張りたい。本番になったら見える景色も違うと思う」と意欲を語った。
会見の最後はその生田の歌う劇中歌「プリュメ街」ら5曲の歌唱が披露された。
公演は5月21日から24日まで帝国劇場でプレビュー公演が行われ、本公演は5月25日から7月17日まで同劇場で上演。その間の6月11~17日は「日本初演30周年スペシャルウィーク」と銘打ち、さまざまな企画が用意されている。
その後、8月に福岡・博多座、9月上旬に大阪・フェスティバルホール、9月下旬から10月にかけて愛知・中日劇場で上演される。
英ダンサーのアダム・クーパーがミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~』(東急シアターオーブ、4月3日~)のPRのため再来日、24日、都内で会見した。
『SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~』は、ジーン・ケリーが雨の中で歌い、踊るミュージカル映画『雨に唄えば』の舞台版。ハリウッド映画がサイレントからトーキーへと変わっていく時代にブロードウェイを目指す作家や役者たちのサクセスストーリーと、映画製作現場の舞台裏を描いている。
舞台版は、2012年に英ロンドンのウエストエンドで誕生。その後、ワールドツアーが行われるほどまでに成長し、2014年にはオリジナルキャストのアダ・クーパーが特別出演して日本公演が行われ、大成功を収めた。今回の再演は日本のファンからのアンコールを受けて実現したもの。アダムは「東京は第2の故郷。約2年ぶりに素晴らしい作品を持って、ここに来られることがうれしい」と、笑顔を見せた。
アダムによれば、本作は、「最高にハッピーになる、時代を越えて愛されるミュージカル作品」。劇中に12トンもの水が使用されることも話題で「それがすべて僕の頭の上に振ってきます」と笑った。
アダムは、長いキャリアのなかで、本作を特別な作品だという。「いろいろな作品に臨むなかで、時にはもうこれは十分だって思う作品や役もあるんだよ(笑)。でも、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』と、この作品で演じているドンは特別で、何度でも演じたい。特にこの作品では、タップやバレエ、ジャズといったいろいろなダンスができるし、ロマンスやコメディーといった要素もあるからね」と、熱っぽく語った。
会見には天海祐希も登場し、「見ていてワクワクするし知っている歌もあるし、誰でも踊れると思って踊ってしまうと思う。誰でも傘を持って1度は踊ったことがあるはず!」と、本作の魅力について熱弁。本ミュージカルはもちろん、ダンサー、アダム・クーパーのファンだという天海はさらに過熱。「舞台の上では手や足がさらに長く見える。そんなアダムさんの踊りを見てほしい!」と、アダムも驚くほど前のめりで力説。アダムは「あまり褒められると居心地悪いなあ…」と照れていた。
雑誌『日経トレンディ』の名物企画の最新版「2016年ヒット商品ベスト30」と「2017年ヒット予測100ランキング」の先行発表会が3日、都内で行われた。発表会には「2016年のヒット人」に選ばれた高畑充希と山崎育三郎らが出席した。
高畑は『ピーターパン』、山崎は「29歳までミュージカル一筋だった」というように、高畑、山崎ともにミュージカルがキャリアの大きな部分を占める。共演経験もあり、「いっくん」「みつき」と呼び合う仲だ。2人は顔を見合わせると、高畑は「ミュージカルで一石を投じた感じがする!」と胸を張った。
発表会には、同誌が予測する「2017年の顔」に選ばれた岡田結美も出席。バラエティー番組での活躍が目立つが今後は演技分野にも力を入れていくという。父でお笑い芸人の岡田圭右(ますだおかだ)との関係について聞かれると「ネタにされると思っているのか、父が顔を合わせてくれないんです」と話し、笑わせた。
「2016年ヒット商品ベスト30」および「2017年ヒット予測100ランキング」の内容は、4日発売の『日経トレンディ12月号』に掲載されている。
秋田書店の月刊プリンセスで1976年から現在にわたり連載中の『王家の紋章』がこの夏、初めてミュージカル化される。
同作は現在まで単行本が60巻を数え、累計発行部数が4000万部を記録する、日本の漫画界でも指折りの超大作。
16日、主役のメンフィス役を演じる浦井健治、ヒロイン・キャロル役をWキャストで演じる宮澤佐江と新妻聖子ら出演者と演出の荻田浩一氏、そして原作者の細川智栄子さんと芙~みんさんが登壇し、制作発表会見が行われた。
この日はプリンセスなどで募集された230人のファンも参加。冒頭、浦井ら出演者によって劇中で歌われる『Where I Belong』、『Unrequited Love』の2曲が披露された。
会見では原作者の細川さんが「昔テレビドラマのお話をいただいた時、ドラマと漫画の描くスピードが違い、すごく苦労した。それから妹と相談して、お話があっても一切お断りしましょうと決めた」とこれまで同作が実写化されなかった理由を語った。そして今回は「(舞台化が)4巻まででどうかというお話だった。それだったら…」と舞台化実現した経緯を語った。
本作が初の単独主演となる浦井は「とてもうれしいが、ド緊張もしている。このメンバーだからこそできるミュージカルになるのではないかと思うようなメンバーが集結している。ストーリー的にも人物造形的にも素敵な作品でそのすべてが魅力的」と語った。
今年3月にAKBグループから卒業し、本作が卒業後、初の舞台となる宮澤は「素晴らしい作品のヒロインに選んでいただいて、光栄に思っています。それと同時にとても緊張しています。頑張ることは当たり前。私はキャストのみなさんの中でも一番頑張らなければいけないと強く思っています」とし、初出演となる帝国劇場については「夢にも思えなかったくらい素晴らしい場所に立てることに感謝して、キャロルという可愛らしい女の子をしっかり、私らしく演じたい」と語った。
井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎からなるミュージカル界のプリンスユニットStarSが福田雄一とタッグを組み、ミュージカルコメディ番組『トライベッカ』(WOWOWプライム)をスタートさせることになり、8日、都内で制作会見が行われた。浦井は「ミュージカルを愛しているメンバーが集まっている(番組)。それをWOWOWでできるのがすごくうれしい」と、手放しで喜んだ。
歌あり、ダンスあり、笑いありの番組。建設会社を舞台にしたミュージカルコメディドラマ『レッツゴーっ!営業3課』のほか、コント、トークのコーナーなどで構成される。脚本・演出は福田。アイデアのベースにはクレージーキャッツがあるという。ミュージカルではもちろん、テレビなどにも活躍の場を広げているStarSの3人だが、本番組では彼らの新たな1面が見られそうだ。
すでに撮影に入っているが驚きの演出があったという山崎は「自分の役がまだつかめていない。どこまで自分のふり幅に挑戦できるかと思っています……ふり幅は広いです」と、同じフレーズを重ねて使い、ふり幅の広さを強調。さらに「ミュージカル俳優って、スーツやタキシードで決めているイメージがあるかもしれないですが、そのイメージが壊れるところがいっぱいあります」と付け加えた。
また、本番組には、まゆゆことAKB48の渡辺麻友もレギュラー出演が決定。会見に同席したまゆゆに対し井上は「ミュージカルの現場では出会うことのない美しさ!」と、周囲をどよめかせるコメント。ミュージカル好きで3人の舞台も観劇しているというまゆゆは「すごい方たちと一緒にやらせていただかせていいのかと思っています。緊張していて手汗がすごい」とコメント。建設会社の新入社員で、自由奔放で個性的な上司に振り回される役どころについては、「ついていくのが大変ですが、コメディチックな一面を見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。
ミュージカル好きが集まった番組。福田をはじめ、キャストらは「この番組を見て、ミュージカルに行ってみたいと思っていただけたら」と口を揃えた。
WOWOWプライムにて4月22日深夜0時から。月1回放送で全6回。
宮本亜門の最新ミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』の稽古場会見が9日、都内で行われ、Wキャストで主演のドロシーを演じるNMB48の梅田彩佳とAKB48の田野優花ら主要キャストが勢ぞろいし、劇中のシーンを披露した。
オーディションを経てドロシー役を手にした2人。「稽古が楽しくて毎日ハッピー」(梅田)、「これから成長して頑張りたい」(田野)と、毎日、稽古場で刺激的な時間を過ごしているよう。田野はまた「AKB48では個人的に指摘されることはないので、まったく違いますね」と、前のめりにコメントした。
主役2人に期待していることを聞かれた宮本は、第1回目のオーディションで田野が途中で帰ってしまった件に触れたうえで「田野さんには…稽古が始まったから辞めないで、部屋から出て行かないでということ。梅田さんには……、この舞台が(AKB48の)卒業公演になった人がいるのでそうじゃないよ、これからもグループで頑張れよということ…」と話し出し、現場は笑いの渦に。宮本の期待に対してのどう思うか聞かれた梅田は「そうならないように頑張りたい。(舞台の)後もNMB48も頑張っていきたい」と苦笑いだった。
ミュージカルは、『オズの魔法使い』を原作とするミュージカル。1974年に米ブロードウェイで初演されて以来、何度も上演されてきた名作。ダイアナ・ロス、マイケル・ジャクソンなども出演したことがある。日本では2012年秋に上演され、今回はそれに続いくもの。
3月7日から東京国際フォーラムホールCで。その後、大阪、名古屋、福岡公演もある。
宮本亜門演出のスーパー・ソウルフル・ミュージカル『ウィズ~オズの魔法使い~』の主役を決める最終オーデイションが21日、都内で行われ、NMB48の梅田彩佳(写真右)とAKB48の田野優花(左)に決定した。まさかのWキャストという結果に、宮本は「2人とも落とす理由がなかった。2人で化学反応を起こしていってほしい」と話した。
最初に名前を呼ばれたのは2年前に行われたオーディションでも最終審査に進んだ梅田。「2年前に見られなかった景色が見れるのはうれしい。私もそうですけど、ファンの方が喜んでくれると思います。2人とも違うカラーを出して切磋琢磨してできたらいいと思います。本当にうれしくて……今日は早く寝る」と、号泣。前夜緊張で眠れなかったといい、このコメントになったよう。
まさかのWキャストの発表で選出された田野も涙声で「本当にうれしいです。ファンの方の前でうれしい発表ができてすごくうれしい」。また、「梅田さんはAKB48でも尊敬している方。一緒に切磋琢磨できると思うとわくわくします」と、話した。
選出理由について宮本は「梅田さんは、前回のオーディションで増田(有華)じゃなかったら梅田さんだと思っていました。それから2年、他のミュージカルなどにも挑戦して、完成度を上げてきた。この先はどうなるんだと思いました。稽古で磨き上げたい。田野さんはまだ未完成だが、声が『ウィズ』にピッタリ」と、話した。
オーディションには、AKB48グループのメンバー108名が参加。最終審査には選ばれた6名が進み、ダンス、演技、そして歌唱の3つの審査に臨んだ。
舞台は、来年3月8日から東京国際フォーラム ホールCで行われる東京公演を皮切りに、大阪、名古屋、福岡で行われる。