SearchSearch

森崎ウィン「恐怖心はだいぶ取れた」? ミュージカル『ピピン』で怖かったCrystal Kayと共演

2022.08.30 Vol.Web Original


 ブロードウェイミュージカル『ピピン』の日本語版が30日、渋谷区の東急シアターオーブで開幕する。2019年に日本で初演され、3年ぶりに再演されるもの。歌、ダンス、マジックにアクロバット、そして共感を呼ぶストーリーと盛りだくさんの作品が、2022年の夏を締めくくる。

 初日を翌日に控えた29日、同所で通し稽古が公開され、主演の森崎ウィンと、作品のなかで最も重要なキャラクターのひとりであるリーディングプレイヤーを演じるCrystal Kayが取材に対応した。

 主演の森崎は本作でミュージカル単独初主演。自分探しの旅に出る主人公の王子ピピンを演じる。初代の城田優からバトンを受け取ったかたちだ。

「ワクワクしてる気持ち、もちろん緊張もありますが、今は純粋に心から楽しんでる自分がいて。3年前に自分が客席から見てた舞台に立っていることに、幸せを噛み締めています」と、森崎。初演は観客として見ていたそうで、「客席から見ていた時にCrystal Kayさんが怖くてですね……(笑)。稽古場でお会いした時、この人も人間なんだってっていうのをすごく感じました。人間味にあふれている瞬間がたくさん見られたので、今は恐怖症はだいぶ取れましたね」と隣りをチラリ。すると、Crystal Kayは「良かった、ありがとう」とにっこり。

宝塚版ハイロー開幕 真風涼帆のコブラにEXILE HIROも「吸い込まれた。前のコブラを忘れるぐらい」⁉

2022.08.27 Vol.Web Original


 宝塚歌劇団の宙組公演 TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE『HiGH & LOW ーTHE PREQUELー』が27日、宝塚大劇場で開幕した。男たちが拳を交え想いをぶつけ合いながら鍛えてきた作品や世界観と宝塚による解釈・表現と出会い、これまでにはなかった魅力を振りまく。

 物語は、シリーズの前日譚(THE PREQUEL)だ。物語の中心となるのは、伝説のチームだったムゲンが解散した後に頭角を表したチームのひとつ「山王連合会」のリーダーのコブラ(真風涼帆)。「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼耶高校」「達磨一家」らとの抗争が続くなかで、コブラはある女性と出会い恋に落ちる。守るべき女性、守るべき街の間で葛藤する男たちの愛と戦いの物語が展開する。

髙橋ひかる、石井杏奈が初ミュージカル「ドキドキをワクワクに」20日開幕の『リトル・ゾンビガール』 

2022.08.20 Vol.Web Original

 

 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』が20日、日比谷の日生劇場で初日を迎える。

 NHKみんなのうたのなかから選ばれた世代を超えて愛される名曲の数々と一緒に届けられる作品。ゾンビの女の子と人間の少年の絆が、ゾンビと人間の分断された世界をつなぐ勇気と友情の物語だ。ゾンビたちが静かに暮らしていた森に、ある日突然、人間たちがやってくる。恐ろしい人間たちから離れて生きてきたゾンビたちは不安で震えあがる。人間たちの目的を探るために、ゾンビの女の子・ノノは正体を隠して人間の街へ行き、そこで人間の男の子・ショウと出会って……。

 初日を翌日に控えた19日、同所で通し稽古が行われた。ノノは、髙橋ひかると熊谷彩春、ショウを石井杏奈と伊藤理々杏(乃木坂46)のWキャストで上演されるが、この日は、髙橋と石井、熊谷と伊藤の組み合わせの2バージョンで稽古が行われ、公開された。

天海祐希「新感線は最後になると思うので見に来て」古田新太、石田ニコル、神尾楓珠らと『薔薇とサムライ2』

2022.07.18 Vol.Web Original

 劇団☆新感線の最新公演、2022年劇団☆新感線42周年興行・秋公演 SHINKANSEN☆RX『薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-』製作発表が18日行われ、古田新太、天海祐希、石田ニコル、神尾楓珠ら主要キャストが登壇。会見の模様はYouTubeで生配信された。

 12年前に上演された、海賊アンヌと石川五右衛門が大暴れする『薔薇とサムライ』の続編。「こういう企画が成立するというのも新感線の長い歴史のなかで、キャラクターが生きているのだと思って有難いとと思う。何はともあれ、こういうご時世ですので、楽しくて賑やかで元気の出る舞台になればと思います」と、脚本の中島かずき。

 司会を務めた笠井信輔アナに、「新感線の超人気キャラ、石川五右衛門」と紹介された古田は「もう石川五右衛門、5回目なんですね……すっかり飽きています。今回の楽しみは、初共演の若い衆と一緒にやれること。前面に並んでいるのはいつものメンバーなのでおもしろいものにしたい」と挨拶。
 
 前作では女海賊のアンヌを演じた天海だが、本作ではアンヌは女王となって帰ってくる。天海は、最初は驚いたというが、「またアンヌに会えるかと思うと楽しみだった。いま一番ワクワクしていると思います。初めてご一緒させていただける皆さん、力強いみなさんと、元気をお届けできるのを楽しみにしている」と、意気込んだ。

初舞台50周年の高汐巴「これからも更に新しい挑戦をし、皆様に喜んで頂けるよう頑張って参ります」

2022.04.29 Vol.Web Original

記念公演「Respect Me!」が池袋のあうるすぽっとで30日まで上演

 元宝塚歌劇団花組トップスター、高汐巴の初舞台50周年記念公演「Respect Me!」が4月28日、池袋のあうるすぽっとで開幕した。

 作品は第1部の「ミュージカルコメディー『Respect Me!』~ある教師の夢と現実~」と第2部の「The Show『アリア、海と女』」の2部構成。宝塚時代からの盟友である三木章雄が作・演出、ピアニストの栗山梢が音楽監督を務めている。

 高汐は芝居では“元T少女歌劇団のトップスター”鬼龍院巴を演じる。鬼龍院は歌劇団を引退後、世界の舞台で活躍するも、今は引退し、京都東山で才能あふれる若者たちのために特別クラスを開いている。そこにはさまざまな生徒たちが集まってくるのだが、その生徒たちや鬼龍院に仕える女性を高汐の宝塚の後輩である、未沙のえる、秋篠美帆、福麻むつ美、月影瞳が演じる。また音楽監督の栗山も特別クラスのピアニストとして出演し舞台上でピアノを演奏している。

 2部のショーでは海と女性をテーマにヨーロッパからアメリカを舞台に高汐ら5人が歌い、そして踊る。

美弥るりか「繊細な空気、そして感情をていねいに届けたい」最新主演ミュージカル『The Parlor』開幕

2022.04.29 Vol.Web Origial

 

 美弥るりかが主演するMusical『The Parlor(ザ・パーラー)』が29日、東京・よみうり大手町ホールで開幕する。初日を控え、28日に同所で取材会が行われ、通し稽古も公開された。

 取材会には、美弥のほか、花乃まりあ、剣幸の主要キャストと、作・演の小林香が出席し、作品の魅力や見どころ、そして意気込みを語った。

 三世代の母娘が「ザ・パーラー」を守り継ぐ物語。主人公の美弥はロス在住の孤高の人気ゲームクリエイターの朱里を、朱里の母である千里と朱里の妹の二役を花乃、朱里の祖母で「ザ・パーラー」を守り続けている阿弥莉を剣が演じる。

 談話室、美容室、喫茶室と時代とともに役割を変えながら、多くの人にとってかけがえのない場所であり続けて来た「ザ・パーラー」には、クロスドレッサーやゲーマーの主婦、シングルファーザーと、いろんな思いを抱えた常連たちがいる。

 物語は、朱里が阿弥莉に呼ばれて、数年ぶりに帰国したところから展開する。朱里は人気ボードゲームのゲーム化を依頼されるが、朱里はおもちゃ会社がボードゲームを通じて発信してきた「男の子」「女の子」、人生における成功のイメージなど日本の古い価値観に納得できなくて……。

韓国発の人気ミュージカル『シデレウス』6月上演 劇団EXILE 小野塚勇人らが出演

2022.04.17 Vol.Web Original


 韓国で大ヒットしたミュージカル『シデレウス』が日本人キャストで上演される。日程は、6月17~30日までで、港区の自由劇場。

 2019年に韓国で初演され、再演を重ねているミュージカル。有名な天文学者であり数学者のガリレオ・ガリレイが、見知らぬ若き学者のケプラーの提案で、危険な研究を始め宇宙の真実を求める。「常識」に捕らわれずに何かに打ち込むことは素晴らしい。そう生きていきたい!と願う人たちの背中を押してくれるような物語で、全15曲のミュージカルナンバーで神秘的で幻想的な雰囲気を舞台上に作り出す。

 3人芝居構成の舞台で、4チーム(クワトロ)編成で回替わりで上演する。物語の登場人物はガリレオ、ケプラー、マリアの3人。

 ガリレオを、石井一彰、鮎川太陽、井澤勇貴、財木琢磨の4人、ケプラーを小野塚勇人(劇団EXILE)、神永圭佑、吉田広大、少年Tが演じる。ガリレオの娘で修道女のマリアは、石川由依、七木奏音、礒部花凜、富田麻帆。

 日本公演と同時期に中国人キャストによる上海公演がある。7月26日からは再び韓国で上演が決まっている。

 チケットは、5月6日からファンクラブ先行がスタート。一般発売は6月4日から。

『銀河鉄道 999 THE MUSICAL』開幕 「人生を重ねながら観てほしい」

2022.04.08 Vol.Web Original


『銀河鉄道 999 THE MUSICAL』が8日、新宿区の日本青年館ホールで開幕する。同日、初日公演を控えて通し稽古が公開された。

 松本零士による大ヒット作品『銀河鉄道 999』をミュージカル化するもの。テーマは「限りある命(人間)・永遠の命(機械の体)」で、邦画収入第1位の記録を持つ、劇場版『銀河鉄道 999』(1979年)をモチーフに、機械伯爵の過去など漫画やアニメ、映画などでは語られていないエピソードも加えて描く。

 ミュージカルはまるで宇宙空間に浮かんでいるような気分にしてくれる演出でスタート。中川晃教演じる鉄郎は花總まり演じるメーテルと出会う。機械の身体を手に入れたい鉄郎は、高価な機械の身体をタダで手に入れられる星を目指し、宇宙空間を走る列車「銀河鉄道 999」に乗り込み……。

ミュージカル『メリー・ポピンズ』が日本上演100回目「1000回、1万回と続いていくように」

2022.03.27 Vol.Web Original

 ミュージカル『メリー・ポピンズ』の公開舞台稽古が、27日、渋谷区の東急シアタ―オーブで行われた。

 この日、公開されたのは、メリー・ポピンズに連れらて公園にやってきた子どもたちが素敵な体験をする「最高のホリディ」、メリーが子どもたちに難しい仕事もゲームにすると楽しくなると教える「お砂糖ひとさじで」、メリーがバンクス家を出ていく「チム・チム・チェリ―(リプライズ)」の3曲。灰色の公園がパッとカラフルな場面に変わったり、荒れ放題のキッチンもきれいになったり、そしてメリーが空へと飛び立っていくシーンなど、作品のキーとなるシーンを披露した。

 公開稽古に先立ち挨拶に立った、日本プロダクションの演出を手掛けるジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ氏は「4年前に『メリー・ポピンズ』を日本で初演し、再びこの作品を日本に持ってくることができたことは大きな喜びです」と語り、また今朝滞在しているアパートメントの前の道の桜が一斉に咲いていたことに触れ、「この『メリー・ポピンズ』もご覧いただいたお客様が、今朝、桜を見た僕が息を飲んだのと同じように感じていただけたらと思います。桜の花が咲き誇るように、我々の作品も命であったり、生き生きとした思い、高揚感や、大切な思いを届けたい」と、話した。

髙橋ひかると石井杏奈が初ミュージカル! 熊谷彩春、伊藤理々杏らと歌唱披露も、石井は「音符に襲われる夢を見た」

2022.03.07 Vol.Web Original

  NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』に出演する、髙橋ひかる、石井杏奈、熊谷彩春、伊藤理々杏(乃木坂46)ら主要キャストが揃い、7日、都内で歌唱披露イベントが行われた。

 放送開始から60年にわたって届けてきた1500以上の「みんなのうた」のなかから、選りすぐりの楽曲とともに届けられるミュージカル。イベントでは、髙橋、石井、熊谷、伊藤に加えて、大和悠河、エハラマサヒロ、石田佳名子、コング桑田が登壇し、劇中で歌唱される『手のひらを太陽に』『コンピューターおばあちゃん』『アップル パップル プリンセス』『あのね ~青色の傘~』『WA になっておどろう~イレ アイエ~』をメドレーで披露した。

 

坂本昌行「これぞエンタテインメント! そんな時間を堪能して」ミュージカル『THE BOY FROM OZ』上演決定

2022.02.27 Vol.Web Original

 

 坂本昌行が主演するミュージカル『THE BOY FROM OZ Supported by JACCS』の上演が決定した。日程は、 東京が6月18日~7月3日で東急シアターオーブ、大阪は7月14~16日でオリックス劇場。

 クリストファー・クロスの『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』、オリビア・ニュートン=ジョンの『愛の告白』といったヒット曲を生み出した、ピーター・アレンの波瀾万丈な人生を、彼が生み出した名曲の数々で綴るミュージカル。

 主演の坂本は、05年の初演、そして06年、08年の再演でも主演を務めており、今回は14年振りにピーター・アレンを演じる。

 当初2020年5月に上演予定だった本ミュージカルだが、新型コロナウイルス感染症の影響で公演中止になったため、2年越しの上演となる。

 坂本は「一昨年はコロナの影響で公演が無くなり本当に悔しい思いをしました。しかしそんな悔しさを経験したからこそ、今回、この作品にかける思いは今まで以上です。新たなキャストを迎えて、ピーター・アレンの半生を名曲と共にドラマチックにお届けします。これぞエンタテインメント! そんな時間を堪能して下さい」と、アピール。

 ジュディ・ガーランド役の鳳蘭、ライザ・ミネリ役の紫吹淳、ピーターの母親マリオン・ウールノー役の今陽子も、坂本と同じように、初演から参加している。

 他出演に、末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、宮川浩ら。

 末澤は「以前からブロードウェイミュージカルに出演してみたいと思っていたので本当にうれしかった」と、喜びのコメント。また「事務所の大先輩である坂本さんとご一緒出来ることの喜びや緊張も込み上げてきましたが、今は早くお会いして稽古をしたいと思っています。他のキャストの方々も素晴らしい大先輩ばかりなので稽古場でたくさん勉強させて頂きながら、精一杯頑張りたいと思います」と、意気込んでいる。

Copyrighted Image